生物解答!!
Watarai Tomoya2006
37、e
:2 次反応とは、1 度入ってきた事のある病原体が、再度体の中に入ってきた時に、 1度入ってきたときに体の中に作られていた記憶細胞というものが働いて、1 次 反応のときよりも活発に抗体を作り出すもの。
a. 反応の立ち上がりは、二次反応のほうがおおきい。 b. 血小板は作られない。血小板は血液凝固に関係。 c. 抗体の産生量は多くなる。
d. 3回目、4 回目、何回でもおきる。 e. 正しい。
38、b
:炎症反応は、病原体が入ってきたときにおこる生態防御反応である。 まず、
1、肥満細胞などからヒスタミンが放出される。 それによって、
2、血管が拡張する。
3、血管透過性の亢進(血管から抗体などのたんぱく質がとおりぬけやすくな り、傷口に抗体が集中する。)
4、食作用の活発化(マクロファージなど) がおこり、病原体を撃退しようとする。
a. 炎症反応の 1 の話。
b. 炎症反応の 1 と矛盾する。間違い。 c. そのとおり
d. 炎症反応の 2 によって、たんぱく質などに押し上げられて、皮膚が腫上が る。
e. 炎症反応の 3
39、c
:知識問題!
a. C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)によって起こるウイルス性肝炎。 b. エキノコックスは、エキノコックスという寄生虫によって起こる感染症。 c. 正解。結核は、結核菌によって引き起こされる。
d. プール熱は、咽頭結膜熱という病気の別称。アデノウイルスというウイル スから起こり、プールの水を媒介に感染しやすい事から言われるそうな。 e. はしかは、麻疹ウイルスによって起こるウイルス感染症。
40、a
:これまた知識問題。
a. 正解。狂犬病は、狂犬病ウイルスによるウイルス性の人獣共通感染症。 b. 百日咳は、百日咳菌による呼吸器感染症。詳しいことは不明らしい。 c. マラリアは、単細胞生物のマラリア原虫によって起きる。
d. 真正細菌の一種、クラミジア・トラコマチスによって発症する。 e. 梅毒は、スペラヘータという細菌によって起こる性感染症。
41、d
:牛痘と天然痘ウイルスは違う。だが、お互いに近縁で、体内の成分に共通点が数 多くあるため、どちらかが体内に入った事によってできた抗体は、牛痘にも天然 痘にも効く抗体になる。
a.b.c.e.そんなことしない。
42、a
:主要組織適合抗原(MHC)とは、免疫反応のために必要な情報を数多くもった遺伝 子領域、もしくはそれによって作られたタンパク質の事。MHC は、がん細胞の拒 絶、臓器移植の時の拒絶反応、また、病原体を取り込んだ細胞が、「こういう形の 細胞だよ!」という事をT細胞に抗体に教える、抗原提示と呼ばれる現象を引き起 こしている。
白血球抗原(HLA)は、もっとも重要な MHC のひとつ。ただ、白血球以外にも HLAは存在するらしい。
a. 間違い。免疫担当細胞とは、免疫反応にかかわる細胞の事(?)であり、MHC は すべての細胞内に存在し、免疫担当細胞以外にも発現する。
b. 抗原提示の話。
c. 抗原提示というのは、情報をT細胞に提示する。よって、T細胞を受け入れる ためのT細胞受容体で抗原提示が行われる。MHC分子はここに結合する。 d. 輸血の可否に関係する。
e. たくさんの情報が詰まっているため、当然、対立遺伝子も多い。
43、d
:有性生殖による違いの生まれ方について。
a. 生殖細胞は、減数分裂によって生まれるので、まったく同じものが生まれる
対細胞分裂と違い、遺伝子型の違う細胞が生まれる。
b. 卵同士の遺伝子型、精子同士の遺伝子型は違うので、組み合わせの数はさら に多くなる。
c. 減数分裂第一分裂前期~中期に、遺伝子の組み換えがおきることにより、さ らに多様な染色体が形成される。
d. 突然変異は、「突然」起こるから突然変異なのでは?減数分裂時に起こるの は組み換え。
e. 2n=46のため、相同染色体のとおりは、223となる。
44、b
:妊娠について。
a. そのとおり。妊娠をすると、hCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)が胎盤で作 られ分泌される。
b. 通過するらしい。分子量が 600 以下だと通過する。なので、お酒は通るし、 薬も通るものがあるそうな。
c. 混同せずに供給を行う。間に柵のようなものがあるらしい。母体血の通った 毛細血管と、胎盤内の絨毛が接触し、栄養分を get、逆に、胎児血内の二酸 化炭素などは、浸透圧差で排出される。b のような現象は、柵に大きなすき まがあると起こる。
d. 正解。母体由来の「基底脱落膜」と胎児由来の「絨毛膜有毛部」とから構成 されている、そう。よくわからない。
45、c
:精子形成について。
a. 作られる場所は、睾丸にたくさんある小葉、の中にある、曲精細管で作られ る。その後、精子は睾丸内の精巣網で合流し、精巣輸送管を通って精巣上体 に行く。
b. 最適なのは 32~35。体温より少し低めです。
c. 正解。陰嚢の表面には、伸び縮みができるように細かいしわがあり、寒いと 縮んで精巣をからだに引き寄せ、暑いと伸びて精巣をからだから遠ざけるよ うになっている。
d. 精子は、精巣上体(副睾丸)で成熟する。 e. 弱アルカリの方が条件いいらしい。 46、a
:卵形成について。
a. 正解。
b. 一回に 1 つらしい。排卵誘発剤を使うと、2,3個排卵される事もあるそう な。
c. 卵子がぬけた卵胞を黄体というが、黄体ホルモンという、子宮に「着床しや すいように子宮内膜を整えてください」と指令を出すホルモンをだす。 d. どちらも、同じ場所からの自律神経によって調節されている。
e. 子宮内で白血球による攻撃をうけ、生き残った精子が卵管内を通る。その卵 管内で受精する。その受精卵は、子宮壁の最内層である子宮内壁に着床。
47、b
:母親から胎児に酸素を与えるには、胎児のほうが酸素を与える力が大きくなけれ ばならない。そのために、親和性を高くして、酸素をぶんどっている。
a.c.d.間違い。
48、a
:詳しいことはわからないが、要するに、母体血と胎児血間の、酸素二酸化炭素の 調節機能が備わっている、と言う話らしい。よって、この機能によって、肺の機 能の代わりを果たしているので、肺は機能しない。