市町村財政比較分析表(平成18年度普通会計決算)
群馬県 太田市
人 口
面 積
歳 入 総 額
歳 出 総 額
実 質 収 支
209,702
176.49
69,331,021
66,960,791
1,785,290
人(H19.3.31現在)
k ㎡
千円
千円
千円
財政力
財政力指数 [1.00]
類似団体内順位 [1/ 2 ]
全国市町村平均
0.53
群馬県市町村平均
0.60
0.880.90 0.92 0.94 0.96 0.98 1.00 1.02
0.90 1.00
0.95 類似団体内最大値
類似団体内最小値 類似団体内平均値
1.00
太田市の比率
財政構造の弾力性
経常収支比率 [92.8% ]
類似団体内順位 [2/ 2 ]
全国市町村平均
90.3
群馬県市町村平均
93.1
(%)
100.0 95.0 90.0 85.0 80.0 75.0
92.8 82.0
87.8
92.8
人件費・ 物件費等の適正度
人口1人当たり 人件費・ 物件費等決算額 [ 116,801円]
類似団体内順位 [1/ 2 ]
全国市町村平均
116,701
群馬県市町村平均
116,415
(円)
118,500 118,000 117,500 117,000 116,500
118,153 116,801
117,400
116,801
給与水準の適正度 ( 国と の比較)
ラ スパイレス指数 [100.8]
類似団体内順位 [2/ 2 ]
全国市平均
97.9
全国町村平均
93.9
102.0101.0 100.0 99.0 98.0 97.0 96.0
100.8 96.6
98.7
100.8
定員管理の適正度
人口1,000人当たり 職員数 [ 8.00人]
類似団体内順位 [2/ 2 ]
全国市町村平均
7.82
群馬県市町村平均
7.90
(人)
8.10 8.00 7.90 7.80 7.70
8.00 7.75
7.89
8.00
公債費負担の健全度
実質公債費比率 [14.4% ]
類似団体内順位 [1/ 2 ]
全国市町村平均
15.1
群馬県市町村平均
14.0
(%)
16.5 16.0 15.5 15.0 14.5 14.0
15.8 14.4
15.0
14.4
将来負担の健全度
人口1人当たり 地方債現在高 [ 367,354円]
類似団体内順位 [2/ 2 ]
全国市町村平均
456,703
群馬県市町村平均
358,959
(円)
367,600 367,400 367,200 367,000 366,800 366,600
367,354 366,748
367,085
367,354
※ 人件費、物件費及び維持補修費の合計である。ただし 人件費には事業費支弁人件費を含み、退職金は含まない。
財政力
財政構造の弾力性
人件費・ 物件費等の
適正度
給与水準の適正度
( 国と の比較)
定員管理の適正度
公債費負担の健全度
将来負担の健全度
類似団体平均
太田市
※ 類似団体平均を100とした ときの比率で表した。
※ 類似団体とは、人口および産業構造等により全国の市町村を35のグループに分類した結果、 当該団体と同じグループに属する団体を言う。
40以下 60 80 100 120 140以上
分析欄
【財政力指数】 前年度比較では0.03ポイントの上昇となり全国や県の平均を大きく上回っている。大型事業所の存在等による税収の伸 び等が影響したことによる。また、平成18年度の単年度財政力指数では1を超え、1.01となる。今後とも税の収納対策の強化等による 収納率向上に努め、歳入の確保に努めていく。
【経常収支比率】 前年度比較では2.1ポイントの上昇となり全国平均よりやや高い数値となっている。歳入では市税等が増、減税補て ん債、臨時財政対策債が減で1,829,285千円の増にとどまった一方で、歳出では人件費における退職手当をはじめ、扶助費等も増とな り2,602,722千円が増加したことによる。引き続き定員適正化計画に基づく人件費の削減や行政効率化委員会の提言を反映させた行財 政改革を推進し、総合計画である「新生太田総合計画」の行動計画における数値目標(平成23年度決算において88.0%)の実現に向 け比率の改善に努めていく。
【人口1人当たり人件費・物件費等決算額】 前年度比較では1,989円の増加となり、概ね全国平均並みの数値となっている。今後とも特 定の業務や定型的な業務は民間委託等を推進するとともに、市民参加の推進も併せることで人件費の削減を図る一方で、物件費につ いても太田市行政効率化委員会の提言等を踏まえ、消耗品・備品調達システム、市単独補助金、業務委託及び建設工事等における積 算業務など、各分野のさらなる見直しによる経費削減を図り、太田市行政改革大綱における数値目標(平成17年度以降の5年間で16 年度決算額の5%にあたる467,000千円の削減)の実現に取り組んでいく。
【ラスパイレス指数】 前年度比較では2.0ポイントの上昇となり、全国平均より高い数値となっている。合併に伴う給与格差の是正が主な 要因であり、今後は職員給与全般にわたりその業務の内容や性格を踏まえつつ、国への準拠を基本とし、給与制度の運用や水準の適正 化に努めていく。
【人口1人当たり地方債現在高】 前年度比較では1,733円の減少となり、全国平均を大きく下回っているが、市域の均衡ある整備という観 点からすると今後とも地方債に頼らざるを得ない状況にある。本市の基本姿勢である「償還元金を超えない市債の発行」を堅持し、市債 残高のさらなる縮減を図り、財政の健全化に努めていく。
【実質公債費比率】 前年度比較では0.2ポイントの上昇となるが、全国平均よりは低く、また、18年度単年で見ると13.7%であり、16年度単 年の14.8%からは大きく減少傾向にある。「償還元金を超えない市債の発行」を堅持し、さらなる比率の改善に努めていく。
【人口1,000人当たり職員数】 前年度比較では0.16人の減少であるが、まだ全国平均を若干上回っている。合併の影響で一時的に増加し ている状況であり、合併効果の一つである職員の削減に取り組んでいるところである。定員適正化計画において平成17年度からの10年 間で400人の削減(H17.1,557人→H27.1,157人)を掲げており、実現を目指していく。