• 検索結果がありません。

事例12 町における保健課主体の会議を法定協議会とした事例<小鹿野町(埼玉県)>

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "事例12 町における保健課主体の会議を法定協議会とした事例<小鹿野町(埼玉県)>"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

町における保健課主体の会議を法定協議会とした事例

<小鹿野町(埼玉県)>

【協議会の名称】

小鹿野町高齢者見守りネットワーク推進会議

【設置の背景・目的】

小鹿野町では、高齢者等の健康や安全に関する問題に重点的に取り組む必要 があり、小鹿野町内在住の高齢者、障害者及び認知症当事者の見守りを行うと ともに、異変を認めた場合は適切な支援につなげ、高齢者等が孤立することな く、安心して生活を送ることができる地域を形成するため、「小鹿野町高齢者見 守りネットワーク推進会議」(以下「本ネットワーク」といいます。)を設置す ることとしました。

小鹿野町役場内での部局間の連携は常に図られており、また、職員が業務を 兼務することも多く、本ネットワークの設置に当たっては、消費者行政部門(担 当者)も、会議に参加をすることになりました。

【法定化の経緯】小鹿野町保健課が運営していた既存の会議を法定化

小鹿野町保健課により既に本見守りネットワークが組織されておりましたが、 当初は設置要綱もなく運用されていたため、「消費者安全確保地域協議会を兼ね る」という文言を入れた設置要綱を作成し、平成28年4月1日から施行しまし た。要綱作成等の事務作業は保健課で実施しました。

【法定化の過程で生じた課題及びそれに対する解決策】

小鹿野町では、保健課の協力により、要綱の作成等、本ネットワークをスム ーズに法定協議会とする手続を行うことが可能でした。ただし、要綱等を作成 するとなるとを一時的であるとはいえ事務量が増える上、既存のネットワーク 等の会議で報酬、費用弁償等が発生している場合は、費用負担の調整が必要な ると考えられます。いずれにしても、既存の会議を運営している担当課の協力 が不可欠となります。

【法定協議会の設置年月日(消費者安全法に基づく協議会とした日)】 平成28年4月1日

【構成員】

委嘱委員30名 【内訳】医療関係者5名(開業医、薬剤師、秩父中央病院認

(2)

知症疾患医療センター、小鹿野中央病院地域連携室)・民生児童委員2名(会長 及び高齢者福祉部担当委員)・認知症家族会1名・ボランティア1名(傾聴ボラ ンティア)・老人クラブ連合会1名・居宅介護支援事業者、介護保険サービス関 係者7名(小鹿野町内に事業所のあるケアマネージャー、特別養護老人ホーム、 グループホーム、訪問介護)・支えあい助け合い協力店7名(ちちぶ農協小鹿野 支店、小鹿野郵便局、埼玉信用組合小鹿野支店、埼玉りそな銀行小鹿野支店、 新聞店、生活協同組合コープみらいちちぶ、シルバー人材センター)・行政機関 関係者6名(小鹿野警察署生活安全課、秩父消防署西分署、小鹿野町社会福祉 協議会、小鹿野町役場総務課消防団担当、福祉課高齢者福祉担当、おもてなし 課消費者行政担当)

【協議会の取組(会議の頻度、活動等)】

年3回の会議を開催し、内容としては保健課、福祉課による高齢者に対する 事業や取組の紹介・報告や、各委員からの事例相談等の情報交換が主(個人情 報は取り扱わない。)となっています。

消費者行政については、相談窓口の周知が主となり、埼玉県等から送付され た情報等を紹介しています。前回の会議では、埼玉県消費生活支援センター熊 谷から講師の派遣を受け、「高齢者の消費者被害防止講座」を開催しました。

【個人情報の取扱い】

見守りリストの作成を行う予定はなく、会議では個人が特定できる情報等は 取り扱わないこととしています。その理由としては、様々な職種の委員、また 民間事業者等に属する委員も多くいるため、そのような会議全体で取り扱うこ とは難しいと思われるからです。

【今後の課題】

小鹿野町では消費生活相談は秩父市に委託しており、相談対応の知識の蓄積 が限られるため、今後委員から会議の中で事例相談等があった場合に、その場 で具体的な対応方法等についての説明等ができるかが課題です。

【基礎データ(人口・高齢化率等)】

① 人口:12,471人(平成28年1月1日現在)

② 高齢化率: 33.8%(平成29年1月1日現在)

③ 消費者行政本課の職員数:1名(兼務)(おもてなし課10名)

④ 消費生活相談員数:(秩父市)2名

⑤ 消費生活センター:(秩父市)週5日

(3)

⑥ 相談受付件数:26件(平成27年度)(小鹿野町分)

(4)

職種 所属

医師 本間医院院長 認知症サ ト医 会長

歯科医師 し 歯科医院院長 歯科医師代表 副会長

薬剤師 秩父薬剤師会調剤センタ

施設 特別養護老人 ム小鹿野苑施設長

施設 特別養護老人 ム花菖蒲 両神施設長 総合施設長

施設 啓愛 里 さく 所長

施設 ル ム茅 里 ネ ャ

施設 ル ムわ び苑 ネ ャ

警察署 小鹿野警察署生活 全課長

消防署 秩父消防署西分署長

民生 児童委員 民生 児童委員会長

民生 児童委員 民生 児童委員高齢者福祉部担当 老人 ラ 連合会 老人 ラ 連合会会長

病院 秩父中央病院認知症疾患医療センタ 相談員

病院 国保町立小鹿野中央病院地域連携室室長 相談員

ランテ 小鹿野町傾聴 ランテ 会長 家族 会 小鹿野町認知症家族 会

介護支援専門員 小鹿野町在宅介護支援センタ ネ ャ

訪問介護 有 ル

支えあい助け合い協力店 ぶ農協小鹿野支店支店長 支えあい助け合い協力店 小鹿野郵便局局長

支えあい助け合い協力店 埼玉信用組合小鹿野支店支店長 支えあい助け合い協力店 埼玉 そな銀行小鹿野支店支店長 支えあい助け合い協力店 田隝新聞店店主

支えあい助け合い協力店 生活協 組合コ い ぶセンタ 長 支えあい助け合い協力店 ル 人材センタ 専務理事兼事務局長

行政 社会福祉協議会事務局長

行政 総務課消防担当

行政 福祉課高齢者福祉担当

行政 おもてなし課消費者行政担当

備考

成 8 度 小鹿野町高齢者見 ネットワ 推進委員 簿 委嘱委員          小鹿野町 別紙

(5)

小鹿野町 別紙

1/2

○小鹿野町高齢者見 ネットワ ク推進会議設置要綱

成 日

告示第 号 (設置)

第 条 小鹿野町在 高齢者 障害者及び認知症当事者(以 高齢者等 いう ) 見 を行う 異変を認 場合 適切 支援 繋 高齢者等 孤立

く 心 生活を 地域を形成 小鹿野町高

齢者見 ネットワ ク推進会議(以 推進会議 いう )を設置

推進会議 地域包括ケ システム 地域ケ 推進会議 位置 消費者 全法( 成 法 第 号) 規定 消費者 全確保地域協議会を兼

(役割)

第 条 推進会議 掲 事項を行う

推進会議 委員間 連絡調整及び会議 開催 高齢者等 見 や支援活動

推進会議 活動 関 知識 普及及び啓発 そ 他高齢者等 支援 必要 事項

(組織)

第 条 推進会議 掲 者を っ 組織 医療関係者

小鹿野町民生委員 児童委員協議会 会長 認知症家族会関係者

ボランテ 関係者

小鹿野町老人クラブ連合会 会長 居宅介護支援事業関係者

介護保険サ ビス事業関係者 消費生活協力団体

学識経験を 者 行政機関関係者

そ 他町長 必要 認 者

(6)

小鹿野町 別紙

2/2

(任期)

第 条 委員 任期 町長 委嘱 前任者 場合

任者 任期 前任者 残任期間

委員 委嘱さ 要件を い そ 職を失う 委員 再任さ

(会長及び副会長)

第 条 推進会議 会長及び副会長を置く 会長 委員 互選 定

副会長 会長 委員 中 指 (会長 職務等)

第 条 会長 推進会議を代表 会務を総理

副会長 会長を補 会長 事故 あ 又 そ 職務

を代理 (会議)

第 条 推進会議 会議 会長 必要 応 招集 そ 議長

推進会議 特 必要 あ 認 推進会議 会議 関係者 出席を 求 そ 意見を聴く

(秘密 保持)

第 条 委員 活動 知 得 秘密を漏 い そ 職務を い 様

(庶務)

第 条 推進会議 庶務 保健課 い 処理 (そ 他)

第 条 告示 定 ほ 必要 事項 会長 推進会議 諮っ 別 定

附 則

告示 成 日 施行

参照

関連したドキュメント

CASBEE不動産評価検討小委員会幹事 スマートウェルネスオフィス研究委員会委員 三井住友信託銀行不動産コンサルティング部 審議役

議 長 委 員

長野県飯田OIDE長 長野県 公立 長野県教育委員会 姫高等学校 岐阜県 公立 岐阜県教育委員会.. 岡山県 公立

17 委員 石原 美千代 北区保健所長 18 委員 菊池 誠樹 健康福祉課長 19 委員 飯窪 英一 健康推進課長 20 委員 岩田 直子 高齢福祉課長

参加議員:福田康夫 JPFP 会長(衆・自)、広中和歌子 JPFP 会長代行(参・民)、逢沢一郎 JPFP 幹事長(衆・自)、南野知惠子 JPFP

【外部有識者】 宇田 左近 調達委員会委員長 仲田 裕一 調達委員会委員 後藤 治 調達委員会委員.

② 

2 保健及び医療分野においては、ろう 者は保健及び医療に関する情報及び自己