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15d0781 1 【東京TYフィナンシャルグループ】据置:BBB+/安定的 【東京都民銀行】据置:BBB+/安定的,BBB(劣後) 【八千代銀行】据置:BBB+/安定的

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15- D- 0781 201 5 年 12 月 29 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社東京 T Y フ

(証券コード:7173)

【据置】

長期発行体格付 BBB+ 格付の見通し 安定的

株式会社東京都民銀行

(証券コード:−)

【据置】

長期発行体格付 BBB+ 格付の見通し 安定的 債券格付(期限付劣後債) BBB

株式会社八千代銀行

(証券コード:−)

【据置】

長期発行体格付 BBB+ 格付の見通し 安定的 ■ 格付事由

(1) 東京 T Y フィナンシャルグループ(東京 T Y F G)は東京都民銀行と八千代銀行を傘下に置く金融持株会社。 グループの資金量は 4.5 兆円と首都圏を主要な事業基盤とする地域銀行の中で大手地銀に準ずる規模にあ る。東京都民銀行は為替リスクを軽減した外貨定期預金の取扱など独自の金融商品を提供しているほか、 医療分野で早期に専門部署を立ち上げ融資実績を積み上げてきた。八千代銀行は地場の不動産業向け融資 の実績が豊富で、三井住友信託銀行との業務提携を通じた役務の提供でも一定の収益を確保している。グ ループの発足から約 1 年が経過し、両行は営業推進上のノウハウ共有や店舗運営の見直し、リスク管理手 法の共通化などを進めている。

(2) 東京 T Y F Gと新銀行東京は、16 年4 月 1 日を目途に東京T Y F Gを株式交換完全親会社、新銀行東京を株 式交換完全子会社とする株式交換により統合し、統合後、傘下銀行と新銀行東京との合併等も含めたグル ープ内の組織再編を検討してきた。こうしたなか、東京 T Yグループ各社と新銀行東京は、18/ 3 期中を目 途に東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京の 3 行の合併を行うことを目指し、具体的な検討・対応準備 を進めることを 15 年 12 月 22 日に決議した。

(2)

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(4) 2 行合算の預貸残高は緩やかに増加している。個人預金は 2 行とも金利上乗せ定期の販売抑制や預かり資 産へのシフトを進めている影響で弱含んでいるものの、法人預金と公金預金が増加している。貸出は東京 都民銀行が大中堅企業向け、八千代銀行が中小企業向けを中心に残高を伸ばしており、住宅ローンは 2 行 とも堅調に推移している。2 行の資金利益は、貸出金利回り低下に伴う収益減を貸出増などでカバーでき ず減少傾向にあるものの、預かり資産の販売に伴う役務収益の拡大と経費の削減がコア業務純益(2 行合 算)の増益基調を支えている。東京都民銀行では、金利スワップ取引や外為業務、外貨定期預金の販売な どでも一定の収益をあげている。もっとも、2行合算の ROA (コア業務純益ベース)は 0. 2%台後半にと どまる。超低金利環境の定着と競合の激化は、貸出金利回りの低下を通じて今後も資金利益を押し下げる 方向に働くとみられる。法人融資専門拠点の設置や本部業務のスリム化に伴う営業人員の捻出、ブランチ インブランチ方式による店舗統合などの施策を収益力の維持・向上に結び付けていけるかが課題である。 (5) 金融再生法開示債権比率(2 行合算)は 15 年 9 月末で 3.1%と問題のない水準まで低下している。2 行は

特定の大口先に対してDC F 法に基づく保守的な引当方法を採用しており、DC F 法の採用範囲を徐々に拡 大することで個別の引き当てを強化してきた。八千代銀行では大口融資先の業況改善なども加わり、個別 融資先の要因で与信費用が膨らむリスクも低下してきた。リーマン・ショック時に大きく膨らんだ 2 行の 与信費用は、倒産件数の落ち着きなどを背景に低水準で推移している。しかし、東京都民銀行の与信費用 は景気変動の影響を受けやすい傾向にあり、八千代銀行では不動産業向け融資が多いため、不動産市況の 変化に伴う影響に注意する必要がある。有価証券運用においては、2 行とも円建債券の金利リスクが資本 対比で大きい。東京都民銀行では外貨建債券の残高を積み上げており、海外金利の上昇局面におけるレポ 取引に係る調達コストの上昇や債券価格の下落リスクを適切にコントロールしていけるかも課題である。 (6) 東京 T Y F G 連結のコア資本比率は 15 年 9 月末で 9.0%。コア資本に算入される適格旧 T ier2 資本や貸倒引

当金などを除いても 7%台半ばと格付に見合う水準を維持できている。新銀行東京の単体コア資本比率は 15 年9 月末で 20. 0%と高く、同行との統合は東京T Y F G の資本水準を引き上げる方向に働くとみられる。 新銀行東京の資本の多くは東京都が保有する A 種優先株で占められ、A 種優先株に対しては株式交換契 約に基づき 16 年 4 月 1 日に東京 T Y F G の第二種優先株が割当交付される予定である。商品内容などを踏 まえると、第二種優先株は当面、現状のかたちで保有され続けるとみられるが、将来的には取得(返済) される可能性が高いため、J C R はその資本性を限定的にみている。なお、東京都民銀行の連結コア資本比 率は 15 年 9 月末で 8. 2%にとどまっており、今後は適格旧 T ier2 資本の償還に伴い同比率が比較的大きく 低下していく可能性がある。規制上の資本水準低下に伴うリスクテイク余力の低下が収益面にマイナスの 影響を与える可能性もあるため、同行の資本水準の動向にも注目している。

(担当)野上 正峰・木谷 道哉 ■ 格付対象

発行体:株式会社東京 T Y フィナンシャルグループ 【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 BBB+ 安定的

発行体:株式会社東京都民銀行 【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 BBB+ 安定的

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

第 5 回期限前償還条項付無担保社債 (劣後特約付)

36 億円 2011 年 1 月 31 日 2021 年 2 月 1 日 (注 1) BBB

第 6 回期限前償還条項付無担保社債 (劣後特約付)

125 億円 2011 年 11 月 4 日 2021 年 11 月 4 日 (注 2) BBB

第 7 回期限前償還条項付無担保社債 (劣後特約付)

35 億円 2011 年 11 月 4 日 2021 年 11 月 4 日 (注 3) BBB

(3)

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(注 3) 2016 年 11 月 4 日まで 2. 38%。その翌日以降は 6 ヶ月ユーロ円ライボーに 3.35%を加えた率。

発行体:株式会社八千代銀行 【据置】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 BBB+ 安定的

【参考】

発行体:株式会社新銀行東京

長期発行体格付:BBB+ 見通し:安定的

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2015 年 12 月 25 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:野上 正峰 主任格付アナリスト:野上 正峰

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類 と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、 「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年11 月 7 日)、「銀行等」(2014 年5 月 8 日)、「持株会社の格付方法」 (2015 年 1 月 26 日)、「銀行持株会社および子銀行の格付けについて」(2001 年 3 月 15 日)、「金融機関等が発行す る資本商品の格付方法」(2015 年 2 月 5 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社東京 T Yフィナンシャルグループ 株式会社東京都民銀行

株式会社八千代銀行 6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。 本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性 の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外 の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入 手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。 7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明 8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、 独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、 当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

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■本件に関するお問い合わせ先

参照

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