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No.69(2016.09.30発行) 兵庫医科大学|会報

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(1)

全国私立医科大学同窓会連絡会第26回西部会 (平成28年9月24日神戸ポートピアホテルにて開催)

緑樹会

会報

No.

69

2016.9.30

(2)

1.会長より会員の皆様へ

緑樹会会長

石 藏 礼 一

(昭和57年卒業)

 清秋の候、皆様におかれましては益々 のご健勝のこととお慶び申し上げます。

 今年の4月14日以降、熊本県はじめ 大分県宮崎県など九州各地で地震が相次 ぎ、震度7の地震が熊本地方では2回発 生しました。多くの方々が被災されまし た。熊本のシンボルである熊本城も被害 を受けました。まだまだ時間がかかると は思いますが、被災地の1日も早い復興 をお祈り申し上げます。

 震災直後より兵庫医大からも災害派遣 医療チーム(DMAT)が熊本市に派遣 され、災害医療に貢献しました。緑樹会 としては、震災に遭われた会員の方々に 皆様からの義援金を送る事が出来ました。 皆様のご厚意に深く感謝致します。今後 とも皆様のご協力のもと、同窓生の絆を 大切に育てて行きたいと思います。

 さて、第39回緑樹会総会にて以下の 事項が決定しました。緑樹会ホームペー ジにも掲載しています。

1.年会費が以下の様に変更になりま した。皆様にご負担はかかりますが、 緑樹会会員の皆様がより多くのベネ フィットが得られるよう、今後とも理 事会を中心に運営して参りますので、 皆様のご協力をお願い致します。  詳細は年会費納入用紙送付時にも同 封させて頂きます。

◦平成19年3月卒業生およびそれ以前

のすべての卒業生:年会費10,000円 ◦平成20年3月~28年3月卒業生:

年会費0円

◦平成29年3月卒業生:入会費10,000 円と年会費10,000円の合計20,000円

2.兵庫医大アーカイブ室が現在建設中

の新教育研究棟に設置されます。1期

生や2期生の皆様の学生時代のノート

や教科書、講義の配布資料なども展示 する予定です。また同窓生の皆様の授 業や実習風景、クラブ活動や合宿風景 の写真もデジタルアーカイブとして保 存、展示できればと思っています。ご 協力頂ける方は、緑樹会兵庫医大アー カイブ準備室(兵庫医大 学務部新教 育研究棟 0798-45-6422)までご連 絡ください。

3.緑樹会総会は毎年7月の第1週土曜 日に行います。お忙しい中とは存じま すが、是非多くの会員の皆様に参加し ていただき、総会、講演会、懇親会を 盛り上げて頂きたいと思います。なお、 今回緑樹会総会時に講演会、懇親会に は参加できないまでも、代わりに寄付 金をいただいた会員の皆様、本当にあ りがとうございました。

(3)

 また、7月の緑樹会定期理事会で以下 の事が決まりました。

1.緑樹会会員名簿を来年発行予定です。 今後は緑樹会会員名簿は年会費を納入 された会員の方々のみに郵送させて頂 きます。

2.会員の皆様のネットワーク作りの一 環として、各学年連絡係を設定いたし ます。学年連絡係になられた会員の皆 様には、主旨をご理解のうえご協力い ただきますようよろしくお願い申し上 げます。

 最後に、緑樹会では会員のネットワー ク作りをすすめています。ご面倒とは 存じますが、「緑樹会ホームページ」の

「menu」から「お問い合わせ(会員の変 更届け)」を開いていただき、ご連絡先(住 所、勤務先、メールアドレスなど)およ び専門分野を記載して頂きますようお願 いいたします。

 緑樹会名簿作成時にこれらを反映いた します。名簿記載を望まれない方は、そ の旨を「お問い合わせ(会員変更届け)」 からご連絡ください。

 今後も、同窓生の皆様に、兵庫医科大 学や緑樹会に関心を寄せていただき、絆 を育んでいける様、会員参加型の緑樹会 を目指して活動をしていきたいと思いま す。ご指導ご鞭撻の程、どうぞよろしく お願い致します。

▶平成28年度下半期土曜日、創立記念日等の診療体制についてのお知らせ

 当院では、地域医療に貢献するため、土曜日、創立記念日等の診療体制を平成28 年10月より変更となりました。

(4)

2.総会報告

平成28年度兵庫医科大学緑樹会総会 議題・講演

日時 平成28年7月3日(日)15

:

00~      

場所 兵庫医科大学3-3講義室(3号館4階)

総 会:15:00~16:30  3-3講義室 ・議会開会 議長・議事録署名人選出 ・会計報告・事業報告  

議題 ①平成27年度事業報告   (石藏礼一会長) ②平成28年度事業計画   (石藏礼一会長) ③平成27年度会計監査報告(成瀬均監事) ④平成28年度予算案    (田村和朗理事) ⑤審議事項 年会費値上げについて

講 演:16:30~18:20  3-3講義室

       (進行:山村光弘先生 S63卒)

教授就任記念講演:16:30~18:00(各15分)

池田 義和先生 S57卒 兵庫医科大学 機能再生医療学講座

麩谷 博之先生 58卒 兵庫医科大学 整形外科

武田 正中先生 S59卒 兵庫医科大学 内科学 神経・脳卒中科

池主 雅臣先生 61卒 新潟大学医学部保健学科・大学院保健学研究科

兒玉  拓先生 H4卒 兵庫大学 健康科学部看護学科

黒川 淳一先生 H10卒 名古屋経済大学 人間生活学部管理栄養学科

医師会会長就任者紹介:18:00~18:15(各3分)

木下 隆弘先生 55卒 大阪市此花区医師会

井石  聡先生 S56卒 大阪市西淀川区医師会(H27年6月8日ご退任)

藤末  洋先生 57卒 川西市医師会

米田 秀志先生 59卒 加西市医師会

花束贈呈・写真撮影:18:15~18:20

(5)

教授就任記念講演

 総会に引き続き、教授就任記念講演を行いました。講演されたのは、池田義和先生 (昭和57年卒業、兵庫医科大学・機能再生医療学)、麩谷博之先生(昭和58年卒業、兵

庫医科大学・整形外科)、武田正中先生(昭和59年卒業、兵庫医科大学・内科学講座  神経・脳卒中科)、池主正臣先生(昭和61年卒業、新潟大学医学部保健学科・大学院 保健学研究科)、兒玉拓先生(平成4年卒業、兵庫大学・健康科学部看護学科)、黒川 淳一先生(平成10年卒業、名古屋経済大学・人間生活学部・管理栄養学科)の6名で した。池田義和先生は「機能再生医療に於ける篠山での地域性,リハビリテーション のデータ」、麩谷博之先生は「骨肉腫治療の進歩」、武田正中先生は「パーキンソン病 の病態と治療-新しい概念:非運動症状についての検討-」、池主正臣先生は「心臓 突然死の予知と予防の最前線」、兒玉拓先生は「アスリート喘息にかかわる諸問題」、 黒川淳一先生は「『内田クレペリン精神検査』を用いたメンタルヘルス・サポートサー ビス」についてご講演いただきました。総会後は、18時半よりリビエールにて新家理 事長、太城副理事長、難波病院長、野口学長をお迎えし、懇親会を行いました。同窓 会会員20名ほどが旧交を温めながら、盛会のうち無事終了しました。

第39回兵庫医科大学緑樹会総会報告

定期総会

 定期総会を平成28年7月3日(土)15時より3-3講義室にて開催しました。会員 総数3,916名のところ、委任503名・出席会員40名でした。はじめに、石藏会長から平 成27年度事業報告ならびに平成28年度事業計画が説明されました。次に成瀬監事より 平成27年度会計監査結果について、緑樹会の歳入歳出につき、公正かつ適切に運用さ れていることが報告されました。次いで、田村和朗理事より平成28年度予算案・年会 費改訂案が説明され承認されました。平成29年度から年会費を10,000円に変更し、従 来の入会費10,000円と10年一括40,000円の合計50,000円納入制度は廃止します。  平成29年度の納入金額は次の通りです。

(6)

─ 6 ─

平成 27年度作成

  自 平成 27年 4月  1日 自 平成 28年 4月  1日 至 平成 28年 3月 31日 至 平成 29年 3月 31日

(単位:円) (単位:円)

平成27年度 平成27年度 平成27年度 平成27年度 平成27年度 平成28年度 平成27年度 平成28年度 科 目 予 算 額 決 算 額 科 目 予 算 額 決 算 額 科 目 決 算 額 予 算 額 科 目 決 算 額 予 算 額 人 件 費 2,040,000 1,727,042 前期繰越金 19,825,354 19,825,354 人 件 費 1,727,042 1,700,000 前期繰越金 19,825,354 22,800,346 交 通 費 350,000 228,480 (卒)新入会会費 3,500,000 3,247,840 職員交通費 228,480 350,000 (卒)新入会会費 3,247,840 3,500,000 通 信 費 700,000 479,627 年 会 費 4,250,000 4,272,000 通 信 費 479,627 500,000 年 会 費 4,272,000 4,500,000 印 刷 費 450,000 352,318 広告費収入 1,000,000 1,570,000 印 刷 費 352,318 400,000 広告費収入 1,570,000 1,000,000 事務用品費 60,000 90,915 集金事務費収入 500,000 463,689 事務用品費 90,915 100,000 集金事務費収入 463,689 500,000 備 品 費 170,000 170,100 預 金 利 息 2,000 2,242 備 品 費 170,100 170,000 預 金 利 息 2,242 2,000 交 際 費 50,000 24,000 雑 収 入 0 27,000 交 際 費 24,000 - 雑 収 入 27,000 30,000 慶 弔 費 300,000 268,816 慶 弔 費 268,816 300,000

名簿会報発行費 1,600,000 1,738,006 (名簿)会報発行費 1,738,006 1,800,000 渉 外 費 900,000 879,850 名簿発行費 - 0 会 議 費 10,000 18,029 渉 外 費 879,850 950,000 教育支援費 200,000 178,910 会 議 費 18,029 10,000 収納手数料 160,000 160,630 教育支援費 178,910 200,000 雑   費 10,000 1,608 収納手数料 160,630 180,000 予 備 費 10,000 0 雑   費 1,608 20,000 特別行事支出E

(H26懇親会)

0 59,508

特別行事収入E (H26懇親会)

- 0

*特別行事支出E (H26懇親会)

59,508

-特別行事収入E (H26懇親会)

- -特別行事支出D

(H27懇親会)

500,000 234,940

特別行事収入D (H27懇親会)

500,000 521,000

*特別行事支出D (H27懇親会)

234,940

-特別行事収入D (H27懇親会)

521,000

-特別支出準備金A (ネクタイ)

0 -784,000

(特別行事支出F) 平成28年度懇親会費

- 550,000

(特別行事支出F) 平成28年度懇親会収入

- 550,000

特別支出準備金B

(西部会)

200,000 1,000,000

*特別支出準備金A (ネクタイ)

-784,000

-特別支出準備金A (ネクタイ)

-

-特別支出準備金C (名簿発行積立)

300,000 300,000

(**特別支出準備金B)

西部会運営費

1,000,000 1,000,000

(特別支出準備金B)

西部会収入

-

-小   計 8,010,000 7,128,779 小   計 29,577,354 29,929,125

積立金(新設)

(全国同窓会連絡会関係)

- 100,000 - -

-次期繰越金 21,567,354 22,800,346

(特別支出準備金C) 積立金(名簿発行関係)

300,000 300,000

特別支出準備金C (名簿発行積立)

-

-合   計 29,577,354 29,929,125 合   計 29,577,354 29,929,125

積立金(新設)

(教授・医師会長就任、栄誉な 受賞等の祝賀関係)

300,000 300,000 - -

-小   計 7,428,779 8,930,000 小   計 29,929,125 32,882,346 次期繰越金 22,500,346 23,952,346

合   計 29,929,125 32,882,346 合   計 29,929,125 32,882,346

平成27年度 決算報告書

支 出 の 部 収 入 の 部 支 出 の 部 収 入 の 部

(7)

兵庫医科大学 整形外科

教授 

麩 谷 博 之

(昭和58年卒業)

 平成28年4月1日付で、教授に就任致

しました。緑樹会の皆様にご挨拶をさせ

ていただきます。

 私は兵庫県の西宮で育った、生粋の

「宮っ子」です。昭和58年に兵庫医大を

卒業して、整形外科教室に入局しました。

当初は、関節疾患を専門にしていました

が、40歳を目前に骨・軟部腫瘍の領域に

移り、現在に至っております。

 骨・軟部腫瘍の中で代表的なものは、

10歳代に発症しやすい骨肉腫です。骨肉

腫は、我が国で年間200例程度とまれな

疾患で、専門性が高く、限られた施設で

しか対応できません。兵庫医大は骨肉腫

のみならず、運動器に発生した骨・軟部

今後も大切にしていくつもりです。

 大学ではバスケットボール部の顧問を

しております。今、男子が強く、活気あ

るクラブとして、大学をもり立ててくれ

ています。頑張っている部員を見ている

と、エネルギーを貰えます。個人的には、

自転車でシクロクロスのレースに参戦し

たり、城マニアとして城郭検定3級を取

得したりで、趣味で仲間を増やしていま

す。

 緑樹会にも副会長の一人として参加

しています。そして、この会の発展に

は、若い力が必要だと強く感じています。

よって、若い卒業生が集まっている大学

(8)

4.医師会会長就任のご挨拶

藤 末   洋

(昭和57年卒業)

会 長 挨 拶

 平成15年5月の定時総会におきまし て、川西市医師会会長に選任されました 昭和57年卒の藤末です。在学中は、野 球部に所属し西医体優勝を目指し頑張り ましたが、残念ながらベスト4で敗退し 夢が叶いませんでした。しかし、真夏の 炎天下に連投を繰り返した頑張りが今に 生きているように思い感謝致しておりま す。初めに、川西市医師会を紹介させ て頂きます。本会は、昭和29年8月1 日に設立し今年で62年目を迎えました。 私たちの先人は、行政と密に連携し、川 西市及び猪名川町の住民の皆様の健康を 守り、地域医療の充実、ならびに福祉の 向上を目指し、住みよい街づくりの一翼 を担うべく取り組んで参りました。これ までの主な取り組みについてご紹介させ て頂きます。

 本会では、昭和48年に川西市の全面 的なご理解により、全国に先駆けて予防 医学の拠点となる川西市メディカルセン ターの設立に寄与して参りました。その 10年後には、老人保健法が成立し、各 市町村に保健センターが設立されること になり、当時川西方式とも呼ばれた保健 センターが、全国津々浦々に拡がり現在 に至っております。次に、平成15年に は、川西市医師会主催の市民フォーラム 「みんなで考えよう 健康・子育て・老

後」を開催し、医療制度、介護保険制度、 災害医療、救急医療に対する問題や、あ るいは終末期医療に対する問題など、そ の時々のタイムリーな話題を取り上げ、 市民の皆様に情報提供をして参りまし た。その第9回のフォーラム(平成23 年)では、「だいじょうぶ? そのもの 忘れ」のタイトルで認知症を取り上げま した。単にフォーラムを開催することだ

けに留まらず、このフォーラムを契機と して、つながりノート(認知症連携パス) を新たな当市の事業として発展させて参 りました。このつながりノートは、市民 の皆様を始め、行政、大阪大学精神医学 教室ならびに各関係団体も加わり、官・ 民・学の多職種連携の力を結集し苦労を 重ねて実現することができました。この 事業は、一昨年秋東京で開催されました 認知症グローバルサミット(G7)にお いて、大阪大学精神医学教室の数井裕光 先生が発表され、世界からも当市の取り 組みが注目されました。その後、厚労省 のホームページにもまた、厚生白書にも 認知症新オレンジプランの先進事例とし て掲載されました。

 昨年NKK大河ドラマで「花燃ゆ」が 放映されました。この中で、長州藩志士 の高杉晋作は、奇兵隊を組織して欧米列 強国に対峙し、やがてこの奇兵隊が、江 戸幕府が倒壊する原動力となり、明治維 新を迎えることができました。その彼を 育んだ松下村塾の吉田松陰先生は、強きょう恕じょ の道を説いています。即ち骨の折れるこ とを強いて行い、真心から人を思いやり、 自らが実践することで難局を乗り切れる と説いています。僭越ではございますが、 今日の超高齢化・少子化を迎えた社会に おいて、地域住民の健康を守るため、ま た、医療・介護・福祉の多職種との連携 を深め、住み慣れた地域で最後まで安心 して生活できる社会を築くため努力する 所存です。

(9)

石 田 雄 三

(昭和57年卒業)

 私は兵庫医科大学の5回生で、緑樹会 会長の石藏礼一先生と同期で、先生から 投稿のご依頼がありこの原稿を書いてい るしだいです。大学卒業後すぐに産科婦 人科学の大学院に進学し、礒島晋三教授 の元で臨床と研究を色々と学ばせてもら い学位を取得させて頂きました。その後 大阪の病院で勤務し、平成9年より父親 の診療所のある高石市で後をついで開業 医となりました。専門は産婦人科で、医 師会活動は予防注射や乳児健診に参加す る程度でしたが、小児科も掲げているの で、小児の休日診療にも参加するよう になり、また老人の在宅診療依頼もあ り、腰を据えてホームドクターを目指す ことにしました。産婦人科に加えて日本 プライマリ・ケア連合学会、日本緩和医 療学会、日本アレルギー学会、大阪小児 科医会等に所属し、色々と教えて頂きま

す。それでも就任直後医師会の財政問題 に直面し会費の値上げを行ない、医師会 の一般社団法人化、2025年に向けての地 域包括ケアの準備や在宅医療の体制づく り、大阪府医師政治連盟下での選挙、東 日本大震災等の様々な問題の対応に追わ れました。私の勤めたわずか4年の任期 でもこういった処理案件が山積みでした。 これらの諸問題を全国それぞれの会長先 生がお持ちのことと思います。私が会長 を経験して思うことは、保険医療や国民 の健康維持に必要な医療制度を守るため に全国で多くの医師会の先生方が医師会 の活動をされ、その上に各医療機関がな り立っているということです。そのこと を十分に考慮して勤務医も開業医も医師 会活動を理解してほしいと願っています。 まず医師会に入ること、そして医師会の 活動に少しでも耳を傾けて協力して頂き

(10)

世 良 一 穂

(昭和58年卒業)

 今年(平成28年)7月20日に緑樹会会 長石藏礼一先生(兵庫医大准教授)の講 演が福山市内で行われることを知り、再 会を果たすべく講演に参加させて頂きま した。約30年ぶりの再会でしたが、お 互い昔と姿も変わらない?と言いなが ら、互いの近況を話し、大学の状況、学 生時代の先輩、同僚、後輩のご活躍を聞 き、講演前後約1時間程度の会話でした が、「元気」をいただきました。そして  別れる間際に同窓会会報に「医師会会長 就任に際して」と題して寄稿するよう命 じられ、今パソコンの前で四苦八苦して おります。乱筆乱文、意味不明な文書に なってしまうかもしれませんが、お許し ください。

 私は兵庫医科大学卒業後旧第4内科学 教室に入局させて頂き、その後、出身地 である広島県福山市加茂町に戻り、外科 医の父親の後を引き継ぎ、現在内科の無 床診療所で平均年齢80才前後の方々が 90%を占める外来診療と在宅訪問診療、 介護福祉施設(特養)、グループホーム、 小規模多機能施設等での診療をさせて頂 き、現在に至っております。地元に戻る と同時に地区医師会に入会し、その後、

理事、副会長を経て昨年(平成27年6 月)より会長を務めていますが、福山市 には4つの医師会(深安地区医師会、駅 家地区医師会、沼隈松永地区医師会、福 山市医師会)があり、会員数50名弱の一 番小さな医師会が、私の属する深安地区 医師会です。1つ市内に医師会が4つあ る理由は、福山市は周辺の市、郡、町と の合併を数回繰り返しながら、今年市制 100周年を迎えた人口47万人の中核市で、 この数回の合併時に、それぞれの地域に あった医師会は、地域住民の健康を守り 医療福祉の充実のため行政に対し「物申 す学術団体」として統合せず、それぞれ の地域の医師会として活動していること によります。また地域医師会によりそれ ぞれ事情が違い、深安地区医師会は福山 市北部にあり、公共交通機関が無く、ま だ熊は出ていませんが、猿、猪、狸が出 没し、一番近い医療施設まで車で30分を 要する無医地区もあり、市中心部とは医 療環境が極端に違う等があります。  さて医師会長就任に際して思うこと として、私見を述べさせていただきま す。全国版の新聞で報道されたこともあ り景観保護論争で話題になり、また「崖

(11)

の上のポニョ」のモデルになった「鞆の 浦」地区のある福山市ですが、他方、数 億円の不正請求を行った高齢者施設、入 所されている高齢者に4の字固めをか け、逮捕者が出てしまう施設など恥ずか しい事件を起こした高齢者施設があるこ とをご存知の方もあると思います。この 事件の後、なぜか医師会に高齢者施設の 嘱託医の推薦などを依頼相談されること があります。話を聞いてみると、医療介 護福祉を簡単に考える経営者の不勉強と 職員の知識や技術の不足、質の低下がよ くわかります。また、行政の医療や介護 の現場の苦しい現実に対しての「知らん ふり」をしばしば感じていますが、行政 の「知らんふり」の一つの例として、高 齢者施設(所謂、箱物)をいくら建設し ても、介護職員が決定的に不足しており、 また高齢者の介護につこうとしても、介 護職員の労働条件は介護報酬が低く抑え られており、他の業種に比べ賃金が安い 現実があります。介護福祉士を養成する 教育施設も定員割れで養成事業から撤退 し、施設間での職員引き抜きが起こり、 双方とも職員の定数不足となってしまい、 受け入れが出来ず、採算割れで事業撤退

まってくれるのでしょうか、、、危惧して おります。

皆さんはどう考えられるでしょうか。  「医師会会長に就任に際して思うこと」 を書く予定でしたが、少々本題とずれ意 味不明な文書になってしまい、申し訳ご ざいません。今後の兵庫医科大学、緑樹 会の更なる発展を願っております

 追伸 緑樹会広島県支部を設立すべく 兵庫医大緑樹会事務局の方々にご指導頂 いておりますが、この紙面を借りてお願 い申しあげます。

 広島県出身の兵庫医大卒業の先生方、 及び広島県内で就労(開業、勤務)され ている兵庫医大の卒業の先生方、同窓会 支部設立のため御協力下さい。

 卒業年度(和暦)、現住所、勤務先住所、 メールアドレス、TEL、FAX番号などを メールまたはFAXで下記までお知らせく ださい。

〒720-2412

(12)

5.第7回緑樹会学術セミナー報告

糖尿病治療戦略-肝・腎機能低下患者への治療をふまえて-

内科学 糖尿病・内分泌・代謝科 

角 田   拓

(平成21年卒業)

 「糖尿病治療戦略-肝・腎機能低下患 者への治療をふまえて-」というタイト ルで講演させていただきました。  糖尿病患者が年々増加する中、新しい 糖尿病治療薬の開発が進み、多様化して きております。数年前より使用され、現 在は 2 型糖尿病治療の中心となってい るDPP-4阻害薬はもちろん、GLP-1受容 体作動薬も週1回製剤が登場し、さらに は尿中に糖を排泄し血糖値も改善する SGLT2阻害薬も加わりました。経口血糖 降下薬は 7 種類の薬剤が使用可能となっ ております。また、インスリン製剤につ いても新しい持効型溶解インスリンが登 場し、その種類が多岐にわたったことで、 治療の幅が一層広がり、患者個々の病態 に応じたオーダーメイド治療が可能とな りました。

 しかし、糖尿病はどの診療科において も関わりのある疾患であるがゆえに、非 糖尿病専門医においても患者個々に応じ て治療薬を選択していく必要性が大きく なり、その中でも特に肝機能や腎機能障 害で薬剤の調整は重要と考えます。  肝機能が増悪すると、インスリン抵抗 性が亢進し、さらに肝硬変に至ると、肝 糖新生が低下し、空腹時血糖値が低下す るようになります。

 腎機能が障害されると、インスリンの 効果が遷延し、また薬剤が代謝されず、 薬剤の効果も遷延するようになります。  とりわけSU薬では低血糖のリスクが 高まるようになります。ビグアナイド薬 は乳酸からブドウ糖への変換を抑制する

ため、まれな病態ではありますが、致死 率の高い乳酸アシドーシスのリスクが高 まります。また、DPP-4阻害薬は薬剤に よっては肝機能低下例では使用できない ものがあり、腎機能によっては服用量の 調整が必要となります。チアゾリジン薬 は腎への排泄は少ないものの、浮腫など の体液量増加の副作用があり、腎機能障 害や心不全患者では使用ができなくなり ます。2015年に発売されたSGLT2阻害薬 は、糸球体濾過量の低下した患者では十 分な効果が発揮できないと言われていま すが、薬剤によっては、腎機能障害患者 でも差異はなく、心疾患を有する患者に 使用しても、心不全が原因の入院が減少 したなどの報告もあります。

(13)

6.支部たより

川 口 光 彦

(昭和57年卒業)

 第5回岡山緑樹会総会、学術講演会を 平成28年 2 月20日(土)アークホテル 岡山にて開催(16:00~18:15)しました。 まず総会で前年度会計報告、運営状況、 会員動向など報告し、すべての議案が承 認されました。総会後、学術講演会とし て川口が“糖尿病治療としてSGLT2阻害 剤の使用経験について-特にダパクリフ ロジンの使用成績-”という演題で30分 間発表し、特別講演として医療法人社団 西川内科医院院長の西川真司先生(H2 年兵庫医大卒)に“糖尿病治療の現状~ SGLT2阻害剤の話題を含めて~”という 演題でご講演いただきました。

 今回から広島の同窓生にも声掛けし、 初めて2名の先生に参加してもらいまし た。今後これを機に、広島(会員数40名 程度)も正式に同窓会を結成していただ きたいと思っています。岡山からは岡本 祐二会長はじめとして9名の岡山緑樹会 会員の参加と緑樹会本部から石藏礼一緑 樹会会長の参加、また特別ゲストとして、

一昨年の学術講演会で特別講演演者とし てお招きした兵庫医科大学病理学講座機 能病理部門教授中正恵二先生、兵庫医療 大学副学長藤田幸久先生に再度お越しい ただきました。岡山出身の兵庫医大卒業 生は35名で毎年出入りがあり総数は横ば いですが、引き続き岡山出身、広島出身 の同窓生の方々と密に連絡をとり、岡山 緑樹会総会に多くの方々に参加してもら いたいと思っています。今回の開催にて 緑樹会本部の方には大変お世話になり誠 にありがとうございました。これからも ご支援いただければ幸いに存じます。

岡山緑樹会会員参加者:

石川恵理、岡本祐二、川口光彦、熊澤 一真、児玉 卓、谷向 健、中西 慶、 西垣 卓、橋本健二 (敬称略)

広島からの参加者:

西田寿郎先生、水田玲美先生 特別参加:

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濱 岡   守

(平成16年卒業)

 今回、4月2日の土曜日、「緑西会(りょ くにしかい)を更に盛り上げる会」なる、 緑樹会西宮支部の更なる革新を図る会が 西宮北口の孤山茶屋にて開催され、参加 しましたのでご報告申し上げます。参加 者は大江与喜子 西宮市医師会長から若 輩者の私まで、幅広い世代からの総勢約 20名でした。今回は懇親に加え、更に緑 西会のパワーアップを図ろうということ で、幾つかの議案について話し合いの場 が設けられました。今まで懇親が主な活 動で、本来あるべき正式な「緑西会会則」

が存在しないことに気づき、まず改めて 「緑西会会則」を設ける事となり、その

詳細について議論を交わしました。また、 広報活動について今後新たに本会の活動 を、会報を通じ、定期的に発信していく 方針となりました。

 私もお手伝いをさせていただく運びと なりましたので、当日のように盛況に、 緑西会が更に盛り上がるよう微力ながら 尽力させていただきます。今後ともよろ しくお願い申し上げます。

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大 門 勝 史

(昭和53年卒業)

 今般、緑樹会宝塚市支部を設立するこ とになりました。

 宝塚市においては開業医、宝塚市立病 院を始めとする病院の部長職以上の勤務 医を含め53名の緑樹会会員が宝塚市の地 域医療を支える一助となっています。  緑樹会宝塚市支部設立に関しては、緑 樹会創立当初より話がありました。当初 は宝塚市在住者で設立しようと言う意見 もありましたが、会員が開業医として地 域医療に携わるようになれば設立でいい のではと言うことになっていました。そ の後、元緑樹会会長の故高岩均先生にた びたび宝塚支部設立の厳命を受けており ましたがなかなか設立に至りませんでし た。宝塚市医師会会長の末岡先生から も「宝塚市医師会員にも兵庫医科大学卒 業生も増えたことだしそろそろ同窓会を 設立したら」と助言をいただいた事から

やっと今回設立の運びとなりました。  現在緑樹会会員53名中49名が宝塚市医 師会に所属しており、この人数は宝塚医 師会の約17%を占めます。過去、宝塚市 医師会会員の出身大学の御三家は大阪医 大、関西医大、阪大でしたが、この会員 数49名は宝塚市医師の会員数で最も多く なっています。

 今後とも兵庫医科大学建学の精神で ある「社会の福祉への奉仕」「人間への 深い愛」「人間への幅の広い科学的理解」 を胸に、本学本部、緑樹会本部と連携し 大学の発展と宝塚市の地域医療への貢献、 そして会員の親睦を図っていきたいと 思っております。皆様のご協力をお願い いたします。

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 京都緑樹会が発足して10年になります。 京都は兵庫や大阪に次いで卒業生が多い と思うのですが、最初のときは多くの先 生方が参加してくれたものの、その後は 参加者が少なくなってちょっと寂しい状 況であるのは否めません。

 京都には府立医大と京大がありますの で、患者さんから「先生は府立ですか京 大ですか」というちょっと困った質問を 受けることがあります。嫌だなあと感じ るのは、私立医大出身という自分のコン プレックスに由来しています。これは医 学部に限らず東大に学歴コンプレックス を持つ文化人はいくらでもいるようなも のです。本当はヴァニティであり偏見で すが、自分の本当の姿で評価されたいな どと思う人は滅多にいません。奇妙なこ とですが、人は実像より虚像で評価され るほうをはるかに好むものなのです。  ただ、京都府医師会の理事に1期生の

藤井純司先生を筆頭に兵庫医大出身者4 名が選出されたことがあります。これは 医師会の状況を知る人には画期的なこと でした。今も内田寛治、松井道宣の両先 生は歯を食いしばって京都府医師会の仕 事を続けています。松井先生には緑樹会 の事務局も引き受けてもらっていますが、 彼らは医師会活動でも実力で勝負できる 能力を獲得していると思います。  京都緑樹会からのご案内が届けば、或 いはご友人からお誘いがあれば、是非ご 参加ください。こうした同門の人達が親 密な温かさで迎えてくれます。そこには 何の打算もありません。緑樹会の良いと ころです。大学に何の愛情も持たなかっ た私が今にして言うのですから、信じて いただいて結構です。今年の会にもお越 し下さった石藏会長に感謝します。また 他府県の緑樹会のますますの充実を願っ てやみません。

京都支部(京都緑樹会)

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 6月18日(土)、酒蔵通り煉瓦館にて 第18回緑西会(りょくにしかい)総会 が開催されました。昨秋の総会時に大 江会長から命を受けた吉岡代表世話人 が「緑西会実行委員会」を発足、複数回 のmeetingを重ね、4月2日の北口・孤 山茶屋で20名参加の「緑西会総会を今ま で以上に盛り上げる会」等を経て、正に 入魂の総会本番でした。総会では吉岡が 会則発行に向け参加者全員と内容の確 認、続き、保科から経費を全て会員広告 収入に因る自立型会報誌の発行説明、最 後に7月10日の第一回緑西杯ゴルフコン ペの案内が高田から行われました。そし て、新学長に就任された野口光一先生か ら「兵庫医科大学の現状と学長としての 夢」のタイト ルで特別講演 が行われまし た。緑樹会ネ クタイがお似 合いの先生か ら、御自身の 足跡、阪神大

震災以降の大 学との深い関 わり、そして、 卒業生とも大 いに一体感を 持って大学を 盛り上げてい こうとの熱い

メッセージを頂き、32名の参加者は食い 入るように講演に聞き入り、爽快な気分 と改めて母校回帰を実感しました。野口 学長の御講演は今後、各支部で開催され ていって欲しいと感じました。終演後、 大江会長から野口先生に御礼の、そして 吉岡代表世話人から大江先生に西宮市医 師会会長のお祝い+慰労の花束が贈呈さ れました。懇親会では、西宮市の条例ど おり日本酒で乾杯、その後の2時間は大 いに語り合いました。Overworkでダウ ンの石藏緑樹会会長欠席は残念でしたが、 本当に素晴らしい総会となりました!! 今後、毎年6月第3週土曜日に総会は開 催されます。来年も宜しくお願いしま す!

西宮支部会(緑西会 総会報告)

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 昨年、大江会長から命を受けた吉岡代 表世話人が緑西会を今まで以上に盛り上 げる方策の一環としてゴルフコンペを企 画しました。緑西杯(緑西会親睦ゴルフ コンペ)と命名し、第1回を平成28年7月 10日(日)、有馬ロイヤルゴルフクラブで 開催しました。参加者は10名でした。緑 西杯開催のご案内が届かなかった先生方 にはこの場を借りてお詫び申し上げます。  さて、梅雨の時期ということで湿度が 高く、じめじめした気候ではありましたが、 皆さんの日ごろの行いが良いせいもあり、 天候は晴れ、ゴルフ日和で気持ちよく和 気あいあいとプレーをしてきました。  その結果、第1回緑西杯の栄えある優 勝杯を西岡医院、西岡啓介先生が獲得さ

れました。準優勝はよしおかクリニック 泌尿器科、吉岡優先生、第3位にまつだ 整形外科クリニック、松田清嗣先生が受 賞されています。おめでとうございます。 表彰式の会場では昔の話に花が咲き、楽 しいひと時を過ごすことができました。  次回平成29年7月9日(日)、同じ有馬 ロイヤルゴルフクラブで開催の予定です。 そして今後は、毎年1回・7月の第2週 日曜日にての継続開催を予定しておりま す。ベテラン、初心者を問わず親睦を深め、 緑西会を盛り立てていこうと考えていま す。皆さん、お誘い合わせのうえご参加 のほどよろしくお願いいたします。

(緑西ゴルフ部主将・明和病院放射線科  高田恵広 H11卒)

西宮支部会(第1回緑西杯を終えて)

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 第19回緑奈会総会を平成28年7月23日 (土)、例年同様大阪市内のスイスホテル 南海で開催しました。当日は、梅雨明け の酷暑にも関わらず19名の先生方に参加 して頂きました。今回は特別ゲストとして、 4月より学長に就任されました野口光一 先生にお越し頂きました。野口学長から は「最近の兵庫医科大学について」とし て、ここ数年の国家試験合格率の高さや その理由・今後の新施設建築予定・好調 な研究実績など、我々OBとしてとても興 味深い内容のお話をして頂きました。  記念講演は内科・消化管内科講師の富 田寿彦先生(平成9年卒)に「酸関連疾 患としての機能性ディスペプシア―診療 ガイドラインに基づく最新の治療戦略―」 について、分かり易く最新の知見も含め てお話して頂きました。「機能性ディスペ プシア」という、つかみどころのない疾 患について頭がすっきり整理され、とて も良い勉強になりました。また、緑奈会 メンバーには、私も含めて旧四内科出身

者がとても多く、富田先生には医局の先 輩がたくさんいる中で大変やり難かった と思います。本当にご苦労様でした。  恒例の自己紹介では、医療経営の難し さや多彩な趣味の話など皆さん熱く語っ て頂きました。その後、ビンゴゲームで 盛り上がり、最後に県立奈良医科大学法 医学教室教授の羽竹勝彦先生に閉会の挨 拶をして頂き、今年も和やかに総会・親 睦会を終える事が出来ました。

 総会に限らず緑奈会ゴルフコンペだけ でも良いので、奈良県にゆかりのある若 い先生方も是非参加して下さい。来年度 の総会予定日は7月22日(土)です。ま た、新しく奈良県内でご勤務の先生がお られましたら事務局までご連絡下さい。

事務局:

〒638-0811 吉野郡大淀町土田321-1 (医)みぞかみ内科  溝上 晴久

℡:0747-64-8728、fax:0747-64-879  E-mail:[email protected]

奈良支部(緑奈会)

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7.同期会たより

吉 岡 賢 司

(平成5年卒業)

 平成28年3月6日(日曜日)ノボテル甲子園にて兵庫医科大学第13,14回生合同同 期会が行われました。第13回(昭和59年入学~平成2年卒業)、第14回(昭和60年入 学~平成3年卒業)のいずれかに在籍のあった医師272人を対象に開催いたしました。 新家荘平理事長、中西憲司学長、関 真第1解剖学教授、藤田幸久兵庫医療大学副学長、 石藏礼一緑樹会会長をお招きし、79名で開催いたしました。なかには卒後25年振りに お会いする先生もおられたりして、たいへん盛会に行われました。新家先生よりサプ ライズプレゼントとして、当時の免疫学試験問題を頂き、苦しくも楽しい学生時代を 顧みました。最後は校歌斉唱し、今後同窓の輪を広げることを約束し閉会となりました。

第13回生第14回生合同同期会

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8.OB会たより

下 村 英 毅

(平成16年卒業)

 平成28年 3 月21日に兵庫医科大学ラグビー部OB戦とアフターマッチファンクショ ンを開催しました。OB戦はJR西日本鷹取グランドを借りて開催しました。例年この 時期に同じグランドで行っていますが、天候には恵まれており今年も素晴らしい快晴 のもと行うことができました。OB戦には若手を中心として20人以上のOBとOG(も ちろん見学のみです)が参加し、現役対OBの試合や混成チームでの交流戦など計4 試合を行いました。1 試合目は現役チーム対若手OBチームで実戦さながらのメンバー 構成でした。例年国家試験を終えた 6 年生が若手OBチームに加わり、初期研修医な どの若手が中心ですので接戦になります。今年度はかろうじて現役に軍配が上がりま したが、現役は負けると後で何を言われるかわかりませんので例年必死です。2、3 試合目はやや年齢が高めのOBを含めたチームと 1 試合目で少し疲れた現役チームが 戦いました。4試合目は両チームを混成チームとして、年に一度の試合を楽しむこと ができました。試合後には全員で記念撮影を行い、アフターマッチファンクションの ために三宮のニューミュンヘン神戸大使館店に移動しました。アフターマッチファ ンクションには現役(部員・マネージャー)33名、OB・OG34名の参加となりました。 例年通り現役部員ほぼ全員と、 1 期生のOBから新卒OBまで幅広く参加しました。全 員が自己紹介を行うのも恒例で、食事を楽しみながら現役学生・OBが交流すること はラグビー談義だけではなく、お互い医学生と医師の立場で交流できる有意義な時間 となりました。

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 軽音楽部OB会は発足して20年は経過しているはずですが、ご存じの通り個人主義 かつテキトーな人間の集まりですので(笑)、大人数での会合を開催するには困難を 極めていました。しかしこの度ライブの告知をしたところ、数年ぶりということもあ りますが、出演者だけで上は4期生から下は研修医まで50人を超える参加がありまし た。みな演奏技術、エンターテイメント性など学生時代を超えるパフォーマンスを見 せ、ライブハウスにあったビールを飲み尽くすほど盛り上がりました。

 なお軽音OBの人数は兵庫医大のクラブ中でも最多クラスなはずですが、前述の通 りの性格が災いしてか、メールやfacebookを駆使しても未だに連絡がとれないOBが 多く存在します。この度、LINEに軽音楽部OB会グループを作り、既に80名以上が 参加しています。OBの方で、グループへの招待が来ましたら是非参加していただき、 また更に埋もれているOBを招待していただけましたら幸いです。

軽音楽部OB会ライブ開催

(平成28年6月19日、KOBE BLUEPORT)

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9.会員数珠つなぎ

藤 原 由 規

(昭和60年卒業)

小 池 新 平

(平成28年卒業)

 卒後30年も経過すると人生観も変わる ものです。兵庫医科大学上部消化管外科 講師の席を辞し、近畿大学奈良病院に赴 任してから6年が経過いたしました。奈 良病院は、奈良北部生駒市の丘陵地帯に 設立され、外科は大阪大学消化器外科と 近畿大学外科の混成部隊となっています。 年間手術症例数は700例を超えます。私 が専門の上部消化管外科ですが、年間胃 癌80例、食道癌10数例あります。緊急手 術も多くあり、専門外の手術を担当する ことも多くあります。当院の特徴は、各 科の垣根をこえた横のつながりが強いこ とです。外科では学会発表と論文作製を 積極的に指導し、卒後 4 ~ 5 年目により 積極的に悪性腫瘍の手術を執刀させます。 いわゆる後進の育成に主眼を置いた病院 です。私事ですが、奈良病院赴任後、鏡

視下手術を積極的に導入し良好な成績を 得ています。近年は、鏡視下手術も若手 の医師に積極的に執刀していただいてい ます。緑樹会の皆様におかれましては、 奈良にお越しの際は、ぜひお立ち寄りく ださい。

近畿大学医学部奈良病院 

消化器外科 准教授

(24)

福 島 一 登

(平成7年卒業)

 私は元号が代わった平成元年に入学し、 阪神淡路大震災があった平成7年に卒業 しました。入学後にバブルが崩壊し暗い 日本に変貌していましたが、学生生活は たいへん楽しく有意義に過ごすことがで きました。ラグビー部の先輩、後輩、同 期の友人のお蔭であります。甲子園で一 人暮らし、鳴尾浜でクラブができたこと は、大の阪神タイガースファンであった 私には最高の6年間でした。

 卒後は京都府立医科大学耳鼻咽喉科学 教室に入局し臨床、研究に明け暮れ、平 成19年に京都市でクリニックを開院しま した。クリニックは京都市中京区、京都 御苑の南の御所南エリアと呼ばれる場所 にあります。京都駅から地下鉄でおよそ

6分です。この地域は京都市内で住宅街 としても非常に人気が高く、京都らしい 街並みと近代化した建物が融合しており、 観光で来られる方もたくさんおられます。 一昨年、米国旅行専門誌で「ワールド・ ベスト・アワード2014」の人気観光地ラ ンキングで京都が1位になりました。毎 年約5,000万人が観光客として訪れる国 際観光都市の中心でこの仕事ができるこ とを誇りに思っております。私自身も今 後は更なる飛躍を目指して兵庫医大の卒 業生としてプライドをもって走り続けて いく所存です。

 次回は平成7年卒業の長谷川太郎先生 を推薦します。

毛 利 祐 介

(平成8年卒業)

 大学を卒業して20年が経ちました。現 在は祖父が開設した診療所を引継ぎ眼科 医として働いています。入学当時は国立 大学に行けなかった事に対するコンプ レックスがありました。バレー部に入部 し国立大学に勝つために一生懸命に練習 に打ち込みました。結果は、近畿大会 3 位が最高の成績で、西医体では 1 回 戦勝つのが関の山でした。勉強も運動も 負けると心が折れます。卒業して順調に 臨床試験を積み少し自信が付いてきた頃、 学会に参加すると国立大学の壁にコンプ

腐る事無く臨床、手術のスキルを磨く努 力は惜しみませんでした。

(25)

西   将 光

(平成26年卒業)

母校での初期研修を終え、この春より 兵庫医科大学病院神経内科へ入局し、ま た芳川教授のご厚意で夜間大学院へも同 時に進学させて頂きました。レジデント として病棟業務や外来勤務を行う傍ら、 業務終了後は基礎研究のお手伝いをさせ て頂いています。今年は外勤や外当直な どで一人で診療に当たる事が多くなり、

全ての判断を一人で行う事の難しさに困 惑しつつも、同時に何とかしてみせたい とやりがいも感じています。医師になっ て 3 年目となりおよそ4ヶ月が過ぎま したが、まだまだ勉強不足や力不足を感 じる事が多々あり、日々是精進の気持ち を忘れずにこれからも頑張ろうと思って います。

た。

 今は兵庫医科大学出身である事を誇り に思い、自信を持って医療に従事できる ようになりました。プライベートも兵医 出身らしく諸先輩方の伝統に従い上品に 粋に時に少しだけ羽目を外したりしなが ら愉しめています。この様に育てて頂い

た、同門の先輩、同期、後輩には本当に 感謝しています。有難うございます。  これからは、患者様の心に耳を傾け、 優しく且つ正確な医療を心掛け、兵庫医 科大学の名を汚すことなく、更なる飛躍、 伝統造りに微力ながら応援していきたい と思います。 

掲 示 板

日時:2017年1月8日(日)(翌日は祝日) 18時30分開始

10年目の同窓会

(26)

11.親子二代同窓会Story

谷 口 賢 蔵

(昭和54年卒業)

 昭和54年卒の谷口賢蔵といい、卒業生 の骨董品です。西宮市で小児科を開業し ています。親子リレー・エッセイ(勝手 につけました)の依頼を受け、色々考え た末「伝える」「伝承」についてお話し たいと思います。

 自分の学生時代を思い出すと、とても 息子に勉強しろとはいえませんでした。 しかし時代が変わり、進級試験やオス キー、卒業試験、国家試験のプレッシャー は大変なものだったようで、彼らは常に お尻に火がついた状態で、仲良く協力し てよく勉強していたと思います。国家試 験が終わり研修に入る前、一週間ほど、 私の診療のそばに置いたことがありまし た。おそらく、彼にとっては新鮮な印象

だったようで、その後の進路に少し影響 を与えたのではと考えています。  もう一つは、彼の祖父の存在です。義 父は、内科・小児科の開業医で、私より 10倍以上偉いと息子には言い、「祖父を 見習いなさい」と常に言ってきました。 往診で、患者が苦しんでいると、その場 で胸水を抜いて楽にさせてあげた話など をしていました。彼が、ポリクリの学生 の時、義父は末期の肺がんで兵庫医大に 入院しました。主治医の対応に不満が あったようで、息子に「年寄りは、お腹 を触ったり、手を握ったりされることが 安心なんやで、分かったか」と言ってい ました。そしてそれが、最後の授業とな りました。

(27)

谷 口 洋 平

(平成25年卒業)

 めっきり秋めいてまいりましたが、皆 様いかがお過ごしでしょうか。私は、緑 樹会会報の企画で親子エッセイを依頼さ れた谷口洋平と申します。緑樹会会報の 原稿を依頼され、大変恐縮しております。 何分原稿など書き慣れておりませんので、 乱筆乱文のほど、ご容赦願います。まず、 簡単に私の経歴を紹介させていただきま す。平成19年に兵庫医科大学に入学し、 平成25年に卒業、同年から兵庫医科大学 病院で 2 年間の臨床研修を経て、平成27 年に兵庫医科大学小児科学教室に入局し ました。現在は、レジデントとしてささ やま医療センター小児科で働いておりま す。父も同門で現在は町医者をしており ます。母方の祖父も医師で、周りに医療 関係者が多いことがきっかけとなり、な んとなく医師を目指し始めました。大学 生の頃は、まともに授業を聞いた覚えも なく、楽しい学生生活を送っていました。 そんな中、5年生の時に、母方の祖父が 大病を患い、治療の甲斐なく約1年後に 亡くなりました。祖父は今日のようにす

ぐにエコーやCTができる便利な時代で なく、身体診察が全てであった頃の医師 であり、自身の入院中も主治医の身体診

察にはよく不満をもらしていました。「ま

ともに聴診器も当てない…」など。弱り ゆく中で、医学生の私に身体診察の重要 性、ベッドサイドでの患者との会話の大 切さを何度も教えてくれていたのだと今 になって気づきました。その後、医師に なって、臨床の場を経験していくうちに 父の医師としての臨床能力に驚きまし た。敗血症でプレショックになった患者 様を外来でフォローするなど、今の私に は怖くて出来ません。多くの臨床の場数 が、外来で粘るのか、入院施設に送るの かのギリギリの線引きを可能にしている のだと感じました。医師として、尊敬で きる大先輩二人に少しでも近づけるよう に日々勉強して参りたいと思います。末 筆ながら、皆様のご健康とご活躍のほど をお祈り申し上げます。

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12.研修医1年目を終えて

吉 田 真一郎

(平成27年卒業)

 初期研修医2年目の吉田真一郎と申し ます。平成27年に本学を卒業し、諸先輩 方の暖かいご指導の下で有意義な研修医 生活を送らせていただいております。  私が医師を志したのは周りと比べて遅 く高校二年のときで、そこから勉強し始 めて昨年やっと医師になることができま した。まずはその喜びをかみ締めました が、同時に医師としての責務を担うこと への恐怖も持ち始めました。

 研修医1年目はすべてのことに慎重に なりすぎるあまりに、実際の行動へ移す ことが周りよりも遅れ、その割に気持ち ばかり焦る自分を責めて苛立つ毎日でし た。国家試験の思考回路であった自分に とって、臨床現場は知識の使い方や視点 も違い、加えて偏った先入観から「国家 試験以前の勉強の頑張りと臨床現場能力 の高さは別物であり、手技や手術などの 臨床現場は実際の経験が必要である」と 思い込んでいました。その時の自分は必 死ではあったとはいえ、そのような考え 方は知識が浅い状態で臨床現場に立つこ とへの言い訳になってしまっていたと恥 じています。愚かなその自分を省みたの は尊敬するある医師の言葉でした。「手技 は頭の中にある知識を手で表現するだけ」 と。机上の勉強は無論必要であること を自身では理解しているつもりでしたが、 その言葉は知識が身を助けて成長させる ことを一層自覚させました。文章にする と至極当たり前のことのように思えます が、悩んでいた私にとっては心強い一言で、 そこからは手技を含めたすべてに意味や 意義を考えながら、自身がする医療行為 がどういう理論の下に行っているかなど

「知識」を「臨床経験」に交えて更新して いくという日々を過ごす意識をして参り ました。その方法が果たして正しいのか は分かりませんが、少なくとも1年前の 医師を辞めたいほど悩んでいた自分より は少しは成長できたかと思います。  研修医2年目になり少しずつ仕事を任 せてもらえるようになってきた一方で、 指導も少なくなってまいりました。しか しそれは決して自分が成長したわけでな く、1年間医師をしてきたことに対する 諸先輩方の期待の表れによるものと理解 しており、より一層医学に真摯に向き合 う意識を忘れず日々を過ごしているつも りです。

(29)

13.全国私立医科大学同窓会連絡会 報告

第26回 西部会

保 科 幸 次

 (平成3年卒業)  

 9月24日、秋晴れの土曜日、ポートピアホテルに西日本の私立医大全11校の同窓会 執行部が集まり、活動のよろず相談を行う西部会が開催されました。今回は兵庫医 大がホスト校を務め、20名の緑樹会理事が参加致しました。私立医大同窓会が運営、 活動を行っていく中で直面する課題、問題点について忌憚のない意見交換を行う有意 義な場です。私も昨年、倉敷で開催された同会に初出席、予想以上にfeedbackの多い ことや、とても居心地の良いムードを記憶しておりました。

 主なテーマは、同窓会組織の法人化の是非、理事・会長の選出方法、年会費の額、 納入方法、納入率や、更には納入率を上げる為の工夫、支部会の状況、女性医師支援、 等で廣田理事の名司会の下、各校から状況説明と熱心な議論がなされました。

 懇親会では、大学から副理事長太城先生、病院長難波先生に御列席頂き、御挨拶と 乾杯の御発声を頂きました。かつて放射線科医局に秘書として勤務された高浜さんの マリンバ(南米起源の木琴)演奏を楽しみつつ、交流を深めました。他大学の先生の スピーチの中で、子弟が兵庫医大卒業、或いは在学であると述べられた方々も見受け られ、小生と高橋敬子(平成1年卒)常任理事の隣に着席された産業医大の先生から は今年、兵医入学した子女が大変充実した学生生活を送っているとの話を伺い、とて も幸福な気分を感じました。

 確かに、大阪医大、関西医大、久留米大など創立約100年近い大学同窓会では代表 の先生方に貫録と雰囲気があり、それだけで伝統や歴史を感じられます。また、カリ スマ性の強い会長がシンボルとなっている大学同窓会もありました。しかしながら、 現在の緑樹会が石蔵会長のマネージメントで、全ての理事に仕事が分担され、今回の 全国私立医科大学同窓会連絡会西部会においても準備から本番まで、それぞれの持ち 場で各々が実力を発揮、今期の“超変革”をスローガンとした阪神タイガースが多く の若手選手を一軍に起用したように、全理事が同窓会活動の一翼を担う、という方向 性は「若い同窓会」の息吹とも言えそうです。

 私見ではありますが、我々、兵庫医大の卒業生が友人関係、クラブの先輩・後輩関 係、趣味を通じての交流など密な関係を継続している様子は自分の周囲、またSNS を通じて垣間見ることも多く、oicialではなくとも、皆がそれぞれの緑樹会活動を行っ ている、と言えるのではと思います。このような空気は、今後時間をかけて更に熟成 されていくはずです。

参照

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