• 検索結果がありません。

intro medicine 100706 最近の更新履歴 Dr Hishiki's classroom (日紫喜研究室)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "intro medicine 100706 最近の更新履歴 Dr Hishiki's classroom (日紫喜研究室)"

Copied!
50
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

第1 3 回  診断概論

日紫喜  光良

医学概論講義

(2)

概要

診断ではどのよう なやり 方で考えるか

検査の役割と 種類

(3)

診断と は

原因の特定

問題の特定

正常と 異なる状態すべて

(4)

問題の種類

狭義の)診断

症候群

例:肝腫脹、腹水、黄疸

原因は肝硬変か?転移性のがんか?

病態

例:高脂血症

例:抗利尿ホルモン分泌異常症

手がかり

例:吐き気、嘔吐、下痢、熱、労作時の呼吸困難、夜の咳、心肥大

異常兆候

例:頭痛、かすみ目、頻発する胸やけ、心雑音、好酸球増多

心理的・社会的・経済的な問題

例:失業、貧困、近年の離婚、アルコール依存症、喫煙

(5)

問題の発見: ( 1 ) 情報収集の手順

話をする前に

基本情報: 年齢、 性別、

人種、 居住地、 出生地、

職業

足取り 服装、 全体的

な様子

主訴

現病歴

診察

作業仮説

(6)

主訴

患者が受診し た理由

– 患者自身の言葉で表現し たも の、 または、 医師

がそれに対し て解釈を加えたも の

例: 息が切れる」 息が十分に吸えない」 空気

が奥深く まで入っ ていかない」 「 息が詰まる」 「 息

苦し い」

例: 呼吸困難

(7)

作業仮説の形成

年齢、 主訴、 ∼2 個の情報をも に。

例1再発する多発性関節炎を有する28歳女性

例2過去6月間、咳、痰、労作時の呼吸困難などの症 状が悪化している64歳男性

作業仮説と は: 患者の訴えに対する説明になり う る

と 推定さ れる診断名

最初の概念から発展

例1関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、サルコ ドーシス、ライム病

例2慢性閉塞性肺疾患(COPD)肺がん、結核、広範囲 の肺実質性疾患

(8)

作業仮説の形成: 症状の集合から

• 典型的な疾患ー症候関係を拾い出す

例: 甲状腺機能亢進症→甲状腺腫、 振戦、 頻脈、

高温不耐症

例: ヘモク ロマト ーシス→肝腫大、 日焼けし たよう

な肌、 糖尿病

例: 糖尿病→多尿症、 多飲症、 多食症

症状のク ラ スタ リ ング

(9)

作業仮説の形成: 手がかり の利用

• 最初の概念が非特異的な場合。

• 特定の疾患に必ず現れる手がかり はない

か?

例: 衰弱、 倦怠感、 吐き気、 体重減少  +  腹水

による腹部膨満  →  腹水の原因と なる肝硬変、

ネフ ローゼ、 転移がんの有無について検査をおこ

なう

(10)

臓器異常の手がかり と なる症候の例

神経系

頭痛、めまい、耳鳴、意識障害、けいれん、 運動障害、感覚障害

呼吸・循環器系

咳・痰、胸痛、動悸、血圧異常、呼吸困難、 浮腫

消化器系

腹痛、吐血(下血)黄疸、胸焼け、げっぷ、 心・嘔吐、腹部膨満、嚥下障害、便秘・下痢

腎・泌尿器系

頻尿・他尿、乏尿・無尿、尿失禁・排尿異常、血尿

(11)

情報収集の手段: ( 1 ) 面接( 問診)

態度

落ち着いた態度、時間をかけて説明してくれる、質問に答 えてくれる、辛抱づよい、心がこもっている、患者のことを 考えてくれる

• 自由回答を促す開かれた質問( オープンク エスチョ

ン) から 始める

教えてください」それについてはどうですか」それ から?」「そうですか?」「痛みがあるのですか?」

⇔閉じた質問(ローズドエスチョン)具体的な答えを 導く。

痛みで吐き気をもよおしましたか?」便は何色でしたか?」

(12)

情報収集の手段: ( 2 ) 診察( 身体診察)

仮説の検証のため

例:主訴)慢性的な消化不良、拒食、体重減少→(仮説) 上部消化管のがん→(検証)貧血、左鎖骨上リンパ節の 腫大、上腹部のしこり、肝臓の結節性腫脹

全身をく まなく 順番どおり

バイルサイ

全身症状

変形部位、栄養状態、体水分の状態、震えや身体の動き、 毛髪の分布、肌の色、湿疹、結節、黄色腫、浮腫、静脈

拡張、(結膜の)蒼白、黄疸、チアノーゼ、多血症、など

左右差:異常側と正常側との比較

聴診

(13)

バイ タ ルサイ ン

意識状態

体温

脈拍

健康成人では1分間に65-85

– 100/分以上:頻脈、60/分以下:徐脈 ズムの不整、大きさ安定、左右差

血圧

呼吸状態

正常には安静状態で1620/

頻呼吸:24/分以上、徐呼吸:12/分以下 異常呼吸状態:チェーン・ストークス呼吸

呼吸期と無呼吸期が交互に繰り返してある周期性呼吸

重症(心疾患、腎疾患、脳疾患、薬物中毒)

(14)

全身症状

体温の異常

食欲の異常( 食欲不振、 食欲亢進)

体重の異常( 肥満、 やせ)

貧血、 チアノ ーゼ

全身倦怠感

不定愁訴

(15)

知っ ていると 、 情報が見つかる

視覚的パタ ーン認識

例1 : 黄色腫

家族性高コ レステロール血症を疑う

金沢大学脂質研究講座 家族性高コレステロール血症について」

http://web.kanazawa-u.ac.jp/~med64/index.html

皮膚、腱、臀部 や指の間など

(16)

例2 : ク ッ シング症候群

顔の周辺の、過剰な量の体脂肪

•顔面の余分な毛やニキビ

a副腎でコルチコステロイが過剰生産

万有製薬「ルクマニュアル家庭版」

b. 症状が重いために大量のステロイ薬を 服用しなければならない場合

http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec13/ch164/ch164c.html

副腎の問題

下垂体の異常

(17)

例3 : 貧血

「髪は白く、目の結膜は

蒼白です。顔色もよくなく、 全身的な動悸息切れ眩 暈などの心不全患者の 兆候が強い人もいます。 心肺所見として、心雑音 や頻拍むくみなども認め られます。」

貧血患者の結膜所見

西野内科「貧血に関する生活習慣指導について」

http://www.nisinonaika.or.jp/anemia.htm

(18)

例4 : 痛風結節

手指にできたも

両国東口クニッ痛風教室」

http://www.higasiguti.jp/100/kyousitu.htm

足の拇指にできたも

(19)

例5 : パーキンソ ン病

多くは40歳以後に発症 手足のふるえ

筋の固さ 動作の遅さ 歩行の拙劣さ

転びやすさなどの症状

最初から全部の症状がそろっ ているわけではない

発症して数年経つとこれらの 症状の大部分がみられるよう になる。

初期の症状で一番多いのは手 のふるえ

(20)

Interview with Michael J Fox

(04/08/2002 ) from Charlie Rose

Show

(21)

作業仮説から 鑑別診断へ

鑑別診断

問題リ スト

直観

主訴 手がかり

症状の

ク ラ スタ リ ング

(22)

鑑別診断の作成

主訴の原因の候補をリ スト アッ プするこ

見落と を避けるために、 疾患カ テゴリ ーから

選んで鑑別診断を作る

(23)

疾患カ テゴリ ー

感染性

腫瘍性

全身症状

局所症状

内分泌‐ 代謝性

神経精神病

臓器別

心臓 腎臓 胃腸 肝臓

その他

結合組織と自己免疫

全身性エリテマトーデス、 節リウマチなど

血液性

遺伝性

外傷性

栄養

医原性、薬物性

(24)

例( 1 ) : 48 歳女性  2 週間続く 下肢のむく み

鑑別診断

心臓、肺→右室不全を おこす疾患

肺高血圧症(膠原病性、 原発性)

僧房弁狭窄症

肝臓→肝硬変

腎臓→ネフローゼ症候

血管→静脈とンパ管 の閉塞

問診で得るべき情報

労作時の呼吸困難

心臓病、心雑音

過度のアルコール摂取肝炎の既往

腎臓病について血管障害について

静脈瘤

ふくはぎの痛み

骨盤内臓器の疾患

(25)

例( 2 ) : 60 歳男性  6 週間の咳と 痰

鑑別診断

肺がん、結核、慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患、その 他の肺実質性疾患

問診

喫煙、職業歴(有害物質への曝露)最近呼吸器感染症 にかかったか、喘鳴あるいは呼吸困難、結核患者との接 触、痰のようす

診察

ばち指、聴診、鎖骨上の硬いリンパ節

検査

胸部X線、好酸菌、がん細胞、バー気管支内視鏡 検査、肺機能検査

(26)

意識障害

脳の器質的障害

脳血管障害

脳腫瘍

硬膜下血腫

髄膜炎

脳炎 など

脳以外の原因

ショ中毒

敗血症

肝不全

腎不全

重症膵炎

高血糖

低血糖

てんかん発作後

(27)

動悸

心臓の拍動を不快と感じるこ

心拍数が増加していると感じるも

息切れ

ズムの不整を感じるも

心疾患性

不整脈性

狭心症、心筋梗塞、大動脈閉鎖不全、心筋症

非心疾患性

貧血、感染、甲状腺機能亢進症、慢性閉塞性肺疾患、肺炎、肺塞栓 症、薬物(アルコール、喫煙)

心因性

(28)

浮腫

全身性

腎性:急性糸球体腎炎、ネフ ローゼ症候群、急性腎不全、 慢性腎不全

心性:血性心不全など 肝性:肝硬変など

内分泌性:甲状腺機能低下、 シング症候群、月経前浮

栄養障害:蛋白漏出胃腸症、 吸収不良症候群、悪液質

薬物:甘草、グリチルリチン、 経口避妊薬

特発性

局所性

静脈性:四肢静脈血栓症、 肢静脈瘤など

ンパ性:ア、先天性、 ンパ管炎

炎症性:血管炎、アレルギー 血管神経性:遺伝性血管神

経性浮腫など

(29)

腹痛: 消化器疾患

器質性:

急性胃炎、 消化性潰瘍、 胃がん、 虫垂炎、 急性

腸炎、 虚血性腸炎、 ク ローン病、 潰瘍性大腸炎、

腸結核、 大腸がん、 憩室炎、 S 状結腸軸捻転、 腹

膜炎

機能性:

機能性消化不良、 過敏性腸症候、 便秘

肝・ 胆・ 膵疾患:

胆石症、 胆のう 炎、 膵炎、 膵がん、 肝膿瘍、 肝腫

(30)

腹痛: 他臓器疾患

腎泌尿器疾患: 尿路結石症、 腎盂炎、 腎梗塞、

膀胱炎、 尿路系腫瘍

生殖器疾患: 子宮外妊娠破裂、 急性子宮付

属器炎、 卵巣腫瘍軸捻転

心血管疾患: 心筋梗塞、 狭心症、 心膜炎、

脈瘤破裂、 腸間膜動脈閉塞症

その他: 肺炎、 胸膜炎、 など

全身性疾患: ポルフ ア、 シェ ーラ ン・

ノ ッ ホ症候群、 腹部てんかん

(31)

急性腹症

• 緊急に外科的処置を必要と する病態

(32)

急性腹症の代表的疾患

消化管穿孔

虫垂炎

急性膵炎

レウス

急性腹膜炎

実質臓器破裂( 腹腔内出血)

腹部大動脈破裂

腸間膜動脈の血栓・ 塞栓

子宮外妊娠

卵巣腫瘍茎捻転  など

(33)

吐血・ 下血を起こ す疾患

食道: 食道静脈瘤、 食道潰瘍、 食道炎、 食道がん、

マロリ ー・ ワイ ス症候群

胃: 胃潰瘍、 出血性胃炎、 血管異形成、 毛細血管拡

張、 胃静脈瘤、 胃がん

十二指腸: 十二指腸潰瘍、 十二指腸炎、 十二指腸

がん、 小腸静脈瘤

小腸: 小腸潰瘍、 小腸腫瘍、 ケル憩室、 血管異

形成、 小腸静脈瘤

大腸: 虚血性腸炎、 潰瘍性大腸炎、 感染性腸炎、

室炎、 大腸がん、 ポリ ープ、 血管異形成、 痔核

(34)

マロリ ー・ ワイ ス症候群

西日本新聞

http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/doctor/ask/post_321.shtml

飲酒後に嘔吐(おうと)を 繰り返すことなどによっ て胃と食道の接合部に 裂傷ができ、そこから出 血する病気

(注)吐血で最も多い のは胃潰瘍、次いで 食道静脈瘤

(35)

食道・ 胃静脈瘤

シーマーケッニッ肝硬変症」

http://www32.ocn.ne.jp/~sujaku/c-lc-8.html

肝硬変の重要な 合併症の一つに 食道・胃静脈瘤が ある。

静脈瘤が破裂す ると大量に出血し、 出血性ショックや 肝不全などを引き 起こし、致死的と なる。

(36)

消化管憩室( 症)

ルクマニュアル家庭版 憩室症」

http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec09/ch128/ch128b.html

大腸憩室症 小腸のメッケル憩室

乳児のおよそ3%。多くは無症状

憩室が多発。ほとんどの憩室は無症状

(37)

黄疸

http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/sec10/ch135/ch135b.html ルクマニュアル家庭版 黄疸」

血液中の色素である ビリルビンの濃度が 異常に高くなったため に、皮膚や結膜が黄 色くなること

(38)

黄疸の原因

肝臓が原因

肝炎、 肝硬変→肝臓の炎症や線維化などの損傷

→胆汁中へのビリ ルビンの排出が阻害

肝臓以外が原因

肝臓から 小腸へと 胆汁が流れる胆管が、 胆石や

癌などでふさ がっ ておこ る

溶血性黄疸

溶血:赤血球が破壊される

(39)

検査の意味

原則と て、 診断、 治療方針、 予後に影響を

与えない検査は行っ ても 意味がない

ただし 見落と 疾患を最小限にする基本的

検査( 最小限度の血液検査と 尿検査を組み

合わせたも の) は推奨さ れる

(40)

検査の理由

診断

予後

例:肝炎→トンスアミナーゼ値、膵炎→アミーゼ値、急性心筋梗 塞→MB型クレアチンキナーゼ値

スクーニング

例:肝臓、骨、腎臓、副甲状腺、電解質、脂質、糖尿病等の異常

モニタング

例:レアチニン値の上昇→腎臓機能の悪化

レステロール値の低下→食事療法、薬物療法の効果

基本データの確定

例:腎毒性の可能性がある薬を投与する前に、患者のクレアチニン 値を測定

決断

例:肺換気血流スキャンまたはC血管造影→肺塞栓を疑い、抗凝固 薬使用を決断

(41)

基準値の意味

健常人が示す数値のう ち9 %を含む上限と

下限の範囲内をいう

• 正常値をはなれた数値がただちに異常と いう

わけではない

• 個人での意味づけには数値の変化をみるこ

と が重要

(42)

検査の種類

単純X線写真

尿検査

蛋白、糖、ウロビリーゲン、

糞便検査

虫卵、潜血

血算検査

赤血球数、ヘモグロビン、ヘマト 白血球数、血小板数 白血球分画

血液生化学検査

総蛋白、アルブミン、尿素窒素、 レアチニン、尿酸、総コレステ ロール、中性脂肪、Na, K, Cl, Fe, 血糖、ンスアミナーゼ

GOT, GPTγ ーGアル スフーゼ(ALP 酸デヒロゲナーゼ( レアチンキナーゼ(など

血清、感染症検査

赤沈、CRPHBs抗原、HCV 体、梅毒反応

特殊検査

腫瘍マーカ

血液凝固・線溶系検査 内分泌学的検査

免疫学的検査:自己抗体など

細胞診

穿刺液検査

(43)

単純X 線写真

胸部X 線写真

心疾患、呼吸器疾患心臓の大きさ

肺野の状態胸水の有無

腹部X 線写真

胃炎や潰瘍は見えない

胆石、尿路結石、レウス、穿孔などの重篤な疾患の診 断には必須

消化管穿孔:横隔膜を含めた立位の腹部写真→横隔膜 直下に遊離ガスが見えることがある

(44)

尿検査

蛋白、 糖、 潜血、 ケト ン体、

妊娠反応の有無 (hCG)

蛋白見ら れると き→沈さ による円柱、 白血球

の有無

• 細菌感染や悪性腫瘍の疑い→細菌培養、 細

胞診

(45)

血算検査

白血球 (WBC)

– 3.09.4 x 103/μ L

赤血球 (RBC)

男性:4.00-5.60x106/μ L 女性:3.70-4.90x106/μ L

ヘモグロビン (Hb)

男性:13.5-17.5g/dL 女性:11.5-14.5g/dL

ヘマト (Ht)

血液中の血球成分の割合 男性:40-52%

女性:35-44%

平均赤血球容積 (MCV)

– Ht/RBC x 10 男性:85-102fL 女性:83-98fL

平均赤血球ヘモグロビン量 (MCH)

– Hb/RBC x 10 男性:29-34pg 女性:28-33pg

平均赤血球ヘモグロビン濃度 (MCHC)

– Hb/Ht – 32-36%

血小板

– 150-400x103/dL

(46)

血液生化学検査

グルコース

空腹時血漿血糖:70-110mg/dL

グリセリ中性脂肪)(TG)

– 50-150mg/dL

総コレステロール (TC)

– 130-220mg/dL

尿酸 (UA)

男性:3-7.2mg/dL 女性:2.1-6mg/dL

レアチニン

男性:0.6-1.2mg/dL 女性:0.4-0.9mg/dL

ナトウム (Na)

– 135-149mEq/L

ウム(K)

– 3.5-4.9mEq/L

塩素(Cl)

– 96-108mEq/L

(Fe)

男性:64-187μ g/dL 女性:40-162μ g/dL

GOT(AST)

– 11-40IU/L

GPT(ALT)

– 6-43IU/L

γ -GTP

成人男性:10-50IU/L 成人女性:9-32IU/L

甲状腺刺激ホルモン(TSH)

– 0.34-3.5μ U/mL

遊離サイロキシン (FT4)

– 0.7-1.7ng/dL

グリヘモグロビン (HbA1c)

– 4.3-5.8%

(47)

専門検査

腫瘍マーカ

血液凝固・線溶系検査

内分泌学的検査

免疫学的検査

細胞診

粘膜の剥離・擦過物、または穿刺液に含まれる細胞 悪性腫瘍の診断に用いる

気管支、消化管、子宮、膀胱、尿管、喀痰、胸水、腹水、髄液、心膜 液、その他

穿刺液検査

胸水、腹水、髄液、心膜液

色調、蛋白など、出血の有無、細胞数と種類、腫瘍マーカー、細胞診 滲出性(蛋白濃度>3g/dL)か漏出性か

(48)

一般的な治療のすすめかた

緊急性を考慮

アク セス可能な医療資源を考慮

治療のゴールを考慮

年齢を考慮

患者のコ ンプラ アンスを考慮

患者へのサポート を考慮

(49)

参考文献

寺野彰( 総編集) シンプル内科学  南江堂 

2008

• Cutler P “Problem Solving in Clinical

Medicine – From Data to Diagnosis” ( 黒川

清( 監修) 、 福井次矢( 監訳) カ ト ラ ー臨床診断

学  丸善  2007)

(50)

オンラ イ ン参考文献

萬有製薬  ルク マニュ アル家庭版 

http://mmh.banyu.co.jp/mmhe2j/index.html

参照

関連したドキュメント

 彼の語る所によると,この商会に入社する時,経歴

わからない その他 がん検診を受けても見落としがあると思っているから がん検診そのものを知らないから

※ 硬化時 間につ いては 使用材 料によ って異 なるの で使用 材料の 特性を 十分熟 知する こと

 我が国における肝硬変の原因としては,C型 やB型といった肝炎ウイルスによるものが最も 多い(図

(2)特定死因を除去した場合の平均余命の延び

共通点が多い 2 。そのようなことを考えあわせ ると、リードの因果論は結局、・ヒュームの因果

Q7 

賠償請求が認められている︒ 強姦罪の改正をめぐる状況について顕著な変化はない︒