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dSPACE Magazine 2010 03 SystemDesk 101220 J ebook

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Academic year: 2017

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システムとしての思考

SystemDesk®の新バージョンでは操作性 とパフォーマンスが強化され、大規模な量 産プロジェクトに最適です。SystemDesk 3.0はライブラリレベルとシステムレベル に明確に分かれており、新しいよく構成さ れたワークフローを提供します。ライブラ

合され、システム内で編集できます。この ため、ユーザは複雑なプロジェクトでもす べてをたどっていくことができます。また、 CAN、LIN、およびFlexRayバスによる通 信用の拡張モデリング機能やランタイム 環境(RTE)およびオペレーティングシス テム(OS)の設定を行うための機能一式 も含まれています。

もう一つの利点として、SystemDesk 3.0 は自動車業界で現在注目されているバー ジョンAUTOSAR Release 3.1に基づ いて構築されています。

TargetLink®との連携

開発工程全体を通してAUTOSARに準拠 したシステム開発のメリットを十分に享受 リレベルには再利用可能なAUTOSARの

エレメントが含まれており、システムレベル にはソフトウエアアーキテクチャ、ハードウ エアトポロジ、およびネットワーク通信が 含まれています。ライブラリでモデル化さ れたソフトウエアコンポーネントおよびコ ンポジションは、ダイレクトにシステムに統

Think AUTOSAR,

Think SystemDesk

量産 ECU ソフトウエアのモデリングおよび

シミュレーション

AUTOSAR 規格の重要性はますます高まっており、

AUTOSAR に準拠した電子制御ユニット( ECU )の量産

が始まっています。 dSPACEAUTOSAR 準拠への取

り組みを示すものとして、アーキテクチャソフトウエア

SystemDesk バージョン 3.0 をご紹介いたします。

SYSTEMDESK 3.0 PAGE 48

dSPACE Magazine 3/2010 · © dSPACE GmbH, Paderborn, Germany · info@dspace.co.jp · www.dspace.jp

(2)

AUTOSAR準拠の開発工程におけるSystemDesk(アーキテクチャおよび統合ツール)とTargetLink

(動作モデリングツール)間でのSWCコンテナの交換

SystemDesk 3.0 の特長

モデリング

n SystemDeskとTargetLinkの連携強化 n AUTOSAR 3.1システムテンプレートに

対応した拡張モデリング

n ソフトウエアコンポーネントとECUの マッピングに対応した新しいエディタ n 信号マッピング用エディタの強化 n ソフトウエアコンポーネントの複数イン

スタンスに対応

RTEの生成

n 完全なRTEおよびOSコンフィギュレー ション

n サードパーティ製のRTEとベーシックソ フトウエア間の連携の強化

シミュレーション

n PIL(Processor-in-the-Loop)シミュ レーション

n 仮想ECUの直接接続 操作

n ライブラリシステムコンセプトにより構造 化されたワークフロー

n パフォーマンスの向上

n 選択リストのフィルタリング機能 n 検索機能の強化

するには、AUTOSARファイル(ARXML) や補足ドキュメントを交換できる連携した ツールが必要です。dSPACEは、こうした 要件を満たすため、SystemDeskおよび TargetLinkにより密接に関連したストラ クチャおよびビヘイビアモデリング環境を 提供します。まず、システムアーキテクト がSystemDeskからソフトウエアコン ポーネント(SWC)コンテナをエクスポー トします。SWCコンテナには、モデル化 し た ソ フト ウ エ ア コ ン ポ ー ネ ン ト

(ARXMLやその他のあらゆる仕様書)に 属するすべてのファイルが格納されていま す。このSWCコンテナをTargetLink ユーザがインポートし、定義されているイ ンターフェースを使用して、コンポーネン トのAUTOSARフレームモデルを自動的 に作成します。その後、実際の機能を開発 し、AUTOSAR準拠のコードを生成しま す。生成されたコードは、生成されたすべ てのASAP2ファイル、追加の実装情報を 含むARXMLファイルとともにSWCコン テナでSystemDeskに送り返されます。 これにより、ECUの動作をオフラインでシ ミュレートおよびテストするために使用で

きる実装情報がSWCに含められます。 SWCコンテナは、Container Manager というグラフィカルユーザインターフェース を持つ専用のツールで取り扱います。 エラーを早期に検出

開発プロセスにおけるエラーは、早い段 階で発見するほど、修正が容易でコスト も少なくて済みます。SystemDesk 3.0 で は、SIL(Software-in-the-Loop)シ ミュレーションをサポートしているだけで なく、たとえばTargetLinkなどを使用し てAUTOSARアプリケーションを評価 ボード上で仮想ECUとして実行すること ができます。つまり、開発の非常に早い段 階でECUコードをターゲットプロセッサ 上でシミュレートすることができます。 SystemDeskでの直接的なシミュレー ションに加え、作成した仮想ECUを制御 対象システムのSimulinkモデルに接続 し、dSPACEの試験用ソフトウエアである ControlDesk® Next Generationを使 用してシステム全体としてテストすること も可能です。

SystemDesk TargetLink

SWCコンテナのエクスポート SWCコンテナのインポート

SWCコンテナのインポート SWCコンテナのエクスポート

Container Manager

.arxml

.c .h ... .a2l .doc SWCコンテナ .arxml

... .doc SWCコンテナ

PAGE49

dSPACE Magazine 3/2010 · © dSPACE GmbH, Paderborn, Germany · info@dspace.co.jp · www.dspace.jp

参照

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