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診療科別医療内容及び実績について 平成18年3月30日 堺市監査委員公表 第15号 堺市

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(1)

Ⅱ 診療科別医療内容及び実績について

1 堺市の患者数

(1)堺市の人口及び患者数の推計

堺市の人口及び患者数の推計は次のとおりである(将来推計人口(( 財) 統計情報研 究開発センター)及び患者調査(平成 14 年)より)。

(単位:人)

H12年 H17年 H22年 H27年 H32年 H37年 H42年

0∼14歳 118,155 111,887 106,499 99,189 91,817 82,675 73,479

 構成比 14.3% 13.8% 13.5% 13.1% 12.7% 12.2% 11.7%

15歳∼64歳 586,876 547,240 497,273 446,129 413,738 390,713 362,350

 構成比 70.9% 67.4% 63.1% 58.8% 57.4% 57.7% 57.6%

65歳以上 123,067 152,756 184,490 212,766 215,288 203,669 193,481

 構成比 14.9% 18.8% 23.4% 28.1% 29.9% 30.1% 30.7%

合計 828,098 811,883 788,262 758,084 720,843 677,057 629,310  H12年対比 100.0% 98.0% 95.2% 91.5% 87.0% 81.8% 76.0%

(推計人口)

(単位:人/日)

H12年 H17年 H22年 H27年 H32年 H37年 H42年

0∼14歳 230 214 203 189 173 153 137

 構成比 2.8% 2.3% 2.0% 1.7% 1.5% 1.3% 1.2%

入 15歳∼64歳 3,292 3,180 2,878 2,501 2,379 2,346 2,248

 構成比 40.8% 34.7% 28.3% 22.6% 20.4% 19.7% 19.7%

65歳以上 4,556 5,763 7,094 8,352 9,090 9,429 9,026

院  構成比 56.4% 62.9% 69.7% 75.6% 78.1% 79.0% 79.1%

合計 8,078 9,157 10,176 11,042 11,642 11,927 11,411  H12年対比 100.0% 113.4% 126.0% 136.7% 144.1% 147.7% 141.3%

0∼14歳 3,577 3,356 3,187 2,968 2,725 2,428 2,165

 構成比 7.8% 7.8% 6.1% 5.5% 5.1% 4.7% 4.4%

外 15歳∼64歳 23,488 22,612 20,567 17,986 16,885 16,444 15,685

 構成比 51.3% 52.8% 39.4% 33.3% 31.4% 31.6% 31.8%

65歳以上 18,726 16,870 28,442 33,066 34,155 33,146 31,510

来  構成比 40.9% 39.4% 54.5% 61.2% 63.5% 63.7% 63.8%

合計 45,790 42,838 52,197 54,019 53,766 52,018 49,360  H12年対比 100.0% 93.6% 114.0% 118.0% 117.4% 113.6% 107.8%

(1日当たり推計患者数)

堺市の将来人口は減少する傾向にある(平成 12 年の国勢調査における人口増減率に 基づく推計)。65 歳以上の高齢者が占める比率は年々上昇し、将来的には全人口の約 30%が 65 歳以上の高齢者になると予測される。

(2)

29 (2)疾病別患者数の推計

疾病別患者数の推計は次のとおりである(将来推計人口(( 財) 統計情報研究開発セ ンター)及び患者調査(平成 14 年)より)。

(単位:人/日)

疾病19分類略称 H12年 H17年 H22年 H27年 H32年 H37年 H42年 H12年対H32年

感染症・寄生虫症 260 284 303 317 322 318 302 123.9%

新生物 1,030 1,158 1,261 1,332 1,344 1,311 1,247 130.5% 血液・造血器・免疫機構 40 44 48 53 56 57 54 139.1% 内分泌・栄養・代謝 289 329 363 392 412 422 406 142.5%

精神・行動障害 1,641 1,755 1,852 1,917 1,944 1,921 1,823 118.4% 入 神経系 392 447 504 555 592 613 587 151.1%

眼及び付属器 97 111 122 131 137 139 134 141.6% 耳及び乳様突起 16 17 18 19 18 16 15 110.1%

循環器 1,651 2,011 2,377 2,710 2,979 3,162 3,044 180.4% 呼吸器 376 441 508 569 616 644 612 163.5% 消化器 429 480 526 563 584 590 564 136.3%

皮膚及び皮下組織 52 58 63 66 69 70 66 131.1% 筋骨格及び結合組織 355 409 461 509 543 563 543 153.0%

尿路・性器 276 319 360 395 417 428 409 151.2% 妊娠・分娩・産褥 116 108 91 78 69 64 60 59.0%

院 周産期 35 32 31 29 26 22 20 72.7%

先天奇形・変形・染色体異常 45 43 41 39 36 33 30 81.0% 異常所見 167 195 225 254 278 295 284 166.8%

損傷・中毒 747 849 951 1,046 1,129 1,187 1,141 151.0%

その他 63 68 69 70 73 75 71 116.0%

合 計 8,078 9,157 10,176 11,042 11,642 11,927 11,411 144.1% 感染症・寄生虫症 1,790 1,946 1,987 2,019 1,946 1,815 1,715 108.7% 新生物 1,317 1,465 1,528 1,595 1,589 1,521 1,431 120.7%

血液・造血器・免疫機構 197 214 215 228 238 240 224 120.6% 内分泌・栄養・代謝 2,615 2,985 3,084 3,208 3,183 3,041 2,908 121.7%

精神・行動障害 1,039 1,117 1,098 1,120 1,133 1,124 1,055 109.0% 外 神経系 701 821 862 920 936 925 878 133.5%

眼及び付属器 2,887 3,400 3,512 3,734 3,785 3,711 3,561 131.1% 耳及び乳様突起 641 692 697 702 687 656 622 107.2% 循環器 5,242 6,576 6,928 7,533 7,842 7,908 7,635 149.6%

呼吸器 4,524 4,557 4,461 4,348 4,117 3,825 3,539 91.0% 消化器 9,972 10,582 10,618 10,669 10,327 9,742 9,167 103.6%

皮膚及び皮下組織 1,581 1,651 1,643 1,650 1,609 1,541 1,445 101.8% 筋骨格及び結合組織 5,620 6,841 7,239 7,838 7,998 7,861 7,534 142.3% 尿路・性器 1,513 1,658 1,712 1,760 1,754 1,702 1,601 116.0%

妊娠・分娩・産褥 134 125 106 91 79 74 69 59.3%

来 周産期 19 18 17 16 14 12 11 72.7%

先天奇形・変形・染色体異常 64 62 60 58 53 47 44 83.6% 異常所見 369 404 407 417 415 402 381 112.5%

損傷・中毒 1,965 2,038 1,976 1,954 1,913 1,847 1,737 97.3% その他 3,600 3,960 4,048 4,161 4,147 4,024 3,804 115.2% 合 計 45,790 51,109 52,197 54,019 53,766 52,018 49,360 117.4%

(1日当たり推計疾患別患者数)

当病院が注力すべき入院に関しては、今後、高齢化に伴い特に脳梗塞・心筋梗塞等 を中心とする循環器系疾患の患者が著しく伸びることが予想される。また、呼吸器系、 筋骨格及び結合組織、尿路・性器、神経系疾患の患者もかなり増加することが予想さ れる。

(3)

(3)当病院の疾病別患者数シェア

平成 17 年 3 月の入院患者数を基準として、疾病別のシェアを算定した結果は次のと おりである。

(単位:人/日)

推計患者数 当病院患者数 シェア率

感染症・寄生虫症 284 12.5 4.4%

新生物 1,158 148.8 12.9%

血液・造血器・免疫機構 44 5.2 11.8%

内分泌・栄養・代謝 329 14.2 4.3%

精神・行動障害 1,755 2.6 0.1%

入 神経系 447 13.7 3.1%

眼及び付属器 111 21.2 19.1%

耳及び乳様突起 17 2.2 12.8%

循環器 2,011 40.9 2.0%

呼吸器 441 42.3 9.6%

消化器 480 35.2 7.3%

皮膚及び皮下組織 58 3.2 5.5%

筋骨格及び結合組織 409 22.2 5.4%

尿路・性器 319 17.5 5.5%

妊娠・分娩・産褥 108 18.5 17.1%

院 周産期 32 6.8 21.1%

先天奇形・変形・染色体異常 43 1.4 3.2%

異常所見 195 12.8 6.6%

損傷・中毒 849 16.6 2.0%

その他 67 -

-合 計 9,157 437.8 4.8% 疾病19分類略称

(平成17年3月 疾患別入院患者シェア)

シェア率を見ると周産期(小児科、産婦人科)、眼及び付属器(眼科)、妊娠・分娩・ 産褥(産婦人科)、耳及び乳様突起(耳鼻咽喉科)、新生物(主に各内科、外科)、及び 血液・造血器・免疫機構(血液内科)が、10%を超え高いシェア率となっている。

今後、患者数が大幅に増加すると予測される循環器系のシェア率は 2. 0%とかなり低 い。逆に患者数が大幅に減少すると予想される周産期及び妊娠・分娩・産褥がかなり 高くなっている。

患者数の増加が予想される診療科は、民間病院も力を入れるため競合が激しくなり、 当病院のシェア率が低くなる傾向がある。一方、患者数の減少が予想される診療科は、 民間病院が将来の不採算分野として撤退するため、逆に当病院のシェア率が高くなる 傾向がある。

(4)

31 (4)救急患者数

① 過去 3 期間の患者受入数の推移

過去 3 期間において堺市高石市消防組合が取り扱った救急患者の当病院への搬送 実績は、次のとおりである。

(単位:人)

人数 構成比 人数 構成比 人数 構成比

軽 症 2,283 78.3% 2,606 77.1% 3,222 76.1% 中 等 症 565 19.4% 711 21.0% 930 22.0% 重 症 38 1.3% 36 1.1% 31 0.7% 死 亡 29 1.0% 25 0.7% 51 1.2% 当病院 合計 2,915 100.0% 3,378 100.0% 4,234 100.0% 消防組合搬送人員

(増加率)

35,201 36,766 4.4% 40,487 10.1% 搬送割合 8.28% 9.19% 10.46%

(注)傷病程度は初診時における医師の診断に基づき以下により分類する。

死  亡 : 初診時に死亡が確認されたもの

重  症 : 3週間の入院加療を必要とするもの以上

中 等 症 : 重症または軽症以外のもの

軽   症 : 入院加療を必要としないもの

(堺市高石市消防組合から当病院への救急搬送の実績)

傷病程度

H14年度 H15年度 H16年度

救急搬送患者数の増加率は、平成 15 年度 4. 4%から平成 16 年度 10. 1%と急増し ている。高齢化の進展とともに救急患者の数は、今後急増していくものと考えられ る。救急患者の受入内容としては、軽症患者が 8 割弱を占めているが、中等症の患 者が平成 14 年度の 565 人から平成 16 年度の 930 人へと急増している。それにより、 堺市高石市消防組合管内での救急搬送件数と全体に対する搬送割合は過去 3 期間で 着実に増加している。

(5)

② 救急搬送シェア

平成 16 年度における堺市高石市消防組合が取り扱った救急患者の病院別搬送人 員は次のとおりである。

(単位:人)

病院 搬送人員 搬送割合

A 6,232 14.7% B 6,142 14.4% C 5,565 13.1% 市立堺病院 4,234 10.0% E 2,454 5.8% F 1,408 3.3% G 1,184 2.8% H 1,175 2.8% I 1,034 2.4% その他 13,104 30.8% 合計 42,532 100.0%

(平成16年度病院別救急搬送実績)

管内で第 4 位の搬送人員数であり、当病院は管内における救急医療の提供におい て大きな役割を担っているといえる。

③ 診療科別搬送人員

平成 16 年度における当病院の診療科別救急患者搬送実績は以下のとおりである。

(単位:人)

搬送人員 割合 搬送人員 割合 搬送人員 割合 搬送人員 割合 搬送人員 割合

外科 73 2.3% 30 3.2% 1 3.2% 3 5.9% 107 2.5%

眼科 6 0.2% - - - 6 0.1%

呼吸器科 82 2.5% 62 6.7% 3 9.7% 1 2.0% 148 3.5%

口腔外科 2 0.1% - - - 2 0.0%

産婦人科 60 1.9% 41 4.4% - - - - 101 2.4%

耳鼻咽喉科 26 0.8% 1 0.1% - - - - 27 0.6%

循環器科 156 4.8% 180 19.4% 10 32.3% 20 39.2% 366 8.6%

小児科 981 30.4% 84 9.0% - - 1 2.0% 1066 25.2%

小児外科 27 0.8% 6 0.6% - - - - 33 0.8%

新生児科 2 0.1% - - - 2 0.0%

神経内科 45 1.4% 5 0.5% - - - - 50 1.2%

整形外科 116 3.6% 32 3.4% 9 29.0% - - 157 3.7%

精神科 17 0.5% - - - 17 0.4%

内科 1,496 46.4% 391 42.0% 6 19.4% 24 47.1% 1917 45.3%

脳神経外科 62 1.9% 67 7.2% 2 6.5% 1 2.0% 132 3.1%

泌尿器科 62 1.9% 21 2.3% - - 1 2.0% 84 2.0%

皮膚科 5 0.2% - - - 5 0.1%

腹部外科 - - 8 0.9% - - - - 8 0.2%

その他 4 0.12% 2 0.2% - - - - 6 0.1%

総 計 3,222 100.0% 930 100.0% 31 100.0% 51 100.0% 4234 100.0%    重症度

診療科

(平成16年度診療科別救急搬送実績)

死亡 総計

(6)

33

の搬送人員が多い。中等症では、内科( 42. 0%) 、循環器科( 19. 4%) 、小児科( 9. 0%) 、 脳神経外科( 7. 2%) 、呼吸器科( 6. 7%) が多い。重症以上では内科、循環器科が多い。

当病院では、入院につながらない小児の軽症患者の受入が多く、病院の採算とい う面ではあまり貢献していないと考えられる。しかしながら、小児救急は受入病院 が減少しており、当病院は地域の小児救急医療面で大きな役割を担っているものと いえる。

また、内科、循環器科に関しては中等症以上の搬送患者数も多く、医療提供面か らはある程度高度な救急医療を提供できているものと考える。但し、複雑な交通傷 害など重症の救急受入はほとんどない。

(7)

2 診療科別医療実績

(1)診療科別患者数

① 入院患者の動向

診療科別入院患者数、病床利用率、平均在院日数は次のとおりである。

(単位:患者数=人/日, 平均在院日数=日)

病床 利用率

患者数

平均在院 日数

病床 利用率

患者数

平均在院 日数

病床 利用率

患者数

平均在院 日数

総合内科 - - - 194.5% 38.9 21.0 112.7% 22.5 15.3

血液内科 - - - 98.5% 33.5 40.5 99.1% 33.7 41.5

腎・代謝内科 - - - 84.7% 14.4 22.1 132.2% 22.5 25.0

呼吸器内科 - - - 94.3% 26.4 26.0 108.1% 30.3 24.3

消化器内科 - - - 86.6% 30.3 16.4 95.9% 33.6 14.6

循環器内科 - - - 79.2% 19.0 12.5 97.1% 23.3 12.4

内科小計 102.4% 154.6 22.9 102.8% 162.4 21.2 105.0% 165.8 19.4

神経内科 103.8% 15.6 35.6 108.2% 15.2 30.6 99.1% 13.9 31.4

小児科 90.9% 38.2 7.4 85.1% 35.7 6.5 68.5% 28.8 5.6

外科 82.5% 58.6 14.1 86.2% 60.4 10.5 97.4% 68.2 12.3

整形外科 84.5% 31.3 32.7 80.8% 29.1 27.2 89.7% 32.3 32.6

脳神経外科 92.5% 16.7 20.7 111.4% 18.9 21.1 148.0% 25.2 27.4

皮膚科 116.1% 9.3 11.6 96.3% 7.7 10.3 98.9% 7.9 12.6

泌尿器科 89.0% 26.7 20.5 81.2% 23.6 16.5 87.0% 25.2 20.2

産婦人科 82.8% 30.6 8.1 78.6% 29.1 7.9 92.3% 34.1 8.9

眼科 87.1% 20.0 10.5 87.2% 20.0 10.7 77.9% 17.9 8.5

耳鼻咽喉科 99.7% 12.0 15.0 86.3% 11.2 12.7 84.2% 10.9 13.4

放射線科 - - -

-歯科口腔外科 104.4% 3.1 8.6 104.0% 3.1 8.3 108.0% 3.2 9.6

麻酔科 - - -

-病院全体 86.8% 416.6 15.5 86.8% 416.4 13.9 90.3% 433.5 14.5

<標準値比較> 経営主体別

 自治体病院 79.5% - 17.3

 民間病院 79.9% - 16.9

病床規模別

 300∼399床 80.1% - 18.4

 400∼499床 82.0% - 17.7

 500∼599床 83.1% - 16.8

(入院患者の動向)

診療科

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35

病院全体の 1 日当たり入院患者数は平成 16 年度に前年度の 416. 4 人から大きく増 加し 433. 5 人となっている。これに伴い病床利用率も 86. 8%から 90. 3%まで上昇し、 全国病院の標準値(80%程度)を大きく上回っている。

しかしながら、大阪府下の自治体病院には当病院より病床利用率が高い病院が 9 病院あり(岸和田市民病院 94. 7%、市立豊中病院 94. 2%など)、病床管理方法の改善 等により病床利用率の更なる向上の余地があると考える。

診療科別に患者数を見た場合、平成 16 年度は前年度と比べ、外科が 7. 8 人、脳神 経外科が 6. 3 人、産婦人科が 5. 0 人増加しているが、逆に小児科が 6. 9 人減少して いる。特に小児科は病床数(定床数)が 42 床と多いにもかかわらず、病床利用率が 68. 6%と低い。また、平均在院日数も 5. 6 日と短く、今後の少子高齢化及び小児疾患 構造の変化を考えると入院患者数の大幅な増加を見込めないと思われる。一方で、 病床利用率が 100%を越える診療科(脳神経外科 148. 2%、腎・代謝内科 132. 4%など) があるため、定床数の変更を含む病棟構成の見直しが必要である。

平均在院日数は、平成 16 年度で 14. 5 日と全国病院の標準値( 17 日程度) より短く なっているが、診療科単位で見た場合、前年度と比べて日数が長くなっている診療 科もあり、クリティカルパスのさらなる推進等により、平均在院日数を更に短縮す る余地があると考える。また、平均在院日数の長い診療科(整形外科 32. 6 日、神経 内科 31. 4 日など)でも、後方連携の受入病院さえあれば転院可能な患者も存在して いるので、地域全体の病病・病診の連携体制の構築を進め、後方連携病院の更なる 開拓努力を行う必要がある。

但し、平均在院日数を短くした場合、新規入院患者を確保できなければ病床利用 率が低下し、結果として収入が減少することもあり得るため、各診療科の専門性を 更に高めると同時に、紹介率のさらなる向上を目指す必要がある。

(9)

② 外来患者の動向

診療科別外来患者数、外来比率(外来患者数を入院患者数で除したもの)は次の とおりである。

(単位:人/日)

外来比率 患者数 紹介率 外来比率 患者数 紹介率 外来比率 患者数 紹介率

診療日数

総合内科 - - - 2.7 158.2 - 4.6 155.2

-血液内科 - - - 0.8 38.3 - 0.8 40.9

-腎・代謝内科 - - - 1.7 36.3 - 1.1 36.3

-呼吸器内科 - - - 0.7 25.9 - 0.6 29.1

-消化器内科 - - - 0.6 25.1 - 0.5 26.3

-循環器内科 - - - 1.4 39.5 - 1.4 49.1

-内科小計 1.5 337.4 29.8% 1.3 323.3 37.0% 1.4 336.9 44.3%

神経内科 2.1 48.3 38.1% 1.7 39.0 43.9% 1.9 40.2 40.9%

小児科 2.7 155.5 30.1% 2.7 145.0 36.5% 3.0 128.5 48.8%

外科 1.2 107.2 50.9% 1.2 109.6 55.2% 1.2 121.7 59.5%

整形外科 2.7 124.0 21.2% 2.5 108.0 24.0% 2.0 97.6 21.6%

脳神経外科 1.3 32.5 37.0% 1.1 30.4 40.2% 0.8 31.3 35.6%

皮膚科 8.6 118.4 12.7% 7.2 82.6 15.4% 6.4 76.1 17.5%

泌尿器科 2.0 77.9 33.4% 2.0 68.7 39.7% 1.8 67.2 37.7%

産婦人科 1.8 82.9 27.4% 2.0 85.2 25.9% 1.8 90.4 31.7%

眼科 3.4 101.4 33.9% 3.1 92.8 39.2% 3.4 90.7 37.8%

耳鼻咽喉科 3.9 68.9 29.4% 4.1 69.0 34.2% 4.1 67.2 33.9%

放射線科 - 11.2 99.5% - 16.0 98.3% - 16.3 97.3%

歯科口腔外科 5.7 26.4 45.9% 6.1 28.2 47.9% 6.2 30.2 51.0%

麻酔科 - 15.1 36.2% - 14.8 25.7% - 13.3 26.0%

病院全体 2.1 1,307.2 31.8% 2.0 1,212.5 37.7% 1.9 1,207.7 42.2%

247日 243日

( 外来患者の動向)

245日

H14年度 H15年度 H16年度

(10)

37

病院全体の外来患者数は、この 3 年間で 1, 307 人から 1, 207 人へと減少している。 診療科別に見た場合、平成 14 年度対比で小児科が 27 人、整形外科が 26. 4 人、皮 膚科が 42. 3 人と大きく減少している。一方で、外科が 14. 5 人増加している。

上記患者数が減少している各診療科は、患者 1 人当たりの単価が低い(病院平均 8, 807 円に対して小児科が 7, 202 円、整形外科が 5, 027 円、皮膚科 3, 660 円)。一方 で、患者数が増加している外科は患者 1 人当たりの単価が高い(外科 14, 837 円)た め、収益効率がよくなり外来収益自体は減少していない。

紹介率は、患者数の多い内科、外科、小児科を中心に、平成 14 年度31. 8%から 平成 16 年度 42. 2%へと向上している。地域連携の取組みが成果に結びついている。

専門性が高く、密度の濃い治療が必要な重症患者は地域の基幹病院で診療し、そ の他の患者は地域の診療所や一般病院が診療するという国の方針に従い、外来患者 数をある程度削減させている。但し、外来患者数の減少が当病院の意図に基づく機 能分化による軽症患者の減少か、または単に他の競合医療機関に患者を奪われてい るのかは慎重に見極めた上で、必要な場合は患者増加策を検討する必要がある。ま た、外来診療スペース・診療体制に関しても常に適正なものとなるよう、患者動向 に応じて常に見直しが必要である。

なお、平成 16 年度の病院全体の外来患者比率は 1. 9 と全国病院の標準値並である が、府下自治体病院平均 2. 6 と比べかなり低く(自治体病院に外来患者が集まる傾 向があり、通常比率が高くなる)、病床利用率・紹介率が高いことを合せて勘案する と、自治体病院としては入院診療に重点化しているものと考えられる。軽症の外来 患者数が多いため医療効率が阻害されるといった、他の自治体病院にありがちな状 況にはない。

DPC(入院診療報酬の包括払い)制度への対応を見据え、外来部門の機能強化 を行い、入院中の検査を入院前の外来診療で済ませられるような体制づくりが急務 である。包括化される項目(検査料・画像診断料・投薬料・注射料等)に関しては、 クリティカルパスの適用範囲を拡大し、診療内容の標準化を進めておくことが必要 である。

最近は患者に負担の少ない日帰り手術(特に眼科の白内障手術等)を積極的に導 入する病院も多いので、経営面から当病院も積極的に行うのが望ましいと考える。

さらに、薬価の低い後発品(ジェネリック品)について、安全性に十分留意しつ つも、財務改善の観点から採用促進を検討すべきと考える。

(11)

(2)診療科別診療単価

① 入院単価

診療科別の患者 1 人 1 日当たり入院単価の推移は次のとおりである(診療行為別 単価電算データより)。

(単位:円/人)

自治体病院 民間病院

H14年度 H15年度 H16年度

総合内科 - 32,619 31,168 33,409 32,051

血液内科 - 48,308 48,792 -

-腎・代謝内科 - 34,853 33,495 -

-呼吸器内科 - 30,435 30,542 29,237 33,989 消化器内科 - 33,421 34,556 32,418 34,340 循環器内科 - 65,800 70,408 58,856 60,593 内科小計 37,568 39,726 41,149 33,409 32,051 神経内科 28,912 33,670 31,654 28,378 28,118 小児科 34,840 37,161 38,408 34,080 40,153 外科 46,646 50,140 45,946 42,532 43,701 整形外科 37,122 43,312 39,434 35,411 37,056 脳神経外科 43,302 43,971 42,053 37,756 39,380 皮膚科 33,666 35,379 32,544 30,600 31,708 泌尿器科 35,834 36,230 35,960 36,460 42,620 産婦人科 49,237 50,872 48,310 38,600 42,410 眼科 43,145 44,228 46,468 47,378 60,360 耳鼻咽喉科 35,246 38,023 38,800 36,048 37,030

放射線科 - - - 49,078 50,730

歯科口腔外科 40,249 42,143 42,302 36,938 56,420

麻酔科 - - - 42,166 157,449

病院全体 39,349 41,924 41,601 35,747 37,765 (入院単価)

H16年度 当病院

(12)

39

病院全体の入院単価は、平成 16 年度で 41, 601 円と全国病院標準値(自治体病院 平均 35, 747 円)を大きく上回っている。

当病院の中期目標では病院全体の入院診療単価 50, 000 円を目指しており、その目 標値を達成するためには、在院日数を短くするか、入院患者 1 人当たり収益を上げ なければならない。在院日数を短くすれば達成は可能であるが、単に在院日数を短 くしたのでは病床利用率が下がってしまい、逆に入院収益は大きく減ってしまう。 新規入院患者数を増やし、病床利用率を維持しなければならない。手術件数を増や し、手術待ちの待機患者数を解消することが鍵になる。

入院患者 1 人当たり収益を上げるためには、手術等の技術料単価の高い重症患者 中心に入院患者の構成を変えていく必要がある。救急医療の拡充や地域連携の強化 による重症患者の獲得が鍵となる。なお、技術料単価が高くても医薬品・診療材料 等の材料費部分が高く差益の少ない場合は、収支改善に結びつかないので注意を要 する。

診療科別に見た場合、全国病院の標準値を大きく上回っているのが循環器内科(民 間病院平均の 1. 16 倍)、神経内科(同 1. 13 倍)、産婦人科(同 1. 14 倍)であり、逆 に標準値を大きく下回っているのが泌尿器科(同 0. 84 倍)、眼科(同 0. 77 倍)であ る。

(13)

平成 16 年度の入院単価の診療行為別内訳は次のとおりである。

(単位:円/人・日)

当病院 自 治体 病 院 当 病院 自治 体 病 院 当 病院 自 治 体 病院 当病 院 自 治 体病 院 当病 院 自 治体 病 院 当病院 自治 体 病 院

入院料等 16,323 15,322 14,840 14,367 16,230 15,170 17,602 16,950 15,980 15,104 26,072 24,495 入院時食事療養費 1,847 1,868 2,084 1,854 1,809 1,641 2,237 2,156 1,971 1,778 1,820 1,740 指導管理等 536 311 654 454 405 287 749 406 360 216 761 236 検査料 3,738 2,983 2,875 2,098 3,363 2,955 11,643 8,860 2,577 1,649 3,986 2,252 画像診断料 1,526 1,735 2,526 1,898 1,658 2,233 2,484 1,953 1,720 2,108 692 525 投薬料 784 1,021 1,256 1,228 1,195 1,172 1,373 1,225 1,146 716 660 435 注射料 2,603 4,580 3,948 5,069 2,967 4,265 2,633 3,274 3,228 4,465 3,385 3,038 リハ ビリテ ー シ ョン 料 94 147 85 54 29 34 59 86 540 791 11 32 手術料 2,679 3,722 1,271 831 5,703 3,516 29,793 19,246 1,743 283 250 240 手術・処置料 905 1,517 984 1,135 1,155 981 1,741 4,513 2,369 1,137 287 829 その他 133 202 18 251 42 163 93 187 21 130 485 258 合計 31,168 33,408 30,542 29,239 34,556 32,417 70,408 58,856 31,654 28,377 38,408 34,080

当病院 自 治体 病 院 当 病院 自治 体 病 院 当 病院 自 治 体 病院 当病 院 自 治 体病 院 当病 院 自 治体 病 院 当病院 自治 体 病 院

入院料等 16,295 15,799 15,470 15,283 15,934 16,087 16,598 15,332 15,407 15,224 17,625 16,760 入院時食事療養費 1,698 1,686 2,147 2,147 1,812 1,774 2,225 2,096 1,939 2,013 1,996 1,998 指導管理等 768 504 693 482 453 282 776 313 570 423 724 517 検査料 3,008 2,156 1,843 934 2,459 1,459 2,857 1,627 2,731 2,087 3,087 2,093 画像診断料 1,856 1,960 1,130 1,163 2,706 3,187 560 530 1,302 1,927 331 680

投薬料 1,176 869 674 532 679 585 957 1,245 665 1,046 480 473

注射料 4,880 4,625 1,393 1,156 2,768 4,073 4,953 4,385 5,401 3,024 3,031 3,719 リハ ビリテ ー シ ョン 料 26 103 1,115 979 688 908 9 92 12 61 37 83 手術料 15,474 13,300 14,216 11,984 13,382 7,919 3,093 3,806 7,033 8,353 8,795 8,084 手術・処置料 746 1,265 730 577 1,136 1,195 444 1,074 623 2,121 192 659

その他 20 265 24 174 36 286 71 100 6 181 12,011 3,534

合計 45,946 42,532 39,434 35,411 42,053 37,755 32,544 30,600 35,690 36,460 48,310 38,600

当病院 自 治体 病 院 当 病院 自治 体 病 院 当 病院 自 治 体 病院 当病 院 自 治 体病 院 当病 院 自 治体 病 院 当病院 自治 体 病 院

入院料等 18,061 16,855 17,162 16,466 - - 18,015 16,744 - - 17,138 15,653 入院時食事療養費 2,239 2,186 2,025 1,913 - - 2,049 1,801 - - 1,959 1,908 指導管理等 606 506 1,008 746 - - 1,230 1,216 - - 651 381 検査料 2,459 2,275 3,143 2,043 - - 3,071 1,186 - - 3,448 2,284 画像診断料 138 167 1,497 1,476 - - 1,285 744 - - 1,427 1,602

投薬料 848 1,070 904 771 - - 706 755 - - 1,028 850

注射料 1,041 934 1,866 2,758 - - 2,918 2,345 - - 4,023 3,459

リハ ビリテ ー シ ョン 料 3 7 15 77 - - 0 46 - - 175 298 手術料 20,575 22,733 10,800 8,554 - - 12,965 11,245 - - 9,708 7,634

手術・処置料 485 535 336 666 - - 26 606 - - 1,038 1,211

その他 13 111 44 575 - - 39 248 - - 1,007 467

合計 46,468 47,379 38,800 36,045 - - 42,302 36,936 - - 41,601 35,747 診療行為

眼科 耳鼻咽喉科 診療行為

診療行為

泌尿器科 産婦人科 小児科

外科 整形外科

消化器内科 循環器内科 神経内科 (行為別入院単価)

総合内科 呼吸器内科

脳神経外科 皮膚科

歯科口腔外科 麻酔科 病院全体 放射線科

診療行為別に見た場合、医師等の技術料収入である手術料が高いことが望まれる。 病院全体の行為別入院単価を比較した場合、単価が自治体病院平均 35, 747 円と比 べて 5, 854 円高いのは、入院基本料等で 1, 485 円、検査料で 1, 164 円、手術料で 2, 074 円高くなっているのがその主な原因である。手術料が高いことから、当病院が全体 として専門性の高い医療を提供できているものと評価できる。

(14)

41 ② 外来単価

診療科別の患者 1 人 1 日当たり外来単価の推移は次のとおりである(診療行為別 単価電算データより)。

(単位:円/人)

自治体病院 民間病院

H14年度 H15年度 H16年度

総合内科 - 9,284 9,010 11,426 12,905

血液内科 - 16,047 15,760 -

-腎・代謝内科 - 15,606 14,880 -

-呼吸器内科 - 11,500 10,949 13,045 11,563 消化器内科 - 11,794 12,925 11,261 10,011 循環器内科 - 7,933 7,965 9,999 6,279 内科小計 10,292 11,003 10,782 11,426 12,905 神経内科 5,911 7,035 7,466 7,546 7,128 小児科 6,469 6,465 7,202 6,845 5,366 外科 12,799 14,399 14,837 13,087 12,496 整形外科 4,322 4,852 5,027 5,181 6,398 脳神経外科 6,189 6,726 6,621 7,954 7,380 皮膚科 3,101 3,581 3,660 3,781 5,105 泌尿器科 10,764 14,729 12,186 15,748 16,118 産婦人科 7,045 6,528 6,957 6,561 6,964 眼科 6,322 6,795 6,218 5,799 5,965 耳鼻咽喉科 4,568 5,121 5,374 5,198 5,418 放射線科 16,724 18,865 17,634 15,343 18,709 歯科口腔外科 7,977 9,357 9,834 6,029 6,223 麻酔科 2,321 2,433 2,931 6,289 2,927 病院全体 7,690 8,680 8,807 8,650 9,572

(外来単価)

H16年度 当病院

(15)

外来単価に関しては外来患者等に対する医薬品を院内処方(投薬料=処方箋料+ 調剤料+薬剤料)しているか、院外処方(投薬料=処方箋料)しているかにより投 薬料単価が大きく変わる。当病院は院外処方を行っており、院内処方を行っている 病院と比べて投薬料が低くなるため、全国病院標準値と単純に比較はできないが、 院外処方していると思われる府下の 15 自治体病院の単価平均 7, 791 円と比べた場合、 8, 807 円の単価は高い方に位置づけられ、ある程度専門性の高い外来診療が提供で きていると評価できる。

しかしながら、院外処方を行っている府下の各自治体病院の中には診療科単位で 見た場合、当病院より単価の高い病院が存在する。中期経営目標では、外来単価の 目標値は 10, 500 円となっているが、地域連携の強化により、重症の外来患者の紹介 患者を増やすことにより、外来単価を上げる余地はまだあるものと考える。

(16)

43

平成 16 年度の外来単価の診療行為別内訳は次のとおりである。

(単位:円/人・日)

当病院 自 治体 病 院 当 病院 自治 体 病 院 当 病院 自 治 体 病院 当病 院 自 治 体病 院 当病 院 自 治体 病 院 当病院 自治 体 病 院

初診料 1,205 298 105 256 108 226 109 136 322 226 1,925 1,118

再診料 749 610 649 596 582 582 522 611 535 638 878 777 指導管理等 514 1,515 2,733 3,106 1,335 489 1,458 801 870 883 1,129 1,812 検査料 3,994 3,236 2,487 2,390 5,648 5,125 3,188 3,317 2,195 1,241 1,814 1,443 画像診断料 1,570 1,126 1,946 2,622 2,336 1,759 1,915 1,375 2,772 1,975 268 293 投薬料 414 2,152 582 2,510 978 1,726 412 2,918 361 1,821 506 876

注射料 327 699 2,340 1,361 1,789 1,005 58 109 219 335 605 271

リハ ビリテ ー シ ョン 料 - 9 1 3 1 2 0 5 86 172 2 38

手術・処置料 121 1,637 77 47 127 228 286 626 11 71 43 30

その他 117 145 28 154 21 119 17 101 94 183 33 188 合計 9,010 11,427 10,949 13,045 12,925 11,261 7,965 9,999 7,466 7,545 7,202 6,846 合計(除く投薬料) 8,597 9,275 10,367 10,535 11,947 9,535 7,553 7,081 7,105 5,724 6,696 5,970

当病院 自 治体 病 院 当 病院 自治 体 病 院 当 病院 自 治 体 病院 当病 院 自 治 体病 院 当病 院 自 治体 病 院 当病院 自治 体 病 院

初診料 204 312 424 341 300 403 430 426 226 208 290 311 再診料 624 618 627 568 610 585 612 506 613 550 313 449 指導管理等 796 745 116 83 401 411 326 139 616 1,206 94 180 検査料 2,916 2,507 504 330 683 648 817 742 2,704 2,101 3,016 3,264 画像診断料 4,994 2,909 2,046 1,702 4,064 3,596 196 87 2,348 1,683 467 603 投薬料 209 2,523 401 900 288 1,773 477 1,150 368 2,285 133 424

注射料 4,964 2,490 197 397 95 168 23 138 4,789 3,385 262 647

リハ ビリテ ー シ ョン 料 4 13 201 210 40 112 1 2 0 1 - 2

手術・処置料 154 814 400 495 80 118 644 506 466 4,028 118 124

その他 32 157 111 156 58 140 134 84 58 301 2,265 556

合計 14,897 13,088 5,027 5,182 6,621 7,954 3,660 3,780 12,186 15,748 6,957 6,560 合計(除く投薬料) 14,688 10,565 4,626 4,282 6,332 6,181 3,183 2,630 11,819 13,463 6,824 6,136

当病院 自 治体 病 院 当 病院 自治 体 病 院 当 病院 自 治 体 病院 当病 院 自 治 体病 院 当病 院 自 治体 病 院 当病院 自治 体 病 院

初診料 238 238 398 400 1,188 408 1,128 498 48 334 593 355

再診料 624 523 590 541 459 476 521 521 584 645 623 584 指導管理等 29 66 114 101 1,941 353 1,547 509 47 247 717 770 検査料 3,342 2,643 2,338 1,750 10 362 947 448 543 563 2,583 2,004 画像診断料 206 131 1,001 955 14,025 11,915 1,621 701 49 346 1,786 1,377

投薬料 382 1,049 341 937 8 270 255 376 1,019 1,287 453 1,518

注射料 24 80 146 92 - 84 36 66 48 418 1,313 713

リハ ビリテ ー シ ョン 料 10 2 - 5 - 315 7 4 9 5 22 93 手術・処置料 1,301 991 334 334 - 209 3,613 2,425 580 2,090 482 960 その他 61 77 111 82 4 951 159 483 3 355 234 275 合計 6,218 5,800 5,374 5,197 17,634 15,343 9,834 6,031 2,931 6,290 8,807 8,649 合計(除く投薬料) 5,835 4,751 5,033 4,260 17,627 15,073 9,580 5,655 1,911 5,003 8,354 7,131

小児科 総合内科

診療行為

呼吸器内科

診療行為

診療行為

外科 整形外科 脳神経外科 皮膚科 泌尿器科 産婦人科

眼科 耳鼻咽喉科 放射線科 歯科口腔外科 麻酔科 病院全体 消化器内科 循環器内科 神経内科

(17)

院外処方による影響を排除するため、投薬料を除いた病院全体の行為別外来単価 を比較した場合、自治体病院平均 7, 131 円と比べて 1, 223 円高いのは、検査料で 579 円、画像診断料で 409 円、注射料で 600 円高く、手術・処置料で 478 円低くなって いるのがその主な原因である。

注射料は呼吸器内科(自治体病院平均と比べ 979 円)、消化器内科(同 784 円)、 外科(同 2, 474 円)が高く、高額の薬剤を使用するがんの外来化学療法が行われて いること等が影響していると考えられる。

また、検査料、画像診断料が高いのは、検査・画像診断が必要となる他医療機関 からの紹介患者が多いことや、在院日数を短くするため入院対象となる患者の検査 や画像診断を外来診療で行っていること等が考えられる。

このように外来単価が高いことから、当病院が外来診療において地域の基幹病院 として一定の役割を果たしているものと評価できる。

(18)

45 (3)手術件数

当病院の手術件数の推移は次のとおりである。

(単位:件/月)

診療科 H14年度 H15年度 H16年度

H17年3月末

待機患者数( 人)

外科 71.8 84.3 86.3 90

整形外科 27.5 29.9 27.3 3

脳神経外科 10.8 12.4 15.4 1

皮膚科 17.8 19.6 20.0 4

泌尿器科 25.2 23.3 24.7 36

産婦人科 24.4 26.4 31.3 19

眼科 71.8 72.0 74.4 96

耳鼻咽喉科 17.1 17.5 17.8 19

その他 9.1 10.2 9.6 59

合 計 275.5 295.7 306.7 327 100床当たり件数 57.4 61.6 63.9 -<標準値比較>

 自治体病院 49.3

- 民間病院 50.4

-(手術件数)

手術件数は、最近 3 事業年度で着実に増加しており、平成 16 年度の 100 床当たりの 手術件数は全国病院標準値と比べ多い。しかし、待機患者が平成 17 年 3 月末時点にお いて外科で 90 人、泌尿器科で 36 人、眼科で 96 人と多い状況に照らし合わせると、当 病院の人的・設備的資源の有効活用の観点から、手術件数をさらに増加させることが 望まれる。待機患者は計画的な手術予約患者と手術待ちの患者とに分類されるが、手 術待ちの患者数の縮小が必要である。

診療科別に見た場合、外科、脳神経外科、産婦人科が大きく増加しているが、整形 外科、泌尿器科は逆に減少している。

(19)

(4)診療科別医療実績のまとめ

当病院の診療科は 19 科あり、心臓血管外科がない点を除き、地域の基幹病院として 必要となる診療科はほぼ揃っており、総合的な市民病院といえる。

診療単価面で見ると、入院、外来とも自治体病院平均より高い診療科が多く、また 患者数、病床利用率、紹介率等から見ても望ましい数値を示しており、収益関連の指 標は軒並み高く、地域の基幹病院として高度医療の提供体制があり、質の高い医療サ ービスが提供できているものと考えられる。

(20)

47 3 診療科別財務内容

(1)診療科別損益

当病院において平成 16 年度分から実施している原価計算に基づき、診療科別の医業 損益を算出すると次のとおりである。

(単位:千円)

項 目 総合内科 血液内科

腎・代謝 内科

呼吸器 内科

消化器 内科

循環器 内科

神経内科 小児科 外科

医業収益 594,594 758,642 406,417 422,023 511,034 687,846 232,229 624,140 1,591,470

入院収益 252,548 591,270 270,711 332,266 417,118 589,777 157,850 397,292 1,126,199

外来収益 337,564 155,467 130,249 76,968 81,988 94,426 72,405 223,426 434,337

その他医業収益 4,481 11,904 5,456 12,788 11,927 3,642 1,973 3,422 30,933

直接医業費用 421,231 696,605 305,456 327,724 434,421 505,291 204,274 507,530 1,220,760

診療科人件費 76,422 48,245 43,385 31,200 74,175 79,652 42,695 92,220 135,285

補助部門人件費 219,875 248,121 133,536 176,885 227,381 190,629 107,422 318,295 602,389

(人件費率) 49.8% 39.1% 43.5% 49.3% 59.0% 39.3% 64.6% 65.8% 46.4%

診療科材料費 63,484 368,390 100,987 90,185 92,482 181,637 32,058 70,259 316,398

補助部門材料費 61,450 31,849 27,548 29,454 40,383 53,373 22,099 26,756 166,688

(材料費率) 21.0% 52.8% 31.6% 28.3% 26.0% 34.2% 23.3% 15.5% 30.4%

直接医業損益 173,363 62,037 100,961 94,299 76,613 182,555 27,955 116,610 370,710

(直接医業損益率) 29.2% 8.2% 24.8% 22.3% 15.0% 26.5% 12.0% 18.7% 23.3%

経費・事務局費用 328,517 247,501 171,567 186,598 213,819 208,536 135,046 334,762 581,784

医業損益 △ 155,154 △ 185,464 △ 70,606 △ 92,299 △ 137,206 △ 25,981 △ 107,091 △ 218,152 △ 211,074

(医業損益率) - 26.1% - 24.4% - 17.4% - 21.9% - 26.8% - 3.8% - 46.1% - 35.0% - 13.3%

医業資金収支 △ 65,460 △ 93,209 △ 6,208 △ 37,338 △ 67,685 45,567 △ 66,260 △ 111,504 △ 15,512

(医業資金収支率) - 11.0% - 12.3% - 1.5% - 8.8% - 13.2% 6.6% - 28.5% - 17.9% - 1.0%

項 目 整形外科

脳神経 外科

皮膚科 泌尿器科 産婦人科 眼科

耳鼻 咽喉科

歯科口 腔外科

合計

医業収益 584,122 438,371 160,993 529,288 749,502 438,576 242,506 121,388 9,093,140

入院収益 457,865 380,554 92,622 323,888 593,000 299,432 152,664 49,300 6,484,356

外来収益 118,456 50,048 67,239 197,684 151,828 136,066 87,158 71,692 2,487,002

その他医業収益 7,800 7,769 1,131 7,716 4,674 3,077 2,684 396 121,781

直接医業費用 495,364 303,959 141,636 449,096 507,703 338,558 191,156 84,759 7,135,526

診療科人件費 51,600 46,268 44,436 58,074 73,270 31,417 39,499 25,476 993,320

補助部門人件費 269,115 165,831 64,141 195,294 314,193 191,053 106,721 37,380 3,568,262

(人件費率) 54.9% 48.4% 67.4% 47.9% 51.7% 50.7% 60.3% 51.8% 50.2%

診療科材料費 125,847 46,597 22,774 151,713 69,918 67,324 19,535 9,495 1,829,084

補助部門材料費 48,802 45,263 10,285 44,015 50,322 48,764 25,401 12,408 744,860

(材料費率) 29.9% 21.0% 20.5% 37.0% 16.0% 26.5% 18.5% 18.0% 28.3%

直接医業損益 88,758 134,412 19,357 80,192 241,799 100,018 51,350 36,629 1,957,614

(直接医業損益率) 15.2% 30.7% 12.0% 15.2% 32.3% 22.8% 21.2% 30.2% 21.5%

経費・事務局費用 305,385 174,890 122,918 224,558 333,381 215,879 141,974 66,390 3,993,505

医業損益 △ 216,627 △ 40,478 △ 103,561 △ 144,366 △ 91,582 △ 115,861 △ 90,624 △ 29,761 △ 2,035,891

(医業損益率) - 37.1% - 9.2% - 64.3% - 27.3% - 12.2% - 26.4% - 37.4% - 24.5% - 22.4%

医業資金収支 △ 111,297 12,873 △ 73,248 △ 73,132 15,845 △ 46,691 △ 50,046 △ 12,432 △ 755,740

(医業資金収支率) - 19.1% 2.9% - 45.5% - 13.8% 2.1% - 10.6% - 20.6% - 10.2% - 8.3%

 (注)収益、費用の配賦は、消費税等込みで行っているため、決算額とは合致しない。

(21)

<各項目の説明>

直接医業費用=人件費(診療科・補助部門)+材料費(診療科・補助部門)

直接医業損益=医業収益−直接医業費用

医業損益 =直接医業損益−経費・事務局費用

医業資金収支=医業損益+減価償却費

<各部門の所属部署>

診療科 ・・・総合内科、血液内科、腎・代謝内科、呼吸器内科、消化器内科、

循環器内科、神経内科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、 皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、歯科口腔外科 補助部門 ・・・放射線科、中央手術科、麻酔科、薬剤科、臨床検査科、病理研究科、

放射線技術科、リハビリ科、栄養管理科、中央診療部、 救急・集中治療科、各診療科補助部門、病棟看護局

(原価計算上は、放射線科と麻酔科を補助部門に含め当該科の損益を各診療科に配賦

している。)

事務局 ・・・総務課、医事課、経営企画課

<原価計算の作成基準>

項 目 配  賦  基  準

①各部門への収益、費用の配賦

医業収益 直課

人件費 直課又は職員数により配賦

材料費 主として直課、薬品購入効率により配賦

経費等 主として入院・外来患者数、使用面積、職員数等により配賦

②診療科への補助部門費、事務局費用の配賦

補助部門人件費・材料費 主として手術収入等関連収入、定床数、入院・外来患者数等により配賦

(補助部門の収益は各診療科へ配賦していない。)

補助部門経費 入院・外来患者数により配賦

(22)

49

医業収益から人件費と材料費のみを負担した直接医業損益段階で赤字になっている 科はないが、1 億円以上利益を計上している科は 17 科中 8 科しかない。経費・事務局 経費が 40 億円弱あるため、これを負担した後の医業損益は全ての科で赤字である。

小児科、外科、整形外科が 2 億円以上、総合内科、血液内科、消化器内科、神経内 科、皮膚科、泌尿器科、眼科が 1 億円以上の医業損失を計上しており、診療科全体で △ 20 億円の医業損失となっている。

医業損益率(医業収益に対する医業損益の比率)が△ 30%より悪い科は皮膚科(△ 64. 3%)、神経内科(△ 46. 1%)、耳鼻咽喉科(△ 37. 4%)、整形外科(△ 37. 1%)、小 児科(△ 35. 0%)の 5 科もあり、全体で△ 22. 4%と深刻な状況である。

資金支出を伴わない費用である減価償却費が 13 億円弱あり、これを医業損益から控 除して医業資金収支を算出すると、医業資金収支が黒字になった科は循環器内科、脳 神経外科、産婦人科のわずか 3 科しかない。他の科は資金を獲得できていない。医業 資金収支は全体で△ 7 億円、医業収益に対し△ 8. 3%となっている。つまり、医業収益 100 に対して 8 の資金支出となっている。

なお、上記の分析は、一定の配賦基準を用いた原価計算の結果に基づいたものであ り、配賦基準の採り方によっては損益の額が大きく異なる可能性がある。今回、診療 科別ヒアリングの際の参考値として算出したものであり、経営管理に資する科別損益 計算を実施していくためには、今後多くの研究・改善が必要である。

(23)

(2)診療科別経営指標

入院収益を求める式は次のように展開することが可能である。

入院収益 = 入院単価 × 病床数 × 病床利用率 × 365 日 ・・・① = 入院単価 × 1 日入院患者数 × 365 日 ・・・② = 入院単価 × 在院日数 × 1 日新規入院患者数 × 365 日 ・・・③ = 入院患者 1 人当たり収益 × 1 日新規入院患者数 × 365 日 ・・・④

上記の式に従って、診療科別の経営指標を示すと次のとおりである。

診療科

定床 数

1日 入院 患者数

平均 在院 日数

入院 単価

病床 利用率

患者1人 入院 収益

1日新規 入院 患者数

待機 患者 数

入院 収益

1日 外来 患者数

外来 比率

外来 単価

外来 収益

直接医業 損益率

単 位 床 人/日 日 円 千円 人/日 人 千円 人/日 倍 円 千円

総合内科 20 22.5 15.3 31,168 112.7% 477 1.5 1 252,548 155.2 4.6 9,010 337,564 29.2%

血液内科 34 33.7 41.5 48,792 99.1% 2,025 0.8 3 591,270 40.9 0.8 15,760 155,467 8.2%

腎・代謝内科 17 22.5 25.0 33,495 132.2% 837 0.9 13 270,711 36.3 1.1 14,880 130,249 24.8%

呼吸器内科 28 30.3 24.3 30,542 108.1% 742 1.2 2 332,266 29.1 0.6 10,949 76,968 22.3%

消化器内科 35 33.6 14.6 34,556 95.9% 505 2.3 18 417,118 26.3 0.5 12,925 81,988 15.0%

循環器内科 24 23.3 12.4 70,408 97.1% 873 1.9 12 589,777 49.1 1.4 7,965 94,426 26.5%

神経内科 14 13.9 31.4 31,654 99.1% 994 0.4 5 157,850 40.2 1.9 7,466 72,405 12.0%

小児科 42 28.8 5.6 38,408 68.5% 215 5.1 1 397,292 128.5 3.0 7,202 223,426 18.7%

外科 70 68.2 12.3 45,946 97.4% 565 5.5 90 1,126,199 121.7 1.2 14,837 434,337 23.3%

整形外科 36 32.3 32.6 39,434 89.7% 1,286 1.0 3 457,865 97.6 2.0 5,027 118,456 15.2%

脳神経外科 17 25.2 27.4 42,053 148.0% 1,152 0.9 1 380,554 31.3 0.8 6,621 50,048 30.7%

皮膚科 8 7.9 12.6 32,544 98.9% 410 0.6 4 92,622 76.1 6.4 3,660 67,239 12.0%

泌尿器科 29 25.2 20.2 35,960 87.0% 726 1.2 36 323,888 67.2 1.8 12,186 197,684 15.2%

産婦人科 37 34.1 8.9 48,310 92.3% 430 3.8 19 593,000 90.4 1.8 6,957 151,828 32.3%

眼科 23 17.9 8.5 46,468 77.9% 395 2.1 96 299,432 90.7 3.4 6,218 136,066 22.8%

耳鼻咽喉科 13 10.9 13.4 38,800 84.2% 520 0.8 19 152,664 67.2 4.1 5,374 87,158 21.2%

放射線科 16.3 - 17,634

歯科口腔外科 3 3.2 9.6 42,302 108.0% 406 0.3 4 49,300 30.2 6.2 9,834 71,692 30.2%

麻酔科 13.3 - 2,931

その他 30 0.0

病院全体 480 433.5 14.5 41,601 90.3% 603 29.9 327 6,484,356 1,207.7 1.9 8,807 2,487,002 21.5%

(平成16年度診療科別経営指標)

(注)1.病院全体の定床数は、上記のほかに感染症病棟の13床がある。

(24)

51

当病院の入院収益における診療科別の一般的傾向は次のように分析できる。 ・ 入院患者 1 人当たり収益の多い科は、新規入院患者数が少ない(血液内科、腎・

代謝内科、神経内科、整形外科、脳神経外科など/循環器内科のみ例外)。 ・ 入院患者 1 人当たり収益の少ない科は、新規入院患者が多い(消化器内科、小児

科、外科、産婦人科など)

・ 平均在院日数の長い科は、患者 1 人当たり収益が多い(血液内科、神経内科、整 形外科、脳神経外科など)。

・ 平均在院日数の短い科は、患者 1 人当たり収益が少ない(小児科、皮膚科、産婦 人科、眼科、歯科口腔外科など/循環器内科のみ例外)

・ 直接医業損益率の良し悪しは、平均在院日数、入院単価、病床利用率といった経 営指標の良し悪しと直接的な対応関係にない。

・ 1 日新規入院患者数の割に待機患者数が多い科が多い(腎・代謝内科、外科、泌 尿器科、眼科など)

飛躍的な損益改善のためには入院収益の大幅改善が不可欠である。 入院収益は、

入院収益=入院患者 1 人当たり収益× 新規入院患者数

で表されるため、そのいずれか、あるいは両方の指標を良くする必要がある。現状 の各診療科の業績は、一方が良ければもう一方が悪いという状態である。病院全体の 取組みとして、入院単価の向上策や在院日数の短縮策だけでは、入院患者 1 人当たり 収益が改善される保証はない(何故なら、入院患者 1 人当たり収益=入院単価× 平均 在院日数であるため)。

入院患者 1 人当たり収益が高い血液内科や整形外科、脳神経外科では、後方連携の 強化による在院日数の短縮により、病床回転率を上げ、新規入院患者を増やすことが 何よりも優先される。例えば、脳神経外科で新規入院患者を現在の 0. 9 人から 1. 9 人 に 1 人増やす増収効果は 4. 2 億円に上る(患者1 人入院収益 1, 152 千円× 1 人× 365 日)。

(25)

なお、病院全体としての経営指標ごとの増収効果(平成 16 年度の実績との比較値) は、次のとおりである。

(増収効果の比較)

経営指標 増収額( 百万円) 算 式

新規入院患者 1 人増加 220 入院単価 41, 601 円×在院日数 14. 5 日× 1 人×365 日

入院単価 1, 000 円向上 158 1, 000 円× 在院日数 14. 5 日×1 日新規入院患者数 29. 9 人× 365 日

外来患者 100 人増加 214 100 人×外来単価 8, 807× 診療日数 243 日

外来単価 1, 000 円増加 293 1 日外来患者数 1, 208 人× 1, 000 円×診療日数 243 日

(注)上記は材料費等の増加を加味していない。実際の医業損益に与える効果は材料費分(25%程度)等

を控除する必要がある。

(26)

53 (3)診療科別調査

診療科別医療実績の分析に基づいて、各診療科及び看護局の部門長に対しヒアリン グを行った。その結果は次頁以降のとおりである。

(ヒアリングの対象となった診療科等)

(27)

<総合内科>

医 療 効 率 指 標 財 務 指 標

千円 (比率)

定床数 20床 医業収益 594,594 100.0%

医師数(常勤換算) 2.3人 入院収益 252,548

病床利用率 112.7% 外来収益 337,564

在院日数 15.3日 直接医業費用 421,231 70.8%

診療科人件費 76,422

補助部門人件費 219,875

1日当たり患者数 人件費率 49.8%

入院 22.5人 診療科材料費 63,484

外来(専門内科分含む) 155.2人 補助部門材料費 61,450

患者1人1日当たり診療収入 (同規模自治体) 材料費率 21.0%

入院 31,168円 33,409円 直接医業損益 173,363 29.2%

外来(専門内科分含む) 9,010円 11,426円 経費・事務局費用 328,517

医師1人1日当たり患者数 (同規模自治体) 医業損益 △ 155,154 △26.1%

入院 9.9人 8.5人 医業資金収支 △ 65,460 △11.0%

外来(専門内科分含む) 68.1人 14.2人

医師1人1日当たり診療収入 (同規模一般)

入院 308千円 273千円

外来(専門内科分含む) 613千円 183千円

(概要)

当科は、合併症患者、感染症患者を扱うほかに、具体的な疾病名が明らかでない内科患 者を扱っている。内科全体の入り口的な機能を果たしている部分が大きい。一旦、総合内 科で診断を受けたあと、他の専門内科に移される外来患者も多い。

研修医制度が非常に充実しており、常勤医師 2 人以外の 12 人(平成 17 年 3 月現在)は 研修医であり、担当医師の指導のもと実際の診療に当たっている。

外来単価が9, 010 円と自治体病院平均 11, 426 円に比べ 21. 1%低い。医師一人当たり外 来患者数及び外来収入が非常に多い。実際は他の専門内科で診療する外来患者が当科扱い になっていること、及び研修医を換算人員から除外していることが主な理由である。

(検出事項)

(28)

55 <血液内科>

医 療 効 率 指 標 財 務 指 標

千円 (比率)

定床数 34床 医業収益 758,642 100.0%

医師数(常勤換算) 3.3人 入院収益 591,270

病床利用率 99.1% 外来収益 155,467

在院日数 41.5日 直接医業費用 696,605 91.8%

診療科人件費 48,245

補助部門人件費 248,121

1日当たり患者数 人件費率 39.1%

入院 33.7人 診療科材料費 368,390

外来 40.9人 補助部門材料費 31,849

患者1人1日当たり診療収入 (同規模自治体) 材料費率 52.8%

入院 48,792円 - 円 直接医業損益 62,037 8.2%

外来 15,760円 - 円 経費・事務局費用 247,501

医師1人1日当たり患者数 (同規模自治体) 医業損益 △ 185,464 △24.4%

入院 10.1人 - 人 医業資金収支 △ 93,209 △12.3%

外来 12.3人 - 人

医師1人1日当たり診療収入 (同規模一般)

入院 494千円 - 千円

外来 193千円 - 千円

(注)当科に対する同規模病院の指標平均値は入手できなかったため空欄としている。

(概要)

血液内科は血液の疾患を治療するものであるが、近年、特に高齢者の患者が増加してい るため、全国的に専門医が不足している状況にあり、当科は堺市近隣を含めた地域で希少 な診療科の一つである。

抗がん剤等の投与による化学療法を中心とするため、他の診療科に比して治療サイクル 即ち在院日数が 40 日超と長い。そのため入院患者 1 人当たり収益は 2, 025 千円と非常に高 いが、材料費率が 50%を超えており、定床数が多いため看護局の人件費の配分が多いこと もあり直接医業損益率は 8. 2%と採算は良くない。

近隣に競合病院がないため、入院患者を増加させることは可能であるが、問題は採算性 にある。

(検出事項)

高齢化の進展に応じて今後の患者増加が予想されるが、その受け入れには外来・分析に 携わる専門医や技師の補充を要する状況にある。在院日数の短縮により病床の回転率を上 げることが大きな課題である。

(29)

<腎・代謝内科>

医 療 効 率 指 標 財 務 指 標

千円 (比率)

定床数 17床 医業収益 406,417 100.0%

医師数(常勤換算) 2.9人 入院収益 270,711

病床利用率 132.2% 外来収益 130,249

在院日数 25.0日 直接医業費用 305,456 75.1%

診療科人件費 43,385

補助部門人件費 133,536

1日当たり患者数 人件費率 43.5%

入院 22.5人 診療科材料費 100,987

外来 36.3人 補助部門材料費 27,548

患者1人1日当たり診療収入 (同規模自治体) 材料費率 31.6%

入院 33,495円 - 円 直接医業損益 100,961 24.8%

外来 14,880円 - 円 経費・事務局費用 171,567

医師1人1日当たり患者数 (同規模自治体) 医業損益 △ 70,606 △17.4%

入院 7.8人 - 人 医業資金収支 △ 6,208 △ 1.5%

外来 12.5人 - 人

医師1人1日当たり診療収入 (同規模一般)

入院 261千円 - 千円

外来 187千円 - 千円

(注)当科に対する同規模病院の指標平均値は入手できなかったため空欄としている。

(概要)

糖尿病をはじめとする生活習慣病への取り組みは国民的課題となっており、当病院にお いてもこの状況を見据え、7 日間入院による糖尿病教室を推進している。その結果、平成 16 年度 25 日だった在院日数が平成 17 年度は 21 日程度へと短縮されつつある。

この在院日数や医師一人当たり指標は、内科の中では高いとはいえないが、これは人工 透析ベッド 10 床に対し当科から医師が配置されているが、その収益が当科で計上されてい ないことが影響している。入院単価は低いが、外来単価が高く、直接医業損益は 24. 8%と 良い。

(検出事項)

糖尿病教室の推進により、効率指標が良くなり、医業損益改善されていることから、入 院前検査を徹底するなどしてこの教室運営の安定に努める必要がある。生活習慣病疾患の 増加に対処して、認定指導医たる糖尿病専門医の配置を検討することも有益ではないかと 考える。

(30)

57 <呼吸器内科>

医 療 効 率 指 標 財 務 指 標

千円 (比率)

定床数 28床 医業収益 422,023 100.0%

医師数(常勤換算) 2.5人 入院収益 332,266

病床利用率 108.1% 外来収益 76,968

在院日数 24.3日 直接医業費用 327,724 77.7%

診療科人件費 31,200

補 助 部 門 人 件 176,885

1日当たり患者数 人件費率 49.3%

入院 30.3人 診療科材料費 90,185

外来 29.1人 補 助 部 門 材 料 29,454

患者1人1日当たり診療収入 (同規模自治体) 材料費率 28.3%

入院 30,542円 29,237円 直接医業損益 94,299 22.3%

外来 10,949円 13,045円 経費・事務局費用 186,598

医師1人1日当たり患者数 (同規模自治体) 医業損益 △ 92,299 △ 21.9%

入院 12.1人 9.8人 医業資金収支 △ 37,338 △8.8%

外来 11.6人 9.3人

医師1人1日当たり診療収入 (同規模一般)

入院 370千円 283千円

外来 128千円 128千円

(概要)

当科は肺がんの末期患者も入院しているため、平均在院日数が 24. 3 日と長い。在院日数 を短くするためには、患者の受入先となる後方病院の確保が重要となる。

外来はがんの化学療法を行っているものの、喘息等慢性の単価の低い患者を多く受入れ ているため、外来単価は自治体病院平均と比べ 16. 1%低くなっている。

昨年まで医師 2 人体制で行っており、地域医療機関との連携を積極的に行う余裕がなか ったが、本年度より医師 3 人体制となり、受入先病院の開拓等を積極的に行うことにより 在院日数の短縮、診療単価の向上を目指している。

また、患者数が少なくなる夏場に、入院日数の短い睡眠時無呼吸症候群患者の検査入院 を増やし、病床稼働率の向上を目指している。

(検出事項)

地域連携の強化により、在院日数の短縮及び診療単価の向上が可能と考える。

(31)

<消化器内科>

医 療 効 率 指 標 財 務 指 標

千円 (比率)

定床数 35床 医業収益 511,034 100.0%

医師数(常勤換算) 5.6人 入院収益 417,118

病床利用率 95.9% 外来収益 81,988

在院日数 14.6日 直接医業費用 434,421 85.0%

診療科人件費 74,175

補助部門人件費 227,381

1日当たり患者数 人件費率 59.0%

入院 33.6人 診療科材料費 92,482

外来 26.3人 補助部門材料費 40,383

患者1人1日当たり診療収入 (同規模自治体) 材料費率 26.0%

入院 34,556円 32,418円 直接医業損益 76,613 15.0%

外来 12,925円 11,261円 経費・事務局費用 213,819

医師1人1日当たり患者数 (同規模自治体) 医業損益 △ 137,206 △26.8%

入院 6.0人 8.7人 医業資金収支 △ 67,685 △13.2%

医師1人1日当たり診療収入 (同規模一般)

入院 209千円 276千円

(概要)

当科は、内視鏡による内臓疾患の診断が診療行為のかなりの部分を占めている。 入院単価、外来単価とも自治体病院平均より高い。定床数が医師数の割に少なく、医師 1 人当たり入院患者数は 6. 0 人と自治体病院平均 8. 7 人に比べ 30%程度少ない。

新規入院患者は 1 日当たり 2. 3 人と内科の中では非常に多いが、待機患者数は平成 17 年 3 月末で 18 人おり、常勤医師 1 人当たりで見ても 3. 0 人と多い。

(検出事項)

(32)

59 <循環器内科>

医 療 効 率 指 標 財 務 指 標

千円 (比率)

定床数 24床 医業収益 687,846 100.0%

医師数(常勤換算) 5.1人 入院収益 589,777

病床利用率 97.1% 外来収益 94,426

在院日数 12.4日 直接医業費用 505,291 73.5%

診療科人件費 79,652

補助部門人件費 190,629

1日当たり患者数 人件費率 39.3%

入院 23.3人 診療科材料費 181,637

外来 49.1人 補助部門材料費 53,373

患者1人1日当たり診療収入 (同規模自治体) 材料費率 34.2%

入院 70,408円 58,856円 直接医業損益 182,555 26.5%

外来 7,965円 9,999円 経費・事務局費用 208,536

医師1人1日当たり患者数 (同規模自治体) 医業損益 △ 25,981 △3.8%

入院 4.5人 5.9人 医業資金収支 45,567 6.6%

外来 9.6人 10.3人

医師1人1日当たり診療収入 (同規模一般)

入院 319千円 389千円

外来 76千円 100千円

(概要)

当科は、入院単価が 70, 408 円と当病院の中では抜きん出て高く、材料費率も 34%程度 であるため採算性は高い。直接医業損益率で 30%弱の黒字を確保している。入院について 見てみると、自治体病院等平均との比較において、診療単価は高いが、医師一人当たり患 者数や収入は少ない。

一般に、循環器内科と心臓血管外科とが併設されている病院が多く見受けられるが、当 病院では心臓血管外科が置かれていない。この現状について、当該領域に関する他院との 連携が円滑に進んでおり、これから新たに心臓血管外科を併設した場合、トータルとして 収益は悪化こそすれ、改善効果は認められないものと見ている。

(検出事項)

医療需要の伸びを考慮すると、新規入院患者を増やし、医業損益をさらに向上させる余 地は残されている。

方策として、救急患者の受入を増やすことが効果的ではないかと考えられる。ハートコ ール導入により受入実績は拡大したが、現状では、I CU、CCU の満床率が高く、救急受入要 請に応えられない。受入実績を増やすためには、急性期病床を増やし、受入体制を強化す ることが必要である。

(33)

<神経内科>

医 療 効 率 指 標 財 務 指 標

千円 (比率)

定床数 14床 医業収益 232,229 100.0%

医師数(常勤換算) 3.0人 入院収益 157,850

病床利用率 99.1% 外来収益 72,405

在院日数 31.4日 直接医業費用 204,274 88.0%

紹介率 40.9% 診療科人件費 42,695

逆紹介率 30.3% 補助部門人件費 107,422

1日当たり患者数 人件費率 64.6%

入院 13.9人 診療科材料費 32,058

外来 40.2人 補助部門材料費 22,099

患者1人1日当たり診療収入 (同規模自治体) 材料費率 23.3%

入院 31,654円 28,378円 直接医業損益 27,955 12.0%

外来 7,466円 7,546円 経費・事務局費用 135,046

医師1人1日当たり患者数 (同規模自治体) 医業損益 △ 107,091 △46.1%

入院 4.6人 9.2人 医業資金収支 △ 66,260 △28.5%

外来 13.4人 14.6人

医師1人1日当たり診療収入 (同規模一般)

入院 146千円 255千円

外来 100千円 119千円

(概要)

当病院は急性期病院という位置づけにあるが、地域的に中間期・慢性期リハビリ患者の 受入施設が少ないために、転院せずに長期療養している患者が多く、在院日数が長い。そ の一方で、理学療法士や作業療法士などが十分そろっておらず、リハビリ機能が弱く、医 師1人当たり指標が特に入院に関して低い。

外来は、問診による検査が中心であるため、相対的に外来収益が少なく、人件費率が高 い。

(検出事項)

医療機能の充実という点からはリハビリ対応の設備や人員の増強が望まれるが、まず地 域医療体制の一環として当病院をどのように位置づけるのかを明確にする必要がある。経 営的には地域連携を強化し、転院先を確保することにより在院日数を短くし、待機患者を 解消することが望まれる。入院単価は低いものの患者 1 人当たり入院収益が非常に高いた め、新規患者の獲得が大きな増収効果につながる。

(34)

61 <小児科>

医 療 効 率 指 標 財 務 指 標

千円 (比率)

定床数 42床 医業収益 624,140 100.0%

医師数(常勤換算) 6.9人 入院収益 397,292

病床利用率 68.5% 外来収益 223,426

在院日数 5.6日 直接医業費用 507,530 81.3%

紹介率 48.8% 診療科人件費 92,220

逆紹介率 0.6% 補助部門人件費 318,295

1日当たり患者数 人件費率 65.8%

入院 28.8人 診療科材料費 70,259

外来 128.5人 補助部門材料費 26,756

患者1人1日当たり診療収入 (同規模自治体) 材料費率 15.5%

入院 38,408円 34,080円 直接医業損益 116,610 18.7%

外来 7,202円 6,845円 経費・事務局費用 334,762

医師1人1日当たり患者数 (同規模自治体) 医業損益 △ 218,152 △35.0%

入院 4.2人 4.2人 医業資金収支 △ 111,504 △17.9%

外来 18.6人 12.7人

医師1人1日当たり診療収入 (同規模一般)

入院 160千円 155千円

外来 134千円 84千円

(概要)

小児科は、少子化により患者数が減少傾向にあることに加え、手間がかかる割に診療単 価が低いため、不採算になり易い診療科である。また、全国的に見て医師数が少なく過密 労働になり、小児科医の確保が難しく、診療科を閉鎖する病院が増加している。その中で 当科は、地域の中核となる病院を目指して 24 時間二次救急に対応すべく、専門医の確保を 行い、救急搬送件数、紹介率とも着実に増加している。また NI CU が 10 床あり、周産期医 療も行っているが、病床利用率は 40%前後と低い。なお、現在の人員体制では小児救急と 周産期医療とを同時に行うことは難しく、科としては小児救急に重点を置いて患者を拡大 していく方針である。

定床数は 42 床あるが、病床利用率 68. 5%と大きく落ち込んでいる。少子化による患者数 減少、疾病構造・医療技術の変化による外来治療へのシフト、及び核家族化による付添入 院の困難化等が病床利用率に大きく影響している。なお、他科の小児患者等を優先的に受 入れているが、病床利用率の大きな改善には至っていない。また、病床利用率の向上策と して、専門外来の充実・検査入院の増加等を検討している。

病床利用率が低い状況で、在院日数を短縮化しているため、入院患者1 人当たり収益が 減少傾向にあり、入院収益の減少に直結してしまっている。

(検出事項)

(35)

<外科>

医 療 効 率 指 標 財 務 指 標

千円 (比率)

定床数 70床 医業収益 1,591,470 100.0%

医師数(常勤換算) 12.0人 入院収益 1,126,199

病床利用率 97.4% 外来収益 434,337

在院日数 12.3日 直接医業費用 1,220,760 76.7%

紹介率 59.5% 診療科人件費 135,285

逆紹介率 5.7% 補助部門人件費 602,389

1日当たり患者数 人件費率 46.4%

入院 68.2人 診療科材料費 316,398

外来 121.7人 補助部門材料費 166,688

患者1人1日当たり診療収入 (同規模自治体) 材料費率 30.4%

入院 45,946円 42,532円 直接医業損益 370,710 23.3%

外来 14,837円 13,087円 経費・事務局費用 581,784

医師1人1日当たり患者数 (同規模自治体) 医業損益 △ 211,074 △13.3%

入院 5.7人 6.3人 医業資金収支 △ 15,512 △ 1.0%

外来 10.1人 6.2人

医師1人1日当たり診療収入 (同規模一般)

入院 261千円 264千円

外来 150千円 84千円

(待機患者数 90人)

(概要)

当科は常勤医師が 10 人おり、当病院の主力診療科である。循環器、消化器、呼吸器等の 専門内科と連携し、高度医療を提供している。ただし、待機患者数が 90 人と、1 ヶ月程度 手術待ちにしているケースもある。一方で、医師 1 人当たり入院患者数は 5. 7 人と自治体 病院平均 6. 3 人に比べ 10%程度低い。また、病床利用率が 97. 4%になっているが、病床利 用率もまだ上げる余地がある。

医業資金収支は△ 15 百万円であるが、本来の実力からすると大幅な黒字であってしかる べきである。手術に不可欠な麻酔医が十分に確保できず、麻酔医の業務負担が大きい現状 では、手術件数を増やすことに一定の限界があり、入院患者を増やす上での大きなネック になっている。看護師の対応改善などにより、手術間の間隔時間はかなり短縮されている。

(検出事項)

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