2011年6月20日発行( 第21号)
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目 次
1. 企業会計基準委員会の概要(第 222 回~第 224 回)
2. IASB 及び FASB に対する ASBJ のコメント (2011 年 4 月 1 日~ 2011 年 5 月 31 日)
3.IFRS 財団湯浅一生氏を IFRS 解釈指針委員会委員に指名
4. 第 5 回 IFRS リージョナル・ポリシー・フォーラムに西川委員長が出席
5. アジア・オセアニア会計基準設定主体グループ( AOSSG )が中間会議を開催
6. IFRS 財団モニタリング・ボード、ガバナンス改革円卓会議を東京で開催
7. IASB との第 13 回共同会議を東京で開催、東京合意の達成状況と今後の緊密な協力
にむけた計画を発表
8. IFRS 財団戦略レビューに関する円卓会議を東京で開催
9.FASF 萩原理事長、 島崎 IFRS 財団評議員、加藤 ASBJ 副委員長が中国会計首脳を訪
問
10. FASF 単体財務諸表に関する検討会議の報告書を公表
11. FASF 理事会、評議員会を開催
12. FASF セミナー 「四半期報告書の作成上の留意点 ( 平成 23 年 6 月第 1 四半期提出用 ) 」
を開催
13. 中国経済連合会と ASBJ/FASF の意見交換会を実施
14. お知らせ
≪ ご 注意 ≫本 文中 のハ イパ ーリ ンク 先 につ きま して は、 一部 、財 務会 計基 準機 構 の会 員限 定 サイトと なってお り、一 般の皆 様にはご 覧頂けな いこと もござい ます。あらか じめご了 承 ください 。
1. 企 業 会 計 基 準 委 員 会 の 概 要 ( 第
222 回 ~ 第 224 回 )
1)第222回(2011年4月14日 開催) a. リ ー ス会 計専 門委 員会 にお ける 検討状
況
b. 収 益認 識専門委員会 における検討状 況 c. 金 融 商 品 専門 委 員会 に お ける 検 討状 況
(IASB相殺対応 )
a. 「 リー ス会計に関 する論点の整 理」に寄 せられ たコメントの 紹介が行われ ました 。
作成者 、利用者及び 監査人から多 くのコ メント が寄せられて おり、当 該会計基準へ の関心 が高いことが わかります。
論点整 理では、借手 の会計処理に ついて、 単 一 の 使 用 権 モ デ ル が 提 案 さ れ て い ま し たが 、利用者 からは財務報告 の改善につな がると 賛成の意見が 多いものの 、作成者を 中 心 に 多 様 な リ ー ス 取 引 に 1 つ の 会 計 モ デ ル を 適 用 す る こ と に 対 す る 懸 念 も 示 さ れてい ます。
また、貸手の会計処 理について、履行義 務 ア プ ロ ー チ と 認 識 中 止 ア プ ロ ー チ か ら なる 複合モデ ルが提案さ れていまし たが、 これに 対しては、賛成の意見が 多く、さら に 詳 細 な ガ イ ダ ン ス を 求 め る 意 見 も 見 ら れます 。
b. 「 顧客 との契約か ら生じる収益 に関する 論点の 整理」に寄せられたコ メントの紹介 が行わ れました。
現 行 の 実 務 と の 整 合 性 の 保 持 を 求 め る 意見が 多く見られま した。
c. 資 産 と負 債 の相 殺に 関 する IASB/FASB の 公 開 草 案 の 概 要 説 明 と そ の コ メ ン ト 対 応に関 する検討が行 われました。
2)第223回(2011年4月28日 開催) a. 金 融 商品 専門 委員 会に おけ る検 討状況
(公正 価値測定) b. 無 形資 産に関する検 討
c. 企 業結合専 門委員会にお ける検討状況 a. 公 正価 値測定・開 示に関する基 準の検討
が行 われてい ますが 、「最有効 使用」の論 点につ いての検討が 行われました 。
現在、IASBとFASBで は、最有効使用 が現在 の使用と異な る場合に 、その旨及び そ の 理 由 の 開 示 を 要 求 す る こ と を 考 え て おり 、さらには 、公正価値で 測定されてい るもの のみならず 、公正価値 が開示されて い る も の に 対 し て も 当 該 開 示 を 求 め る こ とが暫 定的に決定さ れています 。委員会で は 、我が国に もこの考え方を 取り入れるか が検討 されています 。
b. 単 体財 務諸表に関 する検討会議 からの報 告が公 表されたこと を受けて 、開発費の資 産計上 についての検 討が開始され ました 。
検討再 開に先立って 、開発費資産 計上の 会計上 の考え方 、コンバージ ェンスの観点 からの 在り方 、連結と単体の 取扱いについ て 、各委員か らの意見聴取が 行われました 。
資産計 上、連結先行 ともに委員の 意見は、 割れて います。
c. 開 発費と 同様に 、単体 財務諸 表検 討会議 からの 報告が公表さ れたことを受 けて、の れ ん の 償 却 に つ い て の 検 討 が 開 始 さ れ ま した。
現 在 検 討 中 の 無 形 資 産 の 包 括 的 な 会 計 基 準 と 減 損 テ ス ト に よ り 償 却 に こ だ わ る 理由が ないという意 見と、自 己創設のれん の発生 、収益 と費用の対応の 観点から従来 通 り 償 却 す べ き と い う 意 見 に 分 か れ て い ます。
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3)第224回(2011年5月19日 開催) a. 企 業結 合専門委員会 における検討状 況 b. 無 形資 産に関する検 討
c. 金 融 商 品 専門 委 員会 に お ける 検 討状 況
(分類 ・測定)
a. 前 回に 引き続き、 のれんの償却 について の検討 が行われまし た。
前回同 様、委員から の意見聴取に 時間を 割き 、具体的 な方向はまだ示 されておらず 、 償却・ 非償却で意見 は分かれてい ます。 b. 前 回に 引き続き、 開発費の資産 計上につ
いての 検討が行われ ました。
前回の 検討では 、仮に連結ベ ースで資産 計 上 を す る こ と と し た 場 合 の 単 体 財 務 諸 表の取 扱いについて は、当面の 間、連結先 行 す る こ と を 支 持 す る 意 見 が 大 部 分 で し た。
これを 受けて、今 回は、連結 先行とした 場合の 単体財務諸表 について 、開発費資産 計上の 選択適用を認 めるか、単体での追加 開示の 必要性 、連結財務諸表 を作成してい な い 会 社 へ の 対 応 と い っ た 論 点 が 追 加 論 点とし て新たに検討 されました。
c. 2010年8月 に公表され た「金融 商品会計 基準(金融資産の 分類及び測定 )の見直し に関す る検討状況の 整理」に 対するコメン トの紹 介と、対応の方向性に ついての報告 が行わ れました。
2. IASB 及 び FASB に 対 する ASBJ
の コメン ト( 2011 年 4 月 1 日 ~
2011 年 5 月 31 日 )
1)IASB 補 足 文 書「 金融 商品 :減 損」に 対する コメントを提 出(2011年4月1 日)
2)FASB デ イ スカッション ペーパー「ヘ ッ ジ 会 計 」 に 対 す る コ メ ン トを 提 出
(2011年4月21日 )
3)IASB 公 開 草 案「 金融 資産 と金 融負債
の 相 殺 」 に 対 す る コ メ ン ト を 提 出
(2011年4月28日 )
3. IFRS 財 団湯 浅一生 氏を IFRS 解 釈
指 針委員 会委員 に指名
国 際会計基準審 議会(IASB)の監督機 関であ る国際財務報 告基準財団(IFRS財 団)の 評議員会は、2011年6月3日 、富 士 通 株 式 会 社 財 務 経 理 本 部 の 湯 浅 一 生 氏 を 国 際 財 務 報 告 基 準 解 釈 指 針 委 員 会
(IFRS解 釈指針委員会)の 委員に指名す ること を発表しまし た。当初 の任期は前任 の 鶯地隆継 IASB 次期 理事の 残りの任期 期間と なる2011年7月1日 からの1年間 となっ ています。
4. 第 5 回 IFRS リ ー ジョナル ・ポリ
シ ー ・ フォ ーラム に西川 委員長 が出
席
2011年5月23日 と24日、インドネシ アのバ リ島で第5回IFRSリ ージョナル・ ポリ シー・フ ォーラムが 開催されま した。 今回の フォーラムで は、アジア・オセアニ ア 地域に おける IFRS の採 用と 収斂に関 する課 題や機会がテ ーマとされ 、会計基準 設定主 体、規 制当局や監査法 人等が意見を 交わし ました。
インド ネシア会計士 協会(IAI)が主催 した今 回のフォーラ ムには、21 カ国から 約300名 の参加者が 集まりました。IASB か ら は Tweedie 議 長 、 山 田 理 事 及 び McGregor理事が、また 、IFRS財団から は Lucy 評議員が参加しました。 ASBJ/FASFか ら は、西川委員長、加藤副
委員長 及びスタッフ2名が参加し ました。 イ ンド ネシ アの Boediono 副大 統領等 の ス ピ ー チ で フ ォ ー ラ ム が 幕 を 開 け 、 IASBの 山田理 事と McGregor理 事から、 収益認 識、金融商 品、リース 会計や保険契 約 に 関 す る プ ロ ジ ェ ク ト の 進 捗 状 況 に つ いて説 明が行われま した。
その後、IFRSの 採用と収斂 に関する課 題 や 機 会 に 係 る 会 計 基 準 設 定 主 体 の 役 割 につい て、プ レゼンテーショ ンが行われま した。 西川 ASBJ委員 長はASBJが直面 す る 現 状 を 説 明 し 、 そ の 他 、IASB の Tweedie議長 、インド ネシア、韓 国、及び イ ン ド の 会 計 基 準 設 定 主 体 か ら も そ れ ぞ れに関 する説明があ りました 。プレゼンテ ー シ ョ ン 後 に は 、 各 国 の 課 題 や 今 後 の IFRS 適 用 に 際 す る 準 備 や 能 力 強 化 の 重 要性に 関し議論が交 わされました 。
フォー ラムの2日目には 、4つのパネル セ ッショ ンと IFRS 財団の 戦略 レビュー に関す る説明が行わ れました。1つ目のパ ネルセ ッションでは 、規制当 局の観点から 見た IFRS の 適用状 況に関 する 説明があ り、 日本から は、金融庁 長岡 国際会計調 整室長 が、IFRS適用にかか る課題につい て説明 を行いました 。その他 のセッション では 、民間企 業、税 務当局、及び監査法人 等 から見た IFRS 適 用にか かる 課題と機 会 に つ い て プ レ ゼ ン テ ー シ ョ ン が 行 わ れ ました 。
最 後 に 、IFRS 財 団 の Lucy 評 議 員 と Seidenstein最高執 行責任者から 、当該財 団 の 戦 略 レ ビ ュ ー に つ い て 現 在 の 進 捗 状 況に関 する説明がさ れ、フォ ーラム参加者 と質疑 応答及び意見 交換が行われ ました 。
今回の フォーラムで は、IFRSの採用・ 収斂を 引き続き目指 し、高品 質な会計基準 設 定 の 達 成 を 目 標 と す る 点 が 確 認 さ れ ま した 。また 、アジア・オセア ニア地域内の
諸国が 連携し、ア ジア・オセアニア会計基 準設定 主体グループ (AOSSG)を通じて IASB に 意 見 を 発 信 し て い く こ と の 重 要 性が改 めて確認され ました。
次回の 会合は、2012年にマ レーシアで 開催さ れる予定です 。
5. ア ジ ア・オ セアニ ア会計基 準設定
主 体グル ープ( AOSSG )が中 間会
議 を開催
2011年 5月25 日、インド ネシアのバ リ島で 開催された第5回IFRSリージョナ ル ・ ポ リ シ ー ・ フ ォ ー ラ ム の 翌 日 に 、 AOSSGの 中間会議が 開催されまし た。こ の会議 には、13カ国か ら30名のメンバー が参加 したほか、IASBのTweedie議長、 山田理 事及び McGregor 理 事も参加しま した 。ASBJ/FASF か らは、西川 委員長、 加藤副 委員長及びス タッフ 2 名が参加し ました 。
午前の 会議では 、IASBより プロジェク ト の進捗状 況に関す る説明が あり、IASB メンバ ーと AOSSG メンバ ーの間で、今 後のAOSSGとIASBとの連 携のあり方の 他、金融商 品、リース会計、保険契 約、収 益認識 、イス ラム金融や農業 の分野に関し 、 意 見 交 換 が 行 わ れま し た 。 そ の後 、2011 年 6月 末で任期が終了 する IASBの議長 と両理 事に対し、過 去10年 に亘る会計基 準 設 定 活 動 へ の 貢 献 に 対 す る 感 謝 の 印 と して、AOSSGから記念品が 贈呈されまし た。
午後に は、AOSSGメンバー のみによる 会議が 行われ、6月に発行を 予定している AOSSG の 活 動 の あ り 方 に 関 す る 文 書
(Vision Paper)、IFRS 財 団の戦略レビ ュ ー へ の コ メ ン ト 内 容 の 検 討 、 今 後 AOSSGで 取り上げる プロジェクト や、本 年11月にメ ルボルンで開催 予定の年次総
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会の内 容等について 、議論が 交わされまし た。次 回会合を本 年 9 月に 開催すること に合意 し、中間会議 は終了しまし た。
6. IFRS 財 団 モニ タリング ・ボー ド、
ガ バ ナ ン ス 改 革 円 卓 会 議 を 東 京 で
開 催
IFRS財 団 モニタリング・ボード(MB) は、2011 年 2月 7日に公表し た「IFRS 財 団 の ガ バ ナ ン ス 改 革 に 関 す る 市 中 協 議 文書 」のパブ リックコメント 募集期間中に 、 世界中 の市場関係者が MB によるガバナ ン ス 改 革 プ ロ ジ ェ ク ト に よ り 関 与 出 来 る よう 、アジア (日本、及 びマレーシ ア)、 欧州 、米州の 4箇所において 公開円卓会議 を開催 しています。
このう ち日本での公 開円卓会議 は 3月 24日にFASF会 議室にてモ ニタリング・ ボード のワーキング・グルー プ議長となっ て い る 金 融 庁 の 河 野 総 括 審 議 官 の 主 催 で 開 催 さ れ ま し た 。 公 開 円 卓 会 議 直 前 の 3 月11日に発 生した東日本大 震災の影響も あり 、当初参 加が予定さ れていた、 中国、 韓国 、台湾等 の国々からの出 席者は揃って 欠席と なり、日本の利用者 、作成 者、監査 人、基準 設定主体等から 参加者20人のみ の参加 となっていま す。今回 の東京での公 開円卓 会議では 、参加者より それぞれの立 場か ら17の 質問に対する意 見表明がなさ れまし た。
FASF の コ メントレタ ーは IFRS 財団 の現行 の 3 層構造のガバナ ンス体制を基 本的に 支持し、MB の大幅、急激 な規模、 役 割 の 拡 大 に は 同 意 し な い こ と を 骨 子 に 作成し ています。今 回の FASF の 提出し た コ メン ト レタ ーは IOSCO の 以 下のホ ー ム ペ ー ジ に て 見 る こ と が で き ま す 。 http://www.iosco.org/monitoring_board/
7 . IASB と の 第 13 回 共 同会議 を東京
で 開催、 東 京合意 の達成 状況と 今後
の 緊密な 協力に むけた 計画を 発表
ASBJとIASBは、 日本におけ るIFRS と の コ ン バ ー ジ ェ ン ス へ の 取 組 み を 促 進 し、IFRS導 入についての準 備状況を検討 するた め、第13 回目の共同 会議が西川委 員長、Tweedie議長主導の 下、6月6日及 び7 日の 2日にわたり、東 京で行われま した。今回 の会議におい ては、IASBと米国財 務会計 基準審議会(FASB)の覚 書(MoU) におけ る収益認識 、リース、金融商品とい う残り のプロジェク トに加え 、保険契約に ついて も意見交換を 行いました 。また、日 本で のIFRSの任意適 用に関連して、日本 で生じ ている様々なIFRSの 解釈上及び実 務 上 の 検 討 課 題 に つ い て も 意 見 交 換 を 行 いまし た。
西川 委員長とTweedie議 長は、日本の会 計基準 とIFRSとのコンバー ジェンスに関 する両 者の取組みは 、今後日 本において考 え得るIFRSの 適用の検討の 道筋において 重要な ステップであ ったとの考え を示し 、 さらに 緊密な関係を 築き上げるこ とが必 要であ ると合意しま した。そして 、2007 年の東 京合意の達成 状況の確認と 今後の より緊 密な協力に向 け、「東 京合意におけ る達成 状況とより緊 密な協力のた めの計 画を発 表」と 題するプレスリ リースを公表 してい ます。
な お、Tweedie議長、McGregor理事及 び山田 辰己理事はこ の6月 末で退任される ことか ら、今回の会 議には、Mackintosh 次期副 議長、鶯地隆 継次期理事も 参加し 、 ASBJとIASBと の間の緊密な 関係の維持 が図ら れました。
8. IFRS 財 団 戦 略 レ ビ ュ ー に 関 す
る 円卓会 議を東 京で開 催
設立後 の最初の10年を成功 裡に終えた IFRS 財 団の次の10 年の戦 略を協議して い るIFRS財 団評議員 会は、戦略レビュー に関す る 2 月締切りのパブ リックコメン トを纏 めた報告書 を4月28日に公表して います 。
IFRS 財 団 は こ の 報 告 書 に 基 づ く 円 卓 会議 を世界4 箇所で開催 することと なり、 6月7日にFASFの会議室に て東京での円 卓会議 が開催され、IFRS財 団のホームペ ー ジ を 通 じ て 全 世 界 に 同 時 配 信 さ れ ま し た。
今回の 円卓会議は 、参加者多数の ため2 つのセ ッションに分 けて開催され 、シンガ ポ ー ル か ら の 参 加 者 を 含 む 各 分 野 か ら の 市場関 係者が合 計24人 参加し、様々な意 見を IFRS 財 団に伝 えるこ とと なりまし た。IFRS財 団からは、藤沼 評議員会副議 長、Glauber評議 員会副議長、島崎 評議員、 Lucy 評議員、Mackintosh次 期 IASB副 議長 、Seidenstein 最高執行 責任者の各氏 が 参 加 さ れ 熱 心 な 議 論 が 展 開 さ れ て い ま す。
円卓会 議はこの後、香港、ニューヨ ーク、 ロンド ン開催され、7月25日 締め切りの 本 件 に 関 す る パ ブ リ ッ ク コ メ ン ト を 踏 ま え、同時に 進行中のIFRS財 団モニタリン グ・ボードの ガバナンス改革 の意見との調 整を図 り公表される 予定となって います 。
9 FASF 萩 原 理事 長、島崎 IFRS 財
団 評議員 と加藤 ASBJ 副 委員 長と
と もに中 国会計 首脳を 訪問
FASF/萩 原 理事長は、島 崎IFRS財団評議 員、加藤ASBJ副委員長 と共に 6月1日 -2 日 の 日 程 で 中 国/北 京 を 訪 問 し 、 中 国/ 財 政 部/王軍 副 大臣 等、 同国 の 会計 行政、
及び会 計実務の首脳 と面談しまし た。 今回の 訪問の目的は 、①サテ ライトオフ ィ ス 東 京 設 置 決 定 に 伴 う 今 後 の 活 用 法 の 協議 、②重要性を 増しているア ジア・オセ アニア 地区を主導す る日中の連携 強化、③ 日 中両国の IFRS 導 入を巡 る最 近の動向 の確認 、等であり ましたが、加えて萩原理 事 長 か ら 東 日 本 大 震 災 で の 温 家 宝 首 相 来 日 等 中 国 側 の 支 援 に 対 し 感 謝 の 辞 を 述 べ られる と、中 国からは日本の 復興を信ずる との熱 いメッセージ が伝えられま した。
中 国/財 政 部以 外に 、 中国 公認 会 計士協 会、Deloitte Touche Tohmatsuを 訪問し その Top と も意見交換を行 い、会計実務 面 で の 種 々 の 状 況 の 確 認 を す る と 共 に IFRSと のFull Convergenceを目指す中 国 国 内 の 動 き に 就 い て 理 解 を 深 め る こ と が出来 ました。
今回の 訪問で中国側 は、今後のIFRS開 発にお けるアジア・オセアニ ア地区の一層 の役割 増大に期待を 示し、そ の観点からサ テライ トオフィス、AOSSGの動きに強い 関心を 示し、これらに対する 中国の全面的 な支援 、協力の約 束が述べられ 、今後の一 層 の 日 中 関 係 強 化 の 必 要 性 が 述 べ ら れ ま した。
10 FASF 単 体 財務諸 表に関す る検討
会 議の報 告書を 公表
FASF 内 に 設 置 さ れ た単 体 財 務 諸 表 に 関する 検討会議は、2011年 4月 28日に
「「単体 財務諸表に 関する検討 会議」報告 書(平 成23年4月)」を公表しま した。
単体 財務諸表に関 する検討会議 は、企業 会 計 審 議 会 に お い て 示 さ れ て い る 連 結 先 行の考 え方に関連し て、ASBJの独立性を 確保し つつ、ASBJの基準策 定機能の強化 を図る ために 、単体財務諸表 のコンバージ ェ ン ス を 当 面 ど の よ う に 取 り 扱 う べ き か
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につい て、個々の 会計基準ごと に、対応の 方 向 性 に つ い て の 考 え 方 を 集 約 す る こ と を目的 として設置さ れたものです 。
報告 書では 、開発費 、のれん 、退職給付
(ステ ップ1)及 び包括利益に ついて、単 体 財 務 諸 表 に 関 す る 方 向 性 の 考 え 方 を 報 告して おり、今後、ASBJは、この報告を 十分斟 酌し、これらの会計基 準の設定の最 終判断 を行うことと しています。
11. FASF 理 事 会、評 議員会 を開催
2011年5月26日に当 財団の理事会 を 開催い たしました。理 事 会 で は 、「 第 11 期 事 業 報 告 書
(案 )」、「第11期 決 算(案)」、並びに改 選期を 迎えた「基準諮問会議 委員及び議長 の選任 」等の審議 が行われ、基準諮問会議 の新委 員長には 、住友化学(株 )の野崎邦 夫常務 執行役員が就 任しました(基準諮問 会議委 員の一覧は以 下を参照)。
https://www.asb.or.jp/asb/asb_j/stand ards_advisory/member/
また 、同年6月3日には評議 員会を開催 いたし ました。
評議 員会では 、「評 議員の選退 任」及び 改選期 を迎えた「 理事及び監事 の選任」等 の審議 が行われまし た。選退 任の状況は下 記のと おりです 。( 敬称略、※下線付は新
任)
1.評 議員の退任及 び選任
(1) 退任(退任日 :平成23年6月3日) 島崎 憲明 住友商 事㈱ 特別顧問 築舘 勝利 東京電 力㈱ 常任監査役・監
査役会 会長
(2 )選任(就任日:平成23年6月4日) 岡田 譲治 三井物 産㈱ 常務執行役員 西村 義明 東海ゴ ム工業㈱ 代表取締
役社長
2.理 事の改選
(1) 退任(退任日 :平成23年6月3日) 田中 稔三 キヤノ ン㈱ 代表取締役副
社長
(2) 選任(就任日 :平成23年6月4日) 池上 玄 日本公 認会計士協会 副
会長
伊地知 日出 海日本証 券業協会 常務執 行役
岩熊 博之 ㈱東京 証券取引所グ ルー プ 取締役兼 代表執行役 専務
岩原 紳作 東京大 学大学院法学 政治 学研究 科 教 授
内山 英世
有限責 任あずさ監査 法人 理事長
大塚 宗春 早稲田 大学商学学術 院 教授
大場 昭義 東京海 上アセットマ ネジ メント 投信㈱ 代表取締 役社長
河本 雄二郎 三菱重 工業㈱ 代表取締 役常務 執行役員
北村 敬子 中央大 学商学部 教授
久保田 政一 (社)日本経済団体連合会 専務理 事
小泉 宇幸 (社)生 命保険協会 副会長 島崎 憲明 住友商 事㈱ 特別顧問 高橋 秀夫 公益財 団法人財務会 計基準
機構 事務局 長
谷口 進一 新日本 製鐵㈱ 代表取締役 副社長
徳賀 芳弘
京都大 学経営管理大 学院 教授
萩原 敏孝 ㈱小松 製作所 相談役・特別 顧問
半田 勝男 (社)日 本損害保険協 会 専 務理事
宮城 勉 日本商 工会議所 常務理事 山崎 彰三 日本公 認会計士協会 会長 和田 耕志 一般社 団法人全国銀 行協会
副会長 兼専務理事
3.監 事の改選
選任( 就任日:平成23年6月4日) 小見山 満 日本公 認会計士協会 副会
長
武井 優 東京電 力㈱ 取締役副社長
12. FASF セ ミ ナ ー 「 四半期報 告書の
作 成上の 留意点 ( 平成 23 年 6 月 第 1
四 半期提 出用 ) 」 を開催
FASFで は、6月6日より 東京(3回)、 大阪、名古 屋、福岡、札幌、仙台、金沢、 広島、 高松の全国9都市にて11回 にわ
た っ て 「 四 半 期 報 告 書 作 成 上 の 留 意 点
(平成23 年6月第 1四半 期提出用 )」 のセミ ナーを開催し ました。当セ ミナー では 、併せてASBJの 担当者から「企業 会計基 準委員会の活 動状況」につ いての 説明が 行われました 。
セミナ ーの参加者は、延べ約4,000人 と関係 者の関心の高 さを窺わせる 、盛況 なもの となっていま す。
13. 中 国 経 済 連 合 会 と ASBJ/FASF
の 意見交 換会を 実施
ASBJ/FASF で は 、 地 方 に お け る FASF会 員 企業、会 計関係者との コミュ ニ ケ ー シ ョ ン の 強 化 を 目 的 と し た 意 見 交換会 を実施してい ます。
特に、IASBによる 最新の基準開 発の 動向や その背景 、ASBJによる基 準開発 の 経緯や 内容、 今後の 展望な ど、ASBJ のホー ムページや新 聞記事、雑誌 記事な ど だ け で は 伝 わ り に く い 最 新 の 情 報 を 直接お 伝えし、また ご要望を承る ことは、 国 内 の 会 計 基 準 の 開 発 に お け る ASBJ の役割 に対する理解 を深め、IFRS導入 に 向 け た 環 境 整 備 を 我 が 国 全 体 で フ ォ ロ ー し て い く 意 味 で も 有 意 義 な こ と と 考えて います。
今回は 、6月 10日 に広島で中国 経済 連 合会の 120 名 を超える 皆様と意 見交 換会を 開催いたしま した。
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意見交 換会では、冒 頭、FASFに 対す る日頃 の協力への謝 辞と、運営へ の一層 の 協 力 を お 願 い し た あ と 、 野 村 ASBJ 常勤委 員より 、ASBJの活動状況 につい て説明 しました。
今後も 継続して、こ のような取組 みを 実施し ていきたいと 考えています 。
14. お 知 らせ
1)刊行物のご案内① 機関誌 「季刊 会計 基準」第 33 号
(2011年6月15日 刊行 )
【主な 内容】
特集:IFRS財 団サテライト オフィス への期 待
「 東京 サテ ライ トオ フィ スと 日本 への期 待」…島崎憲明 IFRS 財団 ト ラ ス テ ィ ー /FASF 評 議 員 他
Accounting Square:“IASB理事退任 に当た って”…山田 辰己 IASB理事
Chairman’s Voice:“東京合 意後の基 準 開 発 ~ 東 日 本 大 震 災 の 影 響 の 中 で
~”… 西川郁生 ASBJ委 員長
トピ ックス:「単体 財務諸表 に関する 検討会 議」の報告書 の概要
② 四半 期 報告 書 の作 成要 領 (平成 23 年6月 第1四半 期提出用 )(6月中旬 よ り順次 発送予定)
本書で は、平成 23年6月第 1四半 期 提 出用 の四 半期 報告 書を 作成 する上 で の 各項 目の 記載 事例 や根 拠条 文等の ほ か 、作 成上 の留 意点 を掲 載し ていま す。
※ご購 入はこちら。
※第 30号よ り、FASF会員の皆様 は、 季 刊 会 計 基 準 に 掲 載 さ れ る 記 事 がホ ー
ムペー ジ(会員専 用サイト)よりご覧に なるこ とができます。どうぞ ご利用くだ さい。
2) ASBJ Webセミナ ーのご案内
ASBJ/FASFで は、FASF会員 の皆様が ASBJの 開発する会計 基準やASBJ/FASF の 活 動 を よ り 分 か り や す く 効 率 的 に 理 解 してい ただくために 、ASBJ Web セ ミナ ーをホ ームページ(会員専用サ イト)で提 供して います。
最近で は、3月 25 日に公表さ れた四半 期 会 計 基 準 等 の 改 正 に つ い て の 解 説 を 新 し い コ ン テ ン ツ と し て 掲 載 し て い ま す の で会員 の皆様はどう ぞご利用くだ さい。
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ASBJオ ー プン・セミナ ーのご案内FASFでは、会員の皆様へ向けて、内外 の 会 計 基 準 の動 向 等 をタ イ ム リ ーに お 知 らせするため、昨年よりASBJオープン・ セミナーを開催しています。
本年度も 7 月に以下の日程で開催を予 定しています(参加は ASBJ ホームペー ジから登録できます)。
回 数 日 時 場 所 時 間
第1 回
平成23 年 7 月 19 日
(火)
メルパルクホ ール(東京)
午後を 予定
(3 時間 程度) 第2 回
平成23 年 7 月 21 日
(木)
ダイテックサカ エ(名古屋)
第3 回
平成23 年 7 月 22 日
(金)
TKP 大阪梅田 ビジネスセンタ ー(大阪) 第4 回 平成 23 年 アクロス福岡
7 月 26 日
(火)
(福岡)
第5 回
平成23 年 8 月 23 日
(火)
札幌証券取引 所(札幌)
“ASBJ Newsletter”(第21号)
2011年6月20日発行 発行:企業会計基準委員会/
公益財団法人 財務会計基準機構 東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル20階
編集・発行人:下村昌作 制作:広報プロジェクトチーム 禁無断転載
※ご意見・ご要望は下記までお寄せください。 E-mail : [email protected]
Fax : 03-5510-2712