受容と共感、具体的な方法
◆受容
相手の考えや気持ちや存在そのものを、あるがままに、好きとか嫌いとか、良いとか悪いとかをいっさ い抜きにして、ありのままを許容して、相手に対して無条件の積極的肯定的な配慮や関心を抱くこと です。
1. 本質を理解する
その人の中に神の子どもとしての性質を見るように努めましょう。この地上に生を受けている 人はすべてエホバに従い,選択の自由を正しく行使して善を選んだ神の子どもたちです。全 ての人は、態度や言葉ではうかがい知ることのできない、善なる高貴な資質を神から受け継 いでいるのです。
2. 可能性を知る
その人は今そうでなくても、近い将来神様のような人物になる可能性を持っていることを覚 えておきましょう。
◆共感
「共感的理解」ともいいます。相手の身になって相手の気持ち、感情をわかろうとすることであり、相手 の心の世界をあたかも自分自身のものであるかのように感じようとすることです。
1. 背景を知り,感情移入する
その人が抱えている人生の諸問題,家族の状態や人間関係,今に至るまで生きてきた歴史 を知ることによって,彼/彼女の言動の裏にある感情を共有することができます。知り得ない 場合は想像することによって感情移入する必要もあります。
◆傾聴:非指示的な聴き方
その人を受容し共感するためのもっとも根幹にあるものは「イエス様のような愛=慈愛」ですが、傾聴 (非指示的な聴き方)というスキルを身につけることによって、その人を受容し共感を示す大きな助け となります。「聴く」ことは必ずしも「賛同する」ことではありません。気持ちを理解しようとする努力なの です。
「聴く」ための5つのポイント
① 話しやすい雰囲気をつくる
話す場所や席の位置を工夫したり、話の入り方に配慮したりします。
② 先入観をもたずに聴く
自分の先入観で解釈すると、相手の思いとズレが生じます。目の前にいる相手の話を、心 を込めて聴くことです。
③ 質問をできるだけ控える
質問が多いと、尋問されているような思いを与えます。
④ 相手の発言をじっくり待つ
話が途切れたときは、「 考えている」「 迷っている」など色々な意味があります。あせらず に待つことも大切です。
⑤ 勝手な解釈や評価、批評はやめる
一方的な説明、説得をするのではなく、相手の一つ一つの発言を大切に受けとめることです。
◎アクティブ(積極的)な聴き方
気持ちを理解しながら、相手の発言を別の言葉で言い換える技術
1.繰り返す:相手のいった言葉を繰り返してあげる 相手「同僚と喧嘩になってしまって気分が悪いよ」 あなた「同僚と喧嘩して気分が悪いんだね。」 2.要約する
あなた「~ということなんだね」 3.気持ちを理解する
相手「○○さんが私の言うことをわかってくれないの」 あなた「それは悲しいね。」
◎パッシブ(受動的)な聴き方
1. 沈黙:沈黙は間が持てなくてつい自分から話しかけてしまいがちです。しかし、 沈黙は相手が自分の考えをまとめたり、気持ちを整理したり、何かを考えてい るときなのです。ちょっと忍耐して相手が口火を切るのを待ちます。
2.あいづち:「うん、うん。」「なるほど」「そうなの」など 3.思いを引き出す言葉