条文素案と解説
(趣旨)
第1条 この条例は、都市計画法(昭和43年法律第100号。以下「法」と
いう。)第16条第2項の規定に基づき、地区計画等(法第12条の4第1項
各号に掲げる計画をいう。以下同じ。)の案の内容となるべき事項(以下「地
区計画等の原案」という。)の提示方法及び意見の提出方法について必要な事
項を定めるものとする。
■ 第1条は、本条例の趣旨と目的を定めたものです。
○ 本条は、地区計画等の原案を作成しようとする場合、内容の提示方法と意見
の提出方法についての必要な事項を定めるものとしたものです。
(地区計画等の原案の提示方法)
第2条 市長は、地区計画等の案を作成しようとする場合においては、あらか
じめ、次に掲げる事項を公告し、当該地区計画等の原案を当該公告の日から
起算して2週間公衆の縦覧に供しなければならない。
( 1) 地区計画等の原案の内容のうち、種類、名称、位置及び区域
( 2) 縦覧場所
■ 第2条は、原案を縦覧するときの提示の方法を示したものです。
○ 本条は、地区計画等の原案を作成しようとする場合は、その内容のうち種類、
名称、位置及び区域を2週間縦覧するもので、その内容を確認できる場所を
池田市都市建設部まちづくり課とするものです。
(説明会の開催等)
第3条 市長は、前条に定めるもののほか、地区計画等の原案の内容を周知さ
せるため必要があると認めるときは、説明会の開催、広報誌への掲載等の措
置を講ずるものとする。
■ 第3条は、説明会の開催について定めたものです。
○ 本条は、地区計画等の原案の内容を広く周知する目的で、必要に応じ、説明
会の開催、広報誌、市ホームページでの公表を行うものとしたものです。
(地区計画等の原案に対する意見の提出方法)
第4条 法第16条第2項に規定する者は、第2条の規定により縦覧に供され
た地区計画等の原案について意見を提出しようとする場合においては、縦覧
期間満了の日から起算して1週間を経過する日までに、市長に意見書を提出
しなければならない。
■ 第4条は、原案に対する意見の提出の方法を示したものです。
○ 本条は、地区計画を定める区域内に関係のある利害関係者の方が、原案に対
する意見を文書で持参若しくは郵送で提出できるものとしたもので、意見の
(委任)
第5条 この条例に定めるもののほか、この条例の施行について必要な事項は、
規則で定める。
■ 第5条は、この条例に定められていない必要な事項については、規則で定め
るものとしています。
(附則)
この条例は、公布の日から施行する。