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16d0430 【サンケン電気】長期発行体新規:BBB /安定的,発行登録債新規:BBB

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http://www.jcr.co.jp

16- D- 0430

201 6 年 8 月 2 4 日

株式会社日本格付研究所(J C R)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

電気株式会社

(証券コード:6707)

【新規】

長期発行体格付 BBB+

格付の見通し 安定的

発行登録債予備格付 BBB+

■ 格付事由

(1) パワーデバイスおよびその関連製品を主力とする半導体メーカー。磁気センサーや L E D 関連製品も手掛

ける。顧客の要求に応じて開発するカスタム製品が主体となっている。信頼性や品質、きめ細かいサポー

ト体制を強みとし、自動車関連、白物家電メーカーなど国内外で強固な顧客基盤を有する。従来はテレビ

を中心とした A V 関連機器向けのウエートが高かったものの、事業構造の転換を進めた結果、近年は自動

車、白物家電向けが主体となっている。

(2) 過年度の収益は外部環境の変化を受けて大きく変動してきた。ただ、事業構造の転換や C C F L (冷陰極蛍

光放電管)事業からの撤退などに伴い、従前と比べ収益基盤は安定したとみられる。事業環境の悪化や先

行投資によるコスト負担増加などを受けて足元の収益はやや弱含んでいるものの、自動車の電装化進展を

背景とした車載向けの販売拡大などにより、中期的には収益力の強化が進むと J C R ではみている。一方、

リーマンショック時に多額の純損失を 2 期にわたり計上したことによって財務基盤が大きく毀損し、現在

も修復の途上にある。以上を踏まえ、格付を「BBB+」とし、見通しは「安定的」とした。

(3) 16/ 3 期営業利益は 68 億円(前期比 39.3%減)と 4 期振りの減益になった。自動車向けは堅調に推移した

ものの、中国のエアコン販売不振に伴い白物家電向けの販売が減少した。また、購入薬液の汚染問題や新

工場立ち上げなどによるコスト増加が利益を下押しした。17/ 3 期営業利益は 70億円(同 2. 9%増)を計

画している。自動車向けを中心に販売は底堅く推移するものの、円高の影響などもあって小幅な増益にと

どまる見通しである。ただ、今後は重点分野での拡販に加え、固定費を中心としたコスト削減の取り組み

が収益改善に寄与するとみられる。

(4) 16/ 3 期末の自己資本比率は 29. 0%(08/ 3 期末 44. 7%)、DE R は 1. 8 倍(同 0. 7 倍)と、従前に比べ依然と

して見劣りする水準となっている。近時は設備投資や運転資金負担の増加などによってフリーキャッシュ

フローはマイナスが続き、有利子負債が増加傾向にある。ただ、17/ 3 期は設備投資の厳選や新基幹シス

テム導入の効果による運転資金の削減などによってプラスのフリーキャッシュフローを創出し、有利子負

債の削減につなげる方針である。今後、こうした基調が定着するか注目していく。

(担当)関口 博昭・工藤 怜士 ■ 格付対象

発行体:サンケン電気株式会社

【新規】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 BBB+ 安定的

対象 発行予定額 発行予定期間 予備格付

(2)

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http://www.jcr.co.jp

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2016 年 8 月 24 日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:島田 卓郎

主任格付アナリスト:関口 博昭

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、J C R のホームページ(http:/ / www. jcr. co. jp)の「格付方針等」に「信用格付の種類

と記号の定義」(2014 年 1 月 6 日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本 件 信 用 格 付の 付 与 にか か る方 法 の 概 要 は、 J C R の ホ ー ムペ ー ジ ( http:/ / www. jcr. co. jp) の 「 格 付 方針 等 」 に 、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014 年 11 月 7 日)、「電機」(2011 年 7 月 13 日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) サンケン電気株式会社

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての J C R の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので

はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外

の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、J C R が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・ 格付関係者が提供した監査済財務諸表

・ 格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

・ 格付関係者が提供した格付対象の商品内容に関する書類

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

J C R は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、

当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. J C R に対して直近 1 年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、J C Rが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、J C Rは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、J C Rは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。J C R は、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、J C Rの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。J C Rの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。J C Rの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、J C Rが保有しています。J C Rの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、J C R に無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■用語解説

予備格付:予備格付とは、格付対象の重要な発行条件が確定していない段階で予備的な評価として付与する格付です。発行条件が確定した場合には 当該条件を確認し改めて格付を付与しますが、発行条件の内容等によっては、当該格付の水準は予備格付の水準と異なることがあります。

■NR S R O 登録状況

J C R は、米国証券取引委員会の定める NRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating O rganization)の 5 つの信用格付クラスのうち、以下の 4 クラ

スに登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則

17g-7(a)項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJ C Rのホームページの“ Rating Information” (http: / / www. jcr. co. jp/ english/ top_cont/ rat_info01. php) に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■ 本件に関するお問い合わせ先

参照

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