戸隠地区 における取組み事例発表
・戸隠地区の有害鳥獣対策について
(戸隠地区住民自治協議会 会長 和田 文雄)
中山間地域市民会議 H24.1.27 資料2
戸隠地区の概況
【基本データ】
戸隠地区は、市中心部より西に位置し、周囲は戸隠連峰などの山に囲まれ、戸隠・飯 縄山山麓に発達した南面傾斜高原地帯と、虫倉山山麓の北面傾斜地に分けられ、林 野面積は、地区総面積の83.6%を占めている。地区の一部は、上信越高原国立公園 の指定を受け、豊かな自然や動植物を擁し、観光資源に恵まれ、四季を通じた観光地 として全国の人々に親しまれている。特に戸隠スキー場や戸隠神社、牧場、キャンプ場 など多くの観光資源を擁し、最近ではパワースポット、癒しの里として全国の注目を集 め観光客の増加が見られます。
集落の状況としては、15区60の集落が点在し、小集落から最大でも178世帯 と小規模 な世帯数のコミュニティを形成している。
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<戸隠地区の主な特産品>
■戸隠大根
■竹 細 工
■戸隠そば
■そばの加工品
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【戸隠地区の人口推移】
0 1 0 0 0 2 0 0 0 3 0 0 0 4 0 0 0 5 0 0 0 6 0 0 0 7 0 0 0 8 0 0 0 9 0 0 0
S3 5 S 4 0 S 5 0 S 6 0 H 7 H1 7
(人)
過疎法に定める過疎指定要件である35年間(S35~ H7)人口減少率30%以上を大幅に越える減少率。
35年間で 40.0% の減少
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生産年齢人口
(15~64歳) 2,293人 52.6% 老齢人口
(65歳以上) 1,709人 39.2%
年少人口
(14歳以下) 358人 8.2%
戸隠地区(4,360人)
高齢化率 39.2 %
全市(389,337人)
生産年齢人口
(15~64歳) 240,790人 61.8% 老齢人口
(65歳以上) 93,834人 24.1%
年少人口
(14歳以下)
54,713人 14.1%
高齢化率24.1%
【人口構成】
(H22.1.1現在)
中山間地域における高齢化率平均
36.7 %
を上回っている。4
【戸隠地区の課題】
(主なもの)
■高齢化に加え、有害鳥獣被害による耕作意欲の減退により、 耕作放棄地や荒廃農地が拡大。人的被害も心配。
■集落間の距離が長く、高齢者のみの世帯が増加する中で草刈 や側溝清掃などの作業に支障が出てきている。
■空き家が増加しており、長い間放置された廃屋は景観や防犯 上のみでなく安全面上でも大きな問題となっている。
■若い世代の集落離れが進み、隣近所に子育てする世帯が無い ため、育児に関する相談や情報交換ができない。
■積雪が多く、地区公民館や自宅の雪下 ろしが、高齢化の進行により困難になって きている。 etc・・・
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【課題の解決に向けた取組み】
■住民自治協議会と地域活性化推進員が地区課題 の中から、優先順位を決定し、「やまざと支援交付 金」の活用 により順次解決に着手。
■住民自治協議会の広報誌により、必要な情報及び ボランティアの募集を行う。
‥‥「草刈りやろうよ!隊」の募集等
■その他、補助事業を活用し、集落支援や地域の活 性化に資する事業を展開し、課題の解決を図る。
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戸隠では、有害鳥獣による農作物への被害の拡大が
深刻化。
特に近年、野鼠被害が増大し、多くの住民から、野
鼠駆除に対する要望が出されていた。
戸隠地区における取組み①
・平成22年度から「やまざと支援交付金」を活用し、春と 秋の2回に分け、一斉に野鼠駆除剤を全世帯に配布し
「野鼠駆除大作戦」事業を実施した。
【対応1】
そこで‥‥
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戸隠地区における取組み①
・野鼠駆除剤の配布に当たり、家畜の犬、猫等の食害 における事故等について地区住民に注意喚起を呼び かけた。
【対応2】
【課 題】
・秋の駆除剤の投与については、巣穴がよく分からない。
・全世帯への周知徹底が図られていなかった。
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●野鼠駆除剤の投与を春一回にした
平成23年度については、前年野鼠駆除剤を投与した 際に秋の投与は、鼠の巣穴がよく分からないという住 民の意見から、雪解けで巣穴がはっきり認識できる春 先に駆除剤の投与を行うこととした。
取組み①の課題への対応
駆除剤の投与の効果については、各区で実情を再度 検証し、事業の継続について住民自治協議会で話し 合いを実施し、決定していく。
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戸隠では、有害鳥獣による農作物への被害が
が拡大し続けている。
戸隠地区における取組み②
・有害鳥獣被害の対策について、色々試行錯誤している が、どこの区もこれといった有効な対策が見い出せない。
・市の電気柵の購入費助成については一定の効果が 現れているが、個人の費用負担が大きいため、設置が なかなか進んでいない。
平成22年度 … 40機 平成23年度 … 80機
【現 状】
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戸隠地区における取組み②
有害鳥獣対策をどのように進めていくか
地区の有害鳥獣対策協議会、猟友会、JA営農
センター等と協議
・地区住民の皆さんが有害鳥獣の被害対策について 共通の認識を持つことが必要である。
・また、それぞれの野生動物の習性、生態を知り、個 人でできる予防対策に役立てることが必要である。
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戸隠地区における取組み②
【対応】
・有害鳥獣被害について分かりやすいパンフレットの作成
・各個人ができる予防対策は何か。
・各区での勉強会の実施
(15地区13会場)
【課題】
・猟友会会員の高齢化が進んでいる。
・パンフレット作成の費用がかかる。
勉強会での様子 地方事務所からの説明
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●地区全体及び各個人が有害鳥獣被害に対す
る共通認識を持つ。
●猟友会会員の皆さんと力を合わせ地区として
何ができるかを検討していく。
取組み②の課題への対応
「戸隠有害鳥獣・外来植物を防ごう」パンフレット作成は 戸隠地区として、有害鳥獣害対策に取組む第一歩であ り、今後のどのような取組みができるかが重要である。
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