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資料シリーズNo8 全文 資料シリーズNo8 少子化問題の現状と政策課題 ―ワーク・ライフ・バランスの普及拡大に向けて―|労働政策研究・研修機構(JILPT)

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(3)

ま え が き

我が 国で少子化が本 格 的に注目されるようになったのは、 1989年の合計特殊出生率「1. 57 ショック」以降である。 1990年代を通して 推進された「少子化対策」の重要な 柱になったの が、「 仕事と 子育て の両立支援」であった 。育児休業法 の施行 をはじめ、仕事 と子育 ての両 立を支 援する環境整備が 集中的に行われてきた。しかし出 生 率は上昇の兆しをみせず、一貫 し て 低下傾向 が続 いている 。一 連の 施策 が効 果をあげていない 理由 と し て、 少子化対策が

「 働く 女性」 の就業支援と 位置付けられたことが 考えられる。 仕事と 子育ての 両立支 援は、 子どもをもつ男性や、これから子どもを持 とうとする人にとっても重要な施策 である。近年 の次世代育成支援対策においては、男性を 含めた「働き方の 見直し」が強調されている。

働き 方の見直しに当たっての重要な視点 は、子どもの年齢 が小さいときの「 育児」だけで なく、 長期的な視点から 行うということで ある。子育てにとどまらない「生活 」の仕事との 調和、 すなわち「ワーク ・ライフ・バランス」が求められる 。ここでいう「生 活」の中には 子育て や家庭生活はもちろん、地域コミュニティでの生活や 個人の趣味、学習 など幅広い活 動 が含ま れる。 これまでの「フ ァ ミ リ ー・フレンドリー 施策」 よりも 広い施策 を包含 する概 念と し て、近年国際的に も注目され、取り 組みが進んでいる 。

本 研 究では、少子化社会において求められる「働き方の見 直し」の方策を考 えるため、こ のワ ー ク・ライフ・バランスをキーワード として、欧米の取 り組みの動向を把 握することを 試み た。まず 第 1 章 で、我が国 及び我が国と 同様に少 子 化を経験してきた欧米先進諸国の少 子化対策を概観したうえ 、それらの国の施 策においてワーク ・ライフ・バランスの考え方が どのように位置づけられているかを整理し た。次いで、第2 章において、ワ ー ク・ライフ・ バランスの取り組みが進 んでいる代表的な 国としてイギリス 、アメリカの動向 に注目すると ともに、「超 少 子 化 国」としてワ ー ク・ライフ・ バランスに最近取り 組むようになったドイ ツの動 向を紹介している 。

ワ ー ク・ライフ・バランスは、少子化問題にアプローチす る一つの視点で あ る。同時に、 長時間労働や「働き過ぎ 」が問題となっているわが国の社会 に照らして考え て も、働き方の 見直しという視点はや は り重要である。父 親が母親とともに 子育てに関わり、 家族と過ごす 時間がとれるような環境 をつくることは、 全ての労働者にとって働きやすい環 境を整えるこ とにつながる。そうした 社会の実現のために、本研究が政策 の一助になれば幸 いである。

2005 年 11 月

労働政策研究・研修機構 理事長 小野 旭

(4)

執筆担当者(執筆順)

武石恵美子(ニッセイ基礎研究所上席主任研究員) 序章

町田 敦子(労働政策研究・研修機構国際研究部調査員) 第 1 章、第 2 章( 2 -4 節) 、 第 3 章( 3 - 1 節)

横田 裕子(労働政策研究・研修機構国際研究部主任調査員) 第 2 章( 2 - 1 、2 - 2 及び 2 - 3 節) 、第 3 章( 3 - 2 節)

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目 次

序章 少子化問題におけるワーク・ライフ ・バランスの視点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1

第1章 日本と欧米における「少子化対策 」の特徴と課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 1- 1 我が国の 「少子化問題」と は ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8 1- 2 先進諸国 の少子化の現状と 対策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 1- 3 「ワーク・ライフ・バランス」の重 要 性

−EU、アメリカ、イギリス、ドイツを例に− ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27

第2章 ワーク・ライフ・バランス先進国の現状−イギリス、アメリカ及びドイツを例に−

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33 2- 1 イギリス 、アメリカ及びドイツに注目した理 由 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33 2- 2 イギリス におけるワーク・ ライフ・バランス 支援の展開 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34 参考資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・54 2- 3 アメリカ におけるワーク・ ライフ・バランス への取り組み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60 2- 4 ドイツにおけるワーク・ライフ・バランスへ の取り組み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70

第3章 まとめ及び今後 の課題

3- 1 「少子化社会」における働き方の見 直しの必要性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・77 3- 2 欧米のワーク・ライフ・バランスへの取り組 みからいえること ・・・・・・・・・・・・・・・78

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− 1 −

序章 少子化問題におけるワーク・ライフ・バランスの視点

ニッセイ基礎研究所上席主任研究員 武石恵美子

「少 子 化 対 策」に お け る両 立 支 援の 意義

日 本で 少 子 化が 本 格 的に 注目 されるようになったのは 、1989年 の合計特殊出生率 「1. 57 ショック」以降である。 1990年代を通して 、いわゆる「少子化対策」が推進された。この少 子化対策 の重要 な柱になったのが、「仕事 と子育 ての両立支援 」であった。少子化が 進んで きたのは、女性の労働市場への参画が進んだことそのものに 原因があるのではなく、働く女 性の増 加に対応して仕事 と子育ての両立が 可能となるような 就業を支援する制 度や環境が不 十分なためと考えられたからである。

国 際 的なデータにおいても、1980年代半 ばまでは出生率の 低下傾向は先進国 に共通の傾向 としてみられ、国別に み た女性の労働力率 と出生率には弱い 負の相関関係がみられていた。 しかし 、その後の出生率 の動向は、国に よ る違いが顕著に な る。出生率が一定水準で維持さ れているアメリカ、低下傾向にあった出 生 率が反転上昇傾向 にあるフランスや オランダ、上 下しながらも一定水準の 出生率を維持している北欧諸国、さらに低下傾向から 抜け出せない 日本や イタリアなど、国 によりその動向に 特徴がみられるようになっている。 1990年代以降 になると、女性の労働力率と出生率が正の 相関関係をみせるようになり、女性 の労働力率の 高い国 は出生率も高いという関係が強まってきている。つ ま り、女性の労働市場への参画を 所与として就業支援を進 めれば、出生率が 高まる可能性があるということである。ちなみに、 日本国内で都道府県別の 女性の労働力率と 出生率の関連をみても、同様に正の 関係が認めら れているのである。

こうした現状分析を踏 まえ、仕事と子育 ての両立支援策の 充実が少子化の流 れを変える重 要 な政策 と位置 づけられた。 1992年に は育児休業法 が施行 され、 1994年 以 降5年ご と に「エ ンゼルプラン」が策定されるなど、職域および地域において 仕事と子育ての両 立を支援する 環境整備が集中的に行われてきた。

90年代 の少子化対策 の評 価

それでは、90年代の少子化対策をどう評 価できるだろうか 。

出 生 率は上昇の兆しをみせず、一貫して 低下傾向が続いている。また、子どもを持つ女性 の労働力率をみても、 90年以降大き な変化はみられていない。たとえば、 0 ∼ 3 歳 の子を持 つ母親 の労働力率は 1990年に29. 3%であったが、2002年には 32. 2%にしか増えていない。こ れまでの少子化対策は、 出生率および子どもを持つ女性の労働力率の両面からみて、十分な

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− 2 −

効果をあげていないと総 括できる(武石( 2005))。

また 、こうした現状を 諸外国と比較してみると、わが国の 水準は先進国の中 では低いレベ ルにとどまっている。表 1 に 示すように、 総合指標はギリシャに次いで下 から 2 番目という 状況である。

これまでの一 連の施策 が効果 をあげていない理由 として 、少子化対策が、「 働く女 性」の 就業支援と位置付けられたこと、子育て支 援とりわけ低年齢 児の子育て支援策 に集中し施策 の広がりがなかったこと 、が考えられよう 。

仕 事と 子育 ての 両立 は、 子どもをもつ 男性 、そしてこれから 子どもを 持と う と す る人に とっても重要な施策であるにもかかわらず 、従来の施策の中 でこの点が明確に 意識されては こ な か っ た。このため 、2003年の「 次世代育成支援に関 する当 面の取組方針」( 2003年 3 月 14日少子化対策推進関係閣僚会議決定)以 降の次世代育成支援対策においては 、男性を含め た働き 方の見直しが強調 されているが、こうした取組方針は 、90年代の少子化対策の限界を 踏まえたものといえる。

育児休業制度の 課題

仕事 と子育ての両立支援策の中で、大き な期待を寄せられてきたのが、育児休業制度であ る。 92年の法施行後、休業中の経済的支援 の仕組みの創設・ 拡充、利用者の不利益取り扱い の禁 止 等、制度の改善 が行われてきた。 2005年 4 月からは改 正 法が施行になる。 就業を継続 しながら子育てをしようとするとき、子育 てに手がかかる時 期に長期休業を取 得できる制度 は効 果 的である。しかし 、一方で、育児休業制度に対して、 両立支援の切り札 といった過大 な期待 がかけられすぎていないだろうか。 育児休業制度の意 義の大きさを否定 するものでは ないが、仕事と子育ての両立は、当然のことながら育児休業だけで対応できるわけではない。

実際 に育児休業を取得 している人数を育児休業給付の初回受給者数でみると 、2003年で女 性は約 10万人、男性は 459人である 。年間に生まれる 子どもの数は約 110万人であり、多子出 産のケースや、公務や自 営など給付制度の 対象外の人がいるにせよ、給付金を 受けて育児休 業 を取得 した母 親は生 まれた 子どもの 1 割強 、男性 は0. 1%にも 満た な い状況 である 。特に 男性の 取得者数の少な さ は、制度開始以来 の大きな問題となっている。育児休業制度を利用 しているのは主に高学歴 のキャリア女性であるとの指摘も あ る(阿部( 2002))。

制度利用者が意外に 増えない理由の 1 つに、 育児休業だけで 子育ては乗り越えられないと い う単純 な理由 があるのではないだろうか。 現在の 育児休業法は、 子が 1歳に 達するまでの 期 間を労働者の 権利と し て認めている 。それでは 1歳を 過ぎたらどうなるのか 。子育 て期に 柔軟な 働き方ができる制 度を持つ企業はあるが、たとえば短時間勤務制度が利 用できる事業 所は 38. 5%、子どもが 3歳を超え て も利用できる制度 がある企業は 5. 6%にすぎ ない(厚生労 働省「 平成14年度女性雇用管理基本調査 」)。

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− 3 −

育児休業により 1 歳の誕生日 までを乗り切っても、その後に 続く長い子育て期 間に対応す る施策 がなければ、仕事 と子育ての両立は 困難である。退職 コストが大きいキャリア型女性 や、職 場や家庭の条件に 恵まれた一握りの 人しか育児休業の 恩恵に浴さないという状況にな りかねない。育児休業制度を取得しやすい 環境を整備するのは、仕事と家庭の 両立を進める 上では 欠かせないが、育児休業制度は子育 て支援策の一つの オプションなのである。女性が 妊娠・ 出産を契機に退職 しているのは、育児休業を取得しにくいからだけではない。たとえ 育児休業を取得できても 、その後の長期に わたる子育て期において、長時間労働、転居を伴 う転勤 を余儀なくされるといった状況が予 想されるのであれば、子育てをしながら就業を継 続するのが難しいと感じてしまってもやむをえない。育児休業を含めて、長 期 的な子育てを 支援するという視点が重 要なのである。

ファミリー ・フレンドリー から ワ ー ク・ライフ・ バランス へ

したがって、子どもの 年齢が小さいときの「育児」だけでなく、長期にわたる「子育て」 と仕事 の両立という発想 から、多様な働き 方と組み合わせた パッケージとしての両立支援策 が求められる。ただし、 両立支援策を考え るときに、子育てだけを聖域にしていると、子育 てをしている労働者が働 きやすくなっても 、周囲の労働者がそのしわ寄せを受 けることにな りかねない。現在制度があっても利用しにくいのは、職場で 制度利用について 否定的にみら れるといった理由だけでなく、自分の制度利用が同僚の負荷 になりかねない状況下で、労働 者 自 身が 制度取得 を自 制し て し ま う と い う面 が あ る。 子育 てにとどまらない 、 仕事 と「生 活」の 調和、すなわち、 ワーク・ライフ・ バランスが重要なのはこのためである。

ワーク ・ライフ ・バランスは 、これまでの「 ファミリー ・フレンドリー施策」 よりも 広い施 策 を 包 含 する 。 労 働 者 の仕 事 と 生 活 全 般の バランス を 支援 す る と い う 考え 方 で あ り 、「 生 活」の 中に、子育て、家庭生活はもちろん 、地域コミュニティでの生活や個人 の趣味、学習 な ど広い 活動を 含んだ 概念で、 近年注目さ れ る取組 である (厚生労働省 (2004) など)。ア メリカ で子育て支援策が 従業員の生活全体 を包含するワーク ・ライフ ・バランス 施策へと展開 してきたのは 、子 育てをしていない 従 業 員においても 仕事 と生 活の 調和 を図 りたいという ニーズ が顕在化し、そうした従業員のニ ー ズを軽視していては、子育てをする 従業員にとっ ても、 ひいては企業の経 営パフォーマンス にとっても問題であると考えられたからである。

ワ ー ク・ライフ・バランスの取組を進めることは、企業にとって一定のコ ス ト負担が求め られることになる。し か し、中長期的には 、従業員の働く意 欲の向上や定着率 の上昇などを 通 じて 、ネット でみれば 企業経営 にプラス があるといわれている (Dex, S. and Scheibl, F.

( 1999)、Perry-Smith, J. E. and Blum, T. C.(2000)など)。英 米でワーク・ラ イ フ・バランス の取組 みが進んでいるのは、まさに企業にとってのメリット が認知されているからなのであ る。こうした措置を実 施した企業の 6 割近くが 、企業にとって 有益だったと回答 していると

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− 4 −

いうイギリスの研究報告 (Policy Studies Institute(1996))や 、中小企業でも同 様のメリット があるとの調査レポート (Bevan, S. et al.(1999))等が出されている。したがって、従業員 のワ ー ク・ライフ ・バランス支援策は、企業 が従業員に対して 一方的、恩恵的に 与える施策で はなく、 企業経営にとってプ ラ スをもたらす 施策といえる 。つまり、「従業員福祉施策」で はなく 「人的資源管理施策」なのである。

仕事 と子育ての両立支援をワーク・ラ イ フ・バランスと い う幅広い施策の中 に位置づける ことによって 、両立支援策 が効 果をあげることに 加え 、子 育てをしない 従 業 員 のモチベー ション 向上にもつながり 、結果として企業 のパフォーマンス にも影響すると考 えられる。こ うした 取組により出生率 が回復するかどうかはわからないが 、人口が減少する 社会において 働く人 が意欲をもって働 くことのできる環境整備は、企業ひいては社会にとって重要性を増 すであろう。

<参考文献 >

阿部正浩(2002)「誰が育児休業を 取得するのか − 育児休業普及の問題点」( 財団法人家計 経済研究所『停滞する経済、変動する生活:消費生活に関するパネル調査(第 9 年度)』、 pp61- 76.

厚生労働省(2004)『仕事と生活の 調和に関する検討会議報告書』

武 石 恵 美 子(2005)「 企業が 取り組 む次世代育成支援−ワーク ・ラ イ フ ・バランスの取 組を提 案する −」『ニッセイ基礎研Report』2005年 1 月号, PP. 18- 23.

Bevan, S., Dench, S., Tamkin, P. and Cummings, J.(1999)Family-Friendly Employment : The Business Case, Research Report RR136, UK Department for Education and Employment.

Dex, S. and Scheibl, F. (1999)“Business Performance and Family-Friendly Policies”, Journal of General Management, Vol.24, No.4, pp22-37.

OECD(2001)Employment Outlook 2001.

Perry-Smith, J. E. and Blum, T. C.(2000)“Work - Family Human Resource Bundles and Perceived Organizational Performance,” Academy of Management Journal, Vol.43, No.6, pp1107-1117. Policy Studies Institute, Family Friendly Working Arrangements in Britain-1996, Research Report

No16., 1996.

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− 5 −

表序 - 1 仕事と家庭の両立支援策及び柔軟 な雇用についての 国際比較

出所:OECD(2001) 3歳未満の 保育カ バー率

3歳以上の 未就学児 の保育カ バー率

出産休暇指 標(休暇期 間及び所得 保障)

出産・育 児休暇

企業独自 の家族休 暇制度

フレック スタイム の導入率

自発的 パートタ イム労働 者比率

総合指標

30- 34歳女 性の雇用者 比率(%)

1 2 3 4 5 6 7 8 9

カナダ 1. 1 - 1. 2 - 0. 7 - 0. 8 - - 0. 5 0. 2 0. 2 71. 8 70. 0 ( 1999)

アメリカ 1. 6 - 0. 1 - 1. 4 - 1. 6 - 0. 8 2. 0 - 0. 5 1. 2 72. 0 60. 6 ( 1999)

- 0. 6 - 2. 1 - 0. 7 - 0. 6 - 2. 1 - 0. 0. 3 - 2. 52. 6 33. 3( 2000)

デンマーク 2. 1 1. 0 1. 3 - 0. 1 - 0. 4 - 0. 3 - 0. 1 2. 9 78. 8 -

フィンランド - 0. 1 - 0. 3 1. 9 1. 6 - 0. 6 - 0. 6 - 1. 2 - 0. 3 70. 7 57. 7 ( 1998)

スウェーデン 1. 3 0. 4 2. 3 0. 0 - 1. 9 0. 6 0. 2 3. 3 76. 7 -

ギリシャ - 1. 1 - 1. 4 - 0. 7 - 0. 9 1. 1 - 0. 5 - 1. 6 - 3. 4 57. 1 48. 4 ( 1999)

イタリア - 1. 0 1. 2 0. 2 - 0. 5 1. 2 - 0. 9 - 0. 7 - 1. 9 52. 6 44. 9 ( 1999)

ポルトガル - 0. 7 0. 1 0. 8 0. 9 - 0. 1 - 0. 9 - 1. 3 - 2. 2 75. 7 70. 2 ( 1999)

スペイン - 1. 0 0. 6 0. 0 1. 6 0. 6 - 0. 8 - 1. 0 - 2. 5 49. 3 41. 5 ( 1999)

アイルランド 0. 7 - 0. 9 - 0. 5 - 0. 9 - 0. 5 - 0. 9 - 0. 2 - 1. 1 69. 1 45. 5 ( 1997)

イギリス 0. 5 - 0. 7 - 0. 7 - 0. 9 - 0. 2 0. 5 1. 1 1. 3 69. 4 61. 3 ( 1999)

オーストリア - 1. 1 - 0. 2 0. 0 0. 5 1. 5 - 0. 6 0. 3 - 0. 6 72. 6 65. 7 ( 1999)

ドイツ - 0. 8 0. 3 - 0. 1 1. 6 1. 5 0. 7 0. 8 1. 3 68. 6 51. 4 ( 1999)

オランダ - 1. 0 1. 3 0. 0 - 0. 4 0. 3 1. 0 2. 5 2. 7 71. 5 62. 3 ( 1999)

ベルギー 0. 3 1. 3 - 0. 4 - 0. 4 0. 4 - 0. 1 0. 2 0. 2 70. 8 71. 8 ( 1999)

フランス 0. 3 1. 4 0. 0 1. 6 0. 2 - 0. 2 - 0. 3 - 0. 1 65. 6 56. 8 ( 1999)

オーストラリア - 0. 5 - 0. 7 - 1. 4 - 0. 7 - 0. 1 2. 6 1. 3 1. 9 64. 2 48. 0 ( 2000) 30- 34歳の女性

労働力率との 相関

0. 59 0. 20 0. 36 - 0. 04 - 0. 18 0. 26 0. 25 0. 68

注:1)1∼7の指標は、各国のデータの平均値を0として、そこからの標準偏差を示している。 2)「8総合指標」は、1+3+6+7+(5の1/ 2)により算出した。

  3)「- 」はデータなし。

6歳未満の子ど ものいる母親 の雇用率

(%)

10

(11)

- 7 -

第 1 章 日 本 欧 米 け 少 子 化 対 策 の 特 徴 課 題

国 1989 成 元 い わ ゆ 1普57 シ ョ ッ を 契 機 出 生 率

1

低 対 関 心 強 1普57シ ョ ッ 合 計 特 出 生 率 TFR:Total Fertility Rate

最 低 あ 丙 午 1966 1普58 を 回 こ 対 社 会 驚 を 示 言 葉 あ 以 降 1990 代 を 通 政 府 少 子 化

現 象 様 々 政 策 的 対 応 提 言 さ 少 子 化 さ 逭 行 「00」 合 計 特 出 生 率 1普「9

1普」を 回

一 般 少 子 化 対 策 い う 仕 事 子 育 両 立 支 援 育 児 休 業 制 度 や 保 育 サ ビ ス 充 実 等 子 育 親 経 済 的 負 担 を 軽 減 施 策 税 除 児 童 手 当 家 族 手 当 等 大 別 さ こ 国 少 子 化 対 策 特 仕 事 子 育 両 立 支 援 を 重 要 柱 女 性 社 会 逭 出 を 背 働 く 女 性 心

子 育 環 境 を 整 備 女 性 労 働 参 加 結 婚 出 産 育 児 両 立 可 能 考 え あ 体 的 199「 施 行 育 児 休 業 法 現 在 育 児 護 休 業 法 ン プ ン 1994 新 ン プ ン 1999 策 定 等 挙

こ う 仕 事 家 庭 特 子 育 両 立 を 支 援 施 策 充 実 わ 日 本 少 子 化 傾 向 い こ う 改 善 い い 従 来 少 子 化 要 因 さ 晩 婚 化 未 婚 化 逭 展 加 え 夫 婦 出 生 力 低 い う 新 い 現 象 加 わ 国

少 子 化 後 一 層 逭 行 予 想 さ

こ 少 子 化 い う 現 象 国 特 い 欧 米 先 逭 諸 国 国

先 少 子 化 直 面 こ う 国 々 う 組 さ

ち 少 子 化 様 々 要 素 複 雑 絡 合 現 象 あ 社 会 的 制 度 を

土 文 化 的 背 や 人 々 意 識 国 異 各 施 策 効 性

1 出 生 率 fertility 人 口 一 定 期 間 を 産 定 義 さ 様 々 種 類 指 標

次 観 察 く 代 表 的 指 標 通 出 生 率 CBRcrude birth rate 人 口 千 人 当 出 生 数 合 計 特 出 生 率 TFRTotal Fertility Rate 女 子 齢 別 出 生 数 合 計 値 代 表 阿 藤 198「

15~49歳 女子 齢別出生率を合計 1 女 性 齢 別 出 生 率

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出 生 率 ト 合 計 特 出 生 率 種 類 前 者 期 間 通 常1 出 生 状 況 着 目 期 間 15 ~ 49 歳 女 性 出 生 率 を 合 計 女 性 齢 構 成 遊 い を 除

出 生 率 一 般 次 比 較 比 較 地 域 比 較 用 い 本 章 合 計 特

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「 少 子 化 い う 言 葉 使 わ 4 度 国 民 生 活 白 書 出 生

伴 う 家 庭 や 社 会 子 供 数 傾 向 少 子 化 表 現 さ 以 降 「004 b

(12)

- 8 -

を 求 単 純 各 国 制 度 を 比 較 こ い こ う 国 々 経 験 を 知

こ 後 国 組 を 考 え う え 参 考 あ う

本 章 国 少 子 化 組 を 整 理 次 い 国 様 少 子 化 を 経 験 欧 米 先 逭 諸 国 施 策 を 整 理 国 対 策 中 子 育 支 援 策 い 仕 事 生 活 両 立 ―― ワ フ ン ス ―― い

う 新 い 視 点 在 を 見 出 国 こ 充 分 対 応 こ 働

方 見 直 重 要 性 を 指 摘 い

1 - 1 我 国 の 少 子 化 問 題

1 - 1 - 1 我 国 の 少 子 化 の 原 因 背 景

少子化 逭行 原因 い こ 数多く 調査研究 さ い 例え

1997 成9 人 口 問 審 議 会 報 告 少 子 化 関 基 本 的 考 え 方 い

少 子 化 原 因 を 未 婚 率 昇 晩 婚 化 逭 行 生 涯 未 婚 率 昇 夫 婦 均 出 生 児 数 均 理 想 子 数 開 ―― 背 事 項 を 指 摘 い

成 16 度 少 子 化 社 会 白 書 未 婚 化 逭 展 晩 婚 化 逭 展 夫 婦 出 生 力 低 ―― 」点 を少子化 原因 背 い 最近 タを基 改 分析 図1-1 う フ ト 整 理 い

こ 原 因 背 少 子 化 社 会 白 書 仕 事 子 育 両 立 環 境 整 備 遅 や 高 学 化 結 婚 出 産 対 価 値 観 変 化 子 育 対 負 担 感 増 加 経 済 的 定 増 大 等 ―― を 挙 い 特 子 育 対 負 担 感 増 加

い 育 児 教 育 費 等 経 済 的 負 担 感 重 さ 加 え 仕 事 家 庭 時 間 を う 配 分

ワ ン フ ン ス 親 大 問 い

い 背 男 性 夫 長 時 間 労 働 在 特 子 育 期

あ 」0歳 代 男 性 約4分 1 逬 60時 間 以 労 働 い 図1-「 こ う 男 性 夫 長 時 間 労 働 家 事 育 児 負 担 女 性 妻 中

5割 近 く 女 性 逬 40 時 間 以 働 い い 一 方 家 事 関 連 時 間 男 性 比 較 極 端 長 く い 図1-「 表1-1 こ う こ 男 仕 事 女 家 庭 い う 従 来 性 別 役 割 分 業 加 え 男 仕 事 女 仕 事 家 庭 い う 新 役 割 分 業 形 成

さ 現 状 う え

(13)

- 9 -

図 1 - 1 少 子 化 フ ロ ー チ ャ ー

成 16 少 子 化 社 会 白 書 歳16

(14)

- 10 -

図 1 - 「 就 業 時 間 別 従 業 者 割 合

資料:総務省統計局 労働力調査 「00」。 成15週 成 16 少 子 化 社 会 白 書 歳40

表 1-1 夫 妻 の 家 事 関 連 時 間 子 も の い 世 帯

合 計 家 事 育 児 参 考 仕 事

6歳 未 満

0:「1 0:04 0:01 0:16 9:17 無 業 8:」0 4:」0 0:04 」:56 0:01 5:00 」:04 0:04 1:5「 4:」「

土 曜 日

0:55 0:1「 0:01 0:4「 5:09 無 業 7:08 」:55 0:0」 」:10 0:01 5:「6 」:「5 0:0」 1:58 「:04

日 曜 日

1:06 0:15 0:01 0:50 「:「5 無 業 6:0」 」:「」 0:0「 「:」8 0:01 4:58 」:09 0:0」 1:46 0:57

6歳 未 満

い 世

0:08 0:06 0:01 0:01 8:「」 無 業 5:50 5:「8 0:10 0:1「 0:04 」:」7 」:「7 0:04 0:06 5:19 資料:総務省統計局 社会生活基本調査 。「001。 成1」週

成 16 少 子 化 社 会 白 書 歳41

(15)

- 11 -

1 - 1 -「 こ ま で の 少 子 化 対 策 新 た な 課 題

国 男 女 等 を 逭 国 的 流 を 背 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 1985 施 行 以 来 女 性 社 会 逭 出 逭 「0代 後 半 」0代 女 性 労 働 力 率 徐 々 昇 い 一 方 出 生 率 低 指 摘 さ う 政 府 少 子 化 対 関 心 高 こ う 政 府 1普57 シ ョ ッ 以 降 仕 事 家 庭 特 子 育

両 立 支 援 を 柱 様 々 少 子 化 対 策 を 打 ち 出 199「 施 行 育 児 休 業 法 現 在 育 児 護 休 業 法 ン プ ン

4

1994 新 ン プ ン

5

1999 制 定 等 代 表 例 あ

一 連 少 子 化 対 策 仕 事 家 庭 子 育 両 立 支 援 を 重 要 柱 背 女 性 働 始 少 子 化 逭 行 く 女 性 働 い 心 子 育

環 境 整 備 さ さ え 女 性 労 働 参 加 出 産 両 立 可 能 あ い う 考

え 在

念 仕 事 家 庭 子 育 両 立 支 援 力 を 入 諸 政 策 効 果 い 1普57 シ ョ ッ 以 降 10 以 経 過 現 在 出 生 率 低 傾 向 女 性 労 働 力 率 く 結 婚 出 産 を 機 退 職 子 育 落 ち 着 い 頃 働 始 い う い わ ゆ M 型 あ 図1-」

出 産 を 機 仕 事 を 辞 女 性 く い い 厚 生 労 働 省 「001 成 1」 出 生 約5万 人 子 親 対 行 「1 世 紀 出 生 児 縦 断 調 査

6

結 果 初

出 産 母 親 場 合 出 産1 前 仕 事 を 持 い 人 職 者 う ち 7割 近 く 67普4 % 出 産 半 後 無 職 出 産 を 契 機 仕 事 を 辞 女 性 多 い こ わ

4 1994 6 1「 子 育 支 援 施 策 基 本 的 方 向

厚 生 労 働 建 設 4大 臣 合 意 策 定 さ 狙 い 子 育 を 夫 婦 や 家 庭 国 や 地 方 公 共 団 体 を 企 業 職 場 や 地 域 社 会 社 会 全 体 子 育 を 支 援 い く こ 政 府 部 内 後 概 10 基 本 的 方 向 重 点 施 策 を 定 総 合 計 画 的 逭 を 図 ― ― 少 子 化 社 会 対 策 本 格 的 第 一 歩

5

1999 成 11 1「 少 子 化 対 策 逭 基 本 方 針 く 重 点 施 策 体 的 実 施 計 画 重 点 的 少 子 化 対 策 体 的 実 施 計 画 大 蔵 文 部 厚 生 労 働 建 設 自 治 6大 臣 合 意 策 定 さ 従 来 緊 急 保 育 対 策 等5 事 業 を 見 直

「000 成 1「 度 を 初 「004 成 16 計 画 最 終 「004

達 成 目 標 値 項 目 保 育 サ ビ ス 関 係 雇 用 母 子 保 健 相 談 教 育 事 業 加 え 実 施 計 画 施 策 内 容 保 育 サ ビ ス 等 子 育 支 援 サ ビ ス 充 実 仕 事 子 育 両 立 雇 用 環 境 整 備 固 定 的 性 別 役 割 分 業 や 職 場 優 先 業 風 土 是 正 母 子 保 健 医 療 体 制 整 備 地 域 を 育 教 育 環 境 整 備 び 育 教 育 環 境 実 現 教 育 伴 う 経 済 的 負 担 軽 減 子 育

援 ― ― 8 体 的 列 挙 さ 「00 4b

6

厚 生 労 働 省 全 国 「001 成 1」 出 生 5万 人 子 を 対 象 「00「

14 調 査 を 実 施

(16)

- 1「 -

こ 仕 事 家 庭 子 育 両 立 支 援 策 を 充 実 さ わ 働 く 女 性 ち 仕 事 子 育 い う 状 況 く 結 婚 出 産 を 機 退 職 仕 事

を 出 産 い 場 合 結 婚 い 者 択 一 型 雇 用 環 境

脱 却 い い い え

7

仕 事 家 庭 子 育 両 立 支 援 を 中 心 一 連 少 子 化 関 施 策

効 果 理 由 以 」点 挙

8

両 立 支 援 働 く 女 性 施 策 置 付 け い 両 立 支 援 入 企 業 コ ス ト 高 い 考 え い

多 く 施 策 子 育 支 援 子 を 労 働 者 施 策 中 働 方 全 般 見 直 行 わ こ

ここ 々 両立支援 誰 いうこ を考え 必要 あ

こ 仕 事 家 庭 両 立 い う 家 庭 = 子 育 あ 働 く 女 性 必 要 考 え 傾 向 あ 日 仕 事 家 庭 生 活 両 立 を 望 声 男 性

中 多 数 あ い

9

仕 事 家 庭 を 両 立 さ こ 働 く 男 女 共 通 あ い え

7 幸 子 「00 4 8

武 石 恵 美 子 「 005

9 男 女 共 参 画 世 論 調 査 ― 男 性 フ ス タ を 中 心 成 1「 「0 代

」0 代 40 代 男 性 仕 事 家 庭 男 性 い 生 仕 事 家 庭 を 両 立 支 持 率 高 く 「0 代 : 55普0% 」 0代 : 45普6% 40代 : 49普6%

図 1-」 年 齢 階 級 別 女 性 の 労 働 力 率 の 推 移

資料:総務省統計局 労働力調査

成 16 少 子 化 社 会 白 書 歳 「6

(17)

- 1」 -

子 育 負 担 感 決 働 く 女 性 け 感 い い こ 未 来 団 子 育 関 意 識 調 査 成 1」 子 育 負 担 感 大 い 答 え 女 性 共 働 「9普1% 対 方 就 労 等 45普」% 及 専 業 主 婦 女 性 方 働 く 女 性 負 担 感 大 い こ わ こ 背 専 業 主 婦 女 性 子 育 責 任 を 一 手 引 け 夫 育 児 役 割 を 十 分 揮 い い 状 況 予 想 さ

10

こ う 厚 生 労 働 省 「00「 成 14 9 こ 少 子 化 対 策 課 を 明 一 層 充 実 を 図 提 案 少 子 化 対 策 プ ス ワ ン を 従 来 組 仕 事 子 育 両 立 い う 観 点 保 育 関 施 策 中 心 あ

対 子 育 を 家 庭 視 点 ち 全 体 均 衡 組 を 着 実

逭 い く い う 考 え 方 を 基 本 い 点 新 特 徴 あ 男 性 を 含 働 方 見 直 地 域 け 子 育 支 援 社 会 保 障 け 次 世 代 支 援 子 社 会 性 向 や 自 立 促 逭 ―― い う 新 4 柱 沿 社 会 全 体 一 体 総 合 的 組 を 逭 い う 方 針 示 さ

こ 少 子 化 対 策 プ ス ワ ン を 踏 え 「00」 成 15 」 次 世 代 育 成 支 援 関 当 面 組 方 針 少 子 化 対 策 逭 関 係 僚 会 議 い 決 定 さ 方 針 急 速 少 子 化 逭 行 国 社 会 経 済 全 体 極 深 刻 響 を え

あ こ 以 政 府 地 方 公 共 団 体 企 業 等 一 体 少 子 化 流 を

変 え 対 策 組 必 要 あ こ 明 示 さ い こ 基 7

次 世 代 育 成 支 援 対 策 逭 法 及 び 児 童 福 祉 一 部 を 改 正 法 成 立 さ

審 議 い い 少 子 化 対 策 基 本 法 成 立 9 施 行 い 「004 成 16 6 少 子 化 対 策 大 綱 策 定 さ 1「 体 的 実 施 計 画

新 新 ン プ ン 仮 称

11

少 子 化 対 策 基 本 法 制 定 や 少 子 化 対 策 大 綱 策 定 国 少 子 化 対 策 新

ス テ ッ プ を 踏 出 い わ こ う 新 組 こ う

少 子 化 対 策 = 仕 事 家 庭 両 立 支 援 = 子 育 支 援 = 働 く 女 性 施 策 い う 図 式

基 い 施 策 効 果 限 定 的 を え い こ 以 子 育

特 化 施 策 を 充 実 さ 長 時 間 労 働 や 柔 軟 性 を い 働 方 あ

施 策 及 状 況 変 化 望 い 負 担 女 性 偏 傾 向 変 わ 結 果 的 こ 少 子 化 対 策 繰 返 う こ 否 い あ う

10

武 石 恵 美 子 「005

11 子 育 」0 代 男 性 労 働 時 間 短 縮 男 性 家 事 育 児 時 間 を 現 状 「普5 倍 1時 間 程 度 数 値 目 標 を 従 来 保 育 支 援 中 心 子 育 世 代 方 や 若 者 自 立 策

対 策 幅 を 広 特 徴

(18)

- 14 -

こ う 限 界 を 超 え 々 こ 少 子 化 対 策 い 十 分 対 応

さ こ 働 方 見 直 を 逭 必 要 あ

1「

人 口 減 少 高 齢 化 労 働 力 人 口 減 少 少 子 化 社 会 い 人 々 働 方 重 要 問

働 方 見 直 こ い 新 い 視 点 必 要 さ う

後 こ う 働 方 見 直 を 含 新 少 子 化 対 策 向 け 体 的 う

組 い く 大 課 国 先 少 子 化 直 面

先 逭 諸 国 状 況 や 施 策 参 考 あ う う 国 々 施 策 を 入 く 国 社 会 経 済 構 状 況 あ 施 策 実 現 望

1 - 「 先 進 諸 国 の 少 子 化 の 現 状 対 策

1 - 「 - 1 少 子 化 国 超 少 子 化 国

先 触 う 少 子 化 国 特 現 象 い ッ 等

国 先 少 子 化 を 経 験 い 国 を 含 先 逭 諸 国 少 子 化 う

状 況 あ う

先 逭 諸 国 け 出 生 率 動 を 1960 傾 向 以

プ 大 別 さ こ わ 1960 代 低 傾 向 80 代 入

ス ト ッ プ 後 昇 傾 向 転 出 生 率 1普」 前 後 を 境

水 準 を 維 持 い プ あ こ 少 子 化 国 さ ス ン 等

欧 諸 国 フ ン ス ス あ う 80 代 以 降 一

出 生 率 を け い プ あ 超 少 子 化 国 さ タ

日 本 こ あ 図1-4 特 日 本 出 生 率 低 速 さ 昇 傾 向 い 点 大 特 徴 さ

1「 「00 4 成 16 9 9 日~ 19 日 全 国 「 0 歳 以 者 」貫 000 人 を 対 象 実 施 少 子 化 対

期 待 政 策 特 別 世 論 調 査 結 果 率 70普」 % 見 直

回 答 51普1 % 仕 事 家 庭 両 立 見 直 を 多 く 人 々

調 査 複 数 回 答 形 式 を 回 答 を 子 育

経済的負担 軽減 50普5% 家庭 役割 理解促逭 41普7%

(19)

- 15 -

表 1 - 「 主 要 国 の 合 計 特 殊 出 生 率 の 動

地 域 1960 1970 1980 1990 1995 「000 「001 「00「

ン マ 「普57 1普95 1普55 1普67 1普80 1普77 1普74 1普7「

「普7「 1普8「 1普6」 1普78 1普81 1普7」 1普7」 1普7「 4普17 「普81 「普48 「普」0 「普08 「普10 1普95 1普9」 」普76 」普9」 」普「5 「普11 1普84 1普89 1普98 1普97

「普91 「普50 1普7「 1普9」 1普87 1普85 1普78 1普75 「普「0 1普9「 1普68 「普1」 1普7」 1普54 1普57 1普65 「普7「 「普4」 1普90 1普8」 1普71 1普64 1普6」 1普6」

「普「8 「普」9 「普「1 1普」9 1普」「 1普「9 1普「9 1普「7

「普41 「普4「 1普64 1普」」 1普18 1普「4 1普「4 1普「7 」普10 「普8」 「普18 1普57 1普40 1普5「 1普4「 1普47 「普86 「普90 「普「0 1普」6 1普18 1普「」 1普「5 1普「6

西 部 ス ト 「普69 「普「9 1普6「 1普45 1普40 1普」4 1普「9 1普40

「普56 「普「5 1普68 1普6「 1普55 1普66 1普65 1普6「 ン ス 「普7」 「普47 1普95 1普78 1普70 1普88 1普90 1普88

「普」7 「普0」 1普56 1普45 1普「5 1普」6 1普「9 1普」4 セ ン 「普「8 1普98 1普49 1普61 1普69 1普80 1普70 1普6」 」普1「 「普57 1普60 1普6「 1普5」 1普7「 1普69 1普7」 「普44 「普10 1普55 1普59 1普48 1普50 1普41 1普40

」普80 「普「6 1普71 1普8」 1普64 1普49 1普51 1普50

」普64 「普48 1普84 「普08 1普98 「普06 「普0」 「普01

ス ト 」普45 「普86 1普90 1普91 1普8「 1普75 1普7」 1普75

日 本 「普00 「普1」 1普75 1普54 1普4「 1普」6 1普」」 1普」「

資料: Eurostat 「001 以降 「00「 を除く

1960 1995 スト 1980 United Nations “Demographic Yearbook”

各国資料 日本 厚生労働省 人口動態統計

注 : 旧 東 を 含

成 16 少 子 化 社 会 白 書 歳11「

図 1 - 4 先 進 諸 国 の 合 計 特 殊 出 生 率 の 動

成 16 少 子 化 社 会 白 書 歳111

(20)

- 16 -

1 - 「 - 「 少 子 化 国 超 少 子 化 国 の 違 い

こ う 少 子 化 国 超 少 子 化 国 う 遊 い あ 女 性

労 働 力 率 出 生 率 関 係 い

少 子 化 社 会 的 認 識 さ 始 当 初 女 性 社 会 逭 出 逭 少 子 化 逭 行

指 摘 さ い 確 OECD諸 国 い 1970 代 女 性 労 働 力 率 出 生 率 負 関 係 あ 80 代 半 を 境 正 関 係 転 い 図1-5

「00「 タ を 少 子 化 国 出 生 率 女 性 労 働 力 率 比 較 的 高 く 女 性 社 会 逭 出 逭 出 生 率 い え い こ わ こ

超 少 子 化 国 日 本 女 性 労 働 力 率 出 生 率 低 い 置 い 図 1-6

図 1 - 5 OE()諸 国 け 女 性 の 労 働 力 率 合 計 特 殊 出 生 率 1970,1985,「000

OECD 「00」 Babies and bosses Volume 2 Austria, Ireland and Japan P11「

(21)

- 17 -

齢 階 級 別 少 子 化 国 国 々 い わ ゆ M 型 を 脱 却 逆 U

型 い 超 少 子 化 国 あ や タ M 型 を 解 消

あ 対 日 本 未 M 型 を 脱 却 い い こ わ 図1-7

1」

男 性 家 事 参 加 時 間 出 生 率 関 係 を 少 子 化 国 方 超 少 子 化 国 男 性 家 事 育 児 負 担 度 合 い 高 い 図1-8 育 児 休 業 得 状 況 を

制 度 国 異 日 本 男 性 得 率 並 非 常 低 い 水 準 あ こ わ 表1-」

以 こ 少 子 化 国 超 少 子 化 国 性 別 役 割 分 業 シ ス テ 解 消 度 合 い 大 差 あ こ 指 摘 少 子 化 国 方 女 性 労 働 力 率 高 く 男 性 家 事 育 児 分 担 度 合 い 高 い 少 子 化 国 職 場 社 会 男 女 等 け く 家 庭 け 男 女 等 逭 い い え さ 少 子 化 国

超 少 子 化 国 比 両 立 支 援 や 経 済 的 支 援 強 化 い う 特 徴 指 摘 さ い

14

こ 特 徴 独 立 く 相 互 関 連 あ 両 立

支 援 や 経 済 的 支 援 強 化 を 実 現 こ 少 子 化 国 職 場 社 会 家 庭 双 方 け 男 女 等 逭 さ 考 え

1」

1990 成 「 M 一 番 谷 間 「5 ~ 「9 歳 層 」0 ~ 」4 歳 層 移 行 労 働 力 率 1-

14

少 子 化 国 超 少 子 化 国 出 産 増 加 婚 外 子 増 加 い う 特 徴 阿 藤 誠 「 004

図 1 - 6 女 性 の 労 働 力 率 合 計 特 殊 出 生 率 の 相 関 図 「00「年

日本

ン ス

韓国

ー ス

ン マー

. . . . .

。 人

女 性 1 5 ~ 6 4 歳 労 働 力 率

備 考 労 働 力 率 OECD “Labour Force Statistics 198「-「00「” 「00」 作 成 出 生 率 1- 「を 参 照 韓 国 韓 国 統 計 庁 資 料

(22)

- 18 -

図 1 -7 女 性 年 齢 階 級 別 労 働 力 率 「00「年

ン ス

日 本

注 : 労 働 政 策 研 究 研 修 機 構 比 較 「005 作 成 体 的 数 値 資 料 出 所 等 書 看6「 ~ 65を 参 照

図 1 -8 先 進 諸 国 け 男 性 の 家 事 時 間 割 合 出 生 率

資 料 :UNDP. Human Development Report 1995貫1995普総務省統計局 社会生活基本調査報告書。第1巻週 注 : 諸 外 国 各 国 調 査 1 985-9「

: 阿 藤 誠 国 立 社 会 保 障 人 口 問 研 究 所 長 シ ン 超 少 子 化 合 う ― 問 わ 施 策 「0 04 5 「「日 資 料

(23)

- 19 -

1 - 「 - 」 少 子 化 対 策 の 特 徴 そ の 効 果

15

出 生 率 回 復 を 少 子 化 国 両 立 支 援 や 経 済 的 支 援 強 化 積 極 的 組 職 場 社 会 家 庭 双 方 け 男 女 等 実 現 一 方

国 を 超 少 子 化 国 少 子 化 対 何 組 こ わ け

表1-4 世 界 厚 生 労 働 「004 海 外 情 勢 白 書

16

厚 生 労 働 省 調 査 結 果 等 を

15

欧 米 出 生 率 を 増 加 さ 政 府 政 策 入 を 公 式

多 く 1960 代 半 以 降 出 生 率 低 西 欧 諸 国 出 生 奨 励 策 を 採

ン ス 一 部 戦 後 西 欧 諸 国 出 生 奨 励 策

理 由 出 生 政 策 戦 前 国 家 主 義 人 種 主 義 結 び 付 け 世 界 や 展 途 地 域

人 口 抑 制 社 会 工 学 social engineering 西 欧 諸 国

家 族 多 様 化 特 定 家 族 を 重 視 を 嫌 う 西 欧 諸 国 生 活 水

出 生政策 必要 源 を ― 等 指 摘 さ

出 産 奨 励 策 置 付 け 出 生 率 響 を 施 策 を 実 施

複 数 あ 施 策 わ ち 家 族 政 策 プ 先 逭 国 出 生 促 逭 目

的 を 明 示 男 女 等 あ 家 族 福 祉 目 的 を 掲 家 族 政 策 プ を 実 施 多 い 藤 誠 199「 1 998

少 子 化 要 因 関 連 施 策 諸 外 国 家 族 政 策 総 称 さ 共 通

認 識 さ 場 合 多 い 内 容 共 通 理 解 い え 史 や

文 化 個 人 意 識 方 等 由 来 各 国 特 性 思 わ 個 別 施 策

出 生 率 響 を 厳 密 定 量 化 基 本 的 認 識 各 国 専 門 家 共 通 各 国 施 策 を 個 別 単 純 比 較 を 行 う こ 厚 生 労 働 省 1999

16

厚 生 労 働 省 少 子 化 逭 行 諸 国 共 通

諸 外 国 少 子 化 動 向 次 世 代 育 成 支 援 策 を 特 ン ス

を 対 象 各 国 育 児 経 済 的 支 援 子 育 仕 事 両 立 を 支

制 度 保 育 サ ビ ス 施 策 調 査 結 果 を 報 告

表 1 - 」 育 児 休 業 取 得 状 況 の 国 際 比 較

日 本 「00「

出 産 女 性 労 働 者 64普0% 男 性 0普」」% 得 者 男 女 比 女 性 98普1% 男 性 1普9%

「 000

家 族 び 医 療 休 暇 得 者 う ち 女 性 16普0% 男 性 1」普 9% 育 児 を 理 由

1999

女 性 完 全

得 者 男 女 比 女 性 約 64% 男 性 約 」6%

「00 0

男 女 計 資 格 者 約 95 % 父 親 「普4 % 育 児 休 業 を 得 者 98普5% 女 性 1普5% 男 性

「 000

男 女 1「 %

出所:内 成15 男女共 参画白書 「00」 を一部修正

男 性 育 児 休 業 「0 04 歳101

図   1  -  1  少 子 化 フ ロ ー チ ャ ー
図   1  -  4  先 進 諸 国 の 合 計 特 殊 出 生 率 の 動
表  2  -  2 -   2  6才未満児 をもつ夫婦の働き 方の選好と現状 ( 1998年 )         ( %) 現状  選好  共稼ぎ (夫 婦ともに フルタイム )  24
図  2  -  2 -   1  柔 軟な勤務形態の 利用可能性及び利用率   01020304050607080 フ レ ッ ク ス 在 宅 勤 務 学 期 間 労 働 圧 縮 型 年 間 時 間 契 約 期 間 限 定 時 間 短 縮 ジ ョ ブ シ ェ ア パ ー ト タ イ ム( %) 利 用 し た 利 用 で き る                     (注 )表2- 2- 3に同 じ

参照

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