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知的財産関連人材育成を促進するための手法に関する調査研究

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Academic year: 2018

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成1 年度 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書

知的財産関連人材育成を促進するための

手法に関する調査研究報告書

成19年3月

(2)

お知らせ

年 成1 年 7月 日に決定された知的財産戦略大綱において 従来の 知的所暼権 という用語 知的財産 知的財産権 に 工業所暼 権 という用語 産業財産 産業財産権 に それ れ改めることと り ました 本報告書において 可能 限り新しい用語を使用しております

※法律名や組織名について 一部従来の用語のまま使用しております

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要 約

Ⅰ. 序論 1. 緒言

国 、現在、知的財産立国の実現に向けて、国を挙 ての戦略的取り組みを推進 て いる 、適 制度設計 とと に最 重要 ことの一つと て、人材育成 挙 られる 知的財産活動を推進 ていくのに十分 能力を有する人材を不足すること く育成 、適材 適所で配置 ていくこと 、知的財産立国の実現の基盤 くりと て極めて喫緊の課題 の である

成17年度特許庁産業財産権制度問題調査研究 知的財産関連人材育成のあり方に関する 調査研究報告書 において提言されているとおり、知的財産に関連する人材育成 、一部の 高度専門職にと まら 、それらを補佐・補助あるい 支援する人材、さらに 知的財産関 連の 裾 人材 等を 育成対象と て拡充 ていくこと 肝要である そのと 人材育成 に関する制度的支援の一つと て、検定・認定・資格等の知的財産関連人材の育成を促進す るための方策について検討を行うこと 効果的・効率的 方策と りうると思われる

そこで本調査研究で 、専門家・関 者による委員会を設置 、人材の品質担保、学習の 動機付け、結果と ての人材流動性促進等を誘導 うる検定・認定・資格等に関する調査研 究を実施することに た 委員会での議論を通 て、これらに関する方向性を導 出すこと

で た

本調査報告書 、知的財産立国実現のための 知的財産を創造 、保護 、活用する人材 を育成すること に 献で れ 幸いである

. 本調査研究の背景と狙い

知的財産人材 、知的財産専門人材 第一層 、知的財産関連人材 第 層 、及び将来 知的財産分 に わりうる次世代を含 国民全体 第三層 ら構成される

第一層 、企業における知的財産部門担当者、弁理士・弁護士、審査官・審判官とい た知的財産の保護・権利化における知的財産専門人材の 中核 人材に加えて、 中核 人 材を 補助・補佐あるい 支援 する 知的財産専門周辺人材 ら構成される 本調査 研究で 、この 知的財産専門周辺人材 を人材育成の検討の主 対象と 、その プロ

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第 層 、知的財産創造サイクルにおける 創出 及び 活用 を行う人材により構成 され、 知的財産ブネグベントを視 に入れた研究開発人材 や 知的財産を活用で る経 営人材 の育成促進 課題である 育成の方向性と て、現在活躍中の人材をいわゆる ジ ノルベグャヴ 化 ていくこと 望ま いとされる 、時間的制約 考慮すると、ブ イナヴと て 学位相当資格 例え 、 知的財産ブネグベントのフストグラグュエイト・ タィプロブ を設定 、 ベグャヴ・ブイナヴ 化を奨励する方 実現可能性 高い そ こで、この可能性について検討を行 た

第三層 、第一層と第 層以外の国民全体によ て構成され、 知財民度 す わ 独 創性を尊ぶ、品格ある国民文化を醸成する こと 課題である その実践のための知的財 産教育の現状を調査 た 特に児童・生徒への創造力育成を促進する一助と て、検定・ 認定について検討 た さらに、創造力育成者・創出支援者の検定・認定について 同様 に検討を行 た

3.検定・認定・資格の現状について

資格 、業務を実施する能力を担保することを主目的と て強調されるのに対 、検 定・認定 、能力担保ヤベルの明示を通 て学習の動機付けを促進すること 強く含意さ れている

お、特に国家資格で 資格の詐称あるい 類似名称の使用 法的に 禁 られている また、検定・認定 、一般的に合格者 一定の能力を有することの証明であることに留ま る 、独占業務を有する資格との誤認混同を生 るよう 検定・認定であ て ら い

、この誤認・混同を意図 て誘導すること で いようにす である

ある領域における業務 高度・複雑化 ていくと、専門家 より充実 た活動 求めら れる その専門家 より高度化・広域化を図ること 当然のことである 、その一方で、 その専門業務を補佐・補助する者を必要と たり、周辺に支援を仰 等の必要性 生 て くる す わ 専門中核業務の周囲に補佐・補助業務や支援業務の派生を導く これらの 業務を担う人材 、当初 業務を遂行する中で育つ 、次第にそれ れの 専門職 と て育成される段階に至る 医療分 において、医師の周囲に看護・検査・リデビリテヴク ョンあるい 薬剤等の プロ 生まれてくるように、知的財産分 において 、弁理士 の活動の補佐業務や支援業務 生 ており、これらの機能を担う人々の専門職と ての育 成 求められている そのと 、品質の担保と学習の動機付けと て 資格や検定・認定

検討に値する ろう

お、専門中核人材 専門の範囲の業務を総括 て行うこと で る 、専門補佐人材 専門中核人材の指示・監督 により業務を行う このこと 、専門中核業務・人材と専 門補佐・補助業務・人材や専門支援業務・人材 非可逆的 補完 関 にあると言える

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ろう これらの補佐・補助人材や支援人材 強化され、 専門職化 進展 、相互に 関 を充実さ ていけ 、全体と て相乗効果 期待で る

専門中核人材 、その専門領域の周辺業務に 明るい 広域化 を進展さ ることによ り、逆説的に、より当該専門分 の業務を高次で対応で るように る 周辺領域の専門 人材 同様に 広域化 を進めれ 、それらの人々の相互連携 、高次で豊 業務遂行 に発展するであろう 専門職の相互広域化 また、これらの人々の相互交流 互いを啓 発する効果を持つであろう このと 学習の動機付けとその品質担保と て ジノルベグ ャヴ 考えられる 、実質的 広域化の進展をさ るために ベグャヴ・ブイナヴ のブイナヴと て 学位相当資格 検討に値すると思われる

た 、新た 検定・認定あるい 資格を検討する場合、次のよう 検討方針をたてる ことと た

・ 本調査研究において 、新た 国家資格を設けることまで 検討 い

・ 副次的にブイナス効果 い を十分に検討する た 、活用する人 活用で 、 それ以外の人に ブイナスの影響 い ら 、それ 設けることを妨 い

・ 民間資格や検定・認定であ て 、既存の国家資格等との整合性に配慮する

・ 既存の資格と らわ い 誤認 やすい 、あるい 誤用を誘導 やすい資格や検定・ 認定で いように十分に配慮する 例え 、弁理士資格との対応で、非弁行 に利用さ れ いようにすること 挙 られる

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Ⅱ. 本論

1. 知的財産専門周辺人材の育成について

1 知的財産関連の事務的業務 、以 の3つの機能に大 すること で る

ま 、産業財産権に関する 明細書を除く 出願書類の作成、出願手続における定型的事務、 およびこれら付帯する庶務一般等の業務を補助する機能を IPクラヴク機能 と呼ぶ

また、文書管理、期間管理、手数料等の管理業務を補佐する機能を IPアチミニストヤ ヴクョン機能 と呼ぶ この機能に 、法 的 知識に加えコンヌュヴタクステヘに関する 知識 要求される

さらに、弁理士の法的業務を補佐する機能を IPリヴイルアクスタント機能 と呼ぶ この機能 、知財法務を中心に知的財産業務全般に関する能力 知識・スキル・判断力等

求められる

これらの 知的財産事務補佐・補助業務 の遂行能力 知識・スキル・判断力等 に関 する検定・認定について 、能力担保や動機付け等、特に既存の弁理士事務職員にニヴズ 高く、効果 期待で る また、知的財産分 への就職・転職の希望者や人材派遣業界 の派遣人材等において 潜在的 ニヴズ あると思われる これらのニヴズを的確に把握

つつ、検定・認定の内容を十分に検討 ていくこと 今後の課題と る

特許事務所で、技術に関する業務を実体面で補佐をする機能を IPテクニィルア クスタント機能 と呼ぶ 特許に関 て 、技術に関する知識 必要不可 であり、特に 明細書の 書 アンジヴライティング を準備する際に 、技術に関する高度 専門知 識 要求される また、 争・ 訟時における特許権の技術範囲を分析する際に 、より 一層高度 専門知識 必要とされる このよう 特許技術に関する補佐業務 を担当す る人材の能力向上を目的と た認定・検定について 、特に特許事務所においてニヴズ あり効果 期待で る また人材派遣業 において ニヴズ あると思われる これら のニヴズを的確に把握 つつ、検定・認定の内容を十分に検討 ていくこと 今後の課題 と る

3 海外特許庁への出願業務、海外企業との契約交渉 の幅広い場面で、正確 通訳・ 翻訳を行うこと 求められている IPトランスヤヴタ機能 及び IPインタヴプリ タ機能 と呼ぶ 翻訳 主に、海外特許庁への特許出願明細書等の書類作成に当た て不 可 であり、通訳 主に、海外企業との 争・ 訟の際に重要と る これらの 知的財 産通訳・翻訳業務 について 、企業活動上必要 ので、検定・認定に頼ること く自然 に必要人材 育つので い という意見や、検定・認定 の程度まで高度 専門職へ

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の誘導に有用である 見通 た にくいとい たこと ある 一方、日本人の育成とと に、中国等について 日本国内への留学生等 含めて育成を図る と 考えられる そこで今後 、この手の検定・認定 そうい た海外の人々 含めた動機付けと て機能 する う 含め、さらに検討を ていく必要 あると思われる

知的財産業務において、技術や法 に関する膨大 情報調査 必須である この業 務を遂行する機能を IPサヴチャヴ機能 と呼ぶ とりわけ、特許情報の調査に関 て

、ITを活用 た情報検索に関する能力や技術分析に関する能力 求められる 情報調 査に関する業務 目的 ・技術 ・分 にその期待される能力 異 るため、調査業 務の基礎的 部分に関する検定・認定のみに効果 限られそうである また、調査技術の 基本に限る ら 、 独 工業所有権情報・研修館の行 ているサヴチャヴ研修や民間企業 の様々 研修サヴビスを総合的に見れ 、全体と て りィバヴされていると思われ る た 、研修 講者への動機付けと能力担保証明と て、例え 研修終了時に検定・ 認定という形を取ること 一案であると考えられる

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.フストグラグュエイト・タィプロブ 学位相当資格 の検討 1 PGタィプロブ導入検討の背景

広く知財ブネグベントの領域で活躍する人材を育成 ていくため、知財法務、科学技術、 経営等 重 る融合領域における専門職を育成 けれ ら い また、関連分 で既に 専門を て活動 ている人々に知財ブネグベントを学んで らうこと 期待される つま り、他の分 を新たに学習 て幅を広 ていく 広域化 の進展 求められている

一方、大学等において 、従来型の学位のみ ら 、多様 コヴスやプログラヘ、およ びそれらに基 く履修証明的 認定資格の可能性 検討され けれ ら い

そこで複数の関連分 の学位と専門資格の組み合わ である ジノルベグャヴ 化 考

えられる 、それ 望ま さ あるに よ、現実的に 社会人 時間的制約

大 いので 実現可能性 高く い そこで短期間で集中的に知識・スキル・判断力 等を効果的・効率的に習得で る制度や環境作り、つまり ベグャヴ・ブイナヴ の可能 性の検討 望まれる

その一つと て、欧州で主と て発達 ているフストグラグュエイト・タィプロブ タo stブraduate 促iploma:PGタィプロブ を ブイナヴ 学位相当資格 と て設置 、 その取得を奨励することの方 より現実的 方策と考えられる

このPGタィプロブを知財ブネグベント分 に導入することにより、第一に教育の品質 担保、第 に学習の動機付け、第三に結果と て分 における人材流動化の促進 効果と

て期待で よう

PGタィプロブの先行事例 英国の例

タィプロブと 、一般的に 教育修了者に与えられる資格称号であり、大学院に設置さ れるコヴス フストグラグュエイト・タィプロブと呼 れる 特に、英国系の国々 旧大 英帝国の諸国 において 学位と同様の扱い される 実態と て 、通常、学士号と 修士号との間に位置付けられると言 てよい ろう 英国、特にイングランチやゞエヴル ズの の 一番発達 ており、旧大英帝国の国々を中心に国際的に最 認知されている基

本形に ている

PGタィプロブ 、既に学部学位 学士 以上を持 ている者を対象に ており、標準 型の例と て、学士相当資格と てのPGタィプロブコヴス、修士コヴスと併設されるP Gタィプロブコヴス、職業訓練的 PGタィプロブコヴスの年種類 ある

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3 知的財産関連のPGタィプロブ導入の可能性

日本において、知財ブネグベント関連の人材育成を推進するために、PGタィプロブを 取得で るコヴスの導入を検討すると、現在専門的 分 の一線で活動 ている人材、あ るい 今後活動を開始する人材に 知財PGタィプロブ や 狭義の知財のPGタィプロ ブ 等を取得 て らうこと 想定される

教育の質の担保の点を考慮すれ 、実施機関について 大学等 中心と り得る ろう PGタィプロブを、学位で く専門職育成の一環と ての履修証明的資格称号と て位置 付けること、また講師に 実務家教員を多く配する必要 あること等 ら、大学と知財の 関連団体 一緒に て企画・運営する協同的 実施 可能であると考えられる 教育に おける産学連携

PGタィプロブの 組みのイベヴグと て、次の3つのペタル 検討されうる

ペタル1:大学院のエッセンス版

既存の知財関連大学院あるい 知財関連専門職大学院の既存コヴスの中 ら必要 のを選択 、それをPGタィプロブと ての履修コヴスと て設定するペタルであ る 現在 知財関連専門職大学院に 、少 ら 科目等履修生 いる 、今 、科目 等履修をいくら重 て 、権威付けられた認定的 履修証明 らえ い PGタィプ ロブ これらの履修生にと て大 動機付けに る ろう

ペタル :学部の専門科目集約版

知財関 の学部科目の中 ら分 の必修科目を選定 、それを修得する さらに、専 門的 特 科目を加えて構成する た 、現在、知財に関する学部教育を行 ている ところ 限られていること あり、社会人 学習可能 時間帯 日夜間と土日昼間 での教育提供 極めて難 い 放送大学等の科目数を増や て対応すること 考えられ る 、現実的にその科目整備 されるために 、今後多くの科目設置を続け けれ

ら い

ペタル3:新た 社会人教育プログラヘ版

新たにPGタィプロブ用のプログラヘを設置 、それを構成する科目を用意する M BAヤベル 3 歳前後のグュニアブネヴグャヴヤベルの育成 とエグゼクティノヤベ ル 歳前後のクニアブネヴグャヴヤベルや既に弁理士等の専門職と て活動 てい る のの広域化 の 種類 想定可能である た 、このペタルで 、PGタィプロ ブ 他と明快に差 化で 、教育内容 り た のを設計・運用 得る利点 あ

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3. 一般への知的財産教育について

知的財産人材育成の第三層 、第一層・第 層以外の国民全体を指す この層 、また、第 一層・第 層を輩出する基盤と り、この つの層を支える人材群であると 言え、一般社会 人や児童・生徒・学生等それ れへの人材育成策 め細 く展開され けれ ら い

現在、各種の機関 様々 知的財産教育の機会を設けている

大学において 、工学部や工学系大学院で 、創造に焦点を合わ す わ 発明者に る立場での 知的財産の入門的教育を行 ている 一方、知的財産学部や知的財産専門 職大学院において 、知的財産の保護・活用に特化 て教育 されている

企業で 、知的財産関連人材を対象に た日本知的財産協会や社団法人発明協会等 実施 する研修に社員を参加さ ている

知的財産教育協会で 、社会人や学生全般を対象と た 知的財産検定 を実施 てい る この検定の1級 企業等の知的財産関 者向け 、 級 企業人全般 経営者、法 務・知的財産担当者、広報担当者、営業担当者等 、社会人全般、学生等向け である 級の実際の 験者構成 、学生を含め必 知的財産関 者で い人の比率 高く

ている 本検定 、当該分 における 検定 の機能を果た ていると評価で る 社団法人発明協会の 少年少女発明クラノ 、児童・生徒等を対象と て、知的財産 創出に焦点を合わ た参加型、体験型教育を行 ている この発明クラノの活動 高く評 価される 今後の展開について 、 少年少女発明クラノを各市町曪ので る限り全部に作 ることの奨励 や 各小学校、中学校での創造性教育以外に発明クラノ等の補完的 機能 を検討 、その中に検定・認定制度を導入 ていくこと 等 、これ らの検討課題と ろう

知的財産とそのブネグベントに関する学習意欲を湧 るための方策と て、児童・生 徒向けの検定・認定の必要性と効果について検討を行 た結果、進学や就職に結び付 い検定 少 くと 民間ベヴスで存続さ ること 難 い等、子供を含 一般向け検定の 実現に際 て 事業採算性について格段の考慮 必要ということ 明ら に た そこ で、子供向けと に、教育者・指導者向けの、たとえ 発想指導員検定の類の可能性を 検討することに た 結果、教育者・指導者の指導力育成のために、また指導者人材の品 質担保と動機付けのために創造力育成・創出支援検定 効果的と思われる 、さらに調査 等を進めること 今後の課題と た

お、一般への知的財産教育と て、様々 事業者への啓発、特に流通業者、小売業者、 ヤンタル業者等への啓発を対象と た知的財産教育 急務であると考えられる

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Ⅲ. 結び

これ らの知的財産人材育成において 、単 る量的拡大 けで く、質的転換を伴 う再構成 求められている 本調査研究委員会で 、新 いタイプの人材育成を促進する ために 検定・認定・資格等 に着目 、その可能性と限界を探り、以 の結果 得られ た

1 弁理士や知財部員等の 知的財産専門中核人材 けによる業務遂行 限界にあり、 中核人材を補佐・補助あるい 支援する 知的財産専門周辺人材 不可 に て た これらの人材に対 て 専門性をより明確に て職業的 自覚を促すとと に、自己研鑽 と学習の動機付けを図る制度的 環境 くり 重要と る 知的財産事務補佐・補助業務 及び 特許技術に関する補佐業務 に関 て 、特に弁理士事務所等を中心に て、検定・ 認定の効果 極めて期待で ること 明ら に た 一方、 知的財産通訳・翻訳業務 を担う人材の不足感 極めて高い のの、それに検定・認定 果た る効果 さらに精査

けれ ら いこと 分 た また、 情報調査に関する業務 について 、この業 務担当者への期待 急速に高ま ている のの、検定・認定の効果 必 明確で い

状況 た

フストグラグュエイト・タィプロブ タostブraduate 促iploma:PGタィプロブ:学 位相当資格 を設置 、その取得を奨励すること 、知財ブネグベントの領域に、知財側 ら入るに よ、あるい 経営側や技術側 ら入るに よ、効果 あると考えられる そ こで、日本における現実性を考慮 て、三つのペタルを作成 た 今後 、これらのペタ ルを のように具体化 、実現する 、具体的に検討すること 課題と る

3 国民全体の 知財民度 を向上さ るため、 オリグナリティの尊重 創意工夫の奨 励と模倣品・海賊版の排除 を、特に若いう に洋透さ る必要 ある 、検定・認定 子供達向けに行うより 、 ろその指導者である大人向けの方に効果 あるので い

ということに た 、これ ま ま 検討の余地 あり、今後 さらに調査を

進めていく必要 ある

今後 、特に 1 の 知的財産事務補佐・補助業務 特許技術に関する補佐業務 の つに関する検定・認定の実現、 らびに、 の 知財関連PGタィプロブ:学位相当

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め に

国 の 競 争 力 強 化 の た め 、 知 的 財 産 の 創 造 、 保 護 、 活 用 ら る 知 的 創 造 サ イ ク ル を 一 層 活 性 化 す る 、知 的 財 産 に 関 連 す る 人 材 の 育 成 重 要 で あ る

成 1 7 年 度 に 当 研 究 所 行 た 知 的 財 産 関 連 人 材 育 成 の あ り 方 に 関 す る 調 査 研 究 の 調 査 結 果 に お い て 、 知 的 財 産 立 国 に 資 す る 知 的 財 産 関 連 人 材 、 そ の 役 割 の 変 容 と 多 様 化 に 伴 い 、量 的 拡 大 の み ら 、質 的 変 換 に 迫 ら れ て い る こ と 明 ら に た そ て 、知 的 財 産 関 連 人 材 の 育 成 、知 的 財 産 に 関 連 す る 中 核 的 専 門 職 人 材 の み ら 、 そ れ ら を 補 佐 ・ 補 助 あ る い 支 援 す る 人 材 、 さ ら に 知 的 財 産 関 連 の 裾 人 材 に 対 て 重 要 で あ り 、さ ら に 、学 習 動 機 付 け を 図 る た め 、資 格 ・ 検 定 ・ 学 位 等 の 知 的 財 産 関 連 人 材 の 育 成 を 促 進 す る た め の 方 策 に つ い て 検 討 を 行 う こ と 提 言 さ れ た

本 年 度 調 査 研 究 で 、こ れ ら の 学 習 動 機 付 け・誘 導 を 図 る 手 法 に 関 す る ニ ヴ ズ 調 査 を 行 う と と に 、国 内 及 び 海 外 に お い て 既 に 実 施 さ れ て い る 検 定 ・ 認 定 ・ 資 格 等 の 現 状 に つ い て 幅 広 く 調 査 を 行 た ま た 、こ の 調 査 結 果 を 踏 ま え つ つ 、検 定 ・ 認 定 ・ 資 格 等 知 的 財 産 関 連 人 材 の 育 成 を 促 進 す る た め の 手 法 と て 、 の よ う の 必 要 と さ れ 、 の よ う 点 課 題 と る に つ い て 、民 間 の 知 的 財 産 関 連 団 体 、教 育 機 関 等 の 関 者 を 中 心 と て 構 成 さ れ る 委 員 会 に お い て 検 討 を 行 た

本 調 査 研 究 の 結 果 、 国 知 的 財 産 立 国 の 実 現 に 向 け て 知 的 財 産 関 連 人 材 育 成 を 一 層 促 進 す る た め に 、 広 く 方 策 の 検 討 に 献 で れ 幸 い で あ る

最 後 に 、 本 調 査 研 究 の 遂 行 に 当 た り 、 指 導 協 力 い た い た 委 員 長 め 委 員 各 位 、 及 び ヒ ア リ ン グ 調 査 等 で 協 力 い た い た 方 々 に 、 こ の 場 を 借 り て 深 く 感 謝 申 上 る 次 第 で あ る

成 1 エ年 年月

財 団 法 人 知 的 財 産 研 究 所

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知的財産関連人材育成を促進するための手法に関する 調査研究委員会名簿

委員長

妹尾堅一郎 東京大学先端科学技術研究センタヴ特任教授 委 員

井上 一 日本弁理士会知財ビグネスアィタミヴ 塾頭 兼 リバヴネロヴ国際特許事務所 弁理士

岡田 宏之 独立行政法人工業所有権情報・研修館 人材開発統括監 成18630日まで

扇谷 高男 独立行政法人工業所有権情報・研修館 人材開発統括監 成1871日より

倉永 宏 日本知的財産協会 副理事長

兼 日本電信電話株式会社知的財産センタ渉外担当統括担当部長 杉 一成 有限責任中間法人知的財産教育協会 専務理事

兼 金沢工業大学大学院工学研究科 教授

鈴木伸一郎 社団法人発明協会 参与・知的財産研究センタヴ長

・アグア太 洋工業所有権センタヴ長 田洄 和生 大阪工業大学大学院知的財産研究科 教授 中島 淳 太陽国際特許事務所 所長

樋口 直樹 サントリヴ株式会社 先進コア技術研究所部長 堀中 崇志 財団法人知的財産研究所 主任研究員

オノギヴバヴ

荒巻 慎哉 特許庁総務部技術調査課大学等支援室室長 成181231日まで

冨士 良宏 特許庁総務部技術調査課大学等支援室室長 成1911日より

綿貫 洃一 特許庁総務部技術調査課大学等支援室人材育成班 課長補佐 班長

入江 泰至 特許庁総務部技術調査課大学等支援室工業所有権調査員 一宮 誠 特許庁総務部秘書課弁理士室課長補佐

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曪上 貴将 内 官 知的財産戦略推進事務局 主査 成18630日まで

橋本 義宏 内 官 知的財産戦略推進事務局 主査 成1871日より

伊藤 学司 文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室室長

小石 真弓 文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室 産業連携課専門官

中田 栄介 文部科学省大臣官 政策課 員

柴田 昌弘 経済産業省産業技術環境局大学連携推進課 課長補佐 横田 之俊 経済産業省経済産業政策局知的財産政策室 長

岩 正一 独立行政法人工業所有権情報・研修館人材育成部 部長 成181231日まで

森川 幸俊 独立行政法人工業所有権情報・研修館人材育成部 部長 成1911日より

伊澤 久美 東京大学先端科学技術研究センタヴ 特任研究員

事務局

堀中 崇志 財団法人知的財産研究所 主任研究員 中塚 智子 財団法人知的財産研究所 研究員 板垣 洃之 財団法人知的財産研究所 主任研究員 杉浦 淳 財団法人知的財産研究所 研究第2部長

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目 次 要 約

め に 委 員 会 名 簿

. 序 論 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 1 . 緒 言 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1

. 本 調 査 研 究 の 背 景 と 狙 い ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 3 . 検 定 ・ 認 定 ・ 資 格 の 現 状 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ エ 1 検 定 ・ 認 定 と 何 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ エ 資 格 の 種 類 と 運 用 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 平 3 検 定 ・ 認 定 と 資 格 の 差 異 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 4 専 門 職 能 の 分 化 ・ 相 互 広 域 化 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 5

専 門 職 能 の 分 化 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 5 専 門 職 の 相 互 広 域 化 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 ① 非 可 逆 性 を 前 提 と た 相 乗 関 へ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 ① 検 討 の 方 向 性 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 7

. 本 論 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 1. 知 的 財 産 専 門 周 辺 人 材 の 育 成 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 1 知 的 財 産 専 門 周 辺 人 材 と 知 的 財 産 業 務 ス キ ル ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 業 務 と 機 能 分 類 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 8 事 務 に 関 す る 業 務 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 エ a 事 務 補 助 業 務 I P ク ラ ヴ ク 機 能 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 エ 俯 事 務 補 佐 業 務 I P ア チ ミ ニ ス ト ヤ ヴ ク ョ ン 機 能 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 エ c 法 務 補 佐 業 務 I P リ ヴ イ ル ア ク ス タ ン ト 機 能 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1 エ 特 許 技 術 に 関 す る 補 佐 業 務

I P テ ク ニ ィ ル ア ク ス タ ン ト 機 能 ・ ・ ・ ・ ・ ・ 平 0 通 訳 ・ 翻 訳 に 関 す る 業 務

I P ト ラ ン ス ヤ ヴ タ 機 能 、 I P イ ン タ ヴ プ リ タ 機 能 ・ ・ ・ ・ 平 0 情 報 調 査 に 関 す る 業 務 I P サ ヴ チ ャ ヴ 機 能 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 平 1

知 的 財 産 専 門 周 辺 人 材 と そ の 人 材 育 成 の 現 状 に つ い て ・ ・ ・ ・ 平 平 米 国 パ ラ リ ヴ イ ル に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 平 平 社 団 法 人 発 明 協 会 に お け る 人 材 育 成 ・ 活 用 事 業 に つ い て ・ ・ ・ 平 年 N タ O 法 人 日 本 パ テ ン ト ワ ヴ ク 協 会 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 平 5

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知 的 財 産 専 門 周 辺 人 材 と 知 的 財 産 関 連 業 務 ス キ ル の

検 定 ・ 認 定 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 平 8 知 的 財 産 事 務 補 佐 ・ 補 助 業 務 に 関 す る 検 定 ・ 認 定 の 必 要 性 ・ 平 8 特 許 技 術 に 関 す る 補 佐 業 務 に 関 す る 検 定 ・ 認 定 の 必 要 性 ・ ・ 年 0 知 的 財 産 通 訳 ・ 翻 訳 業 務 に 関 す る 検 定 ・ 認 定 の 必 要 性 ・ ・ ・ 年 1 情 報 調 査 に 関 す る 業 務 に 関 す る 検 定 ・ 認 定 の 必 要 性 ・ ・ ・ ・ 年 平 . フ ス ト グ ラ グ ュ エ イ ト ・ タ ィ プ ロ ブ 学 位 相 当 資 格 の 検 討 ・ ・ ・ 年 年 1 P G タ ィ プ ロ ブ 導 入 検 討 の 背 景 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 年 昨 年 度 報 告 書 の 指 摘 と 提 案 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 年 知 的 財 産 関 連 の P G タ ィ プ ロ ブ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 5 P G タ ィ プ ロ ブ の 先 行 事 例 英 国 の 例 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 ① 英 国 に お け る P G タ ィ プ ロ ブ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 ① 英 国 に お け る P G タ ィ プ ロ ブ コ ヴ ス の 概 要 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 ① P G タ ィ プ ロ ブ コ ヴ ス の タ イ プ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 7 タ ィ プ ロ ブ コ ヴ ス の 科 目 数 と 単 位 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 8 そ の 他 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 8 3 知 的 財 産 関 連 の P G タ ィ プ ロ ブ 導 入 の 可 能 性 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 エ 日 本 に お け る 知 的 財 産 関 連 タ ィ プ ロ ブ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 年 エ 実 施 機 関 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 0 P G タ ィ プ ロ ブ の 組 み の イ ベ ヴ グ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 1 単 位 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 1 ィ リ キ ュ ラ ヘ 構 成 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 1 3 . 一 般 へ の 知 的 財 産 教 育 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 4 1 知 的 財 産 教 育 の 現 状 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ① 知 的 財 産 検 定 に お け る 取 組 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ① 少 年 少 女 発 明 ク ラ ノ に お け る 取 組 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 ① 児 童 ・ 生 徒 向 け の 知 的 財 産 検 定 ・ 認 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 8 3 創 造 力 育 成 者 ・ 創 出 支 援 者 の 能 力 検 定 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4 エ 様 々 事 業 者 へ の 啓 発 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 0

Ⅲ . 結 び ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 5 1

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付 属 資 料 国 内 ア ン ケ ヴ ト 調 査 及 び ヒ ア リ ン グ 調 査

1 . 国 内 に お け る ア ン ケ ヴ ト 調 査 及 び ヒ ア リ ン グ 調 査 の 実 施 に つ い て

. ア ン ケ ヴ ト 結 果 及 び ヒ ア リ ン グ 結 果 の 分 析 3 . ヒ ア リ ン グ 結 果 詳 細

参 照 資 料 編

資 料 Ⅰ - 1 - 1 知 的 財 産 人 材 育 成 の 枠 組 み 資 料 Ⅰ - 平 - 1 検 定 に つ い て の 調 査

資 料 Ⅰ - 平 - 平 資 格 に つ い て の 調 査 資 料 Ⅱ - 1 - 1 知 的 財 産 業 務 の 機 能 分 析

資 料 Ⅱ - 1 - 平 知 的 財 産 関 連 人 材 育 成 を 促 進 す る た め の 調 査 研 究 委 員 会 イ ニ ク ャ ル プ ヤ ゼ ン テ ヴ ク ョ ン

資 料 Ⅱ - 1 - 年 米 国 特 許 事 務 所 に お け る 補 助 者 お よ び パ テ ン ト エ ヴ グ ェ ン ト に つ い て

資 料 Ⅱ - 年 - 1 知 的 財 産 教 育 の 現 状 調 査

資 料 Ⅱ - 年 - 平 社 発 明 協 会 に お け る 知 的 財 産 教 育 ・ 研 修 事 業 の 概 要 社 発 明 協 会 の 知 的 財 産 教 育 ・ 研 修 活 動 の 概 要

参 考 資 料 編

参 考 1 委 員 ヒ ア リ ン グ の 要 約 参 考 知 的 財 産 関 連 人 材 の 育 成

参 考 3 経 済 産 業 省 委 託 事 業 知 財 ス キ ル 標 準 プ ロ グ ェ ク ト の 概 要 に つ い て

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(21)

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. 本 調 査 研 究 の 背 景 と 狙 い

知 的 財 産 に 関 わ る 人 材 と の よ う 人 々 ま た 、そ の 人 材 の よ う 方 向 に 育 成 す そ の と 、 の よ う 制 度 的 支 援 を 行 う の ろ う 本 節 で 、 本 調 査 研 究 の 背 景 と 狙 い に つ い て 整 理 を 行 う

本 調 査 研 究 の 前 提 と て い る の 、 成 1 7 年 度 特 許 庁 産 業 財 産 権 制 度 問 題 調 査 研 究 報 告 書 知 的 財 産 関 連 人 材 育 成 の あ り 方 に 関 す る 調 査 研 究 報 告 書 で あ る そ の 第 Ⅳ 章 で 、 記 の と お り 、知 的 財 産 人 材 を 三 層 に 分 け 、そ の 上 で 育 成 課 題 を 設 定 す で あ る と の 提 言 さ れ て い る

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Ⅳ . 知 的 財 産 関 連 人 材 育 成 に 向 け た 提 言 1 . 基 本 的 枠 組 み

知 的 財 産 人 材 の 三 層 毎 に 育 成 課 題 を 設 定

知 的 財 産 関 連 の 人 材 、 人 材 育 成 の 観 点 ら 見 る と 、 資 料 Ⅰ - 3 の 知 財 人 材 の 三 層 毎 に 育 成 課 題 を 設 定 に 示 す よ う に 、 三 層 に 分 け て 考 え る こ と で あ る

第 一 層 、 通 常 、 知 的 財 産 の 中 核 人 材 と 呼 れ る 専 門 職 、 す 知 的 財 産 保 護 ・ 権 利 化 を 担 う 人 々 で あ る 具 体 的 に 、 特 許 庁 の 審 査 官 ・ 審 判 官 、 企 業 の 知 的 財 産 部 員 、 弁 理 士 を 指 、 最 近 知 的 財 産 専 門 職 と 呼 れ る ま た 、 争 処 理 等 を 担 当 す る 知 財 専 門 の 弁 護 士 こ こ に 含 ま れ る 場 合 増 え て て い る

こ の 知 的 財 産 保 護 ・ 権 利 化 人 材 に お い て 、 さ ら に 専 門 性 の 強 化 に よ る 高 度 求 め ら れ る と と に 、 周 辺 領 域 に 明 る い 広 域 化 を 進 展 さ る こ と 強 く 求 め ら れ る そ の た め に 、 こ の 層 の 人 々 相 互 に 交 流 す る こ と に よ て 、 お 互 い を 啓 発 す る こ と を 推 進 す で あ る

、知 的 財 産 を 創 出 す る 人 材 や 活 用 す る 人 材 で あ る つ ま り 、 創 出 、保 護 ・ 権 利 化 、 活 用 の 知 的 創 造 サ イ ク ル に お い て 、 前 述 の 第 一 層 の 人 材 の 両 隣 に 位 置 す る 人 材 で あ る あ る 意 味 で 産 業 競 争 力 の 根 源 を す 人 材 で あ る と 言 え る で あ ろ う

知 的 財 産 創 出 人 材 の 中 核 を す の 、 科 学 技 術 の 研 究 開 発 者 で あ る 、 先 端 技 術 者 の み 、研 究 開 発 を 支 え る 一 般 的 技 術 者 や 技 能 者 等 含 ま れ る さ ら に 、知 的 財 産 全 体 で 考 え る と 、ノ ラ ン チ や タ ギ イ ン の 開 発 に 従 事 す る 人 々 含 ま れ る

一 方 、 知 的 財 産 活 用 人 材 の 中 核 を す の 、 知 的 財 産 保 護 権 利 化 さ れ る 前 後 で 、 そ れ ら を 活 用 す る 活 動 を 展 開 、 企 業 競 争 力 の 強 化 を 図 る 人 材 で あ る

企 業 の 知 的 財 産 に お い て 、 当 然 の こ と ら 、 企 業 の 経 営 者 、 事 業 戦 略 担 当 者 等 そ の 中 核 で あ る 、実 際 の 実 務 を 支 え る 人 材 と 企 業 内 の 知 的 財 産 部 員 以 外 の 企 業 人 購 買 、 営 業 、 経 理 、 財 務 、 総 務 、 営 業 企 画 、 事 業 企 画 、 広 報 、 人 事 等 々 で あ

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大 学 や 研 究 機 関 の 知 的 財 産 に お い て 、知 的 財 産 本 部 員 や 技 術 移 転 ア ソ ク エ イ ト ら れ る

ま た 、こ れ ら の 人 材 を 支 援 す る 人 材 こ の 層 で 重 要 役 割 を 担 て い る 例 え 特 許 流 通 ア チ バ イ ギ ヴ 、 特 許 情 報 支 援 活 用 ア チ バ イ ギ ヴ 、 中 小 企 業 診 断 士 、 教 育 機 関 で の 教 育 者 相 当 す る

さ ら に 、 知 的 財 産 創 出 自 体 を 支 援 す る 人 材 こ の 層 に 位 置 す る 例 え 、 都 道 府 県 の 中 小 企 業 支 援 担 当 職 員 、 公 設 試 験 所 の 職 員 、 技 術 士 で あ る

こ れ ら の 知 的 財 産 創 出 ・ 活 用 人 材 、 そ の 人 材 育 成 自 体 ほ と ん 未 着 手 の 状 態 で あ る て 知 的 財 産 と そ の ブ ネ グ ベ ン ト に 関 す る 基 本 的 知 識 の 修 得 と ブ ネ グ ベ ン ト の 必 要 性 の 理 解 、 す 啓 発 活 動 を 急 速 に 進 展 さ け れ

第 三 層 、 国 民 全 体 で あ る こ れ 、 第 一 層 ・ 第 層 を 輩 出 す る 基 盤 と る 人 材 で あ る と い え る 、こ の 層 を 支 え る 人 材 群 で あ る と 言 え る こ こ 日 本 の 知 的 財 産 立 国 の 底 力 、 す 知 財 民 度 を 形 成 す る 根 底 を つ ま り 、 独 創 性 を 尊 ぶ 、 品 格 あ る 国 民 文 化 を 醸 成 す る 課 題 と

そ こ で 、 国 民 全 員 知 財 ク ャ ワ ヴ を 少 く と 一 度 浴 び る こ と 望 ま こ こ で い う 知 財 ク ャ ワ ヴ 、 知 財 民 度 を 向 上 さ る た め の 促 o ' s 独 創 性 を 尊 び 、 何 事 に 創 意 工 夫 を 行 う こ と の 奨 励 促 o N o t ' s 著 作 権 侵 害 や 模 倣 品 ・ 海 賊 版 横 行 の 抑 制 を 指 、 こ れ ら の 啓 発 を 急 速 に 展 開 す で あ る こ の 知 財 ク ャ ワ ヴ て 、 特 に 、 社 会 人 に る 前 の 専 門 高 校 、 高 等 専 門 学 校 、 大 学 、 大 学 院 に お け る 知 的 財 産 基 礎 科 目 の 奨 励 ・ 実 践 を 促 進 す で あ る

知 的 財 産 教 育 の 体 系 化 ・ 奨 励 策 の 検 討

さ ら に 、 子 供 た へ の 知 財 ク ャ ワ ヴ 、 1 0 年 後 、 平 0 年 後 の 知 的 財 産 人 材 の 育 成 で あ る そ の た め 、 こ の よ う 人 材 育 成 プ ロ グ ラ ヘ 、 総 合 的 ・ 体 系 化 で あ る と に 、 続 的 で け れ こ の プ ロ グ ラ ヘ を 学 校 教 育 の 中 で 続 的 に 実 施 す る 組 み を 構 築 す る 必 要 あ る

て 、知 的 財 産 と そ の ブ ネ グ ベ ン ト に 関 す る 学 習 意 欲 を 湧 る た め の 方 策 と て 、 資 格 ・ 認 定 ・ 検 定 を 活 用 す る 奨 励 策 を 設 立 す で あ る と 考 え る 例 え 簿 記 や 英 検 、あ る い 検 定 と い た 学 習 意 欲 を 促 進 す る 知 的 財 産 関 連 資 格 を 検 討 す る 必 あ る こ れ ろ ん 、 弁 護 士 ・ 弁 理 士 と い た 国 家 資 格 と で あ る 、 内 容 と と に 、公 的 民 間 と い た 制 度 的 側 面 や 運 営 に つ い て 調 査 研 究 を 行 い 、検 討 て い く で あ る

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(24)

ま た 、次 の つ の 項 目 の 中 に 、知 的 財 産 の 保 護 ・ 権 利 化 に 関 わ る 関 連 人 材 と 資 格 等 の 検 討 を す で あ る と 提 案 さ れ て い る

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3 . 知 的 財 産 保 護 ・ 権 利 化 人 材 の 交 流 促 進

特 許 事 務 所 、企 業 の 知 的 財 産 部 、特 許 庁 と い た 個 々 の 就 職 先 を 想 定 す る こ と よ り

、今 後 、知 的 財 産 業 務 を 自 ら の キ ャ リ ア に す る と い う ペ タ ル て く る ろ う

、そ れ 望 ま い こ と で あ る そ の 方 流 動 性 を 持 得 る の で 、キ ャ リ ア ペ タ ル と 魅 力 的 に る と 考 え ら れ る ら で あ る

さ ら に 、I P パ ラ リ ヴ イ ル 、I P ト ラ ン ス ヤ ヴ タ 、I P サ ヴ チ ャ ヴ 等 の い わ ゆ る 知 的 財 産 関 連 職 の 魅 力 化 良 い 人 材 を 知 的 財 産 の 世 界 へ 呼 び 寄 け に る と 考 え ら れ る

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. 総 合 的 人 材 育 成 政 策 の 提 案

知 的 財 産 関 連 の 資 格 ・ 認 定 ・ 検 定 の 検 討

各 専 門 職 知 的 財 産 を 学 ぶ こ と を 推 進 す る た め に 、 広 い 意 味 で の 資 格 ク オ リ ネ ィ ケ ヴ ク ョ ン 大 い る 武 器 と く 分 け て 、 第 一 学 位 的 資 格 で あ り 、 第 い わ ゆ る 資 格 ・ 検 定 ・ 認 定 で あ る

中 略

の 、 い わ ゆ る 資 格 ・ 検 定 ・ 認 定 の 活 用 に つ い て 、 こ れ ら の 設 立 を 検 討 す で あ ろ う こ れ 種 類 の 想 定 さ れ る

一 つ 目 、 知 的 財 産 の 保 護 ・ 権 利 化 に 関 わ る 関 連 人 材 の 資 格 で あ る 今 後 プ ロ ネ ェ ッ ク ョ ナ ル 質 的 ヤ ベ ル の 担 保 、 そ れ を 証 す る こ と に よ る 流 動 性 の 確 保 、 そ て 良 い 人 材 を こ の 分 に 誘 導 す る 誘 因 と て 、 資 格 意 味 を 持 つ 例 え I P パ ラ リ ヴ イ ル あ る い 知 財 業 務 管 理 司 、 I P サ ヴ チ ャ ヴ あ る い 知 財 情 報 検 索 司 、 I P ト ラ ン ス ヤ ヴ タ あ る い 知 財 翻 訳 司 等 と い 必 要 既 に 、 こ の 周 辺 で 民 間 設 立 の 検 定 や 資 格 出 始 め て い る 、 そ れ ら と 重 複 す る こ と 避 け る で あ る 、 既 存 の 含 め 、 こ れ ら の 質 的 ヤ ベ ル の 担 保 公 的 に 確 認 す る こ と 必 要 と る で あ ろ う れ に よ 、 こ れ ら の 資 格 や 認 定 ・ 検 定 の 類 、 学 習 意 欲 促 進 を 主 眼 に す で あ り 、 そ の 検 定 対 象 人 材 を 広 る こ と 知 財 民 度 向 上 に 資 す る で あ る

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こ れ ら を 再 整 理 す る と 、 次 の よ う に る ろ う

知 的 財 産 人 材 、 知 的 財 産 専 門 人 材 第 一 層 、 知 的 財 産 関 連 人 材 第 層 、 お よ び 将 来 知 的 財 産 分 に わ り 得 る 次 世 代 を 含 国 民 全 体 第 三 層 ら 構

(25)

成 さ れ る1

第 一 層 、基 本 的 に 、知 的 財 産 の 保 護 ・ 権 利 化 に お け る 知 的 財 産 専 門 人 材 の 中 核 人 材 を 指 す こ こ で い う 中 核 人 材 、 企 業 の 知 的 財 産 部 門 担 当 者 、 弁 理 士・弁 護 士 、審 査 官・審 判 官 該 当 、保 護・権 利 化 に お け る 専 門 性 の 高 度 化 ・ 広 域 化 に よ て 、さ ら に 専 門 職 と て の 強 化 ・ 育 成 強 く 求 め ら れ る 特 に 狭 義 の 知 的 財 産 人 材 に と ま る こ と く 、経 営 や 産 業 強 化 に 資 す る 知 的 財 産 ブ ネ グ ベ ン ト に お い て 活 躍 で る こ と 期 待 さ れ る つ ま り 、 経 営 に 献 で る 知 的 財 産 人 材 の 育 成 課 題 と る

、 こ の 層 中 核 人 材 け で 構 成 さ れ る わ け で い 中 核 人 材 を 補 助 ・ 補 佐 あ る い 支 援 す る 周 辺 人 材 い る 前 述 の 引 用 の 表 現 を 借 り れ 、I P パ ラ リ ヴ イ ル 、I P ト ラ ン ス ヤ ヴ タ 、I P サ ヴ チ ャ ヴ 等 の 活 躍 こ れ ま た 期 待 さ れ て い る こ れ ら の 人 々 あ る い こ れ ら の 人 々 果 た す 機 能 ・ 役 割 重 要 度 を 増 、そ の 活 動 へ の 期 待 急 増 つ つ あ る 本 調 査 研 究 に お い て 、後 述 の 検 討 の 結 果 、こ れ ら を 知 的 財 産 専 門 周 辺 人 材 と 呼 び 、こ の 層 の 中 に 位 置 け 、 人 材 育 成 の 検 討 の 主 対 象 と た

知 的 財 産 保 護 ・ 権 利 化 の 業 務 複 雑 つ 高 度 に る に つ れ 専 門 中 核 人 材 と 専 門 周 辺 人 材 の よ り ヤ ベ ル ア ッ プ 、 ら び に 相 互 の 効 果 的 ・ 効 率 的 連 携 求 め ら れ る そ の た め に 、 専 門 周 辺 人 材 の 人 材 育 成 極 め て 重 要 と る 特 に 、 そ の プ ロ ネ ェ ッ ク ョ ナ ル 化 役 割 期 待 の 明 確 化 や 活 動 品 質 の 担 保 、 ま た 職 業 的 自 覚 や 自 己 研 鑽 の 深 化 等 肝 要 と る そ の 促 進 を 図 る 環 境 作 り と て 、 制 度 的 整 備 求 め ら れ る 、 本 調 査 研 究 で 、 中 で 検 定 ・ 認 定 ・ 資 格 等 の 可 能 性 に 焦 点 を 合 わ て 検 討 た

第 層 、 知 的 創 造 サ イ ク ル に お け る 創 出 お よ び 活 用 を 行 う 人 材 に よ り 構 成 さ れ て い る 創 出 人 材 に 、企 業 、大 学 、研 究 機 関 等 の 研 究 開 発 者 を め と す る 技 術 人 材 、さ ら に ク リ エ イ タ ヴ 、タ ギ イ ナ ヴ 等 該 当 す る こ こ に 、 技 術 士 等 の 資 格 を 持 つ 人 材 含 ま れ る 一 方 、活 用 人 材 に 、企 業 や 研 究 機 関 の 経 営 ・ 事 業 戦 略 担 当 者 を め と す る 経 営 人 材 該 当 す る こ こ に 、中 小 企 業 診 断 士 ・ M B A

取 得 者 の 資 格 や 学 位 を 持 つ 人 材 含 ま れ る お 、 大 学 T

1

資 料 Ⅰ - 1 - 1参 照

(26)

等 の 技 術 移 転 人 材 第 一 層 と の 境 近 く に 位 置 け ら れ る

こ の よ う 第 層 の 人 材 に 、知 的 財 産・あ る い 知 的 財 産 ブ ネ グ ベ ン ト に 明 る く て ら う こ と 肝 要 と る つ ま り 、 知 的 財 産 ブ ネ グ ベ ン ト を 視 に 入 れ た 研 究 開 発 人 材 や 知 的 財 産 を 活 用 で る 経 営 人 材 の 育 成 促 進 課 題 と る こ れ ら 人 材 育 成 さ れ れ 、企 業 等 に お い て 研 究 開 発 戦 略 に 知 的 財 産 戦 略 を 織 り 込 こ と や 、 事 業 戦 略 に 知 的 財 産 戦 略 を 織 り 込 こ と 可 能 と る

こ の と 、育 成 の 方 向 性 と て 、現 在 活 躍 中 の 人 材 を い わ ゆ る ジ ノ ル ・ ベ グ ャ ヴ 化 て い く こ と 望 ま い と さ れ る 、残 念 ら 、既 存 の 専 門 職 時 間 的 制 約 等 あ る た め 、 実 行 可 能 性 高 く い そ こ で 、 い わ ゆ る ブ イ ナ ヴ と て 学 位 相 当 資 格 例 え 、知 的 財 産 ブ ネ グ ベ ン ト の フ ス ト グ ラ グ ュ エ イ ト タ ィ プ ロ ブ を 設 定 て ベ グ ャ ヴ ・ ブ イ ナ ヴ 化 を 奨 励 す る 方 よ り 現 実 的 で あ る と 考 え ら れ る 本 調 査 研 究 に お い て 、 こ の 可 能 性 に つ い て 検 討 を 行 う

第 三 層 に 、第 一 層 と 第 層 に 含 ま れ い 国 民 全 体 に よ て 構 成 さ れ る 一 般 的 事 業 者 ・ 従 事 者 や 主 婦 等 の 消 費 生 活 者 等 の 一 般 社 会 人 と よ り 、児 童 、生 徒 、学 生 等 の 次 世 代 の 知 的 財 産 を 担 う 人 材 こ の 範 疇 で あ る ろ ん 、こ れ ら の 教 育 を 担 当 す る 教 員 等 の 指 導 者 ・ 支 援 者 こ こ に 含 こ と に す る

こ の 層 に 、前 述 の 知 的 財 産 関 連 人 材 育 成 の あ り 方 に 関 す る 調 査 研 究 報 告 書 に お い て 、 知 財 民 度 す わ 独 創 性 を 尊 ぶ 、品 格 あ る 国 民 文 化 を 醸 成 す る こ と 課 題 で あ る と 指 摘 さ れ て い る そ て 、 知 財 ク ャ ワ ヴ を 少 く と 一 度 浴 び る こ と 望 ま い と 提 案 さ れ て い る こ こ で い う 知 財 ク ャ ワ ヴ と 、 促 o ' s 独 創 性 を 尊 び 、何 事 に 創 意 工 夫 を 行 う こ と の 奨 励 と 促 o N o t ' s

著 作 権 侵 害 や 模 倣 品 ・ 海 賊 版 横 行 の 抑 制 で あ り 、 そ の 啓 発 を 急 速 に 展 開 す こ と 育 成 課 題 で あ る と さ れ る

そ の 実 践 の た め 、本 調 査 研 究 で 、ま 国 民 全 体 を 対 象 に た 、知 的 財 産 教 育 に つ い て 調 査 を 行 た ま た 、特 に 児 童 ・ 生 徒 へ の 知 的 財 産 創 出 の た め の 創 造 力 育 成 を 促 進 す る 一 助 と て 検 定 ・ 認 定 に つ い て 検 討 た さ ら に 、こ れ ら の 育 成 を 担 当 す る 指 導 者 ・ 支 援 者 の 検 定 ・ 認 定 同 様 に 検 討 を 行 た

妹 尾 堅 一 郎

(27)

3 . 検 定 ・ 認 定 ・ 資 格 の 現 状 に つ い て

本 調 査 研 究 で 、 検 定 ・ 認 定 ・ 資 格 等 の 可 能 性 を 検 討 す る 、 そ れ に 先 立 、 こ れ ら の 現 状 の よ う の を 整 理 て お く

1 検 定 ・ 認 定 と 何 4

検 定 認 定

5

、 辞 書 的 意 味 と て 、 そ の 人 の 知 識 ・ ス キ ル ・ 判 断 力 等 の 活 動 の 品 質 を 保 証 す る の 、す わ 英 語 で い う ク ァ リ ネ ィ ケ ヴ ク ョ ン

の こ と で あ る 検 定 の 場 合 、XX 検 定 1 級 と 中 級 と い た 等 級 イ ベ ヴ グ さ れ る の に 対 、 認 定 の 場 合 、 認 定 さ れ た 否 と い た 有 無 の イ ベ ヴ グ あ る ま た 通 常 、検 定 合 格 否 と 使 用 さ れ る の に 対 て 、認 定 取 得 否 と 使 用 さ れ る こ と 多 い ろ う ら 、本 調 査 研 究 の 目 的 ら 見 た 場 合 に 実 施 的 差 異 と ら い の で 、 こ こ で 検 定 と 認 定 を 一 括 て 検 定 ・ 認 定 と す る

検 定 ・ 認 定 の 種 類

本 調 査 研 究 に お い て 、 検 定 ・ 認 定 を 次 の 種 に 分 類 す る

a 国 家 検 定 ・ 認 定

法 に 基 い て 国 、 地 方 自 治 体 又 行 政 機 関 及 び そ の 指 定 を け た 非 営 利 団 体 実 施 す る 検 定 ・ 認 定 を 言 う

7

4

検 定 の 事 例 に つ い て 、 資 料 Ⅰ - - 1 を 参 照 の こ と

5

検 定 と 一 定 の 基 準 に 照 ら て 検 査 、 合 格 ・ 不 合 格 ・ 価 値 ・ 資 格 を 決 定 す る こ と 検 定 試 験 の 略 新 曪 出 編 広 辞 苑 第 4 岩 波 書 店

一 方 、 認 定 認 め て 決 め る こ と あ る 事 実 や 資 格 の 有 無 、 事 柄 の 当 否 を 判 定 て 決 定 す る 新 曪 出 編 広 辞 苑 第 4 岩 波 書 店 と さ れ る

各 専 門 職 学 ぶ こ と を 推 進 、 能 力 を 担 保 す る 学 位 、 資 格 及 び 検 定 ・ 認 定 の こ と

7

例 え 、 国 家 検 定 の 一 つ で あ る 技 能 検 定 の 実 施 に つ い て 、 職 業 能 力 開 発 促 進 法 第 4 7 条 第 1 項 で 厚 生 労 働 大 臣 、 厚 生 労 働 省 で 定 め る と こ ろ に よ り 、 事 業 主 の 団 体 若 そ の 連 合 団 体 又

34

(28)

b 公 的 検 定 ・ 認 定

主 に 行 政 機 関 や 地 方 自 治 体 の 規 定 に 基 い て 、 行 政 機 関 、 地 方 自 治 体 又 行 政 機 関 及 び そ の 指 定 を け た 非 営 利 団 体 実 施 す る 検 定 ・ 認 定 を 言 う

近 年 、 公 益 法 人 に 対 す る 行 政 の 関 与 の 在 り 方 の 改 革 実 施 計 画 成 1 4 年 年 月 平 エ 日 議 決 定

8

に お い て 民 間 の 各 種 技 能 審 査 に お け る 国 の 関 与 最 小 限 と す る こ と 、 と さ れ た こ と ら 、 公 的 検 定 ・ 認 定 民 間 に 移 行 つ つ あ る

c 民 間 検 定 ・ 認 定

民 間 団 体 各 種 法 人 等 実 施 す る 検 定 ・ 認 定 を 言 う 業 界 団 体 の 認 定 あ る い 支 持 ・ 支 援 を け て 実 施 さ れ て い る 場 合 多 い

d 社 内 検 定 ・ 認 定

企 業 等 社 内 及 び 関 者 を 対 象 と て 独 自 に 実 施 す る 検 定 ・ 認 定 を 言 う た

、 本 調 査 研 究 に お い て 、 企 業 外 部 一 般 に 対 て 実 施 す る 検 定 民 間 検 定 の 範 疇 に 入 れ る こ と と す る

検 定 ・ 認 定 の 実 態 に つ い て の 考 察

検 定 ・ 認 定 、 基 本 的 機 能 と て 、 検 者 の あ る 特 定 分 に お け る 能 力 を 評 価 す る こ の 機 能 次 の 三 つ の 大 意 味 を 生 さ る

・ 検 定 合 格 や 認 定 取 得 の た め に 検 者 の 学 習 を 促 進 ・ 実 力 を 向 上 さ る

・ 合 格 否 に 関 わ ら 、 そ の 結 果 に よ り 、 そ の 後 の 学 習 目 標 や 指 導 指 針 と て 使 用 さ れ る

・ 検 定 合 格・認 定 取 得 を た 者 、該 当 分 の 能 力 担 保 さ れ た と 見 さ れ る

8

h t t p : / / w w w . ブ 独 o u ペ a ペ u . ブ o . j p / j i m u ペ 独 o ペ u / ペ o u e ペ i / ブ 独 o u s e i _ ペ a 関 独 o / i 関 d e ョ . h t m l

公 益 法 人 に 対 す る 行 政 の 関 与 の 在 り 方 の 改 革 実 施 計 画 1 4 平 エ 議 決 定 、 技 能 審 査 等 の 基 本 的 考 え 方 と て 、 公 益 法 人 独 自 に 行 う 技 能 審 査 等 の 事 務 ・ 事 業 に 対 す る 大 臣 認 定 そ の 他 の 推 薦 等 に つ い て 、 当 該 事 務 ・ 事 業 で 定 め ら れ た 国 の 事 務 ・ 事 業 で い こ と 、 民 間 に お い て 実 施 さ れ て い る 各 種 技 能 審 査 等 の 間 に お け る 差 化 を 必 要 以 上 に 助 長 す る お そ れ あ る こ と 等 の 観 点 ら 、 一 に 廃 止 す る ま た 、 今 後 同 様 の 推 薦 等 こ れ を 行 わ い こ と と す る と さ れ た

こ れ に 伴 い 、 文 部 科 学 省 認 定 技 能 審 査 制 度 廃 止 さ れ 、 日 本 漢 能 力 検 定 協 会

h t t p : / / w w w . ペ a 関 ペ e 関 . o r . j p 日 本 英 語 検 定 協 会 h t t p : / / w w w . e i ペ e 関 . o r . j p 実 施 す る 検 民 間 検 定 と

参照

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