平成28年度事業報告について
1 事業概要
平成28年度は公益法人化後4年目に当たり、今後のハイパー研の在り方を検討しながら、引き続きこれま での各種の活動にも取り組んだ。
主な事業としては、以下があげられる。
・企業向け人権啓発活動支援事業(情報モラル啓発)(中小企業庁) ・情報コミュニティセンター利活用推進(大分県)
・大分市情報学習センター指定管理業務 また、以下の活動にも取り組んだ。
・地域ネットワーク型コミュニティ研究会の立ち上げ、研究会の開催
・共同研究員や賛助会員との連携による教育、防災、観光、農業、医療、介護等の各分野の情報化支援 ・県下市町村の行政、教育、情報通信関連企業等の関係者と連携して調査研究や情報収集
・韓国KLI Dなど、海外の協力機関との交流、協働
2 法人運営
評議員会、理事会では、経営課題の分析・検討、経営方針の確認など、評議員会2回(うちみなし決議1回)、 理事会5回を開催した。
・第21回理事会 (平成28年 5月19日) ・第10回評議員会(平成28年 6月13日) ・第22回理事会 (平成28年 8月10日) ・第23回理事会 (平成28年11月 2日)
・第11回評議員会(平成28年12月 5日)みなし決議 ・第24回理事会 (平成29年 2月 7日)
3 事業内容
公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律(認定法)に基づく公益財団法人認定時の事業区分に より、以下のとおり事業内容を報告する。
公1:ハイパーネットワーク社会に関する情報の収集・提供・普及啓発、研究発表会等の開催を行う事業 公2:ハイパーネットワーク社会に関する情報の収集及び提供事業
公3:ハイパーネットワーク社会に関する調査及び研究事業 収:収益事業
表2、図1に発注者別集計を示す。
表2 委託等事業発注者別内訳 図1 委託等事業発注者別比率
以下、事業区分別に、事業内容について報告する。
3-1 公1:ハイパーネットワーク社会に関する情報の収集・提供・普及啓発、研究発表会等の開催を行う事業 3-1-1 普及啓発および人材育成
( 1) 企業向け人権啓発活動支援事業「情報モラル啓発事業」(中小企業庁委託事業)
企業の経営者・管理者や従業員、個人経営者等が、人権にかかわる諸問題を十分に認識し、人権侵害・ 法令違反を引き起こさないようにするため、人権の尊重および情報モラルの重要性を啓発した。
① 平成28年度 セミナー・シンポジウムの開催
この取組は、平成15年度から全国各地で71回、延べ人数1万2千人を超える受講者を対象に実施してき たもので、平成28年度は目的と規模を分け、下記の通り「情報モラルシンポジウム」「情報モラル啓発 セミナー」「情報モラル指導者育成セミナー」の3種類のセミナー・シンポジウムを全国6箇所で7回開催、 計747人が受講者し、企業の情報モラルの向上に寄与した。
◇情報モラルシンポジウム(東京)
日時:平成28年10月18日(火)13:00~17:00 場所:ベルサール九段 3F ホール
東京都千代田区九段北1- 8- 10 住友不動産九段ビル 定員:300名、事前申込み313名、当日参加者161名
テーマ:ネット社会で企業が信頼を得るために!実体験・失敗事例から対策を考える! 講師:牧野総合法律事務所 弁護士法人 所長・弁護士 牧野 二郎 氏
スマイリーキクチ 氏
独立行政法人情報処理推進機構 調査役 加賀谷 伸一郎 氏 同志社大学政策学部 教授 関根 千佳 氏
株式会社ラック 客員研究員 七條 麻衣子 氏
公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所 渡辺 律子
◇情報モラル啓発セミナー(鹿児島)
日時:平成28年9月27日(火) 13:30~17:00 場所:マリンパレスかごしま 3F マリンホール
鹿児島市与次郎二丁目8番8号
定員:120名、事前申込み158名、当日参加者165名 テーマ:情報管理の徹底とリスク回避について
講師:公立大学法人会津大学 特任教授 山崎 文明 氏 特定非営利活動法人I Tかごしま支援隊 山下 博美 氏 公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所 渡辺 律子
◇情報モラル啓発セミナー(愛知)
日時:平成28年12月7日(水) 13:00~17:00
場所:愛知県産業労働センター ウインクあいち 8階展示場 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4- 38
定員:180名、事前申込み142名、当日参加者103名
テーマ:インターネット社会と人権・情報アクセシビリティの効果的な進め方 講師:スマイリーキクチ 氏
NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構 副理事長 栗田 マサキ 氏 (特非)I Tコーディネータ協会 事業促進部長 山川 元博 氏
公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所 渡辺 律子 公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所 青木 栄二
◇情報モラル啓発セミナー(大阪)
日時:平成29年2月22日(水) 13:00~17:00
場所:TKPガーデンシティ PREMI UM心斎橋 3F バンケット3A 大阪府大阪市中央区南船場4- 3- 2 御堂筋MI Dビル 定員:200名、事前申込み160名、当日参加者103名
テーマ:インターネット社会と人権・信頼を高めるユニバーサルデザイン 講師:株式会社ラック 客員研究員 七條 麻衣子 氏
株式会社ミライロ ディレクター 田中 利樹 氏 NPO法人I TC近畿会 事業委員長 生田 勝 氏 情報セキュリティコンサルタント 松本 照吾 氏
◇情報モラル指導者育成セミナー(島根) 日時:平成28年9月13日(火) 13:30~17:00 場所:松江エクセルホテル東急 2F カメリア
松江市朝日町590
定員:50名、事前申込み61名、当日参加者55名
テーマ:ゲームを通して情報セキュリティ事故を疑似体験 講師:情報セキュリティコンサルタント 松本 照吾 氏
公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所 渡辺 律子
◇情報モラル指導者育成セミナー(青森) 日時:平成29年1月20日(金) 13:30~17:00 場所:ラ・プラス青い森 2F メープル
青森県青森市中央1- 11- 18
定員:80名、事前申込み91名、当日参加者71名
テーマ:インターネット社会と人権・情報セキュリティ対策の効果的な進め方 講師:独立行政法人情報処理推進機構 調査役 加賀谷 伸一郎 氏
株式会社ラック 客員研究員 七條 麻衣子 氏
青森公立大学 経営経済学部 准教授 博士 木暮 祐一 氏 公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所 渡辺 律子
◇情報モラル指導者育成セミナー(大阪) 日時:平成29年2月23日(木) 13:30~17:00
場所:TKPガーデンシティ PREMI UM心斎橋 3F バンケット3A 大阪府大阪市中央区南船場4- 3- 2 御堂筋MI Dビル 定員:100名、事前申込み102名、当日参加者75名
テーマ:ゲームを通して情報セキュリティ事故を疑似体験 講師:情報セキュリティコンサルタント 松本 照吾 氏
公益財団法人ハイパーネットワーク社会研究所 渡辺 律子
②パンフレット及び事例集の印刷・配布・照会対応
情報社会において人権を尊重することの必要性及び情報モラル確立の重要性について、基本的な考え方 を示し、トラブル事例を用いて対策を解説した学習用啓発パンフレット「実際のトラブルと対策から学 ぶ!ネット社会の人権と企業の情報モラル(平成25年度発行)」と、より実践に役立つ具体的な先進事 例の取組みを示した事例集「情報モラル実践事例集2(平成25年度発行)」を各5,000部ずつ増刷 し、セミナー・シンポジウム等を通じて参加者に配布し、中小企業、小規模事業者等への普及啓発を行っ た。カラーユニバーサルデザイン認証にも合格し、色覚少数派の利用者に配慮した。
また、当研究所のウェブページにデジタルデータを掲載し、誰もがいつでも参照できるようにするとと もに、個別の送付依頼にも対応した。企業内研修におけるパンフレットおよび事例集の効果的な活用方法 を併せて紹介した。
年度制作)」と、実態把握のために利用していただくウェブサービス教材の「情報モラルの実態・理解度 チェックツール(平成27年度制作)」について、これらの教材をさらに多くの方に利用・活用してもら うための利活用方法を記載したリーフレットを10万5千部印刷し、セミナー・シンポジウム開催時に加 え、連携機関を通して配布した。
③セミナー・シンポジウム受講者の相談・問合せ対応
セミナー・シンポジウムの受講者が、職場に戻ってから「人権尊重のための情報モラル確立」のため、 取組みを実施・継続することができるように、フォローアップを行うことを目的に、各シンポジウム・セ ミナーの受講者に対する相談・問合せ対応を行った。シンポジウム・セミナーの開催ごとに受講者専用の 相談・問合せメールアドレスを設置し、開催日の翌日から3ヶ月間限定で受付・対応を行った。
相談・問合せ件数は全11件で、主に教材や資料の使い方への問合せが多く、研修などの企画担当者から の問合せがほとんどであった。実際の人権侵害に悩んでいる方からのご相談は1件と少なかった。これに ついては、人権侵害事案が実際にはあまり発生していないのであれば良いが、シンポジウム・セミナーの 受講者に限り相談を受け付けていること、相談を行うこと自体のハードルが個々人で異なることなども考 えられる。相談・問合せにて得られた内容は、受講者の実態として認識、随時、企画や運営に反映させた。
(2)ASEAN中期マスター計画(AIM)支援業務 (総務省委託事業)
わが国では、2016年に産官学連携による「I oT 推進コンソーシアム」が設立され、I oT を活用した未来へ の投資を促す適切な環境の整備が進められるとともに、標準化やルール策定等の協調領域においては国際連 携をさらに進めていくこととされている。
ASEANにおいても、2020年に向けたI CT戦略「ASEAN I CT マスタープラン2020(AI M2020)」(2015年策定) における8つの柱の1つ「イノベー ション」で、I oTやM2M、センサー技術など最先端技術による持続可能な 社会構築に取り組むこととされている。
本シンポジウムは、I oT に関する最新の政策動向や取組をAMS( ASEAN Member St at e) に紹介し、今後のAM Sの取組を支援することにより、日ASEANの協力関係を一層強化するとともに、日本のI oT関連技術のAMSへの 展開や、ルール作り等における連携構築を推進する事を目的として開催されたものである。
ハイパー研では、ASEAN TELSOM Ret r eat に合わせて実施される「I oTに関するシンポジウム(Symposi um on I oT and Rel at ed I ssues)に関して、開催内容に関するアセアン事務局及び総務省との調整、講師招聘 やシンポジウム参加者対応、会場準備等の事務局業務を受託した。
シンポジウムの概要は以下のとおりである。
開催年月日 2016年8月26日 開催場所 ミャンマー 基調講演:「社会を変革するI oT」
議題1:I oT技術の進展、ベストプラクティスについて 議題2:規制面での今後の課題
(3)青少年ネットトラブル被害防止対策事業(財団法人EMA補助事業)
インターネットが普及した現代、青少年を巻き込むネットトラブルが複雑化、深刻化しており、これを防 止するためには地域社会全体で環境の整備を図る事が喫緊の課題となっている。
このため、「(財)草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会( EMA) 」の助成を受け、大分県内の青少年 のインターネット利用、トラブルとその対応について、県立学校54校の担当教員あてに実態調査を実施し、 その結果を踏まえ県内外の6会場で、教員、保護者、生徒等を対象に、ネットトラブル被害防止のための講 習会を開催した。
◇第1回 ・日時:平成28年12月6日(火)14: 20- 15: 20 ・場所:下ノ江小学校
・参加:40名( 教員20名、保護者20名) ◇第2回 ・日時:平成29年1月31日(火)10: 15- 11: 45
・場所:由布市庄内庁舎 ・参加:40名( 市民)
◇第3回 ・日時:平成29年2月22日(水)15: 10- 16: 10 ・場所:三重総合高等学校
・参加:40名( 教員)
◇第4回 ・日時:平成29年3月6日(月)13: 40- 14: 40 ・場所:明治学園中学高等学校
・参加:220名( 生徒200名、保護者20名) ◇第5回 ・日時:平成29年3月8日(水)15: 40- 16: 30
・場所:明治学園中学高等学校
・参加:220名( 生徒200名、保護者20名) ◇第6回 ・日時:平成29年3月24日(金)9: 50- 10: 50
・場所:大分国際情報高等学校 ・参加:140名( 生徒70名、保護者70名)
(4)I T人材育成支援事業「おおいたI T人材塾」開催事業(大分県委託事業)
県内I T企業の技術力・競争力を強化して、県内I T技術者の連携力強化による資質向上を計るため、主にI T 業界において専門的かつ先進的な知識を有する講師を招き、プレゼンテーション研修やグループワーク研修 などのプログラムも取り入れた講演・セミナーを開催し、技術者間連携の促進やコミュニケーション能力の 向上を図った。また、講師も参加する交流の場を提供することにより、塾生同士の垣根を越えたコミュニテ ィを構築するとともに県内I T技術者の資質向上に寄与した。
①おおいたI T人材塾の開催
◇第1回 グループワーク研修(1回目) ・日時:平成28年6月25日(土)13: 00- 17: 45 ・場所:大分県中小企業会館
◇第2回 トップレベルセミナー
・日時:平成28年7月9日(土)14: 30- 17: 10 ・場所:大分市コンパルホール
・テーマ:「未来を可視化できるエンジニアへ! 〜市場からの期待〜」 ・講師:森 俊英 氏(グローバルブレインズ株式会社 代表取締役社長) ・参加:44名( 内ビデオ受講5名)
◇第3回 グループワーク研修(2回目) ・日時:平成28年8月27日(土)13: 10- 17: 10 ・場所:大分市コンパルホール
・テーマ:「会議を円滑に進めるためのファシリテーション(基礎)」 ・講師:平山 猛 氏(株式会社トライローグ 代表取締役)
・参加:42名( 内ビデオ受講7名) ◇第4回 グループワーク研修(3回目)
・日時:平成28年9月24日(土)13: 10- 17: 45 ・場所:大分市コンパルホール
・テーマ:「会議を円滑に進めるためのファシリテーション(実践)」 ・講師:平山 猛 氏(株式会社トライローグ 代表取締役)
・参加:42名( 内ビデオ受講10名) ◇第5回 アイデアソン
・日時:平成28年10月22日(土)13: 00- 18: 10 ・場所:Oi t a Co. Lab Lounge
・テーマ:「IT× X ― ○○Techな未来を描く!― 」 ファシリテーター:福嶋 崇 氏
(株式会社ライフコンサル大分 業務統括部次長 兼 チーフアドバイザー) ・参加:42名( 内ビデオ受講11名)
◇第6回 ハッカソン(1回目)
・日時:平成28年11月26日(土)13: 20- 18: 00 ・場所:大分市情報学習センター
・テーマ:「サービス開発事例紹介」
・講師:杉本 慎太郎 氏(株式会社Fusi c 技術開発部門エンジニア) ・ハッカソンテーマ:「I T・I CT利活用で地域や世の中を進化・課題解決!」
ファシリテーター:福嶋 崇 氏
(株式会社ライフコンサル大分 業務統括部次長 兼 チーフアドバイザー) ・参加:42名( 内ビデオ受講16名)
◇第7回 ハッカソン(2回目)
・日時:平成28年11月27日(日)9: 30- 12: 00 ・場所:大分市情報学習センター
・チームテーマ
Aチーム WEB・スマホ経由で香典を振り込むアプリケーションおよび付帯サービスの提供 Bチーム 人には言えない妄想という部分に踏み込みカテゴリーを設け可視化し、比較することで
Cチーム 人々の結婚願望を引き出して昇華させるサービスを、人工知能の活用を検討しつつ実現 ・メンター:杉本 慎太郎 氏(株式会社Fusi c 技術開発部門エンジニア)
ファシリテーター:福嶋 崇 氏
(株式会社ライフコンサル大分 業務統括部次長 兼 チーフアドバイザー) 審査委員:佐藤 和典 氏(有限会社クレエ 代表取締役)
審査委員:宇都宮 良枝 氏(公益財団法人大分県産業創造機構 経営支援課 主査) ・参加:42名( 内ビデオ受講13名)
◇第8回
・日時:平成29年1月28日(土)13: 30- 17: 10 ・場所:ホルトホール大分
・講演1テーマ:「IoT時代の価値デザインと思考力」
・講師:田中 純 氏(株式会社ジェイ・ティー・マネジメント 代表取締役社長) ・講演2テーマ:「VI P(Vent ur e I nnovat i on Passi on)」
・講師:村井 雄司 氏(モバイルクリエイト株式会社 代表取締役社長) ・参加:38名( 内ビデオ受講9名)
◇第9回 トップレベルセミナー
・日時:平成29年3月4日(土)13: 30- 16: 30
・場所:大分県消費生活・男女共同参画プラザ(アイネス)
・テーマ:「デジタルトランスフォーメーション時代のI T人材育成動向 ~I T人材白書より~」 ・講師:片岡 晃氏(独立行政法人情報処理推進機構(I PA)I T人材育成本部I T人材育成企画部長) ・参加:33名( 内ビデオ受講3名)
(5)I CT・データ利活用推進事業(大分県委託事業)
企業内に蓄積されたデータ(ビッグデータ)の利活用は様々な経営課題の解決や新サービスの創出などに つながる可能性があるが、県内中小企業では、その活用に関する知識や理解がまだ不足している状況にある。 このため、その知識・理解不足を解消し、データ分析を基軸とした経営課題の解決や新サービスの創出を図 る企業の創出を目指して、昨年度に引き続きセミナーとグループワークを開催した。
①第1回 グループ研修 (グループ別研修) (1)日時・場所
平成28年5月20日(金)13: 30~17: 30 アイネス小会議室 グループB,F,I 平成28年5月25日(水)13: 30~17: 30 アイネス小会議室 グループA,D,H 平成28年5月27日(金)13: 30~17: 30 アイネス小会議室 グループC,E,G 平成28年6月 2日(木)13: 30~17: 30 なかつ情報プラザ会議室 グループK 平成28年6月 3日(金)13: 30~17: 30 パトリア日田スタジオ2 グループJ (2)参加者:27名
(3)研修概要
講師:広岡 淳二 氏(一般社団法人九州テレコム振興センター KI AI )
➁第2回 グループ研修 (グループ別研修) (1)日時・場所
平成28年6月23日(木)13: 30~17: 30 なかつ情報プラザ会議室 グループK 平成28年6月24日(金)13: 30~17: 30 アイネス小会議室3 グループC,E,F 平成28年6月28日(火)13: 30~17: 30 パトリア日田スタジオ2 グループJ 平成28年6月29日(水)13: 30~17: 30 アイネス小会議室3 グループA,D,H 平成28年6月30日(木)13: 30~17: 30 アイネス小会議室3 グループB,G,I (2)参加者:28名
(3)研修概要
講師:広岡 淳二 氏(一般社団法人九州テレコム振興センター KI AI )
内容:ロジックツリーに基づくアンケート調査票の作成、クロス集計の分析、ソルバーによる目的値 最適化等の研修
③第3回 グループ研修 (グループ別研修) (1)日時・場所
平成28年7月26日(火)13: 30~17: 30 パトリア日田スタジオ2 グループJ 平成28年7月27日(水)13: 30~17: 30 コンパルホール会議室 グループD,H,I 平成28年7月28日(木)13: 30~17: 30 なかつ情報プラザ会議室 グループK 平成28年7月29日(金)13: 30~17: 30 コンパルホール会議室 グループA,C,G 平成28年8月 4日(火)13: 30~17: 30 アイネス小会議室 グループB,E,F (2)参加者:27名
(3)研修概要
講師:広岡 淳二 氏(一般社団法人九州テレコム振興センター KI AI )
内容:データ分析研修のまとめとして、サンプルデータからこれまでに学んだ分析手法を生かして実 際にデータ分析に取り組むグループ演習
④第4回 データ分析レベルアップ研究 グループ研修 (集合研修) (1)日時・場所
平成28年9月2日(火)13: 30~17: 30 ホルトホール大会議室 全グループ (2)当日参加者:142名( 「I oT推進セミナー」として、研修参加登録者以外にも公開) (3)研修概要
a) 講演:「イノベーションを生み出すデータ分析とは
~AIをはじめとした最新のデータ分析事情について~」
講師: 清田陽司 氏 (株式会社ネクストリッテルラボラトリー 主席研究員)
概要:人工知能(AI )をはじめとしたデータ分析のビジネス活用について、日本でも数少ない 人工知能の専門家で人工知能学会編集委員でもある清田氏が紹介
b) 実演
講師:広岡 淳二 氏(一般社団法人九州テレコム振興センター KI AI )
概要:昨年度から実施してきたデータ分析研修について紹介した。また、実際に研修を受けた企業 が自社の分析に挑戦した研修の成果を発表
c) 分析ツール紹介
講師:NECソリューションイノベータ株式会社 九州支社 占部 英太郎 氏 講師:株式会社富士通九州システムサービス 基盤ソリューション本部
BI開発・サポート部 プロジェクト課長 太田 達也 氏 概要:エクセルでは処理できないような分析を行うツールを紹介 d) イノベーション研究紹介
講師:(NPO)大分I T経営推進センター 田邉祐治 氏 概要:I T経営計画書作成研修について紹介
⑤第5回 データ分析レベルアップ研究 (グループ別研修) (1)日時・場所
平成28年10月3日(月)13: 30~17: 30 アイネス小会議室 大分グループ合同 平成28年10月4日(火)13: 30~17: 30 アイネス小会議室 大分グループ合同 平成28年10月6日(木)13: 30~17: 30 なかつ情報プラザ会議室 グループK 平成28年10月7日(金)13: 30~17: 30 アイネス小会議室 大分グループ合同 平成28年10月17日(月)13: 30~17: 30 サンヒルズひた研修室 グループJ (2)参加者:12名
(3)研修概要
講師:広岡 淳二 氏(一般社団法人九州テレコム振興センター KI AI )
内容:自社データ分析のサンプル解説、および自社データ分析に向けて希望の多かった回帰分析や相 関分析の復習を行った。また、データ分析に取り組む際のフレームワークについて研修を行っ た。
⑥第6回 データ分析レベルアップ研究 (グループ別研修) (1)日時・場所
平成28年11月14日(月)13: 30~17: 30 なかつ情報プラザ会議室 グループK 平成28年11月15日(火)13: 30~17: 30 アイネス小会議室 グループC,D,F 平成28年11月16日(水)13: 30~17: 30 アイネス小会議室 グループE,G,I 平成28年11月28日(月)13: 30~17: 30 サンヒルズひた研修室 グループJ 平成28年11月29日(火)13: 30~17: 30 アイネス小会議室 グループA,B,H (2)参加者:19名
(3)研修概要
講師:広岡 淳二 氏(一般社団法人九州テレコム振興センター KI AI )
内容:自社データの分析に際して、これまでの研修で学んだ多変量解析以外にも有効な手段となる、 ABC分析やアソシエーション分析の解説を行った。また、まとめとして具体的なデータ分析によ り実際の課題解決を行う際の様々なポイントについて説明を行った。
(6)未来のI T技術者発見事業委託業務(大分県委託事業)
わち「モノのインターネット」の活用が注目され、普及に向けた取り組みが加速している。
そのような中、急激に増加する各種データを分析・活用し、IT技術を駆使した新商品・新サービスを創 出できる資質を持ったIT技術者の存在は、今後益々重要なものとなることが予想される。
そこで、本業務では、若く感性の育つ時期に、少しでも多くの子どもたちにプログラミングに触れる機会 を与え、プログラミングに対し興味を抱く子どもを増やしていくとともに、すでにプログラミングを学んで いる若しくは興味を抱いている高校生に対しては、交流の場を提供し、共同でアイデアを出し合い形にする 作業に取り組むことで、モチベーションの向上に繋げ、将来、イノベーションを創出することができる次世 代IT人材の育成につなげることを目的に実施した。
①小中学生向けプログラミング教室の開催
大分県内の小中学生を対象に、プログラミング教室を以下のように開催した。 ◯ 対象者
大分県内の小学生(5、6年生)および中学生、20名程度 ◯ 開催時期・場所
【1回目】
期日:H28年7月23日(土)13時~16時
場所:なかつ情報プラザ(中津市下池永83番地の1) 参加:21名
【2回目】
期日:H28年7月24日(日)13時~16時 場所:三余館(佐伯市大手町1丁目2-12) 参加:17名
【3回目】
期日:H28年7月30日(土)(13時~16時) 場所:大分市コンパルホール305会議室 参加:24名
【4回目】
期日:H28年7月31日(日)(13時~16時) 場所:大分市コンパルホール305会議室 参加:24名
◯ 講師
・渡邊 俊之(Webサイト制作/ 運用 HOCORU(ホコル)代表) ・本田克己(株式会社クオックス)
◯ サポーター
地域のI T技術者、プログラミング経験のある大学生、専門学校生や地元の高校生
②高校生向けアイデアソン
◯ 開催期日(2日間通しのプログラム)
第1回 9月17日(土)、18日(日) 10時~17時 (中小企業会館6階大会議室) 第2回 10月8日(土)、 9日(日) 10時~17時 (ホルトホール302,303) ◯ 対象者
・1チーム人数 原則3人~5人。1つの学校から2チーム以上の参加も可能。 ◯ 内容
「I oTで高校生活を楽しく便利にしよう-もし学校にある◯◯がネットにつながったら!(どんなこと に役立つか考え、形にする)」をテーマに、学校から5人以内のチームで参加し、問題解決、アイデア表 現するものを作成し、発表する。
〇メイン講師
・河村奨(リブライズ合同会社・東京) ・小島 勝茂(デザインサテライツ代表・東京) ・スティーブン ヴェルテマ(株式会社Labosu代表)
◯ メンター(ファシリテータ)、技術アドバイザー、サポーター
県内I T企業、県内I T技術者、おおいたI T人材塾塾生および卒塾生、専門学校生、大学生など 〇参加者
第1回 21名 (5校 6チーム 高校1年生9名、2年生9名、3年生3名) 第2回 31名 (7校 9チーム 高校1年生11名、2年生11名、3年生9名)
(7)青少年を守るネット対策事業「高校生I CTカンファレンス」事業(大分県委託事業)
青少年の安全・安心なインターネット利用を促進することを目的に、高校生がネットやスマホの利用につい て、主体的に議論(熟議)する場を開催した。
大分県内の高校生(11校、47名)が参加し、「ネットトラブル!どうする?【予防】と【対策】~トラ ブルに巻き込まれないために、巻き込まれたら~」をテーマに、高校生がグループに分かれて学校の垣根を越 えた活発な議論と発表を行った。グループの議論を促進する役目となるファシリテータや書記役として、大 分県内の大学生・専門学校生を育成し参加させる中で、年齢を越えた青少年のコミュニケーションまた高校 生のインターネット利用に関する現状を把握するとともに、高校生の考え方や本音を聞き、問題点や対策を 発見、今後の取組みに反映させた。
○高校生I CTカンファレンス2016 i n 大分 テーマ:ネットトラブル!どうする?
【予防】と【対策】~トラブルに巻き込まれないために、巻き込まれたら~ 日時:平成28年10月2日(日)10:00~16:00
※熟議(グループワーク)の時間帯 11: 30~12: 00、13: 00~14: 50 ※発表の時間帯 14: 50~16: 00
会場:アイネス・大分県消費生活・男女共同参画プラザ 大会議室 大分市東春日町1番1号 エヌエス大分ビル
参加:121名
・11校47名の高校生が参加
大分県立宇佐産業科学高等学校、大分高等学校、大分県立中津東高等学校、大分県立由布高等学校、 別府溝部学園高等学校、大分県立大分商業高等学校、大分国際情報高等学校、大分県立大分豊府高等 学校、大分県立大分工業高等学校、大分県立大分鶴崎高等学校、大分東明高等学校
・20名の学生ファシリテータ・書記がサポーターとして参加 I VY総合技術工学院、大分大学、日本文理大学
主催:大分県、( 公財) ハイパーネットワーク社会研究所、安心ネットづくり促進協議会、大阪私学教育 情報研究会、( 一社) モバイルコンテンツ審査・運用監視機構、一般財団法人草の根サイバーセキ ュリティ運動全国連合会
(8)大分市情報学習センター指定管理業務(大分市委託事業)
大分市情報学習センターの指定管理者として、市民の皆様が安心・安全に、快適な生活をおくることがで き、さらに学習・文化活動に積極的にいそしむことができるために必要な情報活用を支援する場を提供した。
主な業務は、部屋貸、教室開催、I Tボランティア育成支援、機材・教材貸出、施設・設備の維持管理 など。
①平成28年度取組全体
・センター利用者数 36, 640人
・教室受講者数 3, 865人 73種類教室開催 全626コマ(2時間) ・ITボランティア満足度 4. 41(5段階評価アンケート5点満点)
・ライブラリ貸出 336件 ・まなびのガイド閲覧数 120, 024件
・10月25日( 火) 稙田公民館 シニアネット会員 9人 ・11月18日( 金) 稙田公民館 タブレット教室受講者 30人 ・11月24日( 木) 長浜公民館 小学生保護者 55人 ④各施設(部屋)の年間利用者数と稼働率(開館日の午前・午後・夜間に使われている1日の平均値の積算) ・パソコン研修室 4, 307人 72%
・研修室1 3, 325人 34% ・AVホール 8, 976人 35% ・情報サロン 2, 750人 42% ・研修室2 2, 251人 41% ・マルチメディアルーム 2, 287人 20% ・映像スタジオ 630人 7% ・研修室3(和室) 712人 10% ・その他 4, 887人
⑤I Tボランティア「i の手」育成支援
・I Tボランティア養成講座 6回 133人
・企画会議 13回 206人
・リーダー研修 6回 215人 ・スキルアップアップ研修 3回 40人
・共通研修 1回 24人
・動画配信班研修 8回 25人
・班自主研修 25回 213人
・事前研修 7回 50人 ・人権接遇研修 2回 42人 ・市民教室サポート 66回 236人 ・地区公民館教室 224回 1898人 ・フォローアップ教室 68回 553人 ・HP委員会の運営 17回 467人 ・テキスト編集委員会 6回 53人 ・視察研修 1回 25人 ⑥市民向けイベントの実施
・情学市民フェスタ 8月開催 56人参加 ・情学市民フェスタ 8月開催 44人参加 ・情学市民フェスタ 12月開催 101人参加
(9)県、市町村等に対する情報化支援等業務(県市町村等委託事業)
県内外のさまざまな団体に対する各種研修の支援を行い、情報モラルや情報セキュリティの向上に寄与すると ともに、SNS等のサービスに関する情報提供を行った。
・近畿経済産業局人権啓発セミナー
・大分県人権同和対策課人権入門講座
・大分県教育委員会市町村人権教育推進講座指導者養成スキルアップコース ・大分市職員対象情報セキュリティ研修
・大分市水道局職員対象情報セキュリティ研修 ・大分市児童育成クラブ指導員研修会
・おおいたボランティアNPOセンター基礎講座情報モラル研修 ・大分少年鑑別所情報モラル講習
・大分県社会教育総合センター 情報発信能力向上研修
3-1-2 研究発表の実施
(1)ハイパーネットワークワークショップ2017開催(ハイパーネットワーク・ワークショップ実行委員会) 今回で17回目を迎えたハイパーネットワークワークショップでは、複雑な要因が絡まる地域課題に対し、 地域を構成する市民・企業・教育機関・自治体・NPO等の多様なステークホルダーが、未来志向で「新しい関 係性」と「新しいアイデア」を創出することで解決の糸口を探る「フューチャーセッション」の手法を取り 入れながら、地域の未来について実践的な議論を展開した。
終了後アンケートの感想では、参加者の91%が「満足、やや満足」、9%が「普通」と回答しており、レクチ ャーでのポートランド市の街づくりの取組におおいに刺激を受け、実行計画策定とその発表に達成感、充実 感を持った方が大多数であった。
テーマ:私たちの地域の未来を紡ぐフューチャーセッション 日 時:平成29年 1月13日( 金) 9: 30 ~ 16: 30
会 場:大分県消費生活・男女共同参画プラザ(大分市東春日町) 参加者:66名(内訳:一般参加者55名、講師・来賓4名、スタッフ7名) 主 催:ハイパーネットワークワークショップ実行委員会
- 大分県、西日本電信電話株式会社、日本電気株式会社、富士通株式会社、 (公財)ハイパーネットワーク社会研究所-
協 賛:ネットワンシステムズ株式会社
プログラム
■オープニング 9: 30~ オリエンテーション ■第1部 レクチャー 9: 35~
〇レクチャー① 「プラチナ社会実現に向けた各地域の取り組み」 スピーカー:プラチナ構想ネットワーク 事務局長 保木 純 氏
〇レクチャー② 「地域の持続を創る参加共創型オープンイノベーションプラットフォーム 徳島大学フューチャーセンターA. BA」
スピーカー:徳島大学大学院教授/地域創生センター長 吉田 敦也 氏 ■第2部 フューチャーセッション 11: 00~
ファシリテータ:立命館アジア太平洋大学 准教授 平井 達也 氏 6人1グループにより以下の手順でグループワークを実施した。
・2人1組で相互にインタビューを実施し、メンバーの想いやアイデアを付箋に整理 ③ 理想の地域の姿を描写
・魅力を最大限に発揮している地域の状態をイメージし、グループ内で共有 ・理想の地域の素晴らしさが紹介された2030年の新聞紙面を作成
・理想の地域実現のための活動を考え、参加者全体でグルーピング ④ 理想の地域を実現する行動計画策定
・集まったアイデア(工夫や活動、プロジェクト)を議論し、行動計画として作成 ⑤ 成果発表
・7グループからそれぞれの行動計画を発表
LI NEを利用したイベント紹介、バス自動運転によるエリア拡大、子供から高齢者ま 誰でもいつでも学べるコミュニティベース、教育イノベーション、大分県在住者限 定のサービス、ネットワークづくり(お見合い)、新たなコミュニティづくり ■クロージング 16: 20~
(2)自主事業(普及啓発、研究発表等)
事業の成果を基盤にしながら、今後の新たな事業展開を図るために、より幅広くかつより深い調査研究 および研究会を以下のとおり自主事業として実施した。
①地域I CT研究委員会
自動生成ツールGenexusの活用によるシステム構築及びセキュリティ確保について共同構築、運用の在 り方に関する研究や発表を以下の分科会で実施した。
・サスティナブルシステム分科会
自動生成ツールに関する入門学習、プロトタイプ開発演習等を行った。 ・セキュリティ分科会
地域の中小企業が協同で運営するLSOC( Local Secur i t y Oper at i on Cent er ) 構築を目標として、そ の方法などを調査研究した。
平成28年5月12日から10月5日までに、5回の委員長副委員長会議、大分銀行宗麟館における計4回の研究 会を実施した。
②地域教育・文化・芸術研究委員会
産学官民の連携による、それぞれの強みを活かした人材育成の在り方、可視化についての研究会として、 大分銀行宗麟館において、平成28年5月12日、6月22日の計2回、実施した。
③地域健康・農業・観光研究委員会
3-1-3 地域社会の情報推進
(1)地域コミュニティ情報化推進業務(大分県委託事業)
大分県民がI Tによるゆとりと豊かさを実感できる「情報コミュニティ」を構築するためには、県民のI Tリ テラシーの向上が不可欠である。そこで、I Tリテラシーや情報モラルの向上のための情報拠点として、「情報 コミュニティセンター」を運営するとともに、I Tの最新動向をテーマにしたハイパーフォーラムの開催等の 普及啓発活動を行い、県民の情報リテラシーの向上に寄与することができた。
①情報コミュニティセンター運営管理
県内のNPO団体等が情報コミュニティセンターを利用することにより、またNPO団体のコミュニティを通 して、県民全体のI Tリテラシーの向上、情報モラル、情報セキュリティの習得に繋がるよう大分県と連絡 をとりながら、以下に掲げる業務を行った。
◇コミュニティセンター設備利用者との連絡調整、指導、助言及び利用にかかる技術的支援 ◇コミュニティセンター設備使用に係るユーザ対応業務
②施設の管理
大分県民に広く開放し、パソコンを用いた研修を行うことのできる情報コミュニティルームの運営管理 及びブロードバンドネットワークが利用できる新たな情報機器やインターネットサービスの体験が可能な コーナーの設置、運営管理を行った。
・利用件数331件(延べ利用者4, 554人)
③先進的情報普及活動
大分県民や企業に向けて、情報化関連の最新情報の提供や行政施策のPRを実施した。また、高度情報化 社会に対応しうる県民や企業の育成を図るために、情報施策関係者や地域づくりリーダー等を対象として、 I Tの最新動向や地域情報化の先進的な事例、さらには大分県の情報化に関する現状、今後の展開等をテー マにハイパーフォーラムを開催した。
◇第75回ハイパーフォーラム
・テーマ:『人工知能と人が共存する未来へ~私たちの何が変わるのか、何をすべきか~』 ・日時:平成28年10月7日(金)14: 00- 16: 30
・場所:ホルトホール大分3階 302・303会議室
・講師:森永 聡氏(NEC中央研究所・データサイエンス研究所 主席研究員)
本村 陽一氏(国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター 首席研究員) ・参加:92名
◇第76回ハイパーフォーラム
・テーマ:『災害とICTの利活用 ~東日本大震災、熊本地震の経験と教訓の共有~』 ・日時:平成29年2月8日(水)13: 30- 17: 00
・場所:ソフィアホール(大分第2ソフィアプラザビル2階) ・講師:松岡 祥仁氏
((株)CLOUD- I A 代表取締役/ 熊本県I Tコーディネータ協会 経営コンサルタント) 工藤 英幸氏((株)情報開発研究所 代表取締役)
(ハイパーネットワーク社会研究所 主席研究員/ 多摩大学情報社会学研究所 主任研究員) ・参加:95名
3-2 公2:ハイパーネットワーク社会に関する情報の収集及び提供事業 (1)ネットトラブル防止対策事業委託業務(大分県委託事業)
消費生活相談の中で最も多いとされるのがネットトラブル関連である。情報社会の進展に伴いネットト ラブルも変化・巧妙化しており、相談対応にはさまざまな情報機器やインターネットサービスに関する知 識が求められる。このため、消費生活相談員が、ネットトラブルに関する相談に迅速に対応するためのス キルの向上と、県民に最新の情報を提供しトラブルを未然防止する啓発力の向上を目的に本事業に取り組 んだ。
①ネットトラブルに関する相談スキルの向上 ・相談マニュアルの作成
ワンクリック請求やオンラインショッピング、迷惑メールやフィッシング詐欺など相談事例の具体 的な対応マニュアルを作成し、消費生活相談員に配布し、相談対応への活用を図った。
・消費生活相談員講習会の開催
消費生活相談員がネットトラブルの内容を正確に把握し、適切な対応や専門機関の紹介ができる、 知識向上を目的に、相談マニュアルの説明、パソコン実習、違法・有害情報への対応方法等を内容と する研修を実施した。
第1回講習会
日 時:平成28年11月29日(火) 13: 00~15: 00
場 所:大分市情報学習センター コンピューター研修室(大分市大石町) 参加者:17名
第2回講習会
日 時:平成28年11月29日(火) 13: 00~15: 00
場 所:大分市情報学習センター コンピューター研修室(大分市大石町) 参加者:15名
②ネットトラブル防止に向けた啓発力の向上 ・啓発講座用テキストの作成
消費生活トラブルを未然に防止するため消費生活相談員が開催する啓発講座のためのテキストを 作成、配布した。作成にあたっては、相談マニュアルと同様に、全国での被害状況の把握や専門機 関との連携による最新事例調査、相談員アンケートをふまえ、現場実態に即した内容とした。
( 2) ネットトラブル対応人材育成事業委託業務(大分県委託事業)
情報社会の進展により、新たな情報機器やSNS(ソーシャルネットワークキングサービス) が出現し、 生活のあらゆる場面でICTの利活用が急速に拡大した一方で、ワンクリック詐欺や 架空請求メール、ネ ット上での誹謗中傷や個人情報の漏えいなどの問題が多発している。さらにスマホやゲーム機などを利用し た子どもたちのネット利用はますます普及・低年齢化し、SNS等を利用した不適切な投稿やネットいじめ につながる問題などが大分県内でも起きている。
では対応が困難な状況があるため、子どもたちのネットトラブルに対し、子どもおよび教員からの相談に直 接対応できる窓口を設け、トラブル解決を支援することで、子どもたちが安全・安心にインターネットが利 用できるように対応した。あわせて、子どもたちのネットトラブルに対する今後の指導に役立てるため、教 育関係者を対象にしたセミナーを開催するとともに、県内の小学校から高等学校までの全教員に事例対応レ ポートを配布した。それによりネットトラブルを防ぐために必要な情報モラル・情報セキュリティに関する 知識を習得し、教員が児童・生徒に指導できるようにするとともに、実際にトラブルが発生した際に児童生 徒を支援できる人材育成に寄与した。
①子どもと教員のネットあんしんセンター
・対応時間:14: 00- 18: 00(月曜日、水曜日、金曜日) ・対応方法:電話、LI NE、メール、来客応対
・対応件数:81件(平成28年6月~平成29年3月15日)
②大分県情報モラル教育セミナー開催 ◇大分県情報モラル教育セミナー
・日時:平成29年2月28日(火)13: 30~16: 30 ・場所:大分県教育センター(3階講堂)
・対象:126名(指導主事、生徒指導担当、生活担当、情報担当などの教員)
(3)青少年ネット利用実態調査(大分県委託事業)
青少年の安全・安心なインターネット利用を推進するため、大分県内の青少年及び保護者のネット利用の 実態を把握する本調査を実施した。
調査は、県内の小学校から高等学校までの児童生徒5, 000人とその保護者を対象に行った。対象となる学 校は、地域に偏りがないよう抽出した。
◯ 調査方法
調査票(紙面)による調査を行った。 ◯ 調査期間
平成28年11月上旬~12月上旬 ◯ 調査内容
調査は主に大きく分けて以下のような項目で行った。また対象者に合わせて、質問項目や内容、表現を 調整して調査票を作成した。
(1)子どもたちがネットを利用する機器と内容、環境 (2)子どもたちのネット利用による生活の変化 (3)ネット利用時のトラブルと相談
(4)フィルタリングの利用と家庭でのルール (5)保護者のネット利用の現状
3-3 公3:ハイパーネットワーク社会に関する調査及び研究事業
(1)被災地域情報化推進事業の申請等に係る支援業務の請負(総務省請負事業)
室が主管し、東北総合通信局との連携及び民間企業の協力の下、必要に応じて地域情報化アドバイザー等の 有識者の実績・知見を活用して、被災地域情報化推進事業の申請を計画する自治体の事前調査及び企画を支 援するものである。
具体的には、被災地域の自治体が申請する、平成28年度の被災地域情報化推進事業の申請処理を円滑に進 めるため、これまでに補助事業の交付決定を受けた自治体及び平成28年度に補助事業の申請を検討している 自治体に対し、コンサルティングを通じた課題の把握を行うとともに、着実かつ適正に同事業の申請処理 を行なえるよう助言等の支援を行うものである。
平成28年度は、総務省地方情報化推進室及び東北総合通信局の要請に基づいて、岩手県、宮城県及び福島 県の1市2町に対し、公共施設等整備事業を活用した公共Wi - Fi 整備の企画調整やテレワーク事業のアフター フォローなどの支援を実施した。
(2)中小企業海外展開支援事業-案件化調査-(J I CA委託事業)
事業名称:福祉・保健医療向上に向けたI CT技術を活用した「みまもりシステム」にかかる案件化調査 調査期間:平成28年7月~29年2月
事業概要:
タイの開発課題である高齢化の急激な進行に伴う高齢単身者や要介護者の増加、また病院・施設、在宅 介護におけるスタッフの不足、業務負担の増加に対して、大分県内企業エイビス社の技術・製品である介 護支援ロボット「みまもりシステム」を活用して解決するものである。同システムは、センサーで要介護 者、要看護者の事故に繋がる危険な動きを感知し、介護士、看護師やその家族などに知らせるI CT技術で ある。
今回の調査を通じて期待される効果やその分析、現地での各種折衝等について、当研究所がアドバイザ ーとして調査事業の支援業務を行った。
今後、ODA事業である普及・実証事業により、介護支援ロボット「みまもりシステム」が、介護士・看護 師の負担を軽減することや転倒事故等を未然に防ぐことを実証すること、またサムサコーン県全体の地域 医療システムにおいて、「みまもりシステム」利活用によるLTC(タイ国長期的介護支援制度)の推進をパ イロット事業として位置付け、横展開(全国展開)のための普及を図ることが期待されている。
(3)教育情報化ファシリテーション業務(大分県委託事業)
大分県では教育の情報化を進めるべく、学校現場における情報化の実態を調査し、かつ課題を洗い出し、 具体的な改善策を提示するための「大分県教育情報化推進計画基本構想書」を平成23年3月に作成した。これ を踏まえ、平成23年度から3年間にわたり、情報教育の進歩や情報モラルへの配慮を念頭に置きながら、大分 県教育全体の情報環境を再構築し、より良い環境をつくるために、教育情報化の推進を目的とした大分教育 情報化ファシリテーション業務を受け、取組みを進めてきた。26年度からさらに3年間、これまでの取組みを さらに継続していくよう、本業務を受託した。主な取組は以下のとおりである。
①教育の情報化全般を目的として、情報社会における網羅的な活動を実施し、情報化を推進するための方 向性および体制を構築。
②体制の構築にあたっては、教育委員会や教育情報化コンシェルジュ、各学校における情報化担当教職員 と連携及び協働し、情報化推進業務のための円滑な運営を実施。
・情報化推進班を中心に、進捗状況について確認。
③ヒューマンネットワークを活用することで、各教育委員会及び学校との協働を実質的に図ること。 ・FacebookなどのSNSを活用し、教育委員会や学校の情報を公開、共有。
④客観的視点を取り入れるための研究会や、教育関係の有識者との意見交換会を実施すること。 ・教育情報化カンファレンスの開催、その他、情報化推進班内で実施する研修等の講師検討。 ⑤情報モラル及び情報セキュリティに関する意識啓発
・情報モラルの出前授業内容について助言。 ・ネットトラブル対策人材育成事業について助言。
・大分県教育委員会の情報セキュリティポリシーおよび対策基準、実施手順書の策定支援 ⑥情報教育及び教科指導に関する取組み
・高校教育課との連携した高校生I CTカンファレンスの開催。
(4)教育情報化カンファレンス等運営業務(大分県委託事業)
「I oT」「ビックデータ」「人工知能(AI )」などの活用がさらに進む未来社会の中で、子供たち一人一人 が自らの可能性を最大限に発揮し、よりよい社会、豊かな人生を創り出していくにはどのような力が求めら れ、どのような教育が必要となるのだろうか。
大分県教育委員会は平成24年度から、「未来に生きる子どもたちに必要な情報活用能力を考える」をテーマ に、教育情報化カンファレンスを年に1回開催している。県内外の教職員や教育委員会、企業、保護者など教 育 関係者が一堂に会し、有識者による講演、先進校の事例発表、県内学校の実践報告等を共有しながら、 「大分県の教育情報化はどうあるべきか」を考える場である。今回は平成28年8月18日に大分市のホルトホー ルで開催し、211名が参加した。
日 時:平成28年8月18日( 木) 13: 00~17: 00 会 場:ホルトホール大分 3階大会議室
講 師:放送大学 教養学部 教授 辰己 丈夫
京都教育大学附属桃山小学校 教諭 木村 明憲 大分県立盲学校 教諭 阿倍 智樹
国東市立安岐小学校 教諭 梶原 八千代 大分県立日田高等学校 教諭 池 恩燮 臼杵市立東中学校
大分県立大分雄城台高等学校3年
(5)自主事業(調査研究事業)
・日田もりビジョン情報化勉強会
九州大学、日田市、大分県西部振興局、日田地区原木市場協同組合、日田木材協同組合、日田市森林 組合、( 株) トライウッド、( 株) 日立ソリューションズ東日本等と連携し、日田の森林・林業・木材産 業振興に寄与するI oTプロジェクト導入の可能性について、28年度は計3回の検討会を実施した。 ・2015年度研究報告書の発行
・情報モラル・セキュリティに関する調査研究 ・地域セキュリティ研究
・地域サスティナブルシステム研究 ・地域産学連携人材育成研究
・地域ネットワーク型芸術・文化・科学研修 ・地域環境・エネルギー学習型観光研究 ・ネットワーク型地方創生研究
3-4 収:収益事業
(1)ソーシャルファブの普及が企業・産業・社会に与える影響についての調査研究委託業務
(企業からの委託事業) 3Dプリンターやレーザーカッター等のデジタル工作機械を備えた施設、ファブラボ等を拠点に、自由にモ ノづくりを行う活動=「ソーシャルファブ」は、わが国では2011年頃から始まり、近年広範に普及している。 この調査は、ソーシャルファブの普及が社会や産業界全体に与える影響、その結果としての産業構造の変 化に関する考察を通して、特に通信事業の今後の在り方や必要な準備、対応の知見を得ることを目的に、複 数年に亘り実施しているものである。
今年度は、わが国でもAI やI oTを起爆剤とする「第4次産業革命」および「シンギュラリティ」などへの関 心が高まったことをふまえ、「ソーシャルファブ」を軸に、「オープン・イノベーション」、「AI 」および I oT」をテーマに加えて調査を実施した。
オープン・イノベーションにAI 、I oTが合流する潮流は、特にモビリティ分野にその典型例、応用例が顕著 に存在することに着目し、クルマをオープンソースの手法で製造・販売・提供するビジネスモデルを着想し て起業し、ルノー・グループおよびARM社というビッグプレイヤーと協働してPOMという斬新なプラットフォ ームを発表・提供するに至ったOSVehi cl e社の事例等を調査した。
また、AI およびI oTについて、社会全体としてどのような展開、影響が起きていくのかを調査した。資料の 解析や有識者インタビューに加えて、今回はあらたに補完材料としてオンライン・アンケートを実施した。 具体的には、AI ではいわゆる「シンギュラリティ」をどうみるか、I oTではどの分野にどう期待するかなどを 調べ、全体としては事前の想定以上に楽観的で、高い期待をもつ人が多いことが把握できた。
(2)企業等に対する情報化支援等業務(企業委託事業)
企業等に対する各種研修の支援を行い、情報モラルや情報セキュリティの向上に寄与した。 ・大分銀行 情報モラルおよび情報セキュリティ各種支援業務
・九州電力大分支社 コンプライアンス講演会開催