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つくば市文化財保護審議会

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Academic year: 2018

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(1)

会議の名称 文化財保護審議会

開催日時 平成26年8月4日 開会 9:30 閉会11:15

開催場所 つくば市庁舎6階委員会室

事務局(担当課) 教育委員会事務局文化財課

委員 藤川昌樹,田 中ひとみ, 毛塚裕之,斉 藤茂,徳丸亞木,

中山静郎,中村幸雄,根本智,橋本喜美子,古川郁子

その他

事務局 柿沼教育委員 会教育長, 山本文化財課 長,大久保同補佐,

石橋同係長,広瀬同主査

公開・非公開の別 ■ 公開 □ 非公開 □ 一部公開 傍聴者数 なし

非公開の場合はそ

の理由

議題 (1)平成25年度の文化財施策・事業概要報告

(2)平成26年度の文化財施策・事業概要説明

(3)その他

会 議 録 署 確定年月日 平成 年 月 日

名人

1 開会・挨拶

2 任命状交付

3 会長,副会長の選任

4 議 事

(1)平成25年度の文化財施策・事業概要報告

副会長:修復した仏像は神社の祠内に安置されていますが,無人で人目のない

(2)

事務局:盗難の恐れがあるため,像の所在は公開していません。修復した時に

地元の方がTV局を呼んでの周知を考えていたのですが,文化財課では文化

財保護関係者等と相談し,盗難等が多いので残念なものの広く公開すること

はむしろ控えるよう助言しました。しかし市の方で祠に対して防犯等の支援

をしていないのも現状としてあります。

事務局:数年前に刊行したガイドブック『つくばの文化財』でも,個人保管や

地区所有の物件は載せてませんでした。課題ではあると考えます。

会 長:地区の公民館に置いているとか,全体的に同じような問題があるとす

れば費用をつけるということも重要でしょう。

委 員:将来的には,一般公開や保管といったことは文化財展示施設等で行い,

地元にはレプリカを置くという方法もあるのではないでしょうか。。

委 員:茨城県は文化財への関心が薄いし,県の魅力度が最下位。10年後,20

年後を考えて,地域の資源の保存と活用を,高額な予算をつけなくても少し

ずつでいいから進めていって欲しいです。

事務局:計画的に考えたいと思います。

事務局:仮に囲い等が無い祠に鍵をつけたとしても,盗もうと思えば祠を壊し

て持って行かれてしまいますし,レプリカを置くには地元の方が御神体のい

ない神社をどう感じるかを思うと,バランスが難しいです。

会 長:壁を壊してしまえばどうにでもなってしまうので,鍵だけではなく,

警報機や監視カメラも必要かもしれないですね。

委 員:多くの人に関心を持ってもらうことが地域の盛り上がりにつながるの

で,公開できるような対策を考えて欲しいです。

事務局:方法はともかくとして,地元の方にどう考えていますかと投げかける

ことは検討したいです。

会 長:震災の際に折れた大塚家住宅の‘ せがい’ はどうなりましたか。

(3)

委 員:文化財講座の内容はどういったものでしょうか。

事務局:毎年行っている古文書の読解講座です。

委 員:ぜひ来年度以降,小田城の文化財ガイド養成講座を入れてください。

受けたいという方が多いんです。

事務局:平成28年度開園予定なので,いろいろ考えていかなければならないと

考えています。

委 員:最近,戦国武将のゲームで小田氏治は人気があるようで,絶対勝てな

い武将とか,でも生き延びたとか,話題になっているみたい。見学者も多い

ので,開園までに早めに説明できるようにしたいです。

事務局:氏治にはフェニックスという話もあるらしいです。

副会長:養成講座は3年間で80名程度が講座を受けて30名程がガイドとして登

録というように,受講者の母数を大きくしていかないといけません。内容も

詳しい方向けと初心者向けと分けたほうがいいと思います。

委 員:小田城跡の内容だけでなく,接客マナーやガイドのノウハウみたいな

ものもあればいい。大人向けとか小学生5・6年生向けのようにターゲット

を分けてガイドができると良いですね。

副会長:出土文化財管理センターの来館者数は少なく,知らない人も多いです。

積極的に宣伝して多くの人が来ると困る様な事情があるのでしょうか。

事務局:困ることはありませんが,収蔵庫+整理場所としての役割りが大きい

施設です。整理作業の人が受付を兼ねられる平日を開館し,土日に開館して

いないことも来館者数が少ない原因かと思います。

副会長:公開を平沢官衙や小田城でも案内すればいいのではないでしょうか。

またセンターの入口にも案内が必要と思います。

委 員:平沢官衙遺跡案内所ではセンターを案内していますね。

事務局:ホームページ等や市の刊行物で案内しているのですが,現状での周知

(4)

会 長:文化財課の体制は何人でしたっけ。業務が多く増員した方がいいので

はないでしょうか。

事務局:現在6人で,保存係が3人,活用係が係長兼務の課長補佐含めて2人

となっています。増員要望はしているものの,行政のスリム化や定員の関係

から簡単ではないです。一方で開発対応を始め業務が増えているため,広く

浅くやらざるを得ないところもあります。小田城跡の整備事業が終われば少

し変わるかもしれませんが,計画性はないです。

委 員:つくば市は合併で大きくなり,開発もまだ多い土地です。開発がほぼ

終わった土浦と事情も違いますが,土浦の場合は文化財愛好会のような団体

があって,調査等をバックアップしてしてくれています。つくば市でもこの

ようなものがあると良いのではないでしょうか。

事務局:ボランティアガイドの構想は20年くらい前からあることはあります。

バックアップしてくれる方々がいればいいなとは思うんですが。

委 員:ボランティアの窓口があれば良いですね。

会 長:体制強化について,審議会から市に申し出をするのは有効でしょうか。

事務局:一概には言えませんが,市民アンケート等を見ても文化財への関心は

あまり高くなく,その中で課として6人の配置があるのは恵まれている方か

と感じています。つくば市より多いのは土浦市位ですから。ただし,関心が

高まってくれればボランティア組織も作りやすいとは思います。

委 員:関心が高い人も多いです。そういう人たちの希望に応えて,協力もし

てもらえるようにしてください。

事務局:体制の問題と関連して,博物館をどうするか考えなければと思ってい

ます。現在の展示施設は分散しているので,ネットワークをどうするかとか,

統廃合を含めて考えていくことにもなります。

会 長:つくば市もマスタープランの策定を考える時期だと思います。その中

(5)

委 員:ジオパークと連携の点でも,博物館は必要だと思います。。

副会長:駅から歩いて行ける場所に,市を紹介して魅力を発信できる施設とし

ての総合博物館があったら良いですね。

(2)平成26年度主要事業計画概要

会 長:各事業の中・長期的なビジョンを,お金がかからない範囲で考えてお

いた方がいいのではないでしょうか。

事務局:課内で多少は検討しているんですが。

副会長:ボランティアやガイドの養成については土浦市での取り組みを調べて

みたらどうですか。

委 員:宝篋山のボランティアは地元でない方も多く加わっていて,地元の人

に波及しています。多くの人を受け入れやすいようにして欲しいです。

会 長:国史跡や重文を核に街づくりを行う歴史まちづくり法を活用すれば,

文化庁だけではなく国交省のお金も利用できるようになります。ただ,市側

で計画を立てなければならないのですが。古代の官衙跡が二つもある市町村

は少ないのではないでしょうか。

事務局:広域合併により,官衙跡が2つある市町村は福島県いわき市,埼玉県

深谷市等がありますが,国指定が2つはつくば市だけのはずです。ただし,

歴まち法で計画するには,平沢官衙と金田官衙では離れすぎています。北条

での検討があった際も,北条の建物と平沢官衙では距離があり過ぎるという

意見もありました。

会 長:北条の場合はむしろ時期の差が問題で,ストーリーをうまく作る必要

があるでしょう。協力できることがあれば協力します。

事務局:色々な補助金があり,利用できるものは利用したいと考えています。

また,課だけでできない部分もあり,委員の先生方にこれまでも調査等で協

(6)

委 員:小田城跡では子どもたちに関心を持たせるようなフィールドワークの

体験ができたらいいと思います。学校でも総合的な学習の時間はありますが,

危なかったりで,なかなかできないでいます。

委 員:小田城跡で子どもたちに現地でゲームとリンクする風景を感じてもら

えたらいいですね。

副会長:子供たちを対象にクイズ形式で基礎知識が得られるものを作ってみる

と,大人も喜んでやっています。

委 員:土浦では文化財についての子ども発表会をやっていて,子どもたちに

研究レポートを出してもらい教育委員会で審査しています。ちなみに,土浦

の文化財愛護会は,お宝を持つ旦那衆が集まって組織されたのが始まりです。

事務局:つくば市の場合,今は文化財を残すこと,ハードづくりをやっている

段階で,今後が活用への過渡期として御理解いいただけたらありがたいです。

(3)その他

特に無し。

(7)

会議の名称 文化財保護審議会(第2回)

開催日時 平成26年12月11日 開会13:00 閉会14:30

開催場所 筑波交流センター学習室

事務局(担当課) 教育委員会事務局文化財課

委員 斉藤茂,田中ひとみ,中村幸雄,橋本喜美子,中山静郎,

出 藤川昌樹,古川郁子

者 その他

事務局 山本文化財課長,広瀬同主査,飯塚同主事

公開・非公開の別 ■ 公開 □ 非公開 □ 一部公開 傍聴者数 0名

非公開の場合はそ

の理由

議題 ①国史跡小田城跡保存整備事業について

②文化財保存活用事業について

会議録署名人 確定年月日 平成 年 月 日

1 開会・挨拶

会 2 議 事

議 (1)会議

次 ①国史跡小田城跡保存整備事業について

第 ②文化財保存活用事業について

(2)その他

(8)

<審議内容>

(1)会議

事務局:配布資料に基づき説明。

以下,主な意見

①国史跡小田城跡保存整備事業について

(ア)復元整備

会 長:案内所展示室の壁際にある液晶モニターの役割は何ですか。

事務局:人物の肖像画等を写すつもりです。人物と言っても,治久と言われ

ている物・政治・氏治の3人くらいしか分かりませんが。

会 長:ボタンを押すと画像が出てくるような仕組みですか。

事務局:そんな感じです。

会 長:作った当初は目新しくても段々飽きてくるので,シンプルなものに

しておいて変更が出来るようにしておくと良いと思います。

事務局:100㎡と小さいとは言え,本格的な展示施設は市の文化財部局では初

めてなので悩ましいことが多いです。

副会長:常設展示となるのですか。

事務局:この展示室は基本的にそうなりますが,なるべく多くの部分で展示

替えができるようにしたいです。この図の左側の学習室が展示室も兼ねて

企画展等を開けるので,変化はこちらの方で出せると考えています。

副会長:古くなったり,壊れたりもありますからね。

委 員:展示ケースで何を情報として出すかを見極め,作りはフレキシブル

なのが良いでしょう。

また,床にある大きな現在の航空写真は大人が興味を見せそうですが,

(9)

事務局:江戸時代の絵図がいくつか残っており,現状と対比したいと考えて

います。具体的には写真の方に堀や土塁とか地名を入れ,絵図は写真脇の

復元模型の縁の部分にタッチパネルを置き,その中で紹介するとか,重ね

るとかいった方法でリンクさせるつもりです。

委 員:戦国時代がブームらしいですが,この展示案は子ども達の気持ちを

つかんでるように感じました。素人考えで専門家は違うかも知れませんが,

良い展示と思います。案内所でこれを見て外の復元公園部分に行って楽し

むということが期待できる流れになって欲しいです。

委 員:史料としては,孝朝の大きな花押が押された書状や堀が埋められた

直後に近い元禄3年(1690)の絵図がある程度ですかね。

事務局:そういう状況ですから,出土品がメインにならざるを得ません。

(イ)発掘調査

会 長:障子堀跡の高低差とは障子の畝の上と下どちらですか。

事務局:畝の上は同じ標高で,堀底が違います。

会 長:堅さによって深さを変えたとかあるのでしょうか。

事務局:ありうると思います。掘る地点によって地山にも差があります。

委 員:新たに発見された土塁は,櫓台かもしれないとのことですが,その

北側は南西馬出を囲む堀跡まで続くのですか,途切れるのですか。

事務局:途切れると想定されますが,調査した場所が攪乱で荒らされていて

ハッキリしないので,追加調査を予定しています。堀跡まで続くとしたら

どこかで土塁が切れる筈なので,それがどこになるかが問題です。

委 員:櫓台となって建物跡が見つかると面白いし,時代がいつになるかも

興味深いですね。

事務局:残念ながら,高い上の部分が削平されているので分からないです。

(10)

事務局:本丸の南側に,南西馬出・この曲輪・さらに小さい曲輪と続く三重

構造になるので,櫓台があっても不思議でないと思います。

会 長:この曲輪のあるⅤ曲輪は増築の可能性もあるのですか。

事務局:本丸より離れる周辺部のためか出土物が少なく時代判定は難しいの

ですが,この曲輪の東端にある作り直しの土塁のうち古い方が16世紀初め

になりそうなので,16世紀中頃かもしれません。

事務局:保存が基本の史跡の調査では,遺構面が複数あれば,上の面から下

の面へ掘り下げる際に,上の面をなるべく残して階段のように下に行くに

つれて狭くしながら掘っていかなければなりません。そういう調査方法の

限界がある上,上層も下層も複雑で,さらに狭くなっていくから出土物も

あまり無い,ということで本当に難しい調査です。

②文化財保存活用事業について

副会長:環境省自然保護局の調査で全国に6万8千本の巨樹・巨木があると

なっているんですが,茨城県は非常に少なく,つくば市はゼロ。ちなみに,

巨樹・巨木とは地上から130c mの高さ,胸高での幹廻りが3m以上の樹木を

指します。ただし,細い樹種の場合は,例えばニッケイなら2m,ゴヨウ

マツなら1mということもあります。

先程の環境省の調査では少ないものの,県内の自治体では写真集も案外

出ていますが,これもつくば市には無い。市の文化財課が行うことにより,

そういう巨樹・巨木を大事にしようという機運が出て高まれば良いと思い

ます。でも,個人の所有も多いので,市民の木とか文化財指定等に向かう

となると面倒がるのか協力を得にくいケースもあるようです。

委 員:まずリストアップし調査することが先決です。文化財指定は,大き

ければとかとは違う次元で検討するので,指定等は調査した次の段階で考

(11)

数 人:残すのは難しいということは良く聞きますね。

事務局:環境省の調査でつくば市の巨樹・巨木はゼロということですが,恐

らく市では文化財部局でなく環境部局にきた調査ではないかと思います。

文化財として天然記念物となる樹木と巨樹・巨木は違うと考えますし,市

の『環境基本計画』では巨樹・巨木は環境部局が調査することになってい

ま す 。 た だ し , あ ち ら は 個 別 的 な 環 境保 護 よ り も 全 体 的 なC O2削 減 等 と

いった環境保護に手一杯でしょうから,天然記念物という文化財の種類に

樹木があるのだし,その把握は重用ですのでこちらで実施することにしま

した。

会 長:登録文化財は指定より劣るとかランクが下とかは言わない方が良い

と思います。

建造物登録文化財の田村家は昭和の建築ではなかったのでしょうか。

事務局:一部の建物の登記簿が大正時代の物もありまして。

会 長:調査は誰が行ったのですか。

事務局:建造物調査の専門家です。

会 長:わかりました。

(2)その他

特に無し

参照

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