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x 以降でのラウンドロビンマルチパス機構の構成 —FC

ドキュメント内 HPE 3PAR VMware ESX/ESXi 実装ガイド (ページ 42-55)

ESX 4.0以降では、HPE 3PAR StoreServストレージなどのアクティブ/アクティブなストレージアレイに

対して、VMwareはラウンドロビンI/Oパスポリシーをサポートしています。ラウンドロビンI/Oパスポ

リシーは、ESX 4.0以降ではよく使用される構成ですが、HPE 3PARデバイスでは、デフォルトでは有効 になっていません。

42 ESX 4.x以降でのラウンドロビンマルチパス機構の構成—FC

注意:

ESXi 5.5以前のホストでRDM共有LUNを使用してWindows Server 2012またはWindows Server 2008 VM Clusterを実行している場合は、これらの特定RDM LUNをラウンドロビンポリシ ーから固定または最近の使用パスポリシーに個別に変更してください。

2: ラウンドロビンに設定されたLUN(43ページ)は、FC構成からの出力であり、ラウンドロビン

(VMware)が設定されているパスを持つLUNを示しています。

注記:

各パスのステータスが有効(I/O)と表示されていることに注意してください。iSCSI構成でのパス のステータスも同様になります。

2: ラウンドロビンに設定されたLUN

ポリシーは各LUNごとに指定する必要があり、新しいデバイスが追加されるたびに更新する必要がある ため、大きなネットワークでは、vSphere Client GUIを介してラウンドロビンI/Oパスポリシースキーム を管理するのは面倒であり、維持は困難です。代わりにVMwareは、サーバー管理者がESX CLI、vCLI、

またはvSphere Management Assistant(vMA)コマンドを使用して、ネイティブのESX/ESXiストレー ジプラグインのセット内に定義されたパラメーターにより、ストレージデバイスのI/Oパスポリシーをホ ストごとのベースで管理できる方法を提供しています。

VMwareのネイティブマルチパス機構には次の2つの重要なプラグインがあります。

• Storage Array Type Plug-in(SATP) - パスのフェイルオーバーを処理し、パスの状態を監視します。

• Path-selection Plug-in(PSP) - 特定の論理デバイス用のI/O要求の最良のパスと経路を選択します。

つまりパスのポリシーを定義します。

ESX/ESXiホストで使用されるべきStorage Array Type Plug-in(SATP)は、HPE 3PARアレイのHost Personaに関連しています。

FC接続でのホストの構成 43

• HPE 3PAR host Generic-Legacy Persona 6がESX/ESXiホストで使用されているHost Personaで ある場合、SATP VMW_SATP_DEFAULT_AAを使用します。

• HPE 3PAR host VMware Persona 11がESX/ESXiホストで使用されているHost Personaである場 合、SATP VMW_SATP_ALUAを使用します。

ESX/ESXi 4.0のバージョン(4.0 GAから、すべての4.0 Update)の場合、ストレージデバイスに対して ラウンドロビンI/Oパスポリシーが自動的に適用されるようにするには、デフォルトのSATPルールを編 集する必要があります。

ESX/ESXi 4.1から、デフォルトのSATPルールを変更せずに、SATP/PSPを特定のベンダーの対象とす

るカスタムのSATPルールを追加で作成できるようになりました。カスタムのSATPを使用して、ストレ ージデバイスに対してラウンドロビンI/Oパスポリシーが自動的に適用されるようにできます。

SATP PSP による、ESX/ESXi マルチパスのラウンドロビン用構成

PSPラウンドロビン構成の一部として、IOPS値を指定することができます。IOPSは、ラウンドロビン パス選択方式でのパスの変更時に、各パスに対してスケジュールされているIO操作の数です。デフォル トのIOPS値は1000です。Hewlett Packard Enterpriseでは、初期値、およびPSPラウンドロビンでIO スループットの最適化をさらに行う場合の開始点としては、IOPS=1をお勧めします。ESX/ESXi 4.0バー ジョンを除き、SATPカスタムルール内でIOPS値を設定することをお勧めします。

注意:

VMwareは、esx.confファイルを編集しないよう、特に警告しています。

44 SATP PSPによる、ESX/ESXiマルチパスのラウンドロビン用構成

注記:

• IOPs = 1の設定は、新しい推奨初期値として、テクニカルホワイトペーパーHPE 3PAR StoreServ Storage and VMware vSphere 6 Best Practice(Hewlett Packard Enterpriseドキュメ

ント番号4AA4-3286ENW)に記載されています。さまざまなワークロードの需要に応じて、こ

の値を変更してください。

• SATPルールの変更は、vSphere GUIで行うことはできません。

• ESX CLIコマンドでSATPルールを変更すると、esx.confファイルに設定されます。

• カスタムSATPルールは、既存のSATPデフォルトルールのパラメーターを変更または再定義す る追加のSATPルールであり、影響を受けるターゲットデバイスを定義し、一意のカスタムルー ル名が付けられます。

• カスタムSATPルールを変更または編集することはできません。カスタムSATPルールを削除 してから、カスタムルールのパラメーターに変更を追加した新しいものを作成しなければなりま せん。

• SATPおよびPSPの作成、変更、追加、または削除は、それ以後に提示された新しいデバイスす

べてで、サーバーを再起動することなく、有効となります。

• 既存のデバイスまたは以前に提示されたデバイスでSATPルールの作成、変更、追加、または削 除を有効にするには、ホストを再起動する必要があります。

• vCenter ServerまたはESX CLIコマンドから行った個々のデバイスベースでのパスポリシー変

更は、SATPルールで定義されているPSPパスポリシーよりも優先します。このため、個々のデ バイスへのパスポリシー変更は、ホストを再起動しても維持されます。

• SATPのVMW_SATP_DEFAULT_AAルールに対して有効なPSPは次のとおりです。

◦ VMW_PSP_RR

◦ VMW_PSP_FIXED

◦ VMW_PSP_MRU

VMW_PSP_RRをお勧めします。

• SATPのVMW_SATP_ALUAルールに対して有効なPSPは次のとおりです。

◦ VMW_PSP_RR

◦ VMW_PSP_MRU

VMW_PSP_FIXEDは、ALUA SATPルール内で定義する正しいPSPではありません。

VMW_PSP_RRをお勧めします。

HPE 3PAR host Generic-Legacy Persona 6からhost VMware Persona 11またはその逆への変更を行う には、以下の事項に注意してください。

• host Generic-Legacy Persona 6からhost VMware Persona 11へ、またはhost VMware Persona 11 からhost Generic-Legacy Persona 6へ変更する場合、HPE 3PAR OSでは、影響を受けるアレイポー トがオフラインであるか、またはHost Personaが変更されるホストが接続解除されている必要があり ます。

• カスタムSATP内で対象とされ、そのルールによって要求される既存のデバイスの場合、ESX/ESXi OSではホストの再起動が必要です。

Hewlett Packard Enterprise では、host Generic-Legacy Persona 6からhost VMware Persona 11へ、

またはhost persona VMware Persona 11からhost Generic-Legacy Persona 6へ変更するには、以下 の手順を使用することをお勧めします。

1. すべてのホストI/Oを停止し、必要なSATP変更(カスタムSATPルールの作成や、デフォルトの SATPルールのPSPデフォルトの変更)を、ESX/ESXiホストに適用します。

2. ホストをシャットダウンします。

3. アレイ上のHost Personaを変更します。

4. ホストを起動します。

5. ターゲットデバイスが、SATPルールから要求されていることを確認します。

ESX/ESXi 4.0 GA~4.0 MUxの場合:

FC接続でのホストの構成 45

注記:

• ESX 4.0 GA~4.0 MUxはカスタムSATPルールをサポートしていますが、カスタムルール内に

PSP(パスポリシー)を設定する-Pオプションはサポートされていません。PSPは、デフォル

トSATPルール内で定義しなければなりません。

• ESX 4.0 GA~4.0 MUxには、iopsをデフォルトの1000(iops = 1000)から変更してはなら ないという、既知の問題があります。iops値を変更すると、ホストの次回の再起動時にiops に対して不正な値が取り込まれ、iopsは予期しない値となります。

• ALUAに対してカスタムルールが作成されていない場合、アレイHost Personaが11/VMware

(ALUA準拠アレイポートプレゼンテーション)であっても、VMW_SATP_DEFAULT_AA SATPル ールはHPE 3PAR data VVを要求します。

host Generic-Legacy Persona 6(アクティブ-アクティブアレイポートプレゼンテーション)とともに使 用するHPE 3PAR SATPルール:

「カスタム」SATPルールは使用されません。PSP(パスポリシー)は、デフォルトのアクティブ-アクテ ィブSATPルール上で変更されます。VMW_SATP_DEFAULT_AAのデフォルトのマルチパスポリシーは、

VMW_PSP_FIXED(固定パス)です。デフォルトは、ラウンドロビンの優先PSP(パスポリシー)に変更 されます。

# esxcli nmp satp setdefaultpsp -s VMW_SATP_DEFAULT_AA -P VMW_PSP_RR

host VMware Persona 11(ALUA準拠アレイポートプレゼンテーション)とともに使用するHPE 3PAR SATPルール:

# esxcli nmp satp setdefaultpsp -s VMW_SATP_ALUA -P VMW_PSP_RR

# esxcli nmp satp addrule -s "VMW_SATP_ALUA" -c "tpgs_on" -V "3pardata" -M

"VV" -e "HP 3PAR Custom iSCSI/FC/FCoE ALUA Rule"

上記のALUAカスタムSATPルールを削除するには、次のコマンドを実行します。

# esxcli nmp satp deleterule s "VMW_SATP_ALUA" c "tpgs_on" V "3pardata" -M "VV" -e "HP 3PAR Custom iSCSI/FC/FCoE ALUA Rule"

46 FC接続でのホストの構成

注意:

デフォルトのSATPルールを変更して、ラウンドロビンI/Oマルチパス機構ポリシーを使用するた めの手順は、HPE 3PAR StoreServストレージLUNを使用するVMwareホストに対してのみ適用可 能です。ホストが他のベンダーからのストレージを共有している場合は、I/Oポリシーを変更する前 に、デフォルトのルールの変更がストレージ環境全体に及ぼす影響を考慮してください。

あるSATPのデフォルトPSPを変更すると、同じデフォルトSATPルールを使用するすべてのスト レージデバイス(FC、FCoE、iSCSI)に影響があります。ホストが複数のストレージベンダーおよ

びHPE 3PAR StoreServストレージを共有していて、接続されている他のストレージが、

VMW_SATP_DEFAULT_AAまたはVMW_DEFAULT_ALUAなどの同じSATPルールを使用するアクテ ィブ/アクティブラウンドロビンマルチパス機構をサポートしていない場合、そのマルチパス機構に も影響があります。

他のストレージが自身のSATPとは異なるSATPを使用する場合、SATP

VMW_SATP_DEFAULT_AAのマッピングをVMW_PSP_RRに変更し、ラウンドロビンマルチパス

機構を利用できるようにする必要があります。esxcli nmp device listコマンドまたは esxcli nmp device list -d <device id>コマンドを使用して、ESX 4.0で特定のデバイス

のSATP-PSPの対応を確認してください。

たとえば、HPE 3PAR StoreServストレージとストレージXが、VMW_SATP_DEFAULT_AAを使用す る同じホストに接続されている場合に、ストレージXが自身用のSATPを持っていないときは、ス トレージXがラウンドロビンマルチパス機構をサポートしていないと問題が発生することがありま

す。HPE 3PAR StoreServストレージとストレージYが同じホストを共有している場合に、ストレ

ージYが自身用のSATP VMW_SATP_Yを持っており、Hewlett Packard Enterpriseは VMW_SATP_DEFAULT_AAを使用するときは、競合は発生せず、変更は可能です。

ESX/ESXi 4.1 GA~4.1 MUxの場合:

host Generic-Legacy Persona 6(アクティブ-アクティブアレイポートプレゼンテーション)とともに使 用するHPE 3PARカスタムSATPルール:

# esxcli nmp satp addrule -s "VMW_SATP_DEFAULT_AA" -P "VMW_PSP_RR" -O

iops=1 -c "tpgs_off" -V "3pardata" -M "VV" -e "HP 3PAR Custom iSCSI/FC/FCoE Rule"

アクティブ-アクティブカスタムSATPルールを削除するには、次のコマンドを実行します。

# esxcli nmp satp deleterule -s "VMW_SATP_DEFAULT_AA" -P "VMW_PSP_RR" -O iops=1 -c "tpgs_off" -V "3pardata" -M "VV" -e "HP 3PAR Custom iSCSI/FC/FCoE Rule"

host VMware Persona 11ALUA準拠アレイポートプレゼンテーション)とともに使用するHPE 3PAR カスタムSATPルール:

# esxcli nmp satp addrule -s "VMW_SATP_ALUA" -P "VMW_PSP_RR" -O iops=1 -c

"tpgs_on" -V "3pardata" -M "VV" -e "HP 3PAR Custom iSCSI/FC/FCoE ALUA Rule"

上記のALUAカスタムSATPルールを削除するには、次のコマンドを実行します。

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ドキュメント内 HPE 3PAR VMware ESX/ESXi 実装ガイド (ページ 42-55)

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