手順
1. 構成タブおよびネットワークタブから、先にiSCSIネットワーク用に作成した、VMkernelポートに関 連付けられたvSwitchのプロパティをクリックします。vSwitch1のプロパティダイアログボックスが 次のように表示されます。
76 ESX 4.xのiSCSIストレージでのサービスコンソール接続の構成
2. 追加をクリックします。
3. VMkernelのラジオボタンを選択して、ホスト管理通信のサポートを追加します。
iSCSI接続でのホストの構成 77
4. 次へをクリックします。
5. iSCSIソフトウェアイニシエーターとの通信に使用するサービスコンソールのネットワークラベルと
IPアドレスを入力します。このIPアドレスはiSCSIと同じサブネット内にある必要があります。
6. 次へをクリックします。入力した変更/追加内容を示すウィンドウが表示されます。
7. 完了をクリックします。
8. ネットワークの構成に関連するダイアログボックスをすべて閉じます。
9. 構成タブの表示をチェックします。
iSCSIネットワークが追加された新しいネットワーク構成が表示されます。
COSで以前に定義した、HPE 3PAR StoreServストレージのポートにPingします。
78 iSCSI接続でのホストの構成
ソフトウェア iSCSI 用の VMkernel ポートの作成
iSCSIネットワークを作成するには、まず1つ以上のVMwareネットワーキングvSwitch / VMkernelポー トインターフェイスと、割り当て済みの物理NICポートの組み合わせを作成してください。
vSphere Client 用の VMkernel ポートの作成(ESXi 5.1 の例)
注記:
サービスコンソールポートは、ESXiのiSCSIのvSwitchの一部ではありません。
手順
1. 構成タグをクリックし、ハードウェアオプションからネットワークを選択します。
2. ネットワークの追加...を選択し、VMkernelを選択してから、次へをクリックします。
3. vSphere標準スイッチの作成の下で、構成されてストレージアレイに接続されるvmnicポートを選択
してから、次へをクリックします。
4. ネットワークラベル (ポートグループの意味または説明を示す名前)を割り当て、必要であればVLAN
ID(VLANタグ)を割り当ててから、次へをクリックします。
5. 次へをクリックして、VMkernel(vmk)のIPアドレスおよびサブネットマスクを設定します。
6. 次へをクリックしてから、完了をクリックし、構成タブのネットワークへ戻ります。
ソフトウェアiSCSI用のVMkernelポートの作成 79
7. 手順1から手順6を繰り返して、2つ目のポートのvmkを作成します。最終的な構成には、別のサブ ネット上にある(推奨)2つのvmk(vmk1とvmk2)とvSwitchesがあります。たとえば、iSCSI-1 vmk2 = 10.1.1.10とiSCSI-2 vmk3 = 10.1.2.20です。
VMware ソフトウェア iSCSI イニシエーターの構成
• アダプターに対して複数のポートを構成することができますが、追加および有効化できるVMwareソ フトウェアiSCSIアダプターは1つだけです。
• ソフトウェアiSCSIの構成には、vCenterを使用してください(推奨)。
VMware ソフトウェア iSCSI アダプターの追加(ESXi 5.1 の例)
以下に、vCenterへのアクセスにvSphere Clientを使用する、ESXi 5.1ホスト上へのソフトウェアiSCSI アダプターの構成の例を示します。
手順
1. vSphere Clientにログインし、インベントリパネルからホストを選択します。
2. 構成タグをクリックし、ハードウェアオプションからストレージアダプタをクリックします。
3. ストレージアダプタの追加ポップアップメニューからソフトウェアiSCSIアダプタの追加を選択し、
OKをクリックします。
80 VMwareソフトウェアiSCSIイニシエーターの構成
4. 構成 > ハードウェア > ストレージアダプタページ上のアダプターのリストに「iSCSIソフトウェアア ダプタ」というvmhbaアダプターが追加されたというメッセージおよび注意でOKをクリックしま す。
5. 構成タブを選択して、ソフトウェアオプションからセキュリティプロファイルを選択し、ファイアウ ォールのプロパティを選択します。
6. iSCSI接続で使用するファイアウォールポートを開き、OKをクリックします。
7. iSCSIソフトウェアイニシエーターをESXiホストで使用できるようにするには、有効化する必要が
あります。ハードウェアオプションからストレージ アダプタオプションをクリックします。
iSCSI接続でのホストの構成 81
8. ESXiホストで、構成タブを選択します。次にストレージ アダプタのiSCSI Software Adapterを選 択します。
9. プロパティタブをクリックします。
10. 全般タブを選択します。
11. 構成...をクリックします。
12. ステータスの有効チェックボックスを選択します。
13. OKをクリックします。
14. 動的検出タブをクリックします。動的検出は、ターゲットの送信という検出方法を有効にします。こ の方法では、イニシエーターはターゲットを検出してログインするために要求を送信します。
82 iSCSI接続でのホストの構成
15. 追加...をクリックします。
16. 以前に定義したHPE 3PAR StoreServストレージiSCSIポートのうちの1つのIPアドレスを入力し ます。
17. OKをクリックします。
18. HPE 3PAR StoreServストレージのiSCSIポートがシステム上に存在し、定義済みの場合は、追加し
ます。
iSCSI接続でのホストの構成 83
19. HPE 3PAR StoreServストレージのすべてのiSCSIポートが動的検出タブに追加されたら、ウィンド ウを閉じます。
20. 構成を完了するには、ホストの再起動が必要です。
ESX/ESXiホストとHPE 3PAR StoreServストレージは、使用できるように構成されている必要があ
ります。HPE 3PAR StoreServでshowhostコマンドを使用すると、新しいiSCSI接続が次のよう に表示されます。
# showhost
Id Name ---WWN/iSCSI_Name--- Port -- iqn.1998-01.com.vmware:hpdl380-01-11a38a59 0:1:2 iqn.1998-01.com.vmware:hpdl380-01-11a38a59 1:1:2
新しいLUNがESXのiSCSIホストにエクスポートされた場合、iSCSIソフトウェアアダプター上で
再スキャンを実行する必要があります。
84 iSCSI接続でのホストの構成
再スキャンをクリックして新規ストレージデバイスのスキャンチェックボックスを選択し、OKをク リックしてESXのiSCSIホストにエクスポートされた新しいLUNを再スキャンします。
チャレンジハンドシェイク認証プロトコル( CHAP )のセット アップと構成
ホストのチャレンジハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)の有効化は、オプションセットであり、ESX システム管理者の裁量によります。ホストCHAP(イニシエーター)と双方向CHAP(双方向、イニシエ ーター-ターゲット)の両方がサポートされています。次の例は、ソフトウェアiSCSIで有効にできるホ スト(イニシエーター)CHAPの概略手順を示します。
独立したハードウェアiSCSIでCHAPを有効化することについては独立型ハードウェアiSCSI(88ペー ジ)を参照してください。
手順
1. HPE 3PAR CLIのshowhostコマンドを使用し、HPE 3PAR StoreServストレージ上に、CHAPを有 効化するESXホストのホスト定義が作成されていることを確認します。
# showhost
Id Name ---WWN/iSCSI_Name--- Port 0 ESX1 iqn.1998-01.com.vmware:hpdl380-01-11a38a59 0:1:2 iqn.1998-01.com.vmware:hpdl380-01-11a38a59 1:1:2
2. HPE 3PAR StoreServストレージ上で、HPE 3PAR CLIのsethostコマンドをinitchapパラメータ ーを指定して実行し、ESXホスト用のCHAPシークレットを設定します。
次の例では、ESXホストに対してCHAPシークレット(CHAPパスワード)としてhost_secret3 が使用されています。CHAPシークレットは最低12文字の長さが必要です。
# sethost initchap -f host_secret3 ESX1
チャレンジハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)のセットアップと構成 85
注記:
ESX上で双方向CHAPが構成されている場合、HPE 3PAR StoreServストレージ上に、イニシエ ーターCHAPだけではなくターゲットCHAPも構成する必要があります。HPE 3PAR CLIの sethostコマンドをtargetchapパラメーターを指定して実行し、ターゲットCHAPシークレ ットを設定してください。
# sethost targetchap -f secret3_host ESX1
注記:
イニシエーターCHAPシークレットとターゲットCHAPシークレットは、同じであってはなり ません。
3. HPE 3PAR CLIのshowhost -chapコマンドを使用し、指定したCHAPシークレットがホスト定義 に設定されていることを確認します。
イニシエーターCHAPの場合:
# showhost -chap
Id Name -Initiator_CHAP_Name- 0 ESX1 ESX1
双方向CHAPの場合:
# showhost -chap
Id Name -Initiator_CHAP_Name- -Target_CHAP_Name-0 ESX1 ESX1 s331
ESX/ESXi ホストの CHAP の構成
手順
1. ESX/ESXiホストのvSphere Clientで、構成タブを選択し、ハードウェアペインの下のストレージ ア
ダプタをクリックします。iSCSIソフトウェアアダプターを選択し、プロパティリンクを選択し、
CHAPをクリックします。
イニシエータ名の使用をクリックして選択し、CHAPの名前にiSCSIアダプター名を設定します。
86 ESX/ESXiホストのCHAPの構成
2. 相互CHAPのシークレットを入力します。
ESX/ESXiホストとHPE 3PAR StoreServストレージの両方で、同じCHAPシークレットを使用しま す。
3. ESX/ESXiで双方向CHAPを構成している場合は、受信用のCHAP認証情報を指定します。相互
CHAPの名前として、HPE 3PAR StoreServストレージ名を使用します。
HPE 3PAR CLIのshowsysコマンドを使用して、双方向CHAPの名前(HPE 3PAR StoreServストレ ージの名前)を取得します。
# showsys
---
(MB)---ID -Name- ---Model---- -Serial- Nodes Master TotalCap AllocCap FreeCap FailedCap
99800 s331 HP_3PAR 7200 1699800 2 1 8355840 849920 7504896 1024
4. OKをクリックしてプロパティウィンドウを閉じます。ESX/ESXiホストの再起動またはストレージ
アダプターの再スキャンが必要であることを示す警告が表示されます。
この手順を手動で実行するには、ESX/ESXiのバージョンによって、ホストを再起動するか、esxcli iscsi sessionコマンドまたはvicfg-iscsiコマンドを使用してiSCSIセッションを削除し再度 追加します。
iSCSI接続でのホストの構成 87