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to-1 構成のディザスタリカバリ

ドキュメント内 HPE 3PAR Remote Copy ソフトウェアユーザーガイド (ページ 191-200)

双方向構成での 1- to-1 Remote Copy のセットアップ

N- to-1 構成のディザスタリカバリ

1-to-N Remote Copy 1-to-N構成のディザスタリカバリ(228ページ)

SLD Remote Copy SLD構成のディザスタリカバリ(239ページ)

詳しくは、クイックディザスタリカバリガイド(310ページ)を参照してください。

災害からの復旧 191

3PAR Geocluster 環境の 1-to-1 Remote Copy における無停止フェイルオーバーの 3PAR Peer Persistence の使用

HPE 3PAR Peer Persistenceを使用して、地理的に分散しているデータセンター間でHPE 3PAR

StoreServシステムを連携させることができます。ストレージのこのサイト間連携により、データセンタ

ーをより効率的に使用できます。ビジネスニーズに合わせて、アプリケーションを1つのサイトから別の サイトへ、アプリケーションのダウンタイムなしで移動することができます。

注記:

3PAR Peer Persistence機能を使用するには、3PAR Peer Persistenceライセンスが必要となりま

す。詳細については、Hewlett Packard Enterpriseの認定サポート窓口までお問い合わせください。

無停止フェイルオーバーとは、両サイトのストレージアレイにアクセスできるGeocluster構成でホスト がセットアップされている2サイト間の高可用性構成です。プライマリストレージアレイで作成された ストレージボリュームは、常にボリュームが同期された状態にするために、同期Remote Copyを使用し てセカンダリアレイに複製されます。無停止の移行中、障害があった(プライマリ)ストレージアレイへ のホストトラフィックは、ホストに大きな影響を与えることなく、セカンダリストレージアレイにリダイ レクトされます。

同期モードについての詳細は、同期モードを参照してください。

3PAR Peer Persistenceは、無停止フェイルオーバーをサポートしていますが、以下の要件があります。

• サイトが同期モードの1-to-1 Remote Copy構成でセットアップされる必要があります。

• この無停止フェイルオーバー構成がサポートされているのは、3PARサポートマトリックスにリストさ れているホストオペレーティングシステムです。

SPOCK(http://www.hpe.com/storage/spock)

Softwareの下のArray SW: 3PARをクリックしてください。

• すべてのプライマリおよびセカンダリアレイにエクスポートされるすべてのボリュームは、同じボリ ュームのWWNを共有することが必要です。

• 関連するホストがプライマリとセカンダリアレイに接続されていることが必要です。

• path_managementポリシーがボリュームグループに対して有効になっていることが必要です。

path_managementポリシーを有効または無効にするには、パス管理ポリシーを参照してください。

ボリュームグループポリシーについての詳細は、ボリュームグループのポリシーを参照してください。

• これらのボリュームのエクスポート先となるホストは、複製の方向を逆にすることができ、ホストの トラフィックを1つのアレイから別のアレイへリダイレクトできるALUAをサポートするHost

Personaで構成されている必要があります。

このPeer Persistence構成では、ストレージアレイで動作しているソフトウェアが、I/Oを適切にブロ

ックし、ALUA状態が変更されたときにホストに通知することによって、エクスポートされたボリュー ムのALUA状態を管理します。ホストは、ALUA状態を再評価し、現在アクティブなLUNにI/Oを送 ります。

Peer Persistence構成内のストレージボリュームがエクスポート、エクスポート解除、または再エクス

ポートされた場合、ホストは、ストレージアレイを再スキャンして、LUNとそのALUA状態の最新の レコードを取得する必要があります。再スキャンの実行に失敗した場合、ホストは、エクスポートス テータスの最新の変更を認識せず、古いエクスポートおよびALUAステータスに基づいてI/Oパス管 理を判断します。

ESX/ESXiホストでの再スキャンの実行については、次のVMware Knowledge Baseの記事を参照して

ください。

192 3PAR Geocluster環境の1-to-1 Remote Copyにおける無停止フェイルオーバーの3PAR Peer Persistenceの使用

http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?cmd=displayKC&externalId=1003988 注記:

path_managementポリシーが有効になっている場合、Host Persona 11は、セカンダリボリュ ームのターゲットポートグループをSTANDBYとして構成します。HPE 3PAR OS 3.1.3以降で は、path_managementポリシーを無効にできます。これにより、ACTIVEで読み取り専用状態 にあるセカンダリボリュームへのアクセスが可能になります。

前提条件 : 無停止フェイルオーバーの開始前

1. 1-to-1無停止フェイルオーバーの説明に使われているサンプルRemote Copyペアについて確認しま

す。双方向1-to-1 Remote Copy構成の例のサンプルセットアップを参照してください。

2. 1-to-1構成のシステム情報を確認します。以下の情報を参照してください。

通常の動作でのシステム情報

3. すべてのプライマリおよびセカンダリアレイにエクスポートされるすべてのボリュームが同じボリュ ームのWWNを共有していることを確認します。

• ボリュームのWWNを設定するには、setvv -wwn <WWN> <vvname>コマンドを実行します。

• ボリュームのWWNを表示するには、showvv -d <vvname>コマンドを実行します。

注記:

エクスポートされたボリュームのWWNは変更できません。

setvvコマンドおよびshowvvコマンドについての詳細は、以下の情報を参照してください。

• HPE 3PAR CLIヘルプ

HPE 3PAR Command Line Interface Reference

HPE 3PARコマンドラインインターフェイス管理者ガイド

これらのドキュメントは、次のWebサイトで入手できます。

Hewlett Packard Enterprise Information Library(http://www.hpe.com/info/storage/docs)

4. フェイルオーバー時に検索するシステム情報を把握しておきます。以下の情報を参照してください。

1-to-1構成でのフェイルオーバー時のシステム情報

詳細については、Remote Copyコマンドの説明を参照してください。

ここで説明する1-to-1構成の無停止フェイルオーバーの手順は、双方向1-to-1 Remote Copy構成の例で 示されているサンプルセットアップを参照しています。

前提条件: 無停止フェイルオーバーの開始前 193

System1

groupX to groupX.r<ID>

System2

groupY to groupY.r<ID>

Secondary volume group Y (groupY.r<ID>)

Primary volume group Y (groupY) Secondary volume

group X (groupX.r<ID>) Primary volume

group X (groupX)

Indicates direction of data replication

55: 双方向1-to-1 Remote Copy構成の例 システム名

プライマリシステム System1

セカンダリシステム System2

システムID

プライマリシステム 96

セカンダリシステム 11

Remote Copy専用ノード

プライマリシステム 0および1

セカンダリシステム 0および1

リンク

プライマリシステム ノード0: IPアドレスXXX.XX.1.96 ノード1: IPアドレスXXX.XX.2.96 セカンダリシステム ノード2: IPアドレスXXX.XX.1.11 ノード3: IPアドレスXXX.XX.2.11 セカンダリシステム

プライマリシステム System2

セカンダリシステム System1

194 3PAR Geocluster環境の1-to-1 Remote Copyにおける無停止フェイルオーバーの3PAR Peer Persistenceの使用

System 1—仮想ボリュームおよびボリュームグループ データフロー:

System1 —> System2

プライマリシステム • 2つのVV: localvv.0およびlocalvv.1

• 1つのプライマリボリュームグループ: sync_group_1

セカンダリシステム • 2つの対応VV: remotevv.0およびremotevv.

1

• 1つのセカンダリボリュームグループ:

sync_group_1.r96

System 2—仮想ボリュームおよびボリュームグループ データフロー:

System1 <— System2

プライマリシステム • 2つの対応VV remotevv.0およびremotevv.

1

• 1つのセカンダリボリュームグループ:

sync_group_2.r11

セカンダリシステム • 2つのVV: localvv.0およびlocalvv.1

• 1つのプライマリボリュームグループ: sync_group_2

すべてのボリュームグループのモード

プライマリシステム 同期

セカンダリシステム 同期

ディザスタリカバリでの役割

プライマリシステム 故障した/復旧されるシステム

セカンダリシステム フェイルオーバーシステム

通常の動作でのシステム情報

プライマリシステム(System1

すべてのシステムが稼働しているときに、プライマリシステム(System1)でshowrcopyコマンドを実 行すると、次のような出力(同期モードRemote Copyの1-to-1構成の出力)を得ることができます。

通常の動作でのシステム情報 195

cli% showrcopy

Remote Copy System Information Status: Started, Normal

Target Information

Name ID Type Status Options Policy

System2 9 IP ready mirror_config Link Information

Target Node Address Status Options System2 0 10.100.33.11 Up

System2 1 10.101.33.11 Up receive 0 10.100.33.11 Up receive 1 10.101.33.11 Up Group Information

Name Target Status Role Mode Options sync_group_1 System2 Started Primary Sync

LocalVV ID RemoteVV ID SyncStatus LastSyncTime localvv.0 413 remotevv.0 375 Syncing (10%) NA

localvv.1 414 remotevv.1 376 Syncing (15%) NA

Name Target Status Role Mode Options sync_group_2.r11 System2 Started Secondary Sync

LocalVV ID RemoteVV ID SyncStatus LastSyncTime remotevv.0 423 localvv.0 385 Syncing NA

remotevv.1 424 localvv.1 386 Syncing NA

セカンダリシステム(System2

すべてのシステムが稼働しているときに、セカンダリシステム(System2)でshowrcopyコマンドを実 行すると、次のような出力(1-to-1構成の出力)を得ることができます。

196 3PAR Geocluster環境の1-to-1 Remote Copyにおける無停止フェイルオーバーの3PAR Peer Persistenceの使用

cli% showrcopy

Remote Copy System Information Status: Started, Normal

Target Information

Name ID Type Status Options Policy

System1 2 IP ready mirror_config Link Information

Target Node Address Status Options System1 0 10.100.33.96 Up

System1 1 10.101.33.96 Up receive 0 10.100.33.96 Up receive 1 10.101.33.96 Up

System information during normal operation 179 Group Information

Name Target Status Role Mode Options sync_group_1.r96 System1 Started Secondary Sync

LocalVV ID RemoteVV ID SyncStatus LastSyncTime remotevv.0 375 localvv.0 413 Syncing NA

remotevv.1 376 localvv.1 414 Syncing NA Name Target Status Role Mode Options sync_group_2 System1 Started Primary Sync

LocalVV ID RemoteVV ID SyncStatus LastSyncTime localvv.0 385 remotevv.0 423 Syncing (20%) NA

localvv.1 386 remotevv.1 424 Syncing (20%) NA

フェイルオーバー時のシステム情報

同期モードボリュームグループを含むシステムでシステム間のすべてのリンクが破壊されるような障害 が発生すると、次の処理が行われます。

• 5秒後、システムはRCリンクに障害が発生したことを検出します。

• さらに10秒後、システムはRCリンクがダウンしていると判断し、RCグループを停止します。

注記:

管理者はfail_timeoutオプションを指定することで、RCリンクがダウンしたと判断されるまで の時間を、最大20秒延長することができます。

プライマリシステム障害発生後の出力例

同期モードのボリュームグループを含むプライマリシステム(System1)を使用できなくなった場合、15 秒後にセカンダリシステム(System2)でshowrcopyを実行すると、その出力は次のようになります。

フェイルオーバー時のシステム情報 197

ドキュメント内 HPE 3PAR Remote Copy ソフトウェアユーザーガイド (ページ 191-200)

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