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Style

ドキュメント内 gnuplot documentation (ページ 137-142)

デフォルトの描画スタイルは、set style data とset style functionで設定できます。関数やデータの デフォルトの描画スタイルを個々に変更する方法については、以下参照: plot with (p. 84)。スタイルの 一覧全体は、以下参照: plotting styles (p. 42)。

書式:

set style function <style>

set style data <style>

show style function show style data

指定できる描画要素のデフォルトスタイルも設定できます。

set style arrow <n> <arrowstyle>

set style fill <fillstyle>

set style histogram <histogram style options>

set style line <n> <linestyle>

75.62.1 Set style arrow

各出力形式は矢や点の形のデフォルトの集合を持っていて、それはコマンドtest で参照できます。set

style arrowは矢の形、幅、点の形、サイズを定義し、それらを後で使うときにいちいち同じ情報を繰り

返して指定しなくてもインデックスで参照できるようにします。

書式:

138 gnuplot 4.4 75 SET-SHOW

set style arrow <index> default

set style arrow <index> {nohead | head | heads}

{size <length>,<angle>{,<backangle>}}

{filled | empty | nofilled}

{front | back}

{ {linestyle | ls <line_style>}

| {linetype | lt <line_type>}

{linewidth | lw <line_width} } unset style arrow

show style arrow

<index>は整数で、それで矢のスタイル(arrowstyle)を特定します。

defaultを指定すると、全てのarrowスタイルパラメータはそのデフォルトの値になります。

<index>のarrowstyle が既に存在する場合、他の全ては保存されたまま、与えられたパラメータのみが

変更されます。<index>が存在しなければ、指定されなかった値はデフォルトの値になります。

noheadを指定することで、矢先のない矢、すなわち線分を書くこともできます。これは描画の上に線分

を描く別な方法を与えます。デフォルトでは1つの矢先がついています。headsの指定で線分の両端に矢 先が描かれます。

矢先の大きさはsize<length>,<angle>またはsize<length>,<angle>,<backangle>で制御できま

す。<length>は矢先の各枝の長さで、<angle>は矢先の枝と矢軸がなす角度(単位は度)です。<length>

の単位はx軸と同じですが、それは<length>の前にfirst, second,graph, screen,characterをつ けることで変更できます。詳細は、以下参照: coordinates (p. 21)。<backangle>は、filledかまたは emptyがともに使われた場合のみ効力を持ち、その場合、<backangle>は矢先の後ろの部分の矢軸と

の切り角(<angle>と同じ方向; 単位は度)になります。出力形式fig は、制限された切り角関数を持っ

ていて、それは3 つの異なる形をサポートしていて、それは2つの閾値で決定します: 70度未満の場合、

矢先はへこんだ切り角を持ち、110 度を超える場合、後ろの部分に尖った角を持ち、その間の角では、矢 先の後ろは直線になります。

filledを指定すると、塗りつぶされた矢先を作ります(headsが使われている場合)。塗りつぶしは、多角

形の塗りつぶしが行えるような出力形式でサポートされていて、そのリストについては、以下参照: pm3d

(p. 126)。他の出力形式では矢先は閉じられますが塗りつぶされません。それと同じ効果 (閉じらるが塗

られない)は、emptyを指定しても得られます。また、metafont,metapost,latex,tgifのように、矢 をそれら自身の独自のルーチンで描くような出力形式では、矢先の塗りつぶしや矢先の枠線描きはもちろ んサポートされません。

線種はユーザの定義したラインスタイルのリストから選ぶこともできますし(以下参照: set style line (p. 140))、用意されている <line type>の値 (デフォルトのラインスタイルのリストの番号) そして

<linewidth>(デフォルトの幅の倍数)を使ってここで定義することもできます。

しかし、ユーザー定義済のラインスタイルが選択された場合、その属性(線種、幅)は、単に他のset style

arrowコマンドで適当な番号やlt,lwなどを指定しても、変更はできないことに注意して下さい。

frontを指定すると、矢はグラフのデータの上に描かれます。backが指定された場合(デフォルト)は矢

はグラフのデータの下に描かれます。frontを使えば、密集したデータで矢が見えなくなることを防ぐこ とができます。

例:

矢先がなく、倍の幅が矢を描くには:

set style arrow 1 nohead lw 2 set arrow arrowstyle 1

その他の例については、以下参照: set arrow (p. 90)。

75.62.2 Set style data

コマンドset style dataはデータ描画に対するデフォルトの描画スタイルを変更します。

書式:

set style data <plotting-style>

75 SET-SHOW gnuplot 4.4 139

show style data

選択項目については、以下参照: plotting styles (p. 42)。項目を指定しなかった場合、その一覧が表示 されます。show style dataは現在のデフォルトのデータ描画スタイルを表示します。

75.62.3 Set style fill

コマンドset style fillは、boxes, histograms, candlesticks, filledcurvesでの描画における描画要素のデ フォルトのスタイルの設定に使われます。このデフォルトは、個々の描画に塗り潰しスタイル(fillstyle)を 指定することで上書きできます。以下参照: set style rectangle (p. 142)。

書式:

set style fill {empty

| {transparent} solid {<density>}

| {transparent} pattern {<n>}}

{border {lt} {lc <colorspec>} | noborder}

デフォルトの塗りつぶしスタイル(fillstyle)はemptyです。

オプション solid は、出力形式がサポートしている場合、その色でのベタ塗りを行います。パラメータ

<density>は塗りつぶし色の強さを表していて<density>が0.0なら箱は空、<density>が 1.0なら箱

はその内部は現在の線種と完全に同じ色で塗られます。出力形式によっては、この強さを連続的に変化さ せられるものもありますが、その他のものは、部分的な塗りつぶしの幾つかのレベルを実装しているに過 ぎません。パラメータ<density>が与えられなかった場合はデフォルトの1 になります。

オプション patternは、出力ドライバによって与えられるパターンでの塗りつぶしを行います。利用で きる塗りつぶしパターンの種類と数は出力ドライバに依存します。塗りつぶしのboxesスタイルで複数の データ集合を描画する場合そのパターンは、複数の曲線の描画における線種の周期と同様、有効なパター ンを、パターン<n>から始めて周期的に利用します。

オプションemptyは、箱を塗りつぶしませんが、これがデフォルトです。

デフォルトの borderは、現在の線の種類の実線で箱の境界を描きます。border <colorspec>で境界 の色を変更することができます。noborderは境界の線が描かれないようにします。

75.62.3.1 Set style fill transparent いくつかの出力形式は、塗りつぶし領域のtransparent (透 明化)属性をサポートしています。transparent solidの領域塗りつぶしでは、density(密度)パラメータ はアルファ値として使用されます。つまり、密度0は完全な透明を、密度1は完全な不透明を意味します。

transparent patternの塗りつぶしでは、パターンの背景が完全な透明か完全な不透明のいずれかです。

出力形式 solid pattern pm3d

gif no yes no

jpeg yes no yes

pdf yes yes yes

png TrueColor index yes

post no yes no

svg yes no yes

wxt yes yes yes

x11 no yes no

透明な塗りつぶし領域を含むグラフを見たり作ったりするのには、別な制限がありうることに注意してく ださい。例えば、png 出力形式では、"truecolor" オプションが指定されている場合にのみ透明化の塗り 潰しが利用できます。PDF ファイルには透明化領域が正しく記述されていても、PDF の表示ソフトに よってはそれを正しく表示できないこともありえます。実際にPostScriptプリンタでは問題はないのに、

Ghostscript/gvではパターン塗りつぶし領域を正しく表示できません。

75.62.4 Set style function

コマンドset style functionは関数描画に対するデフォルトの描画スタイルを変更します。

書式:

140 gnuplot 4.4 75 SET-SHOW

set style function <plotting-style>

show style function

選択項目については、以下参照: plotting styles (p. 42)。項目を指定しなかった場合、その一覧が表示 されます。show style functionは現在のデフォルトの関数描画スタイルを表示します。

75.62.5 Set style increment 書式:

set style increment {default|userstyles}

show style increment

デフォルトでは、同じグラフ上の次の描画は、現在の出力形式でデフォルトで定義されている線種の次の もので行われます。しかし、set style increment userを選択すると、デフォルトの線種ではなく、ユー ザ定義ラインスタイル番号のものを使用させることができます。

例:

set style line 1 lw 2 lc rgb "gold"

set style line 2 lw 2 lc rgb "purple"

set style line 4 lw 1 lc rgb "sea-green"

set style increment user

plot f1(x), f2(x), f3(x), f4(x)

これは、関数f1, f2, f4は新たにユーザ定義されたラインスタイルで描画されます。ユーザ定義ラインスタ イルが見つからない場合は、代わりにそれに対応するデフォルトの線種が利用されます。例えば、上の例 では、f3(x)はデフォルトの線種3 で描画されます。

75.62.6 Set style line

出力装置にはおのおのデフォルトの線種と点種の集合があり、それらはコマンドtestで見ることができま す。set style lineは線種と線幅、点種と点の大きさを、個々の呼び出しで、それらの情報を全部指定す る代わりに、単なる番号で参照できるようにあらかじめ定義するものです。

書式:

set style line <index> default

set style line <index> {{linetype | lt} <line_type> | <colorspec>}

{{linecolor | lc} <colorspec>}

{{linewidth | lw} <line_width>}

{{pointtype | pt} <point_type>}

{{pointsize | ps} <point_size>}

{{pointinterval | pi} <interval>}

{palette}

unset style line show style line

defaultを指定すると、全てのlineスタイルパラメータはそのデフォルトの値になります。

<index>のlinestyle が既に存在する場合、他の全ては保存されたまま、与えられたパラメータのみが変

更されます。<index>が存在しなければ、指定されなかった値はデフォルトの値になります。

線種と点種は、そのindex値をデフォルトとします。その index値に対する実際の記号の形は、出力形式 によって異なり得ます。

線幅と点の大きさは、現在の出力形式のデフォルトの幅、大きさに対する乗数です (しかし、ここでの

<point size> は、コマンド set pointsize で与えられる乗数には影響を受けないことに注意してくだ

さい)。

pointintervalは、スタイルlinespointsでグラフ中に描かれる点の間隔を制御します。デフォルトは0

です(すべての点が描画される)。例えば、set style line N pi 3は、点種がN、点の大きさと線幅は現

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