構文の説明
デフォルト デフォルトの
IP
マスクは255.255.255.255
です。コマンドモード
SLB
仮想サーバコンフィギュレーションサブモードコマンド履歴
ip-address
仮想サーバのIP
アドレスです。ip-mask
(任意)ネットワーク全体に接続できるようにするIP
アドレスのマスクです。
tcp port TCP
ポートを指定します。service ftp
(任意)同じクライアントからの関連するすべての接続に同じ実サーバが使用されるように、同じサービスに対応付けられた接続を結合しま す。
FTP
(ファイル転送プロトコル)データ接続は、それらの接続を作 成した制御セッションと結合されます。FTP
サービスを設定する場合、このキーワードは必須です。
service rtsp
(任意)Real Time Streaming Protocol(RTSP)TCP
ポート554
に接続を結 合します。service termination
(任意)DoS攻撃から保護するために、TCP ターミネーションをイネーブルにします。
udp port UDP
ポートを指定します。any | protocol-number
ロードバランシングプロトコルです。TCP
、UDP
、any
、または0
~255
までの番号を指定します。service per-packet
(任意)パケットごとのロードバランシングをイネーブルにします。このオプションは非
TCP
専用です。リリース 変更内容
1.1(1)
このコマンドが採用されました。2.1(1) ip-netmask、UDP/arbitrary
プロトコルが追加されました。2.2.1 RTSP
サポートが追加されました。3.2(1) DoS
攻撃から保護するためのTCP
ターミネーション、およびパケットごとのロードバランシングが追加されました。
第2章 コンテント スイッチング モジュール コマンド virtual(仮想サーバ サブモード)
使用上の注意事項 仮想サーバに接続するクライアントは、サーバファームにアクセスするために、このアドレスを使 用します。ポート番号が
0
(またはany
)の場合、この仮想サーバは、同一IP
アドレスの別の仮想 サーバによる処理が指定されていないすべてのポートを引き受けます。ポートはTCP
またはUDP
ロードバランシング専用になります。仮想サーバは、同じ仮想設定およびVLAN
(仮想LAN
)で設 定できません。番号の代わりに次の
TCP
ポート名を使用できます。XOT ― X25 over TCP
(1998
)dns ―
ドメインネームサービス(53
)ftp ―
ファイル転送プロトコル(21
)https ― HTTP over Secure Sockets Layer
(SSL
)(443
)matip-a ― Mapping of Airline Traffic over IP, Type A
(350
)nntp ― Network News Transport Protocol
(119
)pop2 ― Post Office Protocol v2
(109
)pop3 ― Post Office Protocol v3
(110
)smtp ― Simple Mail Transport Protocol
(25
)telnet ― Telnet
(23
)www ― World Wide Web ― HTTP
(80
)any ―
あらゆるポートのトラフィック(0
を指定した場合と同じ)例 仮想サーバを作成し、
IP
アドレス、プロトコル、およびポートを作成した仮想サーバに割り当てる 例を示します。Cat6k-2(config-slb-vserver)# virtual 102.35.44.79 tcp 1
関連コマンド
show module csm vserver
vserver
第2章 コンテント スイッチング モジュール コマンド
unidirectional(仮想サーバ サブモード)
unidirectional (仮想サーバ サブモード)
トラフィック タイプおよび適切なタイムアウト値を選択するには、
Server Load Balancing
(SLB;サー バロードバランシング)仮想サーバサブモードのunidirectional
コマンドを使用します。[no | default] unidirectional
構文の説明
デフォルト デフォルトは
default
です。コマンド モード
SLB
仮想サーバコンフィギュレーションサブモードコマンド履歴
使用上の注意事項
CSM
はトラフィック タイプ、およびそのトラフィックに適切なタイムアウト動作を選択します。show module csm
コマンドまたはvserver detail
コマンドを使用すると、現在のタイムアウト値を表示できます。
例 トラフィックタイプおよびタイムアウト動作を選択する例を示します。
Cat6k-2(config-slb-vserver)# default unidirectional
関連コマンド
show module csm
no
(任意)トラフィックタイプおよびタイムアウト値を設定から削除します。default
(任意)Content Switching Module
(CSM;
コンテントスイッチングモジュール)がプロトコルに基づいて適切な動作(単一方向または双方向)を選択するよ うに指定します。
リリース 変更内容
2.1(1)
このコマンドが採用されました。3.1(1)
このコマンドが採用されました。第2章 コンテント スイッチング モジュール コマンド vlan(仮想サーバ サブモード)
vlan (仮想サーバ サブモード)
仮想サーバにアクセスできる送信元
VLAN(仮想 LAN)を定義するには、Server Load Balancing
(
SLB;
サーバロードバランシング)仮想サーバサブモードでvlan
コマンドを使用します。VLAN
を削除するには、このコマンドのno
形式を使用します。vlan vlan-number
ドキュメント内
コンテント スイッチング モジュール コマンド
(ページ 167-170)