6
債 権 保 全゜
100%以上可能 70%以上 可能 50% 以 上 可 能 10% 以 上 可 能 10%未満
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○
改 善 点
期待感
取引メ リッ ト
取引メ リッ トの十 分な改善 債権保全
債 権 保 全の十 分 な改 善 債権保全の1
0
%以上の改善r.’・CI
OO
OO
・・・ ・
8 ↓
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ノ1
澗 了
1 、 1.ノ 晃 ノ1゜ ° 改 善 点にお ける○ 印 間 実 線は、それ ぞれ の改 善 点が と もに改善を要 する こと を示 し、もう1つ の○ 印 間 実 線 と別々に表 示 され る点は独 立 した別の 改 善 点を示 して い る,
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The Japanese Assoolatlon of Management Aooountlng
管 理 会 計 学 第 2巻 第2号 x
5
. インプッ ト ・ア ウトプッ ト問題に対 する評価イ ン プッ トデ ータ ・ア ウ トプッ ト データの 問 題に対 する これ ら最 優 先 改 善点 表 示 法, 全 改 善点 表示 法の効 果 を評価 する た めにつ ぎの ような例 を設 ける .
(設例)
D
社は,業歴20
年 , 資 本金16
百 万 円,従 業員30
名の 中 堅 どこ ろ 鋼 材 販売2
次問 屋 で ある.創 業 者 の 先 代 は手 堅い 商法で やっ て きた が , 2 年 前死 去, 現社長は, その長 男で,年齢
35
歳と若 く, 先 代に くらべ 積極 的拡販 政策を打 ち出し て い る.仕入 先 は大 手
M
商社 で ある が ,資本 は 入 っ て い ない .販 売 先は鉄工 所, 建築業 者な ど 従 来よ りの実需筋 向けは 40 % 程 度で ある .現社 長 になっ て か ら は , 量 的拡 大 を図 り販 売業 者向け (仲間筋 )が 急 増 し てい る.決 算 書上 に も大 きな変 化と し て表れ てい る.
56
年3
月期は,増 収 減益 と粗 利益段 階か ら減益 に なっ て い る. し か し,社長は景 気 回復に伴 う需 要増, 好調 な 鋼材 市況 を 背景に依然, 積 極 方 針 にあ り今 期は 年商
20
億(全年比 42% 増 )を 目論 んでい る.さ らに, 洩れ聞 く とこ ろ による と, 経 営 合理化 と保 有 資 産の 有 効 活用 か ら自社 倉 庫(加 工場 兼 用)の建 築 計 画 も持っ て い る模様 との こ とで ある.
取 引 銀 行 は,
A
, B ,C
の3
行でA
行 がD 社 設 立 以 来の 主 力 行で あ る.また, 社 長の 個人資 産は先 代の遺 産 も含め 時価 約 2 億 と言われて い る.役 員 ,従 業 員の 個 人 預 金 は 従 来 よ り主 力の
A
行一行取引 (平 均残 高30
百 万 円 程 度 )との こ とで ある .D
社は 当行の 近 隣 中堅新 規先 として 渉外担 当 者が 継続訪問 し与信セールスを行っ て きた が,今般, 社 長よ り増 加 運 転 資金 と し て商 手 70 百 万 円の増枠が 必要なの だが , どの 程 度融資
し て くれ るか と打 診が あっ た .
こ の 設 例 に対 して ,以 下の よ う な
2
つ の テス トを行 う.テ ス ト1 :担 当者の主観性 との 関連 を 評 価 す る た めに , 担 当 者 個 人の主 観 が どの ように推 論 結 果 と して の ア ウ ト プッ トデ ータ に影 響を及ぼ す か.
テ ス ト2 :担 当 者の 融資交 渉 を 円 滑 に 進め るこ とがで き る よ う な情 報 と す る た め に ,ア ウ ト プッ ト データ に改 善 点が 出た場合, その 改 善 点 を改善 し, 再び シ ス テ ム を 実行 し た と き
には, ア ウ トプ ッ ト デ ータ が どの よ うに変 化 する か .
5
・1
. テ ス ト1
144
N工 工一Eleotronlo Llbrary
コ ン ピュ ータ に よ る 経 営 診 断 シス テ ム の設 計
(
1
)シス テ ムへ の インプッ トデ ータ担 当者の
D
社 に対 する判 断をA
か らG
まで と し, 図 表9
に示 す .こ こ で ,担 当 者の そ れ ぞれの 判 断はA
を基準 とし,B
か らG
まで はA
の 評価に対 して担 当 者が 図表9
の 右 側に 示 す 理 由 か ら異なる判 断 を した ときを 仮定 し, 担 当者 個人の 主観が どの ように推 論 結 果 とし て の ア ウ トプ ッ トデータ に影響 するか を比 較 する.
(
2
)テス ト1
の ア ウ トプッ トデータテス ト
1
の 最優先 改 善点 表示法 ・全 改 善 点表 示 法そ れ ぞ れの ア ウ トプ ッ トデ ータ を表10
,11
に示す .5
・2
. テ ス ト2
(
1
)シス テ ムへ の イ ンプッ トデー タこ の 設例に対 して, 担 当者が 図表12 に示 され る よ うな よ うな判 断を した と仮 定 し,最 優 先 改 善点 表示 法 ・全改 善 点 表 示法そ れ ぞ れの場 合につ い て メ リッ トを 入力 する,
(
2
)最初のア ウトプッ トデ ー タ最 優先 改 善点 表 示法 ・全改 善 点表示 法それぞれ の ア ウ トプ ッ ト デ ータ を 図表13 に示す .
(
3
)再実行
最 初の ア ウ トプ ッ トデ ータ として 表示 されて い る改善点を最優
i
先改善点表示法 ・全改 善 点 表示 法そ れ ぞ れ 以 下の ように改 善 し,再 実行す る.最優 先 改 善点 表 示 法 :担 当 者は D 社 と交 渉 し, 会 社 所有の 土 地 を根 抵 当として 設定登記 す る こ と に よ り, 担保 提 供の程 度 を 「一部提 供」か ら「提供 す る 」の 評価基 準に達 し た もの
と仮 定 し, こ の デ ータ を変 更 し, 再実 行 する .
全改善 点 表示法 :薄利多売の 経 営で は成 長 性 も弱く, 取引メ リッ ト を 期待す るこ と が む ずか しい の で ,担 当 者 は
D
杜 と交 渉 し,銀 行か らの 経 営指 導を図る こ と を条 件に, 企業取 引で の 採 算を「普通 」か ら「や やある 」の評価基 準 に達 し た もの と仮定 し, こ の デ ータ を変 更 し,再 実 行 す る.(
4
)再 実行 後の ア ウトプッ トデ ー タ再実行後の ア ウ トプ ッ トデータを図表
14
に示 す .こ こ で全 改善 点表 示 法は承 認 と な る. また,最 優 先 改善点 表示法で は担 当 者 が D 社と さら に交渉 し, 商手支払口 につ い て販 売 先 構成率を勘 案 し, 信 用 度 如 何に よっ て は支払口 を選 別 する とい う条件 を提 示 する こ とに よThe Japanese Association of Management Accounting
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管埋 会 計 学 第2巻第2 写.
り, 販
売
先 を「普通 」か ら「やや 妥 当 」と考 えら れ る評 価基準に達する と した場 合, 承 認 とな る.
図表
9
テ ス ト1
の イ ンプッ トデータ評 価
ABCDEFG 主 白・な ≡ll の埋
う 当 ○ ○ o ○ 〔 ○
や や妥当 申 請 額の妥 当 性 普 通
や や不適 切 不 適 切 大い に あ る
期 や やある 0Q (⊃ o0 ○ Q
借人 実 現 度 普 通
待 あま り ない
ない
感 大い に あ る
や やある o ○ ○ ○ ○ Q ○
真剣 な取引 構 想 普 通 あまりない ない
非吊 に い 普 通 (り先 代 に く らべ 責_ である
経 営 者の入 物 や や 良い 普通:(2)仕 入 先 は 大 手 商 社であ る
・能 力 普 逓 ○ ○ Qooo 普 通:(3 )D 社は中 堅と し て業歴 加年の 企業であ りほ ぼ安定し てい る
や や悪い △ やや 悪い :q)35才 と若い 悪い
”当 普 通 (1)従 来 よ りの実 需 蔽 け40%程.迂 であ り、女肥 した 冗 上 が見’
や や 妥 当 ま れる
販 売先 普 通 ○ ○ ○ ○ ○ ○ やや不適切;(1)仲 間筋が急 増し てい る
債 や や不 適 切 △
不 適 切
権 提 供する
1担 保 提 供 一部 提 供 ○ ○ ○ ○ ○ o ○
保 提 供 し ない
10 %以..ヒ円.
能 70%以 上 可 能:(1)社 長1
・2思円で る が、その っ 9.
肖 万 円の保全
全 70%以 上 可 能 o ○ oooO が可能
社 長保 証他 50%以 上 可 能 △ 50%以 上 可 能;G)社 長 資 産2億 円 で あ る が、その うち35百 万 円の保 全
丑0%以 ヒ可 能 が可能
10%未 満
大い にある 日通:(1)現 』
A行一行 取 引であ り、ワ回の 取 弓 か ら7 後の や やある 企業 取 引の増 加が見 込ま れる と判 断す る
取 企業取引 普通 o ○ ○ ○ 0Q あ ま り ない 〔D本 件 融 資 により当 行 と企 業 取引の関 係は増 えそうに
あ ま りな い △ な い
引 ほンん封 ない
大い にある や やある:(1)従業員取引はA行 取 弓_なっ てい る が、当行へ の取引
メ や やある ○ ○ ○ O0o 変更 がロ∫能と判断
個人取引 普 通 あ ま りない ;σ)従 業 員 取引はA行 取引と なってい るが、A行か ら当行 リ あまりない △ への取 引変 更は 難 しい と判断
ない
ツ 』い
にあ る や やある:(1)仕 入 先大 M社の取 引 紹 1が可目匕と判断 や やある △ あま り ない:(1)仕入先 大手M社の取引 紹 介 は 難 しい と判 断 ト 付 随取 引 普 通
あ ま りない ○ ○ ○ O ○ ○
ない
(注 )△ の印の 判 断 が 損 当者Aと そ れ ぞ れの担 当.者との相 違 点である
図表 10 テス ト
1
の ア ウ トプッ トデ ー タ (再優 先改善表示法 ) 最終意思 決定 改 善点(中 間情報) 改善点(基 本 要 素) A 条 件 付 債権保全 担 保 提 供B 条件付 債権保全 販売先
C
条 件 付 債権 保 全 担 保 提 供 評価
D
条件付 取 引刈 ット 企業取引E 条件付 債権保 全 担保提供
F 条件 付 .
債 権 保 全 担 保 提供
G
条件付 期待 感 経営 者人物146
.N工 工IEleotronio Library
コ ンピュ ータによ る経 営 診 断シ ステム の 設 計
図表
11
テス ト1
のア ウ トプッ トデ ータ (全改 善 表示 法 )最 終忌 思 決定 改善 点(中間情 報) 改 善点(基 本要 素)
A 条 件 付 取 引刈ット ま た は債 権 保全
企業取 引と個 人取 引
ま た は販 売 先と担 保 提 供と社 長 保 証 B 条 件付 取引メリソトと債 保 全
また は債 権 保 全 を100%以 上
企 業 取 引と個 人 取 引 と販 売 先 と担保 提供
C 条 件付 取 引刈ットと債 権 保全 または債 権保全 を100%以 上
企 業取 引と個人取 引と販売 先と担 保 提供と杜 長 保 証 評
価
D 条 件 付 取引刈 ットと債 権 保 全
また は取引メ11ットの 十分な改 善
企業取 引と個人取 引と販売 先と社長 保 証
E 条 件付 取 引メリ升
ま たは債 権 保 全
企 取 引 と個 人 取 引 と販 売 先 と担 保 提 供 と社 長 保 証
F 条件 付 取引メリット また は債権 保全
企 業取 引と個人取 引と販 売 先と担 保 提 供と礼 長 保 証 G 条 件 付 期 待 感と債 権 保 全
ま た は 期待 感と取 引刈ット
経営者人牛と企 』
取 引と個人取 引と販 売先と担 保 提供と社長 保 証
図表 12 テス ト
2
の インプッ トデータ中 間 情 報 基 本 要 素 担 当者の評価(インプットデータ)
期待 感 申請 額の妥当性 借 入実現度
真 剣 な取 引 構 想 経 営 者の 人 物・能 力
妥当 やや ある や やある
普通 債 権 保 全 販 売 先
担 保提供
社長の個人保証での保全 可能 度
普 通 一部 提供 70%以 上可 能 取 引メリツト 今 後の企業 取引での採 算
従 業 員 含む個 人 取 引での採 算 その 他 付 随取引での採 算
普通 や やある あ ま りない
図 表
13
テ ス ト2
の 最初ア ウ トプッ トデータ 一 、取 ’
口 ぶ 、 フ下7 王 じ 口 ,.、 不 ゜
取 ,、思 心 ’−
定 未 ’ 寸 禾 寸
口 ,h亀 中 間情報
貝 呆王 取弓刈 ット た は 貝 、 王
口 ’L噛、
基本 要素
旦 是ヌ、 iE輩 で の 米 .
固 で の 栄
また は 販 売先 と担 保提 供 と社 長の 個 人保証
図 表
14
テス ト2
の再 実 行ア ウ トプッ トデータ取
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疋 禾寸
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