* 2
静 : : : : : 〉 α ニ
1) 20 mol % Ni(cod)2, 40 mol % PMe2Ph 1.5 eq Me3SiSnBu3, DMF, rt, 2 hr 2) CF3C02H, CH2CI2
Scheme 89
︑
閃 へ
v
pupu
o o
M M
2 steps 78%
トルエン中で
PMe,
Phを加えずに反応させると、
80oCでも反応は全く進行しなかった。
DMF中 では
PMe2Phを添加しなくても反応が進行したのは、おそらく
Me)SiSnBu)のケイ素原子に
DMFが配位 高配位のシリカートを形成することによってケイ素ースズ結合の活性化が起こっているためではな
ネ
3
し 、
いかと考えている。
***************************ごt:************~ド***ネヰc:*************手i:*****ド*****************申*********
蜘53幽
第三章第三節第一項 シク口ぺンタン誘導体の合成
シリルスタナンを用いた間環反応の反応機構を考察した ( S c h e m e
90)。第二章で述べた不斉環化 反応の反応機構と同様に、シリルスタナンを用いる本反応でも二種類の反応経路が考えられる。
すなわち、シリルスタナンが
O価ニッケル錯体に援化的付加し
201を与え、これが基質のジエン 部分と反応し生成した π 嗣アリルニッケル中間体
190a'を経由する機構
(pathA)と、オキサニッケラ サイクル中間体
190b'とシリルスタナンとの σ " ボンドメタセシスを経る経路
(pathB)である。本反 応では、オレフィン側鎖の
3'位にトリブチルスタニル基が位置する間環体
200のみが得られた。
この結果は、
pathA の経路で反応が進行したならば、ニッケル錯体
201のニッケル帽ケイ素結合と ニッケルースズ結合の
2つの結合のうち、より反応性に富むと考えられるこッケル"スズ結合にジエ ンが挿入し、 π 職アリルニッケル中間体
190a'が生成したことを意味する。一方
pathBで示した経 路では、ニッケラサイクル
190b'とシリルスタナンとの σ ω ボンドメタセシスの過程において、
HSAB
則から考えると、よりハードなケイ素原子が酸素原子と結合を作るようにニッケラサイク ルが開裂し中間体
190b"を与える。その後 π 鞠アリルニッケル中間体
190b'"経て
191'が生成したも のと思われる。現時点では本反応がいずれの機構で進行しているかを特定するには至っていない。
またアルコール体
200bの生成を本反応機構のみで説明することも困難である。しかし、シリルス タナンを用いた本間環反応はケイ素とスズのそれぞれの元素の特性を活かした非常に興味深い反 応である。
S c h e m e
90土 己 E z F v ? ! 主 r 広 h ; L h ユ 」 ! : B
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Ni(O)吋
( Ni(O)
1
引 ;‑lZU31‑dj3Bu‑JLBU3
190b" 190b'"
path B
剛
5 4
幽項ニ大 第 拡 節 一 一 の 皆 一 関 同一 朝 愛 一 二 用
第 一 湿
第二項適用範囲の拡大
前項で得られた結果をもとに、本反応の適用範囲の拡大を自指し検討することにした。
まず、
176を用いて
6員環形成反応を行なった
(Tab1e 13)0 PMe2Phの存在下で基質
176と
Me3SiSnBu3を
DMF中で反応させたところ、シリルエーテル体
202aおよびアルコール体
202bの 二種類、の間環体が合わせて 5 1
o/cで生成した
(run1)。機器スペクトルデータの解析から、
202a及び
202bの側鎖のオレフィンの幾何異性はいずれも
E配置に制御されていることがわかった。また、
シランを用いた環化反応の結果と同様に、いずれの閉環体においても側鎖の立体配置は仰t
iの関係に完全に制御されていた九一方
6員環形成反応でも
PMe♂hを加えなくても反応は進行し、ア
リルスタニル側鎖をもっ閉環体
202aと
202bが合わせて 3 1
o/cの収率で得られた
(run2)。
6
員環形成反応では、
PMe♂
hの存在下で反応させるとアルコール体
202bが主生成物となった。
一方、
PMeoPhを加えずに反応させるとシリルエーテル体
202aが主生成物として得られた。この ように配位子の有無により生成物の比が逆転する理由は明らかではないが、非常に興味がもたれ る 。
ロ : : 〉 に 工
20 mol % Ni(codh 40 mol % ligand 1.5 eqMe3SiSnBu3 DMF,吋一 一 五
一 一 円
4
0 0 M M
: : : : : く ) ‑ O H
202b‑Lsr181J3
Table 13. Cyclization of 176 Using Me3SiSnBu3
ligand time yield(%) ratio run (hr) (202a+202b) (202a/202b)
PMe2Ph 5 51 1 /7.5 2 6 31 1.8 /
以上の結果、シリルスタナンを用いた閉環反誌が
6員環形成にも適用可能であることが明らか となった。
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
* 1 関環体
202aの側鎖の立体化学は
lHNMRスベクトルの解析により下関に示したように、
6員環 上のニつのメチンプロトン間の結合定数が
10.3Hzであったことから、
antiの関係に制御されていると決定した。また、
202bの側鎮の立体配置も関様に
¥HNMRスベクトルの解析により、
6員環上の二つ のメチンプロトン間の結合定数から
antiであると決定した(日
gure9)。
Figure 9.
****ヰミ***************************~・3ド****中*********含~*******************:ドキ***********************
幽55‑
第三意第三節第二環 適用範箇の拡大
次に本反応をピロリジン骨格の構築に適用すべく検討することにした。すなわち、
42を基質とし
DMF中で反応を行なった
(Table 14)。まず、
PMe2Phの存在下で基質
42と
Me3SiSnBu3を反応させた ところ、二種類の閉環体
203a及び
203bが合わせて
38%の収率で得られ、本間環反応がピロリジン骨 格にも適用可能であることがわかった
(run 1)九 ま た 本 反 応 は
PMe3Phを加えなくても進行するが、閉 環体
203aの収率は
18%と低下した
(run2)。
42
20 mol % Ni(codb 40 mol % ligand 1.5 eq Me3SiSnsu3
DMF
,
rtロ ニ : h B U 3
203a
+
Ts任;ん
Sn/¥CHO
ドキュメント内
File Information Type Doc URL DOI Issue Date Citation Author(s) Title
(ページ 58-61)