⑰ 以下の画面が表示されたら「戻る」ボタンを押します。
設定後、「リンク」からPowerChute Business EditionエージェントにWebUIよりアクセスすることも可能です。
7 PowerChute Business Edition アンインストール
※ すべてのアンインストール作業はadministrators権限を持つユーザで実施してください。
※ PowerChute Business Editionエージェントのみをアンインストールする場合、PowerChute Business Editionコンソ ールを起動し、アンインストールするPowerChute Business Editionエージェントの登録を削除しておいてくださ い。
※ PowerChute Business Edition コンソールは終了させておいてください。リモートサーバからも PowerChute
Business Editionサーバへ接続していない状態(ログアウトした状態)でアンインストールを行ってください。
※ PowerChute Business Editionをアンインストール後、フォルダやファイルがインストールフォルダに残る場合が あります。PowerChute Business Editionのインストールフォルダを確認し、フォルダの中身とともに削除してく ださい。
7.1
Windowsの場合7.1.1 Windowsの場合(エージェント、サーバ、コンソール共通)
※Windows Server 2008 Server Coreの場合は、「7.1.2 Windows Server 2008 Server Coreの場合」を参照してください。
※iStorage NSシリーズ以外のサーバでは①の作業は必要ありません。手順②から作業を開始してください。
① 使用している環境がiStorage NSシリーズの場合は、管理PCからWebUIでiStorage NSにアクセスし、ターミナ ルサービスを起動します。(以降の作業はすべてターミナルサービス上で実施します。)
② スタートメニューから[設定]→[コントロールパネル]を選択します。
③ 以下を起動します。
Windows 2000の場合:「アプリケーションの追加と削除」
Windows XP / Window Server 2003 / Windows Server 2003 R2の場合:「プログラムの追加と削除」
Windows Vista / Windows Server 2008の場合:「プログラムと機能」
④ 現在インストールされているプログラム一覧の中から、削除したいPowerChute Business Edition コンポーネント
(エージェント、サーバ、コンソール)を選択します。
⑤ 「削除」(Windows Vista、Windows Server 2008の場合は「アンインストール」)ボタンを選択します。
⑥ 以降、ウィザードの指示に従って作業を進めてください。
⑦ アンインストールが終了したら必ずサーバに接続しているシリアルケーブルをサーバから抜いてください。ケー ブルを抜いたことを確認したら、サーバを再起動してください。
7.1.2 Windows Server 2008 Server Coreの場合
① コマンドプロンプトにて、PowerChute Business Editionインストールフォルダに移動し、「UninstallAgent.bat」ファ イルを実行します。
例)C:¥Program Files¥APC¥PowerChute Business Editionにインストールしていた場合 cd "C:¥Program Files¥APC¥PowerChute Business Edition"
UninstallAgent.bat
② アンインストールが終了したら必ずサーバに接続しているシリアルケーブルをサーバから抜いてください。ケー ブルを抜いたことを確認したら、サーバを再起動してください。
7.2
Linuxの場合7.2.1 対象サーバで直接アンインストール作業を行う場合
① 作業はすべてroot権限にて行ってください。一般ユーザにてログインしている場合は、「su -」コマンド等により root権限になって、以下のコマンドを実行してください。
rpm-epbeagent
※アンインストール時、下記メッセージが表示される場合がありますが、PowerChute Business Editionをインスト ールしたディレクトリ配下のファイルは削除されます。
エラー:cannot remove /opt/APC/PowerChuteBusinessEdition/Agent/bin – directory not empty エラー:cannot remove /opt/APC/PowerChuteBusinessEdition/Agent – directory not empty
② Express5800/インターネットアプライアンス InterSecシリーズを使用している場合のみ、以下のコマンドを実行
してwebpcbeをアンインストールします。
rpm-ewebpcbe
※上記コマンドを実行した後、webpcbeをインストールしたディレクトリ(デフォルト:
/opt/nec/wbmc/adm/service/ESMPRO_UM_PCBEディレクトリ配下)にファイルが残っていた場合は
ファイルを手動で削除してください。
③ プロンプトが表示されるとアンインストールは終了です。
アンインストールが終了したら必ずサーバに接続しているシリアルケーブルをサーバから抜いてください。ケー ブルを抜いたことを確認したら、サーバを再起動してください。
7.2.2 Management Consoleを使用してアンインストールする場合
① ブラウザを起動し、Webベースの管理ツール「Management Console」に接続します。
アドレスを以下のように指定すると図のように表示されます。(アンインストールするサーバのIPアドレスが
172.16.1.56,Management Consoleのポート番号が18000の場合)
https://172.16.1.56:18000/
注意:Management Consoleへのアクセス方法、操作手順は使用しているサーバにより異なりますので、詳しく はサーバ本体のマニュアル等を確認の上、同様の操作を行ってください。
② ユーザー名とパスワードの入力画面が表示されますので、管理者権限を持つユーザでログインします。
③ [システム管理者用ログイン]を選択します。
④ 左側メニューから「パッケージ」を選択します。
⑤ 「インストールされているパッケージの一覧」ボタンを押します。
⑥ パッケージ一覧の中から「pbeagent-7.0.5-408」を選択します。(一番上の「パッケージ名」をクリックしてパッケ ージ名でソートすると探しやすくなります。)
⑦ 「アンインストール」ボタンを押します。
⑧ 確認メッセージが表示されますので、「OK」ボタンを押してアンインストールします。
⑨ 「操作は成功しました。」と表示されるとアンインストールは終了です。シリアルケーブルをサーバから抜いて ください。
⑩ 同様に「webpcbe-1.10-1.0」パッケージも⑤~⑧の手順により、アンインストールしてください。
⑪ サーバからシリアルケーブルを抜いていることを確認したら、サーバを再起動させてください。
7.3
Telnetを使用してリモートサーバからアンインストールする場合(Linuxの場合)① Telnetを使用してLinuxサーバにログインします。(アンインストールは管理者が行わなければなりません。一般
ユーザでログイン後は「su -」コマンドを実行してrootアカウントに変更してください。)
② 以降の手順は「7.2.1対象サーバで直接アンインストール作業を行う場合」と同様です。
8 コンソールの操作
8.1
サーバへの接続コンソールを使用して各エージェントやUPSの設定を行うためにはPowerChute Business Editionサーバに接続しなけ ればなりません。以下の手順で接続してください。
iStorage NSシリーズなどにおいて、
<Windows 2000の「ターミナルサービスクライアント」を使用する場合>
Windows 2000の「ターミナルサービスクライアント」を使用してターミナルサーバに接続し、PowerChute Business
Editionコンソール、デバイスリストウィザード、および設定プロファイルウィザードを起動した場合、画面が正し
く表示されません。これは「ターミナルサービスクライアント」の表示可能色数が少ないために発生します。
<「リモートデスクトップ接続」を使用する場合>
「リモートデスクトップ接続」はPowerChute Business Editionを使用するための要件である『16ビットカラー』の 表示が行えますので、ターミナルサーバマシンにすべてのコンポーネントをインストールし、ターミナルサービス クライアントから「リモートデスクトップ接続」を使用して接続することで管理できます。
① コンソールを起動すると以下の画面が表示されます。接続するサーバの「ユーザ名」、「パスワード」を入力し ます。
② 「ローカルサーバの検出」をクリックするか、PowerChute Business Editionサーバがインストールされているサ ーバのIP アドレスまたはホスト名を「サーバ」欄に入力します。(過去に接続したことがあるサーバは「サー バ」欄のドロップダウンリストから選択することも可能です。)
③ 以上の操作でサーバに接続し、ログインすることができます。
8.2
エージェントの登録PowerChute Business Editionサーバに管理するエージェントが登録されていない場合、PowerChute Business Editionサー
バが管理するエージェントを登録しなければなりません。以下の手順で登録を行ってください。登録後に変更するこ とも可能です。コンソールのメイン画面で[ツール]→[デバイスリストの設定]を選択するか、または、コンソー ルのデバイリストフレーム上において、右クリックで表示されるメニューオプションより[デバイスの追加]を選択し、
②以降の手順を実行してください。
① PowerChute Business Editionサーバに管理するエージェントが登録されていない場合、コンソールにログインする
と次のメッセージが表示されますので「はい」を押してください。「いいえ」を押すと追加せずにコンソールを 表示します。
② デバイスリストの設定画面が表示されます。検出されたデバイス欄に、ネットワーク上の同じ「ユーザ名」、「パ スワード」で設定されたエージェントがインストールされているサーバ一覧が表示されます。追加するサーバを 選択し、「追加」を押します。
※ デバイスリストに登録できるデバイスは最大25台です。25台を超えるデバイスを登録しようとすると、
「追加」を押した際に以下のメッセージが表示されます。
③ 現在のデバイスリスト欄に追加したサーバが表示されます。設定を反映するには「適用」を押してください。
④ デバイスリストへの追加が完了したら次の画面が表示されます。「閉じる」を押して設定画面を終了してくださ い。
※ 既に他のPowerChute Business Editionサーバに監視されているサーバを追加しようとすると次の画面のよう
にエラーが表示されます。
⑤ コンソールのメイン画面に戻ります。追加したサーバが表示されていることを確認してください。(PowerChute
Business Editionコンソールから、デバイスリストの設定を行った場合以外には以下の画面は表示されません。つ
まりPowerChute Business Editionサーバインストール時の「デバイスリストの設定」では、以下の画面は表示され
ません。)
※ PowerChute Business Edition コンソールと PowerChute Business Edition サーバ間の通信および、PowerChute
Business EditionサーバとPowerChute Business Editionエージェント間の通信には、TCP/IPプロトコルによるソ
ケット通信が使用されます。あらかじめPowerChute Business EditionコンソールとPowerChute Business Edition サーバ間および、PowerChute Business EditionサーバとPowerChute Business Editionエージェント間でpingコマ ンドを実行し、共に通信が確立されていることを確認した上で使用してください。