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WebObjects

ドキュメント内 Mac OS X Server お使いになる前に (ページ 53-59)

WebObjects は、電子商取引など のインターネットアプリケーションを効率 的に開発および展開す

るために、アップルが提供している開発環境です。WebObjectsアプリケーションでは、複数のデー タベースに接続し、HTML コンテンツを動的に生成できます。WebObjects には、標準に準拠した WebサービスとJavaサーバアプリケーションの簡単に開発できるように、必要なツールとランタイ ムライブラリがすべて用意されています。

Mac OS X Serverは、WebObjects のランタイムライブラリを使用できる上、アプリケーションを 無制限に展開できるライセンスを提供しており、J2EE 互換のWebObjectsアプリケーションに最適 なプラットフォームとなっています。また、「サーバ管理」アプリケーション内からWebObjectsを 設定および監視するための、視覚的で使いやすいツールも提供されています。必要に応じて、Apple Store(www.apple.com/japanstore)およびアップル製品取扱店からWebObjects開発ツールを購 入できます。

WebObjectsの詳しい情報とマニュアルについては、次のWebサイトを参照してください:

www.apple.com/jp/webobjects/またはdeveloper.apple.com/referencelibrary/WebObjects/

コラボレーションサービス

コラボレー ションサービスを利用 すると、ユーザ間の対話が 促進され、チームワークと 生産性が向 上します。

次に、Mac OS X Serverのコラボレーションサービスを示します:

ウェブログサービス。Mac OS X Serverでは、RSSおよびAtom XML標準に準拠するマルチユーザ のウェブ ログサーバ(Blojsom に基づいてい ます)を使用できま す。ウェブログサー ビスでは、

オープンディレクトリ認証がサポートされます。セキュリティを強化するため、ユーザはSSLに 対応したWebサイトを使用してウェブログサービスにアクセスできます。

iChat サービス。Macintosh、Linux、およびWindowsユーザのためのインスタントメッセージ機 能は、Jabber/XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)サーバによって提供され ます。ユーザ認証 は、オープンディレクトリ に統合されています。iChat サービス の設定と管理 は、視覚的な「サーバ管理」アプリケーションを使用して行います。

メールサービス。47 ページの「メールサービス」で概要が説明されている機能に加えて、Mac OS X Serverでは、「Mailman」の視覚的なインターフェイスを使用できます。「Mailman」は、最も広 く展開されているメーリング・リスト・マネージャの1つです。リストを簡単に作成および管理 して、コンテンツ のフィルタ機能、ダイジェスト 配信、およびその他のオプショ ンを利用できま す。「Mailman」についての詳細は、www.list.orgを参照してください。

グループのアカウント、環境設定、およびフォルダ。詳しくは、37 ページの「グループアカウン ト」を参照してください。

ファイル共有。ファイル共有オプションの概要については、42 ページの「ファイルサービス」を 参照してください。

54 2章    Mac OS X Serverの内部

既存の環境に統合する

Mac OS X Serverは、さまざまな方法で既存の環境に統合できます。

オープンディレクトリでは、既存のディレクトリ情報を次の方法で使用できます:

既存のKerberos KDCまたはActive Directory(Active DirectoryのKerberosを含みます)を使用 して、ユーザを認証できます。

AFPおよびSMB/CIFSファイルサービスをActive Directory Kerberos環境と統合できます。

Mac OS X ServerからアクセスできるLDAPv3ディレクトリシステムの場合は、そこに保存されて いる情報を共有できます。

BSD(Berkeley Software Distribution)設定ファイルまたはSun Microsystems社のNIS(Network Information System)ファイルから設定情報を取得できます。

Windowsユーザの場合、サーバで次のことができます:

VPNサービスを提供する

プリンタ共有を提供する

オープンディレクトリ認証を提供する

ドメインコントローラとして使用して、Windowsドメインログインおよびシングルサインオンを 提供する

ホームディレ クトリを管理する(ホー ム・ディレクトリ・サー バが、別のMac OS X Server の Windowsドメインのメンバー、またはActive DirectoryドメインのメンバーのPDCである場合)

WINSネーミングサービスを提供する

次のガイド では、アップル以外の製造 元の製品を使用するた めに、サーバを設定する方 法について 説明しています:

既存のディレク トリシステムに統合するときの ガイドラインと手順について は、オープンディレ クトリ管理ガイドで説明しています。

Windowsコンピュータユーザのためのプリントサービスとファイルサービスを設定する方法、

個々のユーザのためのWindowsオプションを設定する方法、 およびWindowsユーザのための PDCサポートを設定する方法については、Windowsサービス管理ガイドで説明しています。

アカウント、ユーザデータ、およびサービス設定をWindows NTサーバからMac OS X Serverに移 動する方法については、Windows NT移行ガイドで説明しています。

高可用性

Mac OS X Serverでは、次の機能によって高い可用性を保証しています:

オープン・ディレクトリ・パスワード・サーバおよびKerberos KDCの認証サービスを含む、オー プンディレクトリLDAP複製(オープンディレクトリ管理ガイドを参照)

アプリケーション、システム、または電源に障害が発生した後の自動再起動

ディスク容量の監視(ログローリングスクリプトとdiskspacemonitorツールについてはコマン ドライン管理ガイドを参照)

ソフトウェアRAID、またはミラーリング(「ディスクユーティリティ」のオンラインヘルプを参照)

ジャーナリングが有効なHFSディスク(ディスクのジャーナリングの使いかたについては、コマ ンドライン管理ガイドを参照)

リモートサーバの監視(57ページの第 3 章「サーバの管理」を参照)

2章    Mac OS X Serverの内部 55

リンクアグリゲーション(高可用性管理ガイドを参照)。コンピュータによっては、リンクアグリ ゲーションを使 用して、物理的な接続の可用性を 向上させることができます。リ ンクアグリゲー ションを使用すると、複数の物理ネットワークリンクを1つの論理リンクとして設定して、ネッ トワーク接続の容量と可用性を向上させることができます。

ハイパフォーマンスコンピューティング

遺伝子研究 やビデオ制作など、多くの 帯域幅を消費する計算 では、大量の計算処理が必 要になりま す。Mac OS X Serverを利用すれば、 パフォーマンスと費用効率を向上させることができます。

たとえば、Xgridコンピューティングサービスを使用すると、専用または共有のMac OS Xコンピュー タのコ レクション に計算を分 散すること で、スーパーコ ンピュータ レベルの性 能を達成で きます。

Xgridクラスタコントローラによって、計算クラスタと呼ばれる分散型コンピューティングプールへ

のアクセスを集中管理できます。Xgrid管理ガイドでは、計算クラスタを設定および管理する方法に ついて説明しています。

29 ページの「計 算クラス タ」では、ハイ パフォー マンス コンピュ ーティン グに関す る Mac OS X

Serverのその他のサポート例を示しています。

サーバの管理

Mac OS X Serverに は、サーバを管理するために、さまざまなツールとア プリケーションが用意さ れています。

管理者は、視覚的なアプリケーションまたはコマンドラインツールを使用して、サーバの初期設定、

サービス設 定、毎日のサーバ管理を 行うことができます。サー バ管理は、管理アプリケ ーションが インストールされているサーバまたはMac OS Xコンピュータから行えます。

第 3 章「サーバの管理」では、Mac OS X Serverのツールとアプリケーションについて説明します。

56 2章    Mac OS X Serverの内部

移行とアップグレード

バージョン10.4より古いMacintoshサーバまたはWindows NTサーバで使用していたデータと設 定を再利用できます:

Mac OS X Server10.3、またはバージョン10.2.8を使用していて、別のコンピュータハードウェア に変更する必要 がない場合は、アップグレードイ ンストールを実行できます。既 存の設定とデー タが移行されるため、アップグレードは簡単に行うことができます。

システムディス クを再フォーマットしたり、サー バハードウェアをアップグレー ドしたりする必 要があって、アップグレードインストールを実行できない場合は、Mac OS X Server バージョン 10.4 をインストールしたコンピュータにデータと設定 を移行できます。10.3 の最新バージョン、

バージョン10.2.8、10.1.4、10.1.5、および1.2、AppleShare IP バージョン6.3.3からの移行がサ ポートされます。

Windows NTコンピュータをMac OS X Serverに置き換える場合は、ユーザ、グループ、ファイル などを移行できます。

アップグレードおよび移行ガイドでは、Macintosh のデータと設定を再利用するための手順につい て説明しています。Windows NT移行ガイドでは、Windows NTサーバから移行するための手順に ついて説明しています。

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サーバの管理

Mac OS X Server を視覚的なアプリケーションまたはコマンドライン ツールを使って管理します。

これらのツールを使って、さまざまな方法でMac OS X Serverを管理できます:

Mac OS X Server の管理には、使用中のサーバ上で直接行う方法(ローカル管理)と、別のサー バ、Mac OS X コンピュータ、またはUNIX ワークステーションから管理する方法(リモート管 理)があります。

「サーバ管理」や「ワークグループマネージャ」などのサーバ管理アプリケーションは、視覚的に 操作できるため 使いやすく、リモート管理を行う ときにも安全に接続できま す。これらのアプリ ケーションは、Mac OS X Server上(「/アプリケーション/サーバ/」)で使用するだけでなく、

Mac OS Xコンピュータにインストールして使用することもできます(59 ページの「管理用コン

ピュータを設定する」を参照してください)。

コマンドを使っ てサーバを管理したい場合は、コ マンドラインツールを使用 できます。サーバを リモート管理する場合は、SSH(Secure Shell)セッションでコマンドを送信できます。コマンド を入力するときは、Mac OS X ServerコンピュータおよびMac OS Xコンピュータの「ターミナ ル」アプ リケーショ ン(「/ アプ リケーシ ョン / ユ ーティリ ティ/」にあり ます)を使い ます。

Macintosh以外のコンピュータからコマンドを送信することもできます。その場合は、59 ページ

の「Mac OS X以外のコンピュータを管理に使用する 」で説明するように設定する必要があります。

管理ツールを使用する

各管理ツールについては、次の表に載っているページで説明します。

使用するアプリケーションまたはツール 目的 詳しい情報の参照先

インストーラ サーバソフトウ ェアをインスト ールした り、バージョン 10.2または 10.3からアッ プグレードします

60 ページ

サーバアシスタント バージョン10.4のサーバを設定します 60 ページ ディレクトリアクセス ディレクトリの データへのアク セス権を

設定し、検索方式 を定義し、サー ビスを 検出するための プロトコルを使 用可能に します

60 ページ

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