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Update Physical Layer Wizard

このウィザードを使用すると、リポジトリの「Physical」レイヤーのデータベース・オブジェクトを、バックエ ンド・データベースの現在の定義に基づいて更新できます。

注意注意

注意注意: このウィザードは、読取り専用モードで開かれているリポジトリでは使用できません。読取り専用モード のリポジトリは更新できないからです。

ウィザードで更新処理が行われると、Administration Toolを実行しているサーバーは、各バックエンド・データ ベースに接続します。「Physical」レイヤーのオブジェクトは、バックエンド・データベースのオブジェクトと比 較されます。説明テキストには、「Physical」レイヤーのデータベース内のオブジェクト定義とバックエンド・

データベース内のオブジェクト定義との差異(データ型の長さの不一致やバックエンド・データベースには見つ からないオブジェクトなど)を示すアラートが表示されます。たとえば、リポジトリの「Physical」レイヤーの データベースに存在するオブジェクトがバックエンド・データベースに存在しない場合、次のテキストが表示さ れます。

Object does not exist in the database 注意

注意 注意

注意: このウィザードは、バックエンド・データベースに存在するがリポジトリに存在しない列またはテーブル を、リポジトリに追加しません。さらに、列のキー割当ても更新しません。ウィザードは、データベース内の列 と一致する列がリポジトリに存在することを確認して、それらの値が一致しない場合は、リポジトリ内の列のタ イプと長さを更新します。

各データベースの接続プール設定は、オブジェクトをバックエンド・データベースから「Physical」レイヤーに 前回インポートしたときの接続プール設定と一致している必要があります。たとえば、Oracleの場合、接続プー ルがネイティブOCIに設定されていることがありますが、更新にはOracle ODBCソースを使用する必要があり ます。この場合、接続プールをインポートに使用したOracle ODBC設定に設定します。接続プール設定の詳細 は、「接続プールの設定」(69ページ)を参照してください。

「 「 「

Physical

」レイヤーのオブジェクトを更新するには 」レイヤーのオブジェクトを更新するには 」レイヤーのオブジェクトを更新するには 」レイヤーのオブジェクトを更新するには

1 「Tools」メニューから、「Utilities」→「Update Physical Layer」を選択し、「Execute」をクリックしま す。

リポジトリの「Physical」レイヤーにあるデータベースが、ウィザードの左ペインに一覧表示されます。

2 「Update Physical Layer Wizard」ダイアログ・ボックスの左ペインで、更新するデータベースを選択して から「Add」をクリックします。

そのデータベースが右ペインに移動します。

3 更新リストからデータベースを削除する場合は、そのデータベースを選択して「Remove」をクリックしま す。

4 「Physical」レイヤーで更新するオブジェクトを選択したら、「次へ」をクリックします。

5 次のウィンドウで、更新する各データベースの接続プールを選択し、「次へ」をクリックします。

6 それぞれの更新情報を確認します。

注意 注意 注意

注意:「Name」列見出しをクリックすると、行をソートできます(昇順または降順に切り替わる)。

7 ウィザードで、「Physical」レイヤーの特定のオブジェクトを更新しない場合は、「戻る」ボタンをクリック してオブジェクトを削除します。

8 「Finish」をクリックします。

「Physical」レイヤーのオブジェクトが更新され、ウィザードが自動的に閉じられます。

9 Administration Toolのツールバーで、「File」→「Save」をクリックして、「Physical」レイヤーの更新済 オブジェクトを保存します。

リポジトリ・マッピングのドキュメント生成 リポジトリ・マッピングのドキュメント生成 リポジトリ・マッピングのドキュメント生成 リポジトリ・マッピングのドキュメント生成

Repository Documentation・ユーティリティは、プレゼンテーション列から対応する論理列および物理列への マッピングをドキュメント化します。このドキュメントの対象には、列に関連付けられている条件式も含まれま す。ドキュメントは、カンマ区切り(CSV)またはタブ区切り(TXT)形式で保存できます。

Repository Documentation・ユーティリティを使用すると、Oracle BIメタデータをフラット・ファイルに抽 出して、ExcelおよびRDBMSにロードできるようになります。これにより、結果ファイルをクエリーして、「物 理列Xを削除すると影響を受ける論理列はどれか」または「ビジネス・モデル内には物理テーブル

W_SRVREQ_Fへの参照が何箇所あるか」などの質問に回答できます。その後、リポジトリの要素間の依存関係

を確立できます。

Excelでは、1,000,000行のデータセットしか処理できませんが、大規模なリポジトリでは、この行数を超えて

しまう場合があります。そのため、該当ビジネス・モデルを新規プロジェクトに抽出することにより、リポジト リのサブセットに対してRepository Documentation・ユーティリティを実行することをお薦めします。詳細 は、「Oracle BIのマルチユーザー開発環境の設定と使用」(173ページ)を参照してください。

Repository Documentation・ユーティリティでは、現行リポジトリのプレゼンテーション・レイヤーと物理レ イヤーとの間の接続を示す、カンマ区切り値またはタブ区切り値のファイルが作成されます。このファイルは、

物理レイヤーとしてリポジトリにインポートできます。

注意 注意 注意

注意: このファイルでは、リポジトリ変数およびMarketingオブジェクトに関する情報はすべて除外されます。

Repository Documentation

・ユーティリティを実行するには ・ユーティリティを実行するには ・ユーティリティを実行するには ・ユーティリティを実行するには

1 「Tools」メニューの「Utilities」を選択します。

2 「Utilities」ダイアログ・ボックスで、「Repository Documentation」をクリックします。

3 「Save As」ダイアログ・ボックスで、ファイルの保存先ディレクトリを選択します。

4 ファイルの名前を入力します。

5 ファイルのタイプおよびエンコーディング値を選択し、「Save」をクリックします。

現在のエンコーディング・オプションは、「ANSI」、「Unicode」および「UTF-8」です。

メタデータ・ディクショナリの生成と配置 メタデータ・ディクショナリの生成と配置 メタデータ・ディクショナリの生成と配置 メタデータ・ディクショナリの生成と配置

Oracle BIを使用する際には、リポジトリ・オブジェクトのメトリックまたは属性について、より多くの情報が必

要になる場合があります。たとえば、メタデータ・オブジェクトの名前が紛らわしいことが原因で発生する問題 を解決したり、属性が複雑な方法で導出される際に詳細情報を取得する場合があります。メタデータ・ディク ショナリは、矛盾する情報の解決やリポジトリ・オブジェクトのメトリックと属性の理解に役立ちます。

メタデータ・ディクショナリは、XML文書の静的セットです。各XML文書には、物理テーブルや論理列などのメ タデータ・オブジェクトについて、そのプロパティや他のメタデータ・オブジェクトとの関係もあわせて記述さ れています。

これらのXML文書は、ブラウザの索引ファイルを使用して表示します。そのため、BI Presentation Serverに メタデータ・ディクショナリを配置する必要があります。ディクショナリの生成前にその場所がわかる場合は、

ディクショナリのファイルとフォルダを生成する前に「Save As」ダイアログ・ボックスで指定できます。ディク ショナリの生成後に配置場所がわかった場合は、その時点でファイルを指定の配置場所にコピーできます。

ディクショナリは、リポジトリの変更に応じて動的に変更されることはありません。そのため、ディクショナリ を定期的に生成して、その内容を更新する必要があります。

メタデータ・ディクショナリの生成 メタデータ・ディクショナリの生成 メタデータ・ディクショナリの生成 メタデータ・ディクショナリの生成

ディクショナリを生成する際には、出力先を最終的な配置場所または一時的な配置場所のいずれかに設定できま す。

警告警告

警告警告: リポジトリは、数万のオブジェクトを含む大規模なものになる場合があるため、大規模なリポジトリの ディクショナリ生成には、かなりの時間がかかることがあります。

ディクショナリの出力先は、次の方法で選択できます。

■ ディクショナリの生成先となる、ローカルまたはネットワーク上の配置場所を選択します。ディクショナリを 生成する際には、リポジトリと同じ名前のサブディレクトリがその場所に作成されます。ディクショナリの フォルダとファイルは、そのサブディレクトリに作成されます。

たとえば、リポジトリ名がdemo1.rpdでJ:¥BI_DataDictionary¥を選択した場合、ディクショナリ・ファ イルとスタイル・シートは、次の場所に配置されます。

J:¥BI_DataDictionary¥demo1¥

注意注意

注意注意: 使用するディクショナリが生成されている場合は、そのフォルダ全体を目的の配置場所にコピーしてく ださい。

■ IIS仮想ディレクトリを使用する場合は、ディクショナリを生成する前に、IISで仮想ディレクトリを作成ま たは選択します。ディクショナリを生成する際は、IIS仮想ディレクトリに関連付けられている物理ディレク トリを選択します。

注意 注意 注意

注意: ディクショナリが生成されている場合は、そのフォルダ全体を、IIS仮想ディレクトリに関連付けられ ている物理ディレクトリにコピーしてください。

メタデータ・ディクショナリの生成後は、そのディクショナリのスタイル・シートと索引ファイルが作成されま す。

関連するスタイル・シート(XSLファイル)が作成され、次の場所に格納されます。

[drive]:¥[path]¥[repository name]¥xsl

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