第4章 設定
4.3 ローリングアップデート(資源配付)
4.3.2 Systemwalker Centric Managerの資源配付でスケジュールする
4.3.2.3 Traffic Directorへの切り離し出口と組み込み出口スクリプトを雛型に従っ
振分けサーバのInterstage Traffic Directorへの切り離しと組み込みを行 うために、以下のファイルを編集します。
! 切り離し出口スクリプト
! 組み込み出口スクリプト
! Interstage Traffic Director用の連携ファイル
切り離し出口と組み込み出口スクリプトを編集する
振分けサーバのInterstage Traffic Directorへの切り離し出口と組み込み 出口スクリプトの雛形は以下の場所に格納されています。スクリプトを編集し た場合は、同じ格納先に同じファイル名で保存します。
OS 格納先パス 切り離し出口ス クリプト名
組み込み出口ス クリプト名 Windows版 Systemwalker イ ン
ス ト ー ル 先
\Mpwalker.DM\mpdr mssv\etc
lbdisc.bat lbconn.bat
Solaris OE版 Linux版
/opt/FJSVmpsdl/et c
lbdisc.sh lbconn.sh
Interstage Traffic Director切り離し出口スクリプト(雛形) [Windows版の場合]
REM load balancer disconnect script REM Please configure batch-variables SET CMDPATH=c:\temp
SET LOGPATH="%tmp%\%DRMSNODENAME%-disconnect.log"
SET TIMEOUT=10 SET WAIT=300 SET ALREADYDISC=
SET SLEEP=1810
REM Do not modify under this line.
・ ・ ・
99 [Solaris OE版またはLinux版の場合]
#!/bin/sh
# load balancer disconnect script
#
# Please configure shell-variables
#
CMDPATH="/opt/FJSVmpsdl/shell"
LOGPATH="/tmp/${DRMSNODENAME}-disconnect.log"
TIMEOUT="10"
WAIT="300"
ALREADYDISC=""
SLEEP="1810"
#
# Do not modify under this line.
#
・ ・ ・
Interstage Traffic Director組み込み出口スクリプト(雛形) [Windows版の場合]
REM load balancer connect script REM Please configure batch-variables SET CMDPATH=c:\temp
SET LOGPATH="%tmp%\%DRMSNODENAME%-connect.log"
SET TIMEOUT=10 SET CONNECT=
REM Do not modify under this line.
・ ・ ・
100
[Solaris OE版またはLinux版の場合]
#!/bin/sh
# load balancer connect script
#
# Please configure shell-variables
#
CMDPATH="/opt/FJSVmpsdl/shell"
LOGPATH="/tmp/${DRMSNODENAME}-connect.log"
TIMEOUT="10"
CONNECT=""
#
# Do not modify under this line.
#
・ ・ ・
備考.
- nsstateコ マ ン ド の詳 細に つ い て は 、Interstage Traffic Directorのマニュアルを参照してください。
- 適用正常・異常に関わらず組み込み出口スクリプトを呼び出しま すが、適用異常時の場合は、組み込みせずに出口スクリプトから 復帰し適用処理を打ち切ります。
切り離し出口と組み込み出口スクリプトの編集箇所は、“Please configure batch-variables”で記述している以下の環境変数の設定値です。運用環境・
運用方法に応じて編集してください。
また、“Do not modify under this line.”で記述している以降の行は編集 しないでください。
101 切り離し出口スクリプトの編集項目を以下に示します。
切り離し出口スクリプトの編集項目
環境変数 指定内容 備考
CMDPATH Interstage Traffic Directorシャットダウン制御
コ マ ンド(nsstateコマンド) が格納されているパスをフル パスで記述します。
本環境変数は必須指定 です。
LOGPATH nsstateコマ ン ドの実行結果 を出力するファイル名を指定 します。
本ファイルは保守情報ですの で、nsstateコマンドの実行結 果を採 取し な い 場 合 は 、 Windows版の場合は“nul”を指 定してください。Solaris OE 版ま た はLinux版の 場 合 は
“dev/null”を指定してくださ い。
雛形では、Windows版の 場 合 は%tmp%配 下 に 、 Solaris OE版またはLinux 版の 場 合 は/tmp配 下 に DRMSNODENAME環境変数の 値でファイルを出力する よう記述しているため、
業務サーバのノード名単 位でファイルが作成され ます。定期的にファイル を削除してください。
TIMEOUT nsstate コ マ ン ド の /timeoutオプションで指定す る、振分けサーバ(Interstage Traffic Director)からのレス ポンス待ち合わせ時間を秒単 位で指定します。
雛形では10秒となって います。
WAIT nsstateコマンドの/waitオ
プションで指定する、すべて のコネクションが0になるま で待ち合わせる時間を秒単位 で指定します。
雛形 で は300秒と な っ ています。
ALREADYDIS C
切り離し指示を行った際、
既に業務サーバが切り離され ていても適用処理を継続する 場合は、設定値に“APPLYCONT”
と記述します。
雛形では、設定値なし です(適用処理を継続せ ず切 り 離 し 異常と し ま す)。
SLEEP 切 り 離 し 指 示 を 行 っ て か ら、業務サーバに資源を適用 するまでの待ち時間を秒単位 で指定します。
こ の 時 間 は 、Interstage Traffic Directorのサイト負 荷分散ポリシーで指定するシ ャットダウン時間+10秒(余裕 値)を指定してください。
Interstage Traffic Directorで指定するシャ ットダウン時間のデフォ ルトは30分であるため、
雛形では余裕値10秒を加 えた1810秒となっていま す。
102
振分けサーバのInterstage Traffic Directorで指定するシ ャットダウン時間について
- 業務サーバの切り離し指示から、実際に業務サーバが切り離され て保守可能な状態に遷移するまで、シャットダウン時間がかかり ます。この間、資源配付はSLEEP環境変数により資源の適用処理 を待ち合わせ、業務サーバが保守可能な状態に遷移してから適用 処理を行います。このため、シャットダウン時間が長いと、適用 指示が完了するまで時間を要します。
- 運用に合わせて、Interstage Traffic Directorで指定するシャ ットダウン時間をチューニングしてください。シャットダウン時 間を短くすることで、適用処理の待ち合わせ時間も短くなります。
設定は、Interstage Traffic Director管理コンソールの[サイト 負荷分散ポリシー]の[故障監視]タブ→[メンテナンス]タブで [シャットダウン時間]を指定します。詳細は、Interstage Traffic Directorのマニュアルを参照してください。
103 組み込み出口スクリプトの編集項目を以下に示します。
組み込み出口スクリプトの編集項目
環境変数 指定内容 備考
CMDPATH Interstage Traffic Directorシャットダウン制御
コ マ ンド(nsstateコマンド) が格納されているパスをフル パスで記述します。
本環境変数は必須指定 です。
LOGPATH nsstateコ マ ン ド の 実 行結 果を出力するファイル名を指 定します。
本ファイルは保守情報ですの で、nsstateコマンドの実行結 果を採 取し な い 場 合 は 、 Windows版の場合は“nul”を指 定してください。Solaris OE 版ま た はLinux版の 場 合 は
“dev/null”を指定してくださ い。
雛形では、Windows版の 場 合 は%tmp%配 下 に 、 Solaris OE版またはLinux 版の 場 合 は/tmp配 下 に DRMSNODENAME環境変数の 値でファイルを出力する よう記述しているため、
業務サーバのノード名単 位でファイルが作成され ます。定期的にファイル を削除してください。
TIMEOUT nsstate コ マ ン ド の /timeoutオプションで指定す る、振分けサーバ(Interstage Traffic Director)からのレス ポンス待ち合わせ時間を秒単 位で指定します。
雛形では10秒となって います。
CONNECT 切り離し指示を行った際、
既に業務サーバが切り離され ていても自動的に組み込みを 行う場合は、設定値に“YES”
と記述します。
雛形は、設定値なしで す(自動的に組み込みは 行いません)。
以下の環境変数は、資源配付と切り離し出口・組み込み出口スクリプ トの情報受け渡しのための環境変数です。利用者が編集する必要はあり ません。
- Interstage Traffic Director接続のためのユーザ名:DRMSUSERID - Interstage Traffic Director接続 の ためのパス ワ ー ド:
DRMSPASSWD
- 業務サーバのノード名:DRMSNODENAME - 適用対象の資源グループ名:DRMSRSG - 適用対象のバージョン・レベル:DRMSVL
- 切 り 離 し出 口で のInterstage Traffic Directorの状 態 : DRMSUSERINFO(注1)
- 適用結果:DRMSAPLRESULT (OK or NG) (注2)
104
注1)
組み込み出口スクリプトのみ設定される環境変数です。切り離 し 指 示 を 行 っ た際、既に 切 り 離 し さ れ た状 態の 場 合 の み ALREADYDISCが設定されます。それ以外の場合はNullとなります。
注2)
組み込み出口スクリプトのみ設定される環境変数です。
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Interstage Traffic Director用の連携ファイルを作成する
Interstage Traffic Director用の連携ファイルとは、切り離し出口および 組み込み出口スクリプトで読み込むファイルであり、作成は必須です。
以下の格納先に作成してください。
OS 格納先パス ファイル名
Windows版 Systemwalkerイ ン ス ト ー ル 先
\Mpwalker.DM\mpdrmssv\etc
ipaddress.dat Solaris OE版
Linux版
/opt/FJSVmpsdl/etc ipaddress.dat
(注)
注)
ファイルのアクセス権(所有者、グループ、その他のユーザ)に、読 み取り可能属性が必要です。
Interstage Traffic Director用の連携ファイルの記述形式を以下に示しま す。
各IPアドレスはカンマ区切りで指定し、適用対象の業務サーバが複数存在す る場合は、適用対象の業務サーバ毎に1行ずつ記述します。
管理LANのIPアドレス
運用管理サーバの資源配付で定義している業務サーバのIPアドレスを指 定します。
振分けサーバのIPアドレス
振分けサーバのIPアドレスを指定します。
サイト・ファームのIPアドレス
サイト・ファームの仮想IPアドレスを指定します。
業務LANのIPアドレス
適用対象の業務サーバにLANカードが複数枚搭載されている場合に業務 LANのIPアドレス(Interstage Traffic Directorが認識している業務サー バのIPアドレス)を指定します。
L ANカードが一枚の場合は、管理LANのIPアドレスと同じIPアドレスを指
定します。
Interstage Traffic Director用の連携ファイルの作成例を以下に示します。
業務サーバ1: 管理LAN=192.168.1.140,業務LAN=192.168.253.140 業務サーバ2: 管理LAN=192.168.1.141,業務LAN=192.168.253.141 業務サーバ3: 管理LAN=192.168.1.142,業務LAN=192.168.253.142 振分けサーバのIPアドレス:192.168.1.111
サイト・ファームのIPアドレス:192.168.252.50
Interstage Traffic Director用の連携ファイルの作成例 192.168.1.140,192.168.1.111,192.168.252.50,192.168.253.140 192.168.1.141,192.168.1.111,192.168.252.50,192.168.253.141 192.168.1.142,192.168.1.111,192.168.252.50,192.168.253.142
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