第4章 設定
4.3 ローリングアップデート(資源配付)
4.3.2 Systemwalker Centric Managerの資源配付でスケジュールする
4.3.2.5 資源を配付してローリングアップデートを実行する
117
118
以下の手順でアップデートします。
1. メンテナンス版数を作成します。
配付する業務、配付先システム、適用のタイミングなどをパッケージ ングして、メンテナンス版数を作成します。作成したメンテナンス版数 が、資源を配付する単位になります。
[アクション]メニューから[メンテナンス作業の追加]-[メンテナン ス版数]を選択します。
→[メンテナンス作業(メンテナンス版数)の追加]ダイアログボック スが表示されます。
119 2. 以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
[メンテナンス版数名]
MTSYSDEF [業務]
“業務サーバ向け”を選択します。
→[‘MTSYSDEF RMS00000'のプロパティ]ダイアログボックスが表示さ れます。
a) [サーバ]タブを選択し、[追加]ボタンをクリックして、配付先の サーバを選択します。ここでは、システムグループ“業務サーバ”
を選択します。
120
b) [予定日時]タブを選択します。
以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
[適用種別]
手動
→[メンテナンス]サブウィンドウの[メンテナンス版数名]欄 に“‘MTSYSDEF”が追加されます。
資源の適用種別は必ず“手動”にしてください。
“即時”を指定すると、資源受信の延長で振分けサーバ のInterstage Traffic Directorから切り離しが行われな い状態で適用処理が動作します。
121 3. [メ ン テ ナ ン ス]サ ブ ウ ィ ン ド ウ の[メ ン テ ナ ン ス版 数名]欄で
“MTSYSDEF”を選択した状態で右クリックし、ポップアップメニューか ら[資源の配付]を選択します。
→[資源の配付]ダイアログボックスが表示されます。
設定内容を確認し、[OK]ボタンをクリックします。
→“業務サーバA-SV”、“業務サーバB-SV”および“業務サーバC-SV”
にメンテナンス版数が配付されます。
4. 業務サーバでの資源の受信完了を確認します。
配付の終了後、[資源配付]ウィンドウの左下部分に、“資源の配付が正 常に終了しました”というメッセージが表示されていることを確認しま す。
中継サーバを配置したシステム構成の場合、上記メッセージで は業務サーバの受信完了を確認できません。各業務サーバのプロ パティを表示し[受信完了]となっていることを確認してくださ い。
122
5. [アクション]メニューから[資源の適用]を選択します。
→[資源の適用]ダイアログボックスが表示されます。
6. 以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
[ロードバランサから切り離し]
する
[対象サーバを順次適用する]
チェックします。
→“業務サーバA-SV”から順に資源の適用が始まります。
[資源配付ウィンドウ]の[設定]-[監視]により異常システムを 自動監視している場合に、資源の適用を行うと、以下のメッセー ジが表示されることがあります。
"%s'%s'は他のプロセス(%s)が使用中の為、%sができません。"
123 7. [メンテナンス]サブウィンドウを選択し、[表示]メニューから[ローカ
ル情報で更新]を選択します。
→[メンテナンス]サブウィンドウの[状況]欄に、[運用可能]と表示さ れていることを確認します。
業務サーバで資源の適用が開始されない場合
業務サーバが振分けサーバのInterstage Traffic Directorから切り 離されて保守可能な状態になるまで、適用処理の待ち合わせが行われま す。待ち合わせ時間は切り離しスクリプトのSLEEP環境変数で指定した 値であり、この間は資源の適用は開始されません。
業 務 サ ー バ が 保守 可能 な状 態かどう か は 、Interstage Traffic Director管理コンソールの[負荷分散モニタ]画面にて、[サーバ状態]
を確認することで保守作業中に遷移中か確認できます。
124
適用異常時の再適用操作について
適用対象の業務サーバで適用異常が発生した場合は、適用異常が発生した業 務サーバは振分けサーバのInterstage Traffic Directorから切り離されてい る状態になります。以下の操作によりリカバリ作業を実施してください。
1. メッセージから適用異常の原因を取り除きます。
a) 適用処理で異常が発生した場合:
資源配付のエラーメッセージが運用管理サーバに出力されます ので、エラー内容を確認します。
b) 振分けサーバのInterstage Traffic Directorからの切り離し/組 み込みが失敗した場合:
切り離し出口または組み込み出口スクリプトからの復帰値が、資 源配付のエラーメッセージ中に格納されていますので、復帰値を 元に対処します。
2. 適用異常が発生した業務サーバ上でdrmsapyコマンドにより再度適用を 行います。
3. 適用が正常に終了した後、Interstage Traffic Director運用管理コマ ンドのnsstateコマンドを手動で実行し、振分けサーバのInterstage Traffic Directorへの組み込みを行います。
nsstate 振分けサーバのIPアドレス 振分けサーバのInterstage Traff ic Directorに接続するユーザID 振分けサーバのInterstage Traffi c Directorに接続するパスワード /loadbalance /up /farm サイ ト・ファームのIPアドレス /target 業務サーバのIPアドレス(注) / timeout 10
注) 振分けサーバのInterstage Traffic Directorが認識している業 務サーバのIPアドレス
4. 資源配付ウィンドウの[アクション]メニューから[資源の適用]を選択 し、[資源の適用]ダイアログボックスで再度適用を行います。この時、
適用済みの業務サーバについては適用処理がスキップされ、未適用の業 務サーバの適用が行われます。
125