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6.取引戦略 47

アルミニウム市場を例にしたヘッジ取引

(2)国内のアルミニウム市場

NSP ※1 (New Standard Price) : 日本経済新聞に掲載されるアルミニウム新地金の月間平均価格。四半期 ごとの平均価格を翌四半期の契約価格として適用するのが一般的。

・ほぼ100%を海外から輸入

・輸入価格はLME価格にJapanプレミアムを加味して決定

・国内販売価格は国内指標価格を参照し決定

商社・圧延業者等の経営環境

輸入価格(仕入価格)と国内価格(販売価格)の差が、まさに収益の源泉であり、価格変動パターンが異 なることでリスクに直面している。

⇒ リスク管理の重要性

6.取引戦略 48

アルミニウム市場を例にしたヘッジ取引

(3)アルミニウム加工業者の例

アルミニウム円/kg 4月 5月 6月 7月 ・・・ 平均 仕入価格

(地金代) 200円 300円 100円 150円 ・・・ 200円 販売価格(加工後)

(仕入価格+50円/kg) 250円 350円 150円 200円 ・・・ 250円 粗利益

(kgあたり) ・・・ 50円?

販売量

(kg) 10kg 10kg 10kg 10kg ・・・ 120kg

総利益 ・・・ 6,000円?

アルミニウム業者は、仕入価格+50円/kgで安定的に販売したいと考えている

→先物取引を利用することで、価格変動に伴う経営への影響をコントロール

→長期的な視野での経営の安定化

→株主をはじめとしたステークホルダーの利益貢献につながる

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将来発生するかもしれない損失に対し、保険をかけておくこと。

現物価格の変動から発生する損失を、現物価格と先物価格が、連動する性質を利用して、 現物と先物を 反対方向に売買することによって、先物取引から生じる利益で埋め合わせることを意味する。

ヘッジの種類

価格下落リスクに備える「売りヘッジ」・・・「生産ヘッジ」「在庫ヘッジ」「販売ヘッジ」

価格上昇リスクに備える「買いヘッジ」・・・「仕入れヘッジ」

現物 先物

互い の損 相殺 現物(買) 先物(売)

先物(買)

現物(売)

ヘッジの基本原則

ヘッジは現物を売買すると同時(同日)に行う。

現物と先物は、常に反対方向の取引をする。(売りと買いのバランスをとる。)

ヘッジを行う「現物」に見合う数量の「先物」を売買する。(必ずしも仕入量/販売量の全てをヘッジする必要はない)

ヘッジをすることにより、現物で損失が生じても、先物の利益で埋め合わせることができる。

ただし、ヘッジをしていると、現物で利益が生じても、先物で損失が生じるため、その分利益が失われる。

掛けたヘッジは現物を売買すると同時(同日)に外す。

ドキュメント内 タイトル■■■■■■ ■■■■■ (ページ 46-49)

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