SigmaSystemCenter の運用設定
SigmaSystemCenter 「ファーストステップガイド」の「2.3. SigmaSystemCenter運用までの流れ」を参照して、
SigmaSystemCenterのインストールおよび運用管理設定を行ってください。 また、利用しているストレージが
iStorage E1シリーズの場合は、「SigmaSystemCenter iStorage E1 利用ガイド」も参照して、必要な設定を行っ て下さい。
OS 静止点の確保
SigmaSystemCenterは管理対象のOSがシャットダウン済みと判定されてからFCパスの操作を実行しますが、
ネットワーク経由でOSシャットダウン済みと判定された以降にも管理対象OS側ではシャットダウンプロセスが継 続している場合があります。
そのため、管理対象のシャットダウン時間等に合わせて処理のウェイト時間を調整する必要があります。
SigmaSystemCenter 「リファレンスガイド 概要編」の「1.8. 電源制御について」を参照し、ウェイト時間の調整を
行って下さい。
補足事項:
管理対象となる複数サーバのうち、最も時間が長い値をウェイト値として設定してください。
本設定値につきましては、構築担当部門において事前に十分な見積もりを実施し、確実な静止点 確保のためにも余裕を持たせて設定してください。
Out-of-Band (OOB) Management を利用した場合、シャットダウン後、BMC経由で対象ブレード サ ー バ の 電 源 状 態 が Off に な る ま で 処 理 の 完 了 を 待 ち 合 わ せ ま す 。Out-of-Band (OOB) Management の 設 定 方 法 は SigmaSystemCenter「 コ ン フ ィ グ レ ー シ ョ ン ガ イ ド 」 の
「3.10.Out-of-Band (OOB) Management を利用するための事前設定を行う」を参照してください。
◆以降は、ブレードサーバ上での作業です。
ブレードサーバのシャットダウン
ブレードサーバのインストールが終了したら、OSはシャットダウンしてください。
◆以降は、管理サーバ上での作業です。
LD セットの LD 割り当てを解除
SigmaSystemCenterでストレージ管理を行う場合は、SigmaSystemCenterで管理しているLD以外が設定され ないようにOSシャットダウン後、以下を実施してください。
1 管理サーバ上でiStorageのLDセットからSigmaSystemCenterで管理しないLDの割り当て解除を実施 してください。
2 LDセットからLDの割り当て解除を実施した後、SigmaSystemCenterのWebコンソールの「リソースビュ ー」上で「ストレージ」を選択し、「ストレージ収集」を実行してください。
日本電気株式会社 第 27 版 – 2017 年 3 月 155
SPS がインストールされた Linux OS 領域のバックアップ ( またはレプリケーション )
ここでは、SPSがインストールされたLinux OS領域のバックアップについて、DeploymentManagerにより利用さ れるケースを例に説明します。
ディスクをバックアップし、マスタOSとしてディスク複製を実施する際に必要な準備作業について、およびOSイメ ージをリストアした後に必要な作業について説明します。
LinuxOSバックアップ前に必要な準備作業
<Red Hat Enterprise Linux 5, Red Hat Enterprise Linux 6 の場合>
1 パス巡回デーモン停止後、SPSの状態設定ファイル(sps.conf)を退避します。
■dd_daemonの停止
# /etc/rc.d/init.d/dd_daemon stop
■sps.confの退避
# mv /etc/sps.conf /etc/sps.conf.old
2 Linux版SPSが導入されたSANブート環境の設定ファイルのバックアップを行ってから、設定ファイルを
元の状態(sdNマウント構成)に戻します。
■設定ファイルのバックアップと復元
# cp -p /etc/modprobe.conf /etc/modprobe.conf.spssan
# cp -p /etc/modprobe.conf.sps /etc/modprobe.conf
# cp -p /etc/fstab /etc/fstab.spssan
# cp -p /etc/fstab.sps /etc/fstab
# cp -p /boot/grub/grub.conf /boot/grub/grub.conf.spssan
# cp -p /boot/grub/grub.conf.sps /boot/grub/grub.conf
復元用の*.spsは、「5.3.4.6.(2) SANブート環境への導入(Red Hat Enterprise Linux 5)」の項2, 項7, 項9 または、「5.3.4.6.(3) SANブート環境への導入(Red Hat Enterprise Linux 6)」の項4, 項6で作成 しているものです。
<Red Hat Enterprise Linux 7 の場合>
1 パス巡回デーモン停止後、SPSの状態設定ファイル(sps.conf)を退避します。
■dd_daemonの停止
# systemctl stop dd_daemon.service
■sps.confの退避
# mv /etc/sps.conf /etc/sps.conf.old
2 Linux版SPSが導入されたSANブート環境の設定ファイルのバックアップを行ってから、設定ファイル
を元の状態(sdNマウント構成)に戻します。
■設定ファイルのバックアップと復元
# cp -p /etc/fstab /etc/fstab.spssan
# cp -p /etc/fstab.sps /etc/fstab
# cp -p /etc/default/grub /etc/default/grub.spssan
# cp -p /etc/default/grub.sps /etc/default/grub
# cp -p /boot/grub2/grub.cfg /boot/grub2/grub.cfg.spssan
# grub2-mkconfig -o /boot/grub2/grub.cfg
復元用の*.spsは、「5.3.4.6.(4) SANブート環境への導入(Red Hat Enterprise Linux 7)」の項3, 項5で 作成しているものです。
DeploymentManagerによるOSバックアップと(他iStorage、他LUNへの)OSリストア
バックアップ/リストアとディスク複製については DeploymentManager「オペレーションガイド」の「3.1.バックアップ」
「3.2.リストア」および「3.4.ディスク複製OSインストール(Linux)」を参照してください。
OSのリストア後に必要な作業
「5.3.4.6.(2) SANブート環境への導入(Red Hat Enterprise Linux 5)」 または 「5.3.4.6.(3) SANブート環境へ の導入(Red Hat Enterprise Linux 6)」、「5.3.4.6.(4) SANブート環境への導入(Red Hat Enterprise Linux 7)」
の手順を実施します。(注意事項:手順中の起動RAMディスク作成時は、-fオプションを指定してください。)
# mkinitrd -f /boot/initrdsps.img `uname -r`
退避したsps.conf.oldに従いパス巡回デーモンの監視間隔及びLoadBalanceの設定を行ってください。
日本電気株式会社 第 27 版 – 2017 年 3 月 157