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○ 基礎的な貿易円滑化分野(関税分類、評価及び事後調査等)を始めとし て、相手国における各種の税関近代化の改革を通じて、アジアと日本の間に 切れ目のない物流を実現。

○ 関税局が ADB, JICA, WCO と共同し、各国毎に包括的な「複数年支援計 画」を策定、実施。

WTO,WCOへの加盟支援

HS条約に基づく関税率表

WTO関税評価の採用

● 事後調査制度の導入

TRS(通関所要時間調査)の実施

● リスク管理制度の導入

● コンプライアンス制度の導入

● 電子的な通関システムの導入

● 効率的な国境管理

AEO制度の導入と相互承認

● シングルウィンドウの構築と国際 的なシステム連携

基本的考え方

(対象国例) ベトナム

(対象国例) ラオス

(対象国例) マレーシア

発展的内容へ

基礎的内容から

0 10 20 30 40 50 60

カン

アルリア

ラオス タイ

韓国

南ア

中国

アメリカ オーラリ ドイ

日本 カナ

アイ

デン

イタ ギリ

シン

出典:World Customs Organization, “Annual Report 2011-2012”(アフリカ、ASEAN、OECD主要国等のうち、データのない国を除く。)

(注)米国国税収入額はOffice of Management and Budget (米国行政管理予算局)、関税徴収額はCBP(米国税関国境取締局)が公表している数値を使用。

(注)

○一般的に、途上国は関税率が高いため、関税が税収に占める割合が大きい。

ナイジェリア 56 南アフリカ 3.3 スペイン 1 スーダン 35.6 ミャンマー 3.2 アイルランド 0.7 カンボジア 16.9 中国 2.8 スウェーデン 0.7 エチオピア 15.2 ベルギー 2.2 デンマーク 0.6 アルジェリア 13.8 アメリカ 2.2 フランス 0.6 コートジボワール 12.6 オーストラリア 2 イタリア 0.5

ラオス 9.6 ドイツ 1.9 ギリシャ 0.4

タイ 9.6 スイス 1.8 ノルウェー 0.2 エジプト 7.7 日本 1.8 ルクセンブルグ 0.2 フィリピン 7.4 カナダ 1.7 シンガポール 0.03

韓国 6 チリ 1.6

ベトナム 5.8 マレーシア 1.3

アフリカ、ASEAN、OECD主要国等において関税が税収に占める割合

( World Customs Organization, “Annual Report 2011-2012” より)

(参考)

原産地規則:

国際的に取引される物品の原産国を決定するための規則。一般特恵制度や経済連携協定によ る特恵税率を適用する場合に用いる特恵原産地規則と、WTO協定税率や不当廉売関税など の非特恵分野での税率適用のために用いる非特恵原産地規則がある。

関税評価:

関税の課税標準となる価格(課税価格)を法令の規定に基づいて決定すること。取引(売買)価 格に基づく原則的な方法のほか、同種又は類似の輸入貨物に係る取引価格による方法や、国 内販売価格に基づく方法等がある。

関税分類:

関税定率法別表(関税率表)や輸出入統計品目表における輸出入貨物の所属を決定すること。

我が国の関税率表及び輸出入統計品目表は、「商品の名称及び分類についての統一システム に関する国際条約(HS条約)」に基づく世界共通の品目表に適合させた上で、これに我が国独 自の細分(税細分、統計細分)を加えて作成されている。

知的財産侵害物品:

特許権(発明)、実用新案権(考案)、意匠権(形状等のデザイン)、商標権(ブランドのロゴマーク

等)、著作権・著作隣接権(映画、音楽等)、育成者権(植物品種)、回路配置利用権(回路素子

と導線のレイアウト)を侵害する物品及び不正競争防止法違反物品(形態模倣品等) のこと。

経済連携協定(

EPA

)では、協定毎に定めた原産地規則を満たす相手国の原産品のみに関税の撤廃・

引下げを適用しているが、

EPA

毎・物品毎に原産地規則が異なっている等を背景に、

EPA

の増加に伴い、

各企業による原産地規則の適切な理解・利用が近年困難となっているケースが見られる。

(2013年3月末現在、日本は13カ国・地域と締結済み、7カ国・地域と交渉中)

また、特に途上国との

EPA

においては、原産地証明書を発給する当該国の発給当局の不備が多く、当 該国から輸入を行っている本邦企業が

EPA

税率の適用を受けられないなどの問題点も見られる。

財務省(関税局・税関)は、企業との交流強化を図ることでこうした問題点を早期に把握し、適切な情報 提供や途上国政府に対する技術協力等を通じて、本邦企業への支援に努めている。

当該企業が行う輸出入に関する原産地規則 等を正確に理解することにより、

EPA

を活用

(企業のコスト削減)

原産地規則を踏まえた工場立地国の決定等 より効果的な企業戦略の立案の一助

1.原産地規則における取組

情報提供を通じた企業支援 技術協力等を通じた企業支援

輸出者

(日系企業)

輸出国 発給当局

(商務省等)

輸入者

(日本)

関税局・税関 原産地センター

原産地証明書

JICA等と連携した技術協力や各 EPA原産地小委員会での協議 を通じ、適正な原産地証明書の発 給に向けた支援

原産地証明書 発給された原産地証明書に不備があり、EPA税率 適用が受けられないケースが散見されるとの相談

各分野における取組み

○全国税関で、地域別/業界別の説明会の開 催や、企業内研修へ原産地規則の講師を派遣

(計56回、約2,300人対象(昨年7月~本年3月末))

○パンフレットや原産地資料の提供(税関HP)

第三者証明制度 認定輸出者自己証明制度 完全輸出者自己証明制度 輸入者自己証明制度

輸出国政府又は指定発

給機関が発給する原産 地証明書により証明

※アセアン各国が採用

※日本の既存協定全て で採用

輸出者、製造者、輸入者 等の作成した原産地証明 書等により、輸入者が証 明

※米国が

NAFTA

以外の

FTA

で採用

(例.韓米FTA)

輸出者が作成した原産地証 明書あるいは原産地申告に より証明

※米国が

NAFTA

で採用

P4

協定(TPPの前身)にも 採用

※カナダが

NAFTA

及びその他

FTA

で採用

輸出国政府が認定した輸 出者(認定輸出者)が、原 産品である旨の申告文をイ ンボイス等の商業書類に記 載することで作成した原産 地申告により証明

EU

及び

EFTA

が採用

(例.韓

EU FTA

※日本ではスイス協定で導 入後、ペルー協定、メキシ コ協定で導入

原産地制度ー世界のEPA/FTAの原産地証明制度の類型ー

経済連携協定(EPA)に基づく特恵税率は、協定に定める規則(すなわち、原産地基準)を満たす原産品のみに適用される。

原産地証明とは、相手国から輸入される産品が原産品であることの証明を行うことをいう。

原産品か否かの判断には、当該貨物 の原材料等についての情報が必要で あるが、これは、通常、輸出国に存在 するものなので、輸入国の税関にどの ように証明するかが問題となる。

輸出国政府が証明制度に関与 輸出国政府が証明制度に関与しない

(参考1)

日マレーシア経済連携協定(EPA)のEPA税率特恵を適用する輸入貨物に係る原産地証明書(

C/O )情報を、マレーシア貿易産業省(マレーシア側 C/O 発給機関)からダガンネット

注)

を経由して NACCSに電子的に送信し、我が国税関職員が当該電子情報を活用して、C/Oの内容を審査す るもの。

(注) ダガンネット(Dagang Net):マレーシアの貿易手続関連システムを管理運営する企業。

○平成22年 9月、ダミーデータを用いた実証実験(フェーズ1)を開始。

○平成 22 年 12 月、民間企業の協力を得て、ライブデータを使用した実証実験(フェーズ2)を、開 始したが、マレーシア側のシステム不具合により、実証実験が中断(平成23年5月)。

○本年 2 月、両国間での協議を続けた結果、ガイドラインを策定し合意することを条件として、ラ イブデータを使用した実証実験(フェーズ2)を5月に再開することに、マレーシア側と合意。

○早期に実証実験(フェーズ2)を再開できるよう、現在ガイドラインの内容についてマレーシア側 と協議中。

○実証実験を再開する際には、マレーシアとの間でEPA特恵税率を適用した輸入実績のある者 に実験への参加を依頼する。

原産地制度 ーマレーシアとの原産地証明書電子化実証実験についてー 概 要

現在の状況

今後の予定

(参考2)

ASEAN における認定輸出者自己証明のパイロットプロジェクト

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