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第 5 章 サーバの設定(VX700 series の場合) 47

5.7 SAN Boot 認証の設定

OSや業務の都合上パス確認期間を変更した場合、OS起動時に、初期化済みのボリュームにも 関わらず、以下のように初期化の実施を促す確認画面が表示されることがあります。その場合

[キャンセル]ボタンをクリックします。「ディスクの管理」から「操作」を選択し、「最新の情

報に更新」を行うことで、ボリュームが正しく表示されます。

第 6 章

運用に関する設定

6.1 パーティション作成

必要に応じ、以下の手順でディスクのパーティションを作成します。

1 「コンピュータの管理」から「ディスクの管理」を開きます。

未署名のディスクが存在する場合、接続されているデバイスに対してディスク署名を行うかどう かを問い合わせてきます。

2 必要に応じて、ディスク署名およびパーティション作成を行います。

• ダイナミックディスクにアップグレードして使用することもできます。

• 2TB以上のディスクは、GPTディスクに変換してください。

6.2 ボリュームのバインディング

ボリュームのバインディングはパーティション作成後に実施してください。

なお、ボリュームを追加、またはサーバを追加したあとは必ずバインディングを再度実施してくだ さい。

1 iSCSIイニシエーターを起動します。

2 [ボリュームとデバイス]タブを選択し、[自動構成]ボタンをクリックします。

3 ボリューム/マウントポイント/デバイス欄に設定したドライブレターが表示されることを確認し ます。

6 運用に関する設定 6.3 クラスタのセットアップ

第 7 章

iSCSI Queue Depth 値の設定

Microsoft® iSCSI Software Initiatorでは、ETERNUS DX/AFのCmdSN Count値を設定して、Queue

Depthの制御を行います。

7.1 ホストアフィニティ使用時の手順

ホストアフィニティを使用している場合、以下の手順でQueue Depth値を設定します。

1 ETERNUS CLIでETERNUS DX/AFにログインします。

2 「show host-iscsi-names」コマンドを実行し、システムに登録されたiSCSIホストの「iSCSIホス ト番号」を確認します。

3 「set host-iscsi-name -host-number <iSCSIホスト番号> -cmdsn-count <設定値>」コマンドで、

「CmdSN Count」を設定します。

以下の表を確認し、CmdSN Countを入力してください。

1つのCAポートに接続されるホスト数 CmdSN Count (*1)

4以下 Unlimited(デフォルト)

5 180

6~8 120

9~12 80

13~25 40

26以上 20

*1: サーバ負荷および業務ピーク時間帯を考慮し、この値の配分を変更してください。

ETERNUS DX/AFの1つのCAポートあたりのコマンド同時処理数は、1024個で制限され

ています。共用するサーバで分割し、1024個のコマンド処理を行います。

4 1つのCAポートに接続されるすべてのパスに対して、「iSCSIホスト番号」を変更して手順. 3を 繰り返します。

5 ETERNUS DX/AFと接続しているサーバを再起動、またはiSCSI Initiatorを使用してターゲット

の「切断」−「接続」を実施します。

7.2 LUN マッピング使用時の手順

LUNマッピングを使用している場合、以下の手順でQueue Depth値を設定します。

1 ETERNUS Web GUIでETERNUS DX/AFにログインします。

2 メニューから「接続性」を選択します。

3 カテゴリーから「ポートグループ」を開き、「iSCSI」を選択します。

4 設定するポートのチェックボックスをチェックし、「iSCSIポートパラメーター設定」を選択しま す。

5 基本設定の「CmdSNカウント」のプルダウンメニューから選択し、[設定]ボタンをクリックしま す。

以下の表を確認し、CmdSNカウントを選択してください。

1つのCAポートに接続されるホスト数 CmdSNカウント (*1)

4以下 制限しない(デフォルト)

5 180

6~8 120

9~12 80

13~25 40

26以上 20

*1: サーバ負荷および業務ピーク時間帯を考慮し、この値の配分を変更してください。

ETERNUS DX/AFの1つのCAポートあたりのコマンド同時処理数は、1024個で制限され

ています。共用するサーバで分割し、1024個のコマンド処理を行います。

6 使用するすべてのポートに対して、手順. 5を繰り返します。

7 ETERNUS DX/AFと接続しているサーバを再起動、またはiSCSI Initiatorを使用してターゲット

の「切断」−「接続」を実施します。

7 iSCSI Queue Depth値の設定 7.2 LUNマッピング使用時の手順

付録 A

Microsoft ® iSCSI Software Initiator iSCSICLI コマン ド

以下にiSCSI設定に関するiSCSICLIコマンドとその概略を示します。詳細は『Microsoft® iSCSI Software Initiator Users Guide』を参照してください。

1 コマンド NodeName <node name>

パラメーター <node name>:イニシエーターのiSCSIネーム

説明 iSCSIイニシエーターのiSCSIネームを設定

2 コマンド CHAPSecret <CHAP secret>

パラメーター <CHAP secret>:イニシエーターのパスワード

説明 iSCSIイニシエーターのパスワードを設定(双方向CHAP使用時のみ)

3 コマンド AddiSNSServer <iSNS Server Address>

パラメーター <iSNS Server Address>:iSNSサーバのIPアドレス 説明 iSNSサーバの追加(iSNSサーバ使用時のみ)

4 コマンド QAddTargetPortal <Portal IP Address> [CHAP Username] [CHAP Password]

パラメーター <Portal IP Address>:ETERNUS DX/AFのiSCSIポートのIPアドレス

[CHAP Username] :ターゲットのユーザーネーム(CHAP使用時のみ)

[CHAP Password] :ターゲットのパスワード(CHAP使用時のみ)

説明 ETERNUS DX/AFのiSCSIポートを追加

5 コマンド ListTargets

パラメーター なし

説明 追加されたETERNUS DX/AFのiSCSIポートを表示

6 コマンド LoginTarget <TargetName> <ReportToPNP> <TargetPortalAddress>

<TargetPortalSocket> <Initiator Instance Name> <Port number> <Security Flags> <Login Flags> <Header Digest> <Data Digest> <Max Connections> <DefaultTime2Wait>

<DefaultTime2Retain> <Username> <Password> <AuthType> <Key> <Mapping Count>

<Target Lun> <OS Bus> <Os Target> <OS Lun> ...

パラメーター <TargetName>:ターゲットのiSCSIネーム

<ReportToPNP>:Tかtを入力すると、LUNがデバイスとしてOSに認識され る

<TargetPortalAddress>:ETERNUS DX/AFのiSCSIポートのIPアドレス

<TargetPortalSocket>:TCPポート番号3260

<Username>:ターゲットにログインするときのCHAPユーザー名

<Password>:ターゲットにログインするときのCHAPパスワード

<AuthType>:ログイン時の認証方法 CHAP未使用=0

CHAP=1

相互CHAP=2

<Mapping Count> :LUN数

<Target Lun>:ETERNUS DX/AFのLUN番号

<OS Bus>:バス番号

<Os Target>:OSが使用するターゲットID

<OS Lun>:OSが使用するLUN番号 説明 ターゲットにログイン

<Mapping Count>で指定したLUN数分、<Target Lun> から <OS Lun>を繰り返 し指定

特に指定する必要のない引数には“*”(アスタリスク)を指定 7 コマンド ReportTargetMappings

パラメーター なし

説明 ターゲットマッピングの状況を表示 付録A Microsoft® iSCSI Software Initiator iSCSICLIコマンド

8 コマンド PersistentLoginTarget <TargetName> <ReportToPNP> <TargetPortalAddress>

<TargetPortalSocket> <InitiatorInstance> <Port number> <Security Flags> <Login Flags>

<Header Digest> <Data Digest> <Max Connections> <DefaultTime2Wait>

<DefaultTime2Retain> <Username> <Password> <AuthType> <Key> <Mapping Count>

<Target Lun> <OS Bus> <Os Target> <OS Lun> ...

パラメーター <TargetName>:ターゲットのiSCSIネーム

<TargetToPNP>:Tかtを入力すると、LUNがデバイスとしてOSに通知され る

<TargetPortalAddress>:ETERNUS DX/AFのiSCSIポートのIPアドレスか DNS名

<TargetPortalSocket>:TCPポート番号3260

<Username>:ターゲットにログインするときのCHAPユーザー名

<Password>:ターゲットにログインするときのCHAPパスワード

<AuthType>:ログイン時の認証方法 CHAP未使用=0

CHAP=1

相互CHAP=2

<Mapping Count> :LUN数

<Target Lun>:ETERNUS DX/AFのLUN番号

<OS Bus>:バス番号

<Os Target>:OSが使用するターゲットID

<OS Lun>:OSが使用するLUN番号 説明 ターゲットへの永続的なログインを設定

<Mapping Count>で指定したLUN数分、<Target Lun> から <OS Lun>を繰り返 し指定

特に指定する必要のない引数には“*”(アスタリスク)を指定 9 コマンド ListPersistentTargets

パラメーター なし

説明 ターゲットへの永続的なログインの設定状況の表示 10 コマンド BindPersistentDevices

パラメーター なし

説明 ターゲットバインディングを行ったデバイス認識とサービスの起動の連携 付録A Microsoft® iSCSI Software Initiator iSCSICLIコマンド

付録 B

iSCSICLI での設定例

B.1 iSCSICLI を使用した iSCSI 接続の設定手順

iSCSICLIでiSCSI接続に関する設定を行う場合の手順は以下のとおりです。

1 サーバ上で動作しているサービスを停止します。

2 iSCSIに関する設定をクリアします。

(1) 以下のコマンドを実行し、Microsoft® iSCSI Software Initiatorを起動します。

C:¥>iscsicpl

(2) [Discovery]タブをクリックし、iSCSIポートのすべてのエントリーを削除します。

(3) [Favorite Targets]タブをクリックし、お気に入りのターゲットのすべてのエントリーを削除

します。

(4) [Volumes and Devices]タブをクリックし、ボリューム一覧のすべてのエントリーを削除しま

す。

(5) [OK]ボタンをクリックします。

3 iSCSICLIでターゲットバインディングを設定します。

iSNSサーバや、CHAP認証を使用する場合はここで設定を行います。バッチファイルを使用した 設定例を示します。

• ターゲットバインディングのみを行う場合

「B.2 ターゲットバインディングの設定例」(79ページ)

• iSNSサーバの追加登録とCHAP認証設定を含むターゲットバインディングを行う場合

4 ターゲットバインディングの設定を確認します。

以下のコマンドを実行します。

Microsoft iSCSI Initiator Version 6.1 ࣅࣝࢻ 7600

ྜィ࡛ 2 ಶࡢࢱ࣮ࢤࢵࢺࡀᅛᐃ࡛ࡍ

ࢱ࣮ࢤࢵࢺྡ : iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.eternus-dxl:00010345 ࢔ࢻࣞࢫ࡜ࢯࢣࢵࢺ : 192.168.1.110 3260

ࢭࢵࢩࣙࣥࡢ✀㢮 : ࢹ࣮ࢱ

࢖ࢽࢩ࢚࣮ࢱ࣮ྡ : Root¥ISCSIPRT¥0000_0 ࣏࣮ࢺ␒ྕ : <௵ពࡢ࣏࣮ࢺ>

ࢭ࢟ࣗࣜࢸ࢕ ࣇࣛࢢ : 0x0 ࣂ࣮ࢪࣙࣥ : 0 ᝟ሗࡢᣦᐃ: 0x20 ࣟࢢ࢖ࣥ ࣇࣛࢢ : 0x0 ࣮ࣘࢨ࣮ྡ : ࢭࢵࢩࣙࣥ ID : 0-0 ࢱ࣮ࢤࢵࢺྡ : ࢖ࢽࢩ࢚࣮ࢱ࣮ : ࢖ࢽࢩ࢚࣮ࢱ࣮ Scsi ࢹࣂ࢖ࢫ : ࢖ࢽࢩ࢚࣮ࢱ࣮ ࣂࢫ : 0 ࢖ࢽࢩ࢚࣮ࢱ࣮ ࢱ࣮ࢤࢵࢺ ID : 10 ࢱ࣮ࢤࢵࢺ Lun: 0x0 <--> OS Lun: 0x0 ࢱ࣮ࢤࢵࢺ Lun: 0x100 <--> OS Lun: 0x1 ࢱ࣮ࢤࢵࢺ Lun: 0x200 <--> OS Lun: 0x2 ࢱ࣮ࢤࢵࢺ Lun: 0x300 <--> OS Lun: 0x3 ࢱ࣮ࢤࢵࢺ Lun: 0x400 <--> OS Lun: 0x4

ࢱ࣮ࢤࢵࢺྡ : iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.eternus-dxl:00010346 ࢔ࢻࣞࢫ࡜ࢯࢣࢵࢺ : 192.168.2.110 3260

ࢭࢵࢩࣙࣥࡢ✀㢮 : ࢹ࣮ࢱ

࢖ࢽࢩ࢚࣮ࢱ࣮ྡ : Root¥ISCSIPRT¥0000_0 ࣏࣮ࢺ␒ྕ : <௵ពࡢ࣏࣮ࢺ>

ࢭ࢟ࣗࣜࢸ࢕ ࣇࣛࢢ : 0x0 ࣂ࣮ࢪࣙࣥ : 0 ᝟ሗࡢᣦᐃ: 0x20 ࣟࢢ࢖ࣥ ࣇࣛࢢ : 0x0 ࣮ࣘࢨ࣮ྡ : ࢭࢵࢩࣙࣥ ID : 0-0 ࢱ࣮ࢤࢵࢺྡ : ࢖ࢽࢩ࢚࣮ࢱ࣮ : ࢖ࢽࢩ࢚࣮ࢱ࣮ Scsi ࢹࣂ࢖ࢫ : ࢖ࢽࢩ࢚࣮ࢱ࣮ ࣂࢫ : 0 ࢖ࢽࢩ࢚࣮ࢱ࣮ ࢱ࣮ࢤࢵࢺ ID : 20 ࢱ࣮ࢤࢵࢺ Lun: 0x0 <--> OS Lun: 0x0 ࢱ࣮ࢤࢵࢺ Lun: 0x100 <--> OS Lun: 0x1 ࢱ࣮ࢤࢵࢺ Lun: 0x200 <--> OS Lun: 0x2 ࢱ࣮ࢤࢵࢺ Lun: 0x300 <--> OS Lun: 0x3 ࢱ࣮ࢤࢵࢺ Lun: 0x400 <--> OS Lun: 0x4

ࡇࡢ᧯సࢆṇࡋࡃ⤊஢ࡋࡲࡋࡓࠋ

C:¥> iscsicli ListPersistentTargets

イニシエーターターゲットIDの値やETERNUS DX/AFのLUN(ターゲットLUN)とOSが使用

するLUN (OS LUN)の対応が正しく設定されていることを確認してください。

5 サーバを再起動します。

6 ETERNUS マルチパスマネージャで、正常にパスが組まれていることを確認します。

詳細はETERNUS Multipath Driverのマニュアルを参照してください。

7 デバイス認識とサービスの起動の同期を設定します。

以下のコマンドを実行することで、次回のOS起動時にターゲットバインディングされたデバイ スの認識とサービスの起動の同期の設定が完了します。

C:¥>iscsicli BindPersistentDevices 付録B iSCSICLIでの設定例

B.1 iSCSICLIを使用したiSCSI接続の設定手順

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