• 検索結果がありません。

WSRP Service 100

101 96 100

100 101 96 100

100 101 96 100

Presentation Layer

Data service

通常のWebサービスでは、ビジネス・ロジック層までを提供し、レスポンスとしてデータを返します。

WSRPの場合、プレゼンテーション層もWSRPサービス側に持たせ、レスポンスとしてマークアップを 返します。

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 111

3-5. Web Services

Portal Server

WS specific interface Aggregation

User

Portlet API Portlet API

Generic Proxy

Generic Proxy

Web App1

Web App2 Generic

Stub

Generic SOAP Stub

SOAP

WSRP API WSRP API

Presentation and Interaction Layer 以下に、WSRPのアーキテクチャーを記します。

リモート側のWebサービス対応ポートレット(WSRPポートレット)は、WSRP APIで作成しておきます。

WSRPポートレットを参照するポートレットは、プロキシーとして機能し、WSRPポートレットとSOAP通 信してマークアップを取得し、そのままポートレットの出力としてアグリゲートされ、Webブラウザーに 返します。

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 112

3-6. Host連携

WebSphere PortalとHost上の基幹業務を連携させる方法としては、

a. WebSphere Host On-Demand Portletを利用してWebSphere Host On-Demand(HOD)の 3270/5250エミュレーター機能をJava appletとしてダウンロードする方法

(ホストの3270/5250エミュレーション画面は、ポートレットの内部または Portal のウィンドウと は別フレームで利用できます。)

b. WebSphere Host Access Transformation Service(HATS)を利用しHost画面をWeb風のGUIに 変換してPortlet内に取り込む方法

c. 連携のための独自アプリケーションを構築する方法 等があります。

ここでは、上記のうちHOD及びHATSを利用して連携する方法をご説明します。

サポートされるHOD及びHATSのバージョン

WebSphere Portal V5では、以下のバージョンのHOD及びHATSをサポートしております。

a. HOD : WebSphere Host On-Demand V8 CSD1

b. HATS : WebSphere Host Access Transformation Services V5

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 113

3-6. Host連携

a. Host On-Demandを利用しHost連携する方法

Host On-Demandを利用してHost連携を行う場合、既存のHost の環境に、HODサーバー+Webサーバーを追加する だけで、既存のホスト・アプリケーションにアクセスが可能です。

Hostアプリケーションの変更は不要です。

HOD V8用のポートレットはHOD付属のDeployment Wizardを利用し作成することができます。

また、 Web上のポータル・カタログ(https://www.ibm.com/services/cwi/portal/̲pagr/105/)には、

Host連携を行うための、以下の4つのサンプル・ポートレットを提供しており、ダウンロードして使用する ことが可能です。

• 3270DownloadHODV8.war

• 3270CachedHODV8.war

• 5250DownloadHODV8.war

• 5250CachedHODV8.war

ダウンロード・クライアントの場合は、 HODクライアント・モジュール を Downloadし、Telnetサーバー経由で、目的の サーバー・アプリケーションに接続します。

キャッシュ・クライアントの場合は、サーバー上のHODクライアント・モジュールをDownloadする必要があるかどうかを 判定し、 Download する必要がある場合は、HODクライアント・モジュール を Downloadし、その後、Telnet(TN3270/

TN5250)サーバー経由で、目的のサーバー・アプリケーションに接続します。

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 114

3-6. Host連携

a. Host On-Demandを利用しHost連携する方法

Webサーバー

HODサーバー HODサーバー

既存ホスト

IBM Personal Communications

Internet/Intranet

HOD/Webサーバーは 同じ筐体に必要 HOD連携のシステムイメージ

Portal サーバー

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 115

3-6. Host連携

b. Host Access Transformation Servicesを利用しHost連携する方法

HATS V5を利用し、Host上の基幹業務の画面をGUI化し、ポートレットに取り込めます。

HATS用のポートレットは、WebSphere Studio/WebSphere Portal Tool Kitを使用し、既存のHATSアプ リケーションからマイグレーション(Portletの生成)することも、ポートレットとしてHATSアプリケーショ ンを新規に作成することも可能です。

作成するポートレットには、

•Click-to-Action

•Portlet間連携

•クリデンシャル・ボールトを使用し、WEL

(Web Express Logon)によるSSO 等の機能を実装することもできます。

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 116

3-6. Host連携

WebSphere Application Server

Server B

W ebSphere Portal

WebSphere Application Server

Server A

W ebSphere Portal

HATS Portlet

HATS Application HTTP

W e b S p h e r e P o r t a l

W e b S p h e r e A p p l ic a t io n S e r v e r

S e r v e r A

W e b S p h e r e P o r ta l H A T S

A p p lic a tio n

B u s in e s s L o g ic

J S P s

HATSv4

HATSv5 HATS V4とV5のアーキテクチャーの違い

b. Host Access Transformation Servicesを利用しHost連携する方法

ƒHATS V4では、WebSphere Portalと統合したHATSポート レットを使用する、というオプションだけをサポートしました。

HATSポートレットは変換プロキシーとして動作し、HATSア プリケーションにアクセスしました。

ƒポータル・ページを超えたプレゼンテーションでは、HATSア プリケーション、WP、他のポータル・アプリケーションの間で の通信は存在せず、これにより、WPとHATSの間で相互に 利用したいユーザーにソリューションを提供することが出来 ませんでした。

ƒHATS V5アプリケーションは、WebSphere Poralの中で ポートレットとして直接動作することが可能となり、

WebSphere PortalとHATSの間で直接相互にやりとりを 行うことが可能です。

ƒHATSのビジネス・ロジック・クラスはWebSphere Portal APIを使用することが可能で、HATS JSPはWebsphere PortalのJSPタグ・ライブラリーを含むことが可能です。

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 117

3-6. Host連携

1. 既存のHATSアプリケーションからのマイグレーション 2. ポートレットとしてHATSアプリケーションを新規に作成

1.既存のHATSアプリケーションからのマイ グレーション

2.ポートレットとしてHATSアプリケーションを 新規に作成

HATSポートレットの作成

b. Host Access Transformation Servicesを利用しHost連携する方法

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 118

3-7.ビジネスプロセス統合 概要

WebSphere Portal V5.1で は、WebSphere Process Choreographer の処理エンジンを活用し、既 存のビジネス・プロセスとアプリケーションをポータルに統合することが可能です。ビジネス・プロ セスとは、ビジネス目標を達成するために繰り返し実行可能なアクティビティー (タスク) のセットで す。 ポータルは、ビジネス・プロセスを実行するために必要なユーザーインターフェースを提供し ます。ユーザーに新規タスクが割り当てられるとアラートを通知し、アラートをトリガーにマイ・タス ク ポートレットへ画面を遷移して割り当てられたタスクを表示し、該当タスクをクリックすることに よりタスクページを生成して処理画面を表示する仕組みを構築することができます。

ビジネス・プロセス・アプリケーションの開発には、ポータル・アプリケーションとビジネス・プロセス の設計などいくつかのステップが必要です。

この章では、ポータル上でビジネスプロセスを統合する方法を解説します。

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 119

3-7.ビジネス・プロセス統合 利用イメージ

.

マイ・タスク ポートレット

タスクページ Alert

.

ƒ ポータルは、ユーザーにタスクが割り当 てられると、アラートを通知します。アラー トをクリックすると該当ユーザーのマイ・タ スク・ポートレット(タスク・リスト)が表示さ れます。

ƒ マイ・タスク・ ポートレットは、そのユー ザーに割り当てられたすべてのタスクをリ スト表示します。該当のタスク名をクリック すると関連するタスク・ページを表示しま す。

ƒ タスク・ページは、あらかじめ用意された タスク・ページ定義を使って、割り当てら れたタスクを処理するために必要な情 報・機能を提供します。

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 120

マイ・タスク ポートレットは、ユーザーにアサインされたタス クを表示し、タスク・ページと連携するために、以下の機能 を提供します。

- 未処理のタスクを表示する

タスクリストは表題、簡単な説明、

状態などを表示

−マイ・タスク ポートレットはデフォルの状態では マイ・タスク・ページにデプロイされる。

(他のページにデプロイすることも可能)

- タスクの表題をクリックするとタスク・ページへ飛ぶ

3-7.ビジネス・プロセス統合

マイ・タスク ポートレット

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 121

Content Root

MyPortal Administration Task Page

Definitions

Task Page Definition 1

Task Page Definition n

隠し ページ

3-7.ビジネス・プロセス統合 タスク・ページ定義 ノード

ƒ タスク・ページ定義は、タスクを処理するた めに必要なポートレットをすべて含んだ ページの定義用のページで、ユーザーが 利用するときに実体化します。

ƒ ポータル・トポロジーツリーの中で、タスク ページ定義は参照できない隠しページとし て定義されます。

ƒ 個別のタスク・ページ定義は、このタスク ページ定義の下位層に作ります。

ƒ タスク・ページ定義は以下の方法で作成し たり、変更したりできます。

–ページ管理ポートレット –XML Access

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 122

3-7.ビジネス・プロセス統合 開発方法

ポータルをベースとしたビジネス・プロセスの開発には3段階の手順を踏む必要があります。

<プロセス設計>

WSAD-IE(IBM WebSphere Studio Application Developer Integration Edition)を使用して、制 御およびデータのフロー、入出力メッセージの構文、およびプロセスに含まれるアクティビ ティーの構造などのビジネス・プロセスを作成します。また、プロセス設計者は、ポータルで処 理する必要があるアクティビティーごとに Client UI ID を定義する必要もあります。この ID は、

実行時にタスクのページ定義の検索に使用されます。

<ポータルアプリケーション設計>

RAD( IBM Rational Application Developer)を使用して、タスク処理ポートレット、プロセス開始 ポートレット、およびビジネス・プロセス・アプリケーションのサポートに使用されるその他の ポートレットを開発します。

<ポータル管理>

ポータル・アドミニストレーターは、「ページの管理」や「カスタム固有名」などのポータル管理 ツールを使用して、ビジネス・プロセス・アプリケーションのタスク・ページ定義をセットアップし ます。

IBM Software Group | Lotus software

© 2006 IBM Corporation 123

ポータル管理者

プロセス設計者

ポートレット・アプリケーション 開発者

ビジネス・プロセスを開発し、

単体テストを実行する

ポータルサーバー

ポートレット(WARファイル)

プロセス(EARファイル)

ページ メッセージクラス

プロセスEJB

ビジネス・プロセスEAR、

ポートレット、およびタスク 定義ページのデプロイする

必要なクラスをビジネス・プ ロセスからインポートし、タ スク処理ポートレットを開発 する

3-7.ビジネス・プロセス統合

デプロイメント・プロセス

関連したドキュメント