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Phaser エフェクト [Phaser えふぇくと ]

ドキュメント内 Adobe Audition (ページ 139-169)

フランジャーと同様、フェーザーでは、オーディオ信号のフェーズをシフトしてオリジナル信号と再合成することで、1960 年代のミュージシャン たちが広めたようなサイケデリックなエフェクトが得られます。ただし、可変ディレイを使用する Flanger エフェクトとは異なり、変調/Phaser エフェクトでは、一連のフェーズシフトフィルターが上限周波数からスイープおよび上限周波数へスイープします。フェーザーを使用すると、ス テレオイメージが劇的に変化し、神秘的なサウンドができあがります。

フェーズシフトフィルタの数を指定します。値を大きくすると、高密度のフェージングエフェクトが得られます。

信号に適用するフェーズシフトの量を指定します。

フィルタが上限周波数からスイープする幅を指定します。大きい値を設定すると、幅広いトレモロエフェクトが得られます。100 %で上限 周波数からゼロ Hz までスイープします。

変調レートではフィルタが周波数上限からスイープする速度を制御します。値は Hz1 秒あたりのサイクル数)で指定します。

ステレオチャンネル間のフェーズ差異を指定します。正の値はフェーズシフトを L チャンネルで開始し、負の値は R チャンネルで 開始します。最大値の +180°および -180°では、完全な差異が生じますが、音響的には同じことになります。

フィルタがスイープする起点となる上限周波数を設定します。選択したオーディオ範囲の中央付近にあたる周波数を選択するのが最も 効果的です。

フェーザー出力の一定の割合を入力に戻し、エフェクトの効果を強めます。負の値では、オーディオをフィードバックする前に、

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出力ゲイン

フェーズが反転されます。

処理済みのオーディオとオリジナルのオーディオの比率を制御します。

処理後の出力レベルを調整します。

ノイズリダクション/リストアエフェクト

ページの先頭へ オーディオをリストアする方法

Noise Reduction エフェクト(波形エディターのみ)

Sound Remover エフェクト 適応ノイズリダクションエフェクト 自動クリックノイズ除去エフェクト 自動フェーズ補正エフェクト

クリック/ポップノイズ除去エフェクト ハンマーノイズ除去エフェクト

ヒスノイズ低減エフェクト(波形エディターのみ)

ノイズリダクションの概要

高度なノイズリダクション

オーディオをリストアする方法

2 つの強力な機能を組み合わせることにより、オーディオの広範囲の問題を解決できます。まずスペクトル表 示を使用して、ノイズの範囲または個別の不要な音を視覚的に判別および選択します(スペクトル範囲の選択 およびノイズの選択と自動修復を参照してください)。続いて、診断エフェクトまたはノイズリダクションエ フェクトを使用して、次のような問題を解決します。

クリックノイズの削除、クリッピングされた オーディオのリストア、個々のノイズの修復 を自動的に行います。... 詳細

http://tv.adobe.com/watch/no-stupid-questions...

提供者 Colin Smith

2 つの強力なエフェクトを使用して、複雑なノ イズを削除します。... 詳細

http://tv.adobe.com/watch/no-stupid-questions...

提供者 Colin Smith

ページの先頭へ ワイヤレスマイクや古いレコードのクラックルノイズ(Automatic Click Remover エフェ

クトを参照してください)。

風のうなり音、テープのヒスノイズ、電源ハムノイズなどのバックグラウンドノイズ(適 応ノイズリダクションエフェクトおよびハンマーノイズ除去エフェクトを参照してくださ い)。

不適切に配置されたステレオマイクや調整不良のテープ装置によるフェーズキャンセレー ション(Automatic Phase Correction エフェクトを参照してください)。

上記のリアルタイムのリストアエフェクトは、波形エディターとマルチトラックエディターの両方で使用 でき、オーディオの一般的な問題にすばやく対処します。しかし、オーディオのノイズが極端に多い場合 は、波形エディターに固有のオフラインのプロセスエフェクト(ヒスノイズ除去やノイズリダクションな ど)の使用を検討してください。

スペクトル表示での各種ノイズの選択例

A. ヒスノイズ B. クラックルノイズ C. うなり音

Noise Reduction エフェクト(波形エディターのみ)

ノイズリダクション / リストア/ノイズリダクションエフェクトを使用すると、信号の品質の低下を最小限に 抑えて、バックグラウンドノイズや広い周波数域のノイズを飛躍的に低減できます。このエフェクトによっ て、テープのヒスノイズ、マイクのバックグラウンドノイズ、電源ハムノイズ、または波形全体に絶え間なく 続くノイズなど、ノイズをまとめて除去できます。

ノイズ低減の適切な量は、バックグラウンドノイズのタイプおよび残りの信号で許容される品質低下によって 異なります。一般的に、S/N 比を 5 20 dB まで大きくし、高いオーディオの品質を保持することができま す。

ノイズリダクションエフェクトで最適な結果を得るには、DC オフセットのないオーディオにこのエフェクト を適用します。DC オフセットが存在すると、このエフェクトによって、静かな部分にクリックノイズが発生 する場合があります(DC オフセットを削除するには、テンプレート/DC オフセットを修復を選択しま す)。

ノイズリダクショングラフでのノイズの評価と調整

A. コントロールポイントをドラッグして周波数範囲によってリダクションを変更 B. 低振幅ノイズ C. 高振幅 ノイズ D. このしきい値を下回るとノイズリダクションが発生

ノイズプリントをキャプチャ

現在のノイズプリントを保存

ディスクからノイズプリントを読み込み

グラフ

ノイズフロア

ノイズリダクションエフェクトの適用

1. 波形エディターで、0.5 秒以上の長さのノイズだけを含んだ範囲を選択します。

特定の周波数の範囲でノイズを選択するには、長方形選択ツールを使用します(スペ クトル範囲の選択を参照してください)。

2. エフェクト/ノノイズリダクション / リストア/ノイズプリントをキャプチャを選択しま す。

3. エディターパネルで、ノイズを除去する範囲を選択します。

4. エフェクト/ノイズリダクション / リストア/ノイズリダクションを選択します。

5. 必要に応じてオプションを設定します。

ノイズの多い環境で録音するときは、代表的なバックグラウンドノイズを数秒録音して、後からノイズプ リントとして使用できます。

ノイズリダクションのオプション

バックラウンドノイズだけを指定して、選択した範囲からノイズプロファイル を抽出します。Adobe Audition によって、バックグラウンドノイズの統計情報が収集され、波形の残りの部分 から削除できます。

ヒント:選択した範囲が短すぎる場合は、「ノイズプリントをキャプチャ」は無効になっています。「FFT サ イズ」を小さくするか、長い範囲のノイズを選択します。長い範囲を見つけることができない場合は、現在選 択している範囲をコピー&ペーストして、長い範囲を作成します(ペーストしたノイズは、後で編集/削除を 選択して削除できます)。

ノイズプリントを .fft ファイルとして保存します。このファイルには、サンプルタイプ、FFT(高速フーリエ 変換)サイズ、および 3 つの FFT 係数(検出されたノイズの最小量、最大量、およびパワー平均)のセット に関する情報が含まれます。

Adobe Audition で以前に FFT 形式で保存したノイズプリントを開きます。ただし、ノイズプリントは同一の

サンプルタイプにのみ適用できます(例えば、22 kHz のモノラルプロファイルを 44 kHz のステレオサンプ ルには適用できません)。

注意:また、ノイズプリントは特異性が高いので、あるタイプのノイズのプリントを別のタイプのノイズに使 用しても良い結果は得られません。しかしよく似たノイズを繰り返し除去する場合は、保存したプロファイル を使用することで効率が大きく改善されます。

周波数が x 軸(水平方向)に、ノイズリダクションの量が y 軸(垂直方向)に表示されます。

青のコントロールカーブは、様々な周波数範囲でのノイズリダクションの量を設定します。例えば、高周波数 でのみノイズリダクションが必要な場合は、グラフの右側でコントロールカーブを下向きに調整します。

リセットボタン をクリックしてコントロールカーブを平らにすると、ノイズリダクションの量は完全にノ イズプリントに基づいて決まります。

ヒント:ノイズフロアにさらに焦点を合わせるには、グラフの右上のメニューボタン をクリックして、

「コントロールカーブを表示」および「グラフにツールヒントを表示」の選択を解除します。

「高」は各周波数で検出された最大振幅を、「低」は最小振幅を示します。「しきい値」の振 幅を下回ると、ノイズリダクションが発生します。

ドキュメント内 Adobe Audition (ページ 139-169)

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