付録 1 国際宇宙ステーション概要 1. 概要
J- PLAN: JAXA Planner(プラン:実運用計画担当)
「きぼう」運用の計画立案を行います。
運用中は計画進行状況を監視し、不具合が起きた場合などには運用計画の変 更・調整を行います。
TSUKUBA GC: Tsukuba Ground Controller
(ツクバジーシー:地上設備担当)
運用管制システム、運用ネットワークシステムなど、「きぼう」の運用に必要な地 上設備の運用・管理を行います。
J-COM: JEM Communicator
(J-
コム:交信担当)「きぼう」の宇宙飛行士と実際に交信するのが
J-COM
です。「きぼう」内で機器の 操作などを行う宇宙飛行士に対し、音声で必要な情報を通知し、また宇宙飛行士 からの連絡に対して応答します。飛行管制官からの通話や指示はすべてJ-COM
を通して行われます。ARIES: Astronaut Related IVA and Equipment Support
(アリーズ:船内活動支援担当)
軌道上の宇宙飛行士の船内活動(
Intra-Vehicular Activity: IVA
)を地上から 支援したり、船内の機器や物品などの管理を行います。JAXA EVA: JAXA Extravehicular Activity
(ジャクサイーブイエー:船外活動支援担当)
宇宙飛行士の「きぼう」に関わる船外活動(
Extra Vehicular Activity: EVA
)時 に、地上から支援します。※
JAXA EVA
は、運用管制室には入りません。5.2 JEM 技術チーム
JEM
技術チーム(JET: JEM Engineering Team
(ジェット))は、JEM
開発プロジ ェクトチームのメンバーで構成される、「きぼう」の技術支援チームです。JET
は、「きぼう」運用管制室のバックルームで「きぼう」の運用をモニタし、「きぼ う」運用管制チーム(JFCT
)を技術面で支援します。JET
の技術者は、「きぼう」の運用に関して何か問題が発生した場合、NASA
と共に問題対処にあたれるようにNASA
のミッションコントロールセンターにも配 置されます。5.3 実験運用管制チーム
「きぼう」実験運用管制チーム(Payload Flight Control Team: PL FCT)は、「き ぼう」運用管制チームで「きぼう」利用全体の取りまとめを行う
JEM PAYLOADS
に 属するチームで、日本の実験運用とりまとめ担当であるJPOC
、個々の実験装置の 運用担当(FISICS、BIO)から構成されます。現在、約25
名の実験運用管制員が所 属しています。「きぼう」船外実験プラットフォームに搭載される曝露実験装置の運用 が始まると、曝露ペイロード運用チームが加わることになります。実験運用管制員は、「きぼう」に搭載されている実験装置を使って実験を遂行しま す。実験装置の状態監視、制御コマンドの送信やリアルタイムでの運用計画の管理 を行います。また、教育文化ミッションや医学ミッションなど、「きぼう」を利用する各ミ ッションを実施します。
ドキュメント内
大西宇宙飛行士ISS長期滞在プレスキット
(ページ 147-150)