Oracle Real Application Clustersのインストールを予定している場合は、次の項を確認してください。
Real Application Clusters のインストールにおける制限事項 のインストールにおける制限事項 のインストールにおける制限事項 のインストールにおける制限事項
以前のリリースのReal Application Clusters用のORACLE_HOMEが存在するクラスタにOracle9iリリー
ス2(9.2.0.1.0)のReal Applications Clustersをインストールする場合は、oraInventoryインストール・レ
ジストリを保持するクラスタ・ノードからOracle Universal Installerを実行する必要があります。これに よって、既存のORACLE_HOMEディレクトリに関する情報を持つノード間での、製品のインストー ル・インベントリの同期化が保証されます。
Oracle Cluster Management Software のインストールにおける問題 のインストールにおける問題 のインストールにおける問題 のインストールにおける問題
次の項では、Oracle Cluster Management Software(OCMS)のバージョン9.0.1と9.2.0の相違点について 説明します。また、OCMSのインストール後に、Real Application Clustersのインストールに使用される サーバー・クラスタを準備する方法について概説します。
関連項目 関連項目 関連項目
関連項目: Oracle Internet Directoryユーティリティ、およびアップグレー
ド前とアップグレード後に必要なタスクの詳細は、Oracle Internet Directory
のREADMEファイルを参照してください。
製品の問題
アーキテクチャと構成 アーキテクチャと構成アーキテクチャと構成
アーキテクチャと構成: OCMSバージョン9.2.0.x.xは、Cluster Manager(oracm)とWatchdogデーモ ン(watchdogd)の2つのプロセスで構成されます。
OCMSバージョン9.0.1.xには、Node Monitor(oranm)と呼ばれる3番目のプロセスがあり、構成ファ イルとしてnmcfg.oraを保持していました。現在、このファイルは使用されていません。OCMS
9.2.0.x.xでは、Cluster ManagerがNode Monitorの機能を継承しています。Cluster Managerの構成ファイ
ルcmcfg.oraがnmcfg.oraのかわりに使用されます。
Watchdogデーモンの起動オプションは、OCMSのバージョン9.0.1.xと9.2.0.x.xで同じです。ただし、一
部のCluster Managerパラメータ、パラメータのデフォルト値および起動オプションが変更されていま
す。これらの変更内容については、次の表を参照してください。
OCMSの初めてのインストールにおけるの初めてのインストールにおけるの初めてのインストールにおけるの初めてのインストールにおけるReal Application Clustersインストールの準備インストールの準備インストールの準備インストールの準備: 以前のバー ジョンのOCMSがインストールされていないシステムにOCMSをインストールする手順は次のとおり です。
1. OCMSをインストールする前に、入力を求めるプロンプトが表示されたときに備えて、次のパラ メータ値を準備しておきます。
■ PrivateNodeNames
■ PublicNodeNames
■ CmDiskFile
■ WatchdogTimerMargin
2. Oracle Universal Installerを使用して、OCMSをインストールします。プロンプトが表示されたら、
パラメータ値を入力します。
Oracle Universal InstallerによってOCMSがすべてのノードに伝播され、全ノードにoracm構成ファ
イルが作成されます。その後、oracmおよびwatchdogdがすべてのノードにコピーされます。
9.0.1.xのののの パラメータ名 パラメータ名パラメータ名 パラメータ名
9.2.0.x.xのののの パラメータ名 パラメータ名 パラメータ名 パラメータ名
コメントコメント コメントコメント
AutoJoin なし 9.2.0.x.xでは廃止
CmHostName HostName 名前が変更された
CmServiceName なし 9.2.0.x.xでは廃止
CmServicePort ServicePort 名前が変更された
DefinedNodes PublicNodeNames PrivateNodeNames
古いパラメータを2つの新しいパラ メータで置換
MissCount MissCount デフォルト値を3から5に変更
PollInterval なし ユーザーによる構成ができなくなっ
た WatchdogMarginWait WatchdogTimerMargin
WatchdogSafetyMargin
古いパラメータを2つの新しいパラ メータで置換
/a:{action} /a:{action} action変数のデフォルト値を1から
0に変更
/d なし 9.2.0.x.xでは廃止
/v なし 9.2.0.x.xでは廃止
/e:{filename} /l:{:filename} 名前が変更された
/x:{size} /m:{size} 名前が変更された
関連項目関連項目関連項目
関連項目: フェンシングの構成、パラメータおよび有効化の詳細は、
『Oracle9i for UNIX Systems管理者リファレンス』の付録Fを参照してくだ さい。
製品の問題
3. Oracle Universal Installerを終了します。
4. 選択したすべてのノードでrootとしてORACLE_HOME/oracm/bin/ocmstart.shスクリプトを実 行し、クラスタを起動します。
5. Real Application Clustersをインストールします。
OCMSのバージョンのバージョンのバージョンのバージョン9.0.1.xからからからから9.2.0.x.xへの移行への移行への移行への移行: OCMSは実質的には、クラスタのオペレーティ ング・システムとして機能するため、同時に実行できるバージョンは1つのみとなります。2つのバー ジョンを実行すると、クラスタが一貫性のない状態で実行されます。OCMSバージョン9.0.1.xが存在す るクラスタにOCMSバージョン9.2.0.x.xをインストールする場合は、次のタスクを実行します。
1. 全ノード上のOracle9iバージョン9.0.1.xインスタンスをすべて停止します。
2. 全ノード上のOCMSバージョン9.0.1.xのwatchdogd、oracmおよびoranmプロセスをすべて停 止します。
3. Oracle Universal Installerを起動して、OCMSのインストールを選択します。
4. OCMSバージョン9.2.0.x.xを起動するスクリプトを実行するよう要求されたら、まず別のX
Windowを開いてOracle9iリリース1(9.0.1.x)のORACLE_HOMEディレクトリにある既存の
cmcfg.ora構成ファイルの内容を確認します。このファイルは次の場所にあります。
$ORACLE_HOME/oracm/admin
5. 必要に応じて、各ノードにあるOracle9iリリース2(9.2.0.1.0)のORACLE_HOMEディレクトリの cmcfg.ora構成ファイルの設定を変更し、ご使用のシステム環境要件に合うようにパラメータを 調整します。
6. 各ノードでOCMSスクリプトを実行します。
7. Real Application Clustersをインストールします。
Red HatでのでのでのでのWatchdogデーモンの有効化に必要な追加手順デーモンの有効化に必要な追加手順デーモンの有効化に必要な追加手順デーモンの有効化に必要な追加手順: Watchdogデーモンの詳細は、『Oracle9i
for UNIX Systems管理者リファレンス』を参照してください。システムでRed Hat Linuxが実行されてい
る場合は、Watchdogデーモンを有効にする前に、次のタスクを完了する必要があります。
新規ファイルの/etc/rc.localを作成または編集します。/dev/watchdogを作成してsoftdogモ ジュールをロードする次のコード行を追加します。
if [ ! -c /dev/watchdog ]; then mknod /dev/watchdog c 10 130 fi;
/sbin/insmod softdog nowayout=0 soft_noboot=1 soft_margin=60
Real Application Clusters を使用する を使用する を使用する を使用する Oracle Cluster Management Software の推奨運用環境
の推奨運用環境 の推奨運用環境 の推奨運用環境
次の項では、Real Application ClustersをLinuxで実行する際に運用信頼性と安定性を向上させるための 推奨事項について説明します。
Real Application Clustersでのフェンシングでのフェンシングでのフェンシングでのフェンシング: Real Application Clusters(RAC)ではノードのフェンシ ングがサポートされているため、特定のクラスタ・ノードで障害が発生した場合のデータの破損が回避 されます。ただし、一部のLinuxシステムでフェンシングを使用すると、オペレーティング・システム のタイミング問題が原因で、高負荷時において特定のノードから他のすべてのノードへ状態が通知され ない可能性があります。このような場合、そのノードはリブートされます。その結果、データは保護さ れますが、リブートによってシステムの管理性と安定性が低下します。フェンシングを有効にする場合 は、こうした点を考慮する必要があります。
デフォルトでは、Real Application Clustersのインストール時にフェンシングが有効化されます。Red Hat
Linuxでフェンシングを有効化するには、追加手順を実行する必要があります。
関連項目 関連項目 関連項目
関連項目: 『Oracle9i for UNIX Systems管理者リファレンス』の付録F
製品の問題
フェンシングを無効にする場合は、次の2つの手順を実行します。
1. cmcfg.oraファイルを編集します。
WatchdogTimerMargin=1000 WatchdogSafetyMargin=1000
2. 次のコマンドとオプションを使用して、クラスタ管理プロセスを起動します。
$ORACLE_HOME/oracm/bin/watchdogd -d /dev/null -l=0 -m=0
$ORACLE_HOME/oracm/bin/oracm
共有される 共有される 共有される
共有される OFA 以外のクラスタ構成へのデータファイルの配置 以外のクラスタ構成へのデータファイルの配置 以外のクラスタ構成へのデータファイルの配置 以外のクラスタ構成へのデータファイルの配置
Optimal Flexible Architecture(OFA)は、システム・リソース全体に分散したデータベース・ファイルを
作成および構成するための標準構成です。この標準に準拠することで、システム・パフォーマンスと データベース・セキュリティが向上します。この標準の使用をお薦めしますが必須ではありません。
ORACLE_HOMEディレクトリが共有クラスタ・ファイル・システムのパーティション上にない場合、
データファイル、制御ファイル、REDOログ・ファイルなどのデータベース・ファイルを共有クラス タ・ファイル・システムのパーティションに配置するには、次の構文に従ってDBCAを起動して、クラ スタ・データベースを作成します。
$ dbca -datafileDestination pathname
このコマンドで、pathnameはファイルの配置場所です。
たとえば、パス/ora/oradataにデータファイルを配置する場合は、次のコマンドを実行します。
$ dbca -datafileDestination /ora/oradata
Real Application Clusters のカスタム・インストールの要件 のカスタム・インストールの要件 のカスタム・インストールの要件 のカスタム・インストールの要件
既存のデータベースにOracle Enterprise Managerリポジトリを作成し、そのリポジトリにDRSYS表領域 を使用することを予定している場合は、DRSYS表領域のRAWデバイス・データ・ファイルに、さらに 50MBの空き領域があることを確認してください。この空き領域は、このRAWデバイスに必要なサイ ズとして記載されている250MBとは別に必要です。
Real Application Clusters と と と と Database Upgrade Assistant
Database Upgrade Assistantを使用して、以前のバージョンのOracleデータベース(ソース・データベー
ス)をOracle9iリリース2(9.2.0.1.0)(ターゲット・データベース)にアップグレードした場合、アッ
プグレードされたデータベースでは、init.oraファイルのパラメータの格納にサーバー・パラメー タ・ファイルのSPFILEがデフォルトで使用されます。ソース・データベースでもSPFILE(クラスタ・
ファイル・システムのファイルまたは共有RAWデバイスのいずれか)が使用されている場合は、アッ プグレードされたターゲット・データベースでも同じSPFILEが使用されます。
ソース・データベースでSPFILEが使用されていない場合は、ターゲット・データベースでは、
$ORACLE_HOME/dbs/ディレクトリにあるデフォルトのサーバー・パラメータ・ファイル、
spfile.oraが使用されます。
ご使用のプラットフォームでクラスタ・ファイル・システムがサポートされていない場合は、次の手順 に従って、SPFILEを共有RAWデバイスに移動する必要があります。
1. rootユーザーとして、システムにログオンします。
2. 共有ストレージに、ファイルにバインドされた共有RAWデバイスを作成します。結果は、次の例 のようになります。
/dev/vx/rdsk/oracle_dg/dbname_spfile
ここで、dbnameはシステム上のデータベース名です。
3. すべてのクラスタ・メンバー・ノードで共有RAWデバイスが認識されていることを確認します。
注意注意注意
注意: OFAの詳細は、『Oracle9i for UNIX Systems管理者リファレンス』
を参照してください。