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O O 人以下企業で︑女子の

ドキュメント内 河 地 貫 一 (ページ 104-119)

経 営 と 経 済

他は 殆ん ど︑ 一

OO

人以下規模の小ないしは零細企業であるo男子のばあ

V

は︑殆んど一

O

長崎県主要離島中学新卒生、規模別就職調ぺ

iE 500人以上

JJU 

i 男│女!

│男│女

lh ,1279  47

17% .6  19.65 16%   .1 

1,155  384  771  19.5  1.7 17.8 

( う ち ) 繊 維 衣 服 758  66  692  26.6  1.7 24.9 

金 属 、 機 械 230  218  12  4.3  0.0  4.3 

そ の 他 工 業 49  34  15  2.0  0.0  2.0 

卸、小売、サーピス業 113  77  36 

の 他 産 業 11  11 

J~ 238  108  130  3.4  0.0  3.4 

1 166  64  102  4.2  0.0  4.2 

卸 小 売 、 サ ー ピ ス 56  29  27  一一

の 他 産 業 16  15 

397  156  241  16.9  2.8  14.1 

繊 維 、 衣 服 323314   10266   2202 ,158  2184..78   21..68 1  226..92  

金 属 、 機 械 27  27  一一

/

¥  そ の 他 工 業 9  3  44.4  0.0  44.4  卸、小売、サーピス業 28  22 

の 他 産 業 38  28  10  13.2  13.2  0.0 

離島の人口移動1離島と他地域との交流け

経 営 と 経 済

壱岐郡中学10校卒業生の県外就職者 (514名)の行き先(昭和38年)

16 % 以 上

11 ~15 %  6 ‑10% 

V

O A M V  

2~5%

壱岐、対馬に取っては、なお、福岡は、重要な労働力市場であるが、次第に 減少してきている。岡山は女子の紡絞女工のみである。

(県教育委員会資料)

需要の拡大するにつれて︑若干大企業

就職が増加しつつあることは︑壱岐の

昭和三五年度と三八年度との卒業者の

動向を比較しても判明する︒

平一戸島のさきにふれた点からでも推

定出来るが︑次の二

OI

二四才層にお

いて︑かなりの還流者があると考えら

れる女子において︑むしろ就職条件が

よい︒しかし︑昭和二八年に行った岡

山県D紡績の例によると︑女子工員の

平均年令がニ

0

・八才で︑紡績工場は

かなり交代のはげしい職場であり︑大

企業においても︑日本の紡績業は︑低

賃金の若年女子労働力を基幹にしてい

る︒長崎県の数字では︑明かではない

が︑さきのD紡績の例は紡績業におけ

る労働条件の改善とともに後進地域か

ら︑次第に近傍の先進地に︑その女子

D紡績T工場における女子工員出身地と対県別賃金指数(昭和30年)

0 100;00ιm  離島の人口移動1離島と他地域との交流付

紡績女工賃金の上昇とともに、従来遠隠の後進地域からの就職者が大部分 をしめていたが、次第に近傍或はむしろ先進地域からの就職者が増加して きた。従って、高年令者には、なお、鹿児島、高知が多いが、若年令者に

なると、岡山、広島 p山口、香川などの出身者が多い。

労働力を受け入れている点から考えて︑経済の限界地域であ

る離島の労働力の就職条件が︑今後好転することはあまり期

待できないのではないか︒まして︑交代のはげしくない男子

の職場ではなお更であるといえよう︒換言すると︑離島は︑

乙れら若年労働力に取っても︑また本土就職の限界地域なの

である︒当然︑乙れら新卒者の就職後の離職率はかなり大き

い︒その反面本土の農山村地帯に比して︑農漁業の後継者も

比較的多い︒他に対馬︑壱岐勝本町などの特殊な離島自身の

このことが指摘出来ることは︑さきにもふれた

条件 から も︑

が︑それでもなお資本の吸引力が強まるほど︑か︑る離島自

身の条件を否定しまうような新学卒者を吸収するであろう︒

高卒生中卒生との聞に大きい相違点は︑家業継承者が極

めて少いことである︒これは︑壱岐においても︑またかなり

の農漁業の継承者のあった対馬においても変りはない︒すな

わち︑壱岐では︑農業で一八人中二名︑中卒者に多かった漁

業においても七人中(男子のみ)一人であった︒対馬でも農

漁家或はその兼業者にも一人もなかった︒言葉をかえると︑

離島におけるかなりみられる農漁業後継者はすべて義務教育

(38年卒)

家庭職の業 漁 業 商 業 会公社務 その他

長男I~男|女

男│女 男 女 男│女 男│女

大学進学 5  3  4  31  12  2  5121 (21.2) 24(25.0) 

家事従事 2  2(2.1)  3(3.1) 

島内就職 10  2   111(1.0) 14(14.6) 

島外就職 2  91  8  61  10 71 (74.7) 55(57.4) 

141  371  43  5  21  181  13  131  22  81  16  (10905.0)1│(10096. 0) 

壱 岐 高 校 卒 業 後 の 状 況

O

く注〉大学浪人等の不明者男子29人女子13人がいる

45  2  5  92 

対 馬 高 校 新 卒 業 生 の 動 向 同校卒業者名簿より集計

家の職業

対 局 高 校 卒 業 生 の 規 模 別 就 職 相 手

500人以上 100‑499

計│男│女計│男│女 計│男│女

一 一 一 一 一 一 一 一 一

鉱 ・ 建 設 業 4  4  3  一 一 一 一

紡 績 ・ 衣 服 業 9  4  5  4  2  2  4  2  2 

そ の 他 製 造 業 361  36  一 一 一 21  24  一 121  12  一

卸 ・ 小 売 業 161  10  6  3  3 7  4  3  6  3 

その他第3次産業 71  81  ‑ 一 一 12  5  7 

80  601  201  11  8  3 38  32  61  311 201 11 

離島の人口移動1離島と他地域との交流け の修了者のみである︒

高卒者の職業は対馬の例では︑女子では主として五

OO

人以下

の中小企業の事務︑販売︑サービス業が多く︑第三次産業の従事

者の比が極めて高くなってくる︒中卒者にみられた大企業の紡績

女子工員が少なくなるので︑大企業就職はむしろ︑男子に多くな

(昭和398月1日対馬職業安定所資料)

るが

やはり︑全就業者の一

O

%

にすぎない︒そして︑家庭の職

業からみると︑男子のばあいは農漁家の高卒者子弟は︑島外に殆

んど就職しているのに対して︑女子のばあいには︑かなり島内就

職者が多くなり︑ことにサラリーマン︑商家の子弟の女子にその

傾向が大である︒

乙れは︑資本の求める女子労働力は︑中卒生か︑或は高卒者で

も︑より貧しいと考えられる階層の農漁家の出身者であるといえ

るゆその職業も︑中卒生では紡績女子工員のみで九

O%(

壱岐

)︑

或は八

O M

m (

対馬)を占め︑高卒生でも︑対馬では販売業のみで

半数以上を占め︑サービス業︑或は主に一

OO

人以下の零細企業

の事務系職員で大部分を占め︑その職種が極めて限定されている

のに対して︑男子には︑中卒生︑高卒生ともに女子のような集中

的に多い職業はなく︑企業規模は小さいが︑職種が比較的分散し

対馬高校卒業生中職業別従事者数

事 務 従 事 者 14  57 

:r //  3  21  24 

l

運 輸 , 通 信 グ 5  3  8 

生 産 工 程 技 能 工 25  14  39 

単 純 労 働 者 15 

15 

サ戸ピス業従事者 5  6 

4  2  6 

70  88  158 

ている︒日本の企業が男子のばあい︑広く各地域︑更に各階

層にわたって︑労働力を吸引しているといえる︒従って︑離

(昭和40.5.1

r

学校基本調査J) 

島は︑女子のばあい︑

一一 回本 土就 職の 限界 地域 とみ られ る︒ (昭和40年)

就職する相手地域は︑高卒生の場合は紡績女子工員が少く

なる関係から︑女子では紡績地

l

愛知と岡山とは減少して︑

東京と大阪が︑相対的に増加する傾向にあるのと︑中卒生の

それに比して︑壱岐︑対馬においても︑福岡の地位は極めて

低下してくる︒乙の傾向は︑五島︑平戸においても全く同様

である︒つまり︑福岡︑愛知は︑低階層の女子労働力の労働

力市場であった︒男子も職種は多種類にわたるが︑主要工業

乙﹀で︑さきの出稼ぎ労働(男子)と新学卒者(男子)と比較すると︑地域的にも︑また就職する職種にも︑かな 地域への集中的流出の傾向は︑何ら変るところがない︒

り異質的である︒

すなわち︑戦前︑中︑低階層の子弟は多く︑徒弟職人︑商庖使用人など白土庁近代的産業に多く従事し︑少くとも﹁

昭和二年(一九三六)までは︑殆んど時局産業の影響をPつけていなかっ臼のに対して︑最近の新中卒者(一応︑

中低階層農漁家出身者と考えて)は小ないしは零細企業が主であるが︑製造工業の工員である︒それが︑さきに述べ

た出稼ぎ者は︑工夫︑雑役人夫︑漁業労働者が主で︑資本の吸引力が及んでいるのには相違はないが︑なお漁船員な

どの出稼ぎが多く︑従って︑平一戸のばあいは出稼ぎ労働の流出相手地域は︑日本経済の空間的体質改善が進められて

行 き 先

(224人) 壱 岐 高 校 新 卒 就 職 者

15%以上

‑10% 

1‑5% 

10‑15% 

AU

OAN   

離島の人口移動l離島と他地域との交流付

1%以下

中卒者との相異点、は、相対的に愛知、岡山の減少と、東京への集中が大き い乙とである。なお熊本に数字があるのは、官史としての赴任者があった。

(昭和38年教育委員会)

いる︑いわゆる太平洋ベルトに分散するととも

に近傍の漁民分解の起った生月島に多く出てい

る︒これに対して︑新中卒者男子は︑家業の後

継者も少なく︑愛知などに地域的に集中してい

新中卒の女子には︑昭和七年(一九三二)の勝 る ︒

本の 例で は︑

一人もなかった女工が︑戦後では︑

最も重要な職種である口戦前の女子工員は︑低

階層の東北北陸の女子が多かったのに対して︑

その労働力供給源が空間的に拡大するとともに︑

更に︑少数であるが高校女子卒業生にまで及ん

できている︒つまり︑戦後は階層的にも︑より

上屈に拡大し︑労働市場がたてとよ乙とに拡大

が進行している︒農漁家の労働力商品化が︑実

に広大な範囲にわたっておし進められているの

であ

る︒

一九 三

全国離島振興協議会一離島(昭和四一年)八

01

ω

大村肇一﹁島の地理﹂一一六頁︑なお︑拙稿一一離島の人口移動(未完)l経営と経済一O四号1問題提起の註間参照︒

ω τ

m z

Z

2

O ω.

によると︑﹁地中海の人々は︑都市に密集し︑田舎でも小都市を形

成している︒マジョルカ冨と︒

R ω

︑セルバ印巴

g

︑ポレシサMM

= g m ω

︑アルカディア﹀

‑ g E m

は最もよき例である︒農民は︑

毎日︑その耕地へ耕作機をはこぴ︑よるは続々と家に帰っていく︒毎日規則正しい二重の移動がみられるこ (1)  (4) 

広島県農業会議日大長地区みかん収穫季節労務対策の概要と問題点(昭和四O年)に左の表がか﹀げられている︒

の市町村別出稼ぎ転入者数

l

市 町 村 別

l男│女│

12  甲奴郡甲奴町 12  6  18  9  グ 総 領 町 7  4  11 

グ 上 下 町 7  7 

24  明石郡神石町 7  4  11  33  14  47  7 

20  賀茂郡豊栄町 32  16  48 

グ 福 富 町 4  5  9 

36  21  57 

世羅郡世羅西町 8  5  13 

40  グ 世 羅 町 2  2 

グ 甲 山 町

御調郡久井町

22  11  8  19 

15  山県郡豊平町 3  10  13 

42  グ 芸 北 町 6  7 

17  グ戸河内町

17  グ 加 計 町 10  10 

5  26  31  4 

佐伯郡混来町 2  3 

グ 吉 和 村 6  11  17 

7  13  20 

山県郡大朝町 2  2 

2  2 

総 計32市町村 141  163  304 

ドキュメント内 河 地 貫 一 (ページ 104-119)

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