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ドキュメント内 河 地 貫 一 (ページ 100-104)

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対馬における新規中学卒業生

3681  2151  231  71  651  721  1 

美津島町

2191  1251  171  81  261  341  1 

豊 玉 村 峰 村

者が最も多い︒ことに︑農漁家子弟の卒業生中三O%

長男では五九%が家業を継承している︒但し︑二︑

(註)島内残留者計は(a)(b)(c)の数字である。

男︑女子のばあいは︑島外就職者は圧倒的に多いが︑

やはり︑一二%の後継者がある︒商家の多い︑厳原中

校では六名の就職者中一人の商家継承者もないが︑他

では一二名中七名の継承者がある︒従来極度に開発の

おくれてきた対馬の農漁業の発展を示唆している︒特

に最近の農民の漁民化と︑漁船の大型化が大きい役割

を演じていると思われる︒このように対馬の若年労働

者の流出タイプは極めて特異なものであるが︑資本の

強力な吸引力が及んだ︑既に人口の減少期に入ってき

ても︑なおいわば︑戦前期の若年労働力流出のタイプ

が維持されている︒

比較的大きい山林の農民的所有と︑容易な農民の兼

業漁民化が︑農業の後継者を作っている︒これら農民

はいわば︑階級分解のはげしい戦後における︑いわゆる自主農家的な上昇の方向を指向しているともいえる︒そして︑.

現在では島内の日雇い賃金収入が︑それら農家の重要な賃金収入源であることはさきにもふれた︒

進学者の大部分が島内にある高校に進学する(サラリーマン家庭には島外高校進学者がかなり見出される)が︑

離島 の人 口移

l

離島 と他 地域 との 交流 付

/¥ 

長崎県主要離島新規学卒者の地域移動(転出)

地域│学歴│年代│委職者院議│同比│京浜│愛知│阪神│福岡││岡山

1.604 1.124 70% .3  4% .7  47% .2  35% .0  3% .2  90% .0  % 

五島

高 卒

s

.37  169  91  54.0  15.4  18.6  48.3  2.1  84.4 

一 一 一 一

1)

.35  一 238  一 2.1  31.9  5.0  40.1  79.1  13.1 

中卒2)

.38  一 397  一 2.0  41.2 17.1  13.2  73.5  21.

壱岐 3)1 

'38  732  514 70.0  8.8  26.8  17.7  30.8  84.1  11.2 

高 卒

.38  275  224 81.5 19.3  10.7  28.6  19.7  78.3 

中 卒

.37  392  263 67.2  76 55.6  29.3  3.4 一95.9  一

平戸

.38  652  342 53.4  149 41.2 33.6  4.1  93.8 

高 卒

.37  249  170 68.3  471 13.5  30.6  5.9  97.9 

.38  284  189 66.6  61.9  7.9  27.0  2.7  99.5 

中 卒

.39  920  5.1  33.6  25.01  16.1  7988 i122  対馬

高 卒

.39  162  58.1  21.0  7.5  38.21  17.1  83.: 寸

一 一 一 一 一 一 一

1 )2)は壱岐職業安定所の数字、他はすべて教委、(高校基本調査)による。

1)2)3)の愛知の数字には、岐阜がふくまれている。外にはふくまれていない。

応ここでは︑進学者を除外して︑中卒者の地域

的移動をみよう︒

小さい黒島ゃ︑また炭鉱のスクラップ化した

崎戸島などは︑島内における就職のチャンスが

少いのはもちろんであるが︑壱岐︑平戸︑五島︑

対馬などの大きい島々でも︑中卒者卒業直後の

島外就職者は多く︑かっ最近この傾向が年々強

くなっている︒上の島々で島外就職者が最も少

いのはさきにふれた対馬であるD島外就職者の

相手地域の古い数字は把握出来なかったが︑そ

の多くなってくるのはやはり人口減少期に入っ

てからであろう︒

乙れら中卒者の県外就職先きを︑壱岐の例に

みると︑福岡︑本土の三主要工業地域に集中的

な流出を行っている︒乙の傾向は︑対馬も︑平

戸︑五島も同様である︒そして︑年々︑福岡の

比重が減少して︑本土の三工業地域に集中的傾

向をつよめてきている︒男子と女子とでかなり

平戸島中卒者産業別就職状況(%)

山 外 │ 計 l 県内│ニ

1

第一次 49.31

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18.2

55.11  1.51  19.11 

学校基本調査一平戸市教育委員会

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安下庄中学校(周防大島) 転出地域

│ 昭 和

381

阪 33 

6  14 

18  8 

そ の 他

(同中学資料)

異質的で︑女子は最も多く愛知県に集中し︑壱岐︑対馬では岡山(紡績

工場の所在地)にも多く︑平一戸では外に大阪が多い︒何れも紡績女子工

員である︒男子は金属︑︑機械工員が多く︑愛知︑大阪が主要就職地域

である︒何れにせよ︑戦前の︑職人︑商庖の徒弟︑丁稚ではなく︑また

女子の女中でもなく︑工員である︒しかし︑県内就職のばあいは︑第一次︑第三次産業の比率が高い︒中学新卒者の

交流を介しても︑離島は︑これら主要労働力需要地域以外とは極めて孤立的関係にある︒県内でも︑島内を除いては︑

同じように︑長崎市(或は佐世保市)以外とは孤立的関係が強いはずである︒

これは︑主要工業なお︑山口県の周防大島の一中学校では︑近年むしろ︑広島県に集中する傾向をみせているが︑

むしろ同県の工業化の進展を示すものであろう︒

これら中学新卒者の就職した企業を規模別(従業員数の大小)にみると︑女子は︑紡績業に比較的大企業が多いが︑ 地域への集中という一般的命題と異質的なものでなく︑

離島 の人 口移 動! 離島 と他 地域 との 交流 付

経 営 と 経 済

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人以下規模の小ないしは零細企業であるo男子のばあ

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ドキュメント内 河 地 貫 一 (ページ 100-104)

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