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New Mexico・

ドキュメント内 _2009_No5_SEP.ren (ページ 96-113)

From the Control Room 豪州チョー自家用航空見聞録

3. New Mexico・

楽しみ方

これはもう各自の好みや気分で如何様にも楽 しめます。 老いも若きも。 身体が多少不自由で もお構いなし。 レンタルのシニアカーのような 物に乗って会場を練り歩きます。 また、 会場を トロリートロッコやバスが場内を巡回しており、

それらを上手く使うことにより効率よく体力の 消耗を抑えながら楽しむことが出来ます。

しかし、 一番の楽しみはフライインとキャン プでしょう。 先に期間中1万機が集まると書き ましたが、 その大部分が個人的にフライインし て来る機体だと思います。 ボナンザクラブとか パイパークラブ等と称して一画を占めているグ ループもあります。 そしてその多くの人々が機 体の脇でキャンプをします。 そのためのシャワー 室や炊事場も何箇所か用意されています。 展示 施設は17時で閉館になりますが、 キャンパーに はそれからが又楽しい時間のようです。 夜の、

近隣との語らいは勿論、 コンサートやシアター でのイベントもあるようです。 但し、 周囲が飛 行機だらけですから、 花火やキャンプファイヤー は禁止だそうです。

日本からももっと参加を

色々書いてきましたが、 AirVenture はその 規模が大きくて、 私は毎回3日〜3.5日の滞在 ですが、 1週間居ても時間は足りないでしょう。

フォーラムまで覗いていたら尚更です。 この規 模のイベントを毎年実施するのですから、 全く 目を見張るアメリカの底力です。

皆様も機会を作って体験されることをお勧め します。

7月30日の午後、 オシコシを後にして同行の J氏の住むニューメキシコのアルバカーキに移 動しました。

翌日は飛行機がエンジンランアップしている 音に起こされました。 時計を見ると6時少し過 ぎです。 暫くして音が近付いて来るようです。

「タクシーしてるんか?」 と思いテラスに出て みると家の脇の道路を単発機が走っているでは ありませんか! 暫くしてその機体は一旦隠れ た家の陰から姿を現すと R/W27 から離陸して 行きました。 「いやー参った参った!」 と云う 感じ。 それは信じられない、 ありえない光景で した。

ここは Sandia Airpark というところで、 平 均1区画1エーカー (約1200坪余) の土地が約 100区画ある団地で、 団地の北側には5000ft×

37ft (09/27) の滑走路があります。 現在の入 居数は約40軒。 殆どの家は小型機を所有してい ます。 ここには TWR が有りませんので VFR 専用ですが、 滑走路灯があるので24時間運航で きます。 各家からはハンガーから TAXIWAY へ出て R/W へ向かいます。

ここには又オシコシとは違った空がありまし た。

午後、 やや遅めの昼食は郊外のメキシコ料理

店で4家族8人が一緒に取りました。 私を除い て男性4人は全てパイロット。 婦人も無類の飛 行機好きか、 飛行機の仕事に携わっているとの こと。 食事中の話題は 飛行機! 。 その後、

夕刻からJ氏宅でパーティ。 そこで延々と話が 弾みます。 その内 「あれも呼べ!」、 「彼にも電 話しよう」 と云って総勢14人になってしまいま した。 そして、 話題はやはり 飛行機! 。 よ くもまああきないものです。 因みに当日集まっ た連中が所有している機体は C172、 C182、

RV7 (自作機)×2、 パイパーコマンチ、 パイ パーカブ、 ムーニー、 モーターグライダー、 ジャ イロコプターなどでした。 翌朝は珍しく霧でし たが、 10時頃には又何時もの抜けるような青空 になりましたので 「行こうか」 と準備を始めま した。 C172 (N3034U) をハンガーから引き出 し 、 エ ン ジ ン を 掛 け て タ ク シ ー を 始 め 、 R/W09 エンドに着くとそこに無人のガソリン スタンドがあり、 クレジットカードを料金機に スルーして給油を始めました。

燃料も入りプリチェックも完了したのでいよ いよ R/W09 より出発。 北の方にある山を回り、

飛行場へ戻って AirPark 上空をゆっくりと3 回くらい旋回して、 今度は R/W27 から着陸。

お よ そ 35 分 の フ ラ イ ト 、 高 度 は 8500ft 、 TAS100KT でした。

上空から見ると各家のハンガーが皆タクシー ウェイにつながっているのが判ります。 聞いて

みると共益費のようなものが、 年間僅か$200 だそうです。

さて、 こうしている内にも飛行機やヘリコプ ター、 モーターカイトが飛んだり降りたりして います。 皆自分のペースで休日のフライトを楽 しんでいるようです。

8月3日月曜日、 いよいよ帰国の日です。 7 時までには ABQ 空港へ行かなくてはならない ので5時前に起床。 すると5時半頃ランナップ 音が聞こえてやがて離陸して行く音がしました。

朝の身支度が忙しいので確認しませんでしたが、

後で聞くと金曜日のパーティのメンバーの1人 とのことで、 彼は何時も5時半に C182 で通勤 しているとのこと。 天気が安定しているので通 勤に問題無いし、 車で通勤すると2時間半も掛 かるのでとても便利だ、 とのことです。

ここでは皆がこんな環境で航空を楽しんでい るようです。 オシコシが GA の有るべき姿や 将来像を表現しているとすれば、 この Sandia AirPark は日常生活に溶け込んだ飛行機、 GA の現実が感じられます。 これは私が体験したほ んの一断面に過ぎませんし、 既にご存知の方、

体験済みの方も多いかと思いますが、 私がこの 目で見た最新の実態を是非ご紹介したくて拙文 にまとめさせて頂きました。

(完) (平成21年8月記)

航空安全セミナーは GA 委員会主催で、 科目に特化したテーマ設定を行い、 年4回開催を目標 に定期的に行っております。 7月号でご案内しました、 第36回航空安全セミナーは、 「計器飛行」

をテーマに2009年8月1日 (土) 13時30分〜17時の間に航空会館にて開催しましたので報告します。

今回のセミナーでの講師は法政大学教授の渡邉さんにお願い致しました。

皆様ご承知のように、 渡邉教授は航空大学校教官、 首席航空従事者試験管、 首席運航審査官を歴 任され、 常に試験、 教育等に関わってこられ、 現在は法政大学教授として、 航空操縦学専攻課程の 学生の方々の操縦教育等を担当されておられます。

今回のセミナーでのテーマの選定は、 会員の皆様から要望をお聞きし、 計器飛行に関する智識習 得を今年度のテーマとしました。 セミナーでは計器飛行証明を取得したいがどのように取り組んだ らよいか分からない、 計器飛行証明を取得したがその後の教育を受ける機会がないという方を含め、

総勢30名の方が参加されました。

講義では計器飛行とはどのような飛行なのかをわかりやすく説明して頂き、 続いて計器進入方式 を中心に講義して頂きました。 計器飛行のための施設の概要や具体的な利用方法、 ILS 進入におけ る DH での RWY の見え方などの解説があり、 これらの知識がまず自分自身で充分に整理され、

技量の確立ができていなければならないなど、 厳しい指摘もありました。 その後の質疑応答では普 段疑問に思っていることなどが積極的質問され、 闊達な意見交換の場となりました。 セミナーでの アンケートでは、 計器飛行証明保有者の方々からも 「知識レビューが出来て良かった」 との回答、

他にも次のような回答を頂き、 セミナーの効果が感じられました。

*IFR で飛行するには、 何が重要なポイントなのか理解できました。

*ALS 末端でのクロスオーバーとの関連からくる目安距離、 ILS のビーム電波の仕組みなど 理解出来た。

*時代の流れとともに、 パイロットの資質が問われていることが良い勉強になった。

アジアゲートウェイ構想、 羽田空港再拡張など、 日本国内の空域も益々輻輳すると思われますの で、 航空管制の必要性が重視されます。 「自分一人の空ではないことの認識」 を再確認して頂き、

国際化する世界の中で、 適切な管制用語によるコミュニケーション・ループを心がけていくことが 重要と考えられます。

小型航空機パイロットの皆様も、 運航の安全性向上のため、 計器飛行方式を是非勉強して下さい。

管制方式を理解すると、 フライトがさらに楽しくなるはずです!

今後も航空安全セミナーを更に充実させたいと考えていますので、 定期航空パイロットの皆様か らも、 小型航空機操縦士へのアドバイス、 ご示唆などございましたら、 お聞かせいただければ幸い です。 なお次回、 第37回航空安全セミナーでは、 最新の G1000 を利用した運航のご紹介を予定し ていますので、 会員の皆様方には、 ふるってご参加ください。

開 催 報 告

G

GA A 委 委員 員会 会

航空 空安 安全 全セ セミ ミナ ナー ー開 開催 催報 報告 告

曲技飛行機及び曲技飛行パイロットの増加を考慮し、 将来の曲技飛行日本選手権開催を視野に入 れた競技会を試行することで、 各人の技量向上を啓蒙し、 曲技飛行実施時の安全確保を推進する。

また審判団等との意見交換により技量確認を行い、 安全講習を兼ねることを目的とする。

併せて、 曲技飛行用飛行機の安全確実な着陸技術を身に付けるため、 着陸競技会を実施する。

1. 日時 (案):平成21年11月14日〜15日 (13日を練習日とする予定)

13日 AM フライイン/ブリーフィング/PM 公式練習 (10分/1スロット) 14日 競技会1日目 (10分/1スロット)

15日 AM 競技会2日目/ディブリーフィング&表彰式/PM フライアウト 2. 場所:福島県 ふくしまスカイパーク

3. 競技の内容:曲技競技:下図参照 (プライマリー 〜 スポーツマンクラス 程度の内容) 着陸競技:次ページの図参照

4. 参加機体:曲技飛行の実施が承認された飛行機であること

エクストラ300/200 ピッツ S2B FA200 C150/152エアロバット スーパーデカスロン WACO 等 時間的に可能ならば、 通常の機体での、 着陸競技のみの参加も可とする。

5. 安全対策:飛行開始前にパイロットブリーフィングを実施し、 参加者の安全対策確認の署名を得る。

6. 連絡先等

実務担当:室屋義秀 090 2221 3708 支援組織:有限会社パスファインダー [email protected] 福島市北沢又日行壇7 48

024 558 8318 担当:青島信介

開 催 案 内

曲技 技飛 飛行 行競 競技 技会 会 開 開催 催案 案内 内

エアロバティックス競技科目の案

ドキュメント内 _2009_No5_SEP.ren (ページ 96-113)

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