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Navisphere CLIのLinuxサーバからの削除

1. Linuxサーバに、rootまたは管理者権限のあるグループのメン バーとしてログインします。

2. ターミナル・ウィンドウを開き、次のコマンドを入力してCLIを 削除します。

rpm -e navicli

Navisphere CLIを実行するために必要なファイルがすべて削 除されます。

Navisphere ホスト・エージェントの構成

Navisphere CLI navicli registerコマンドを使用してストレージ・シス テムを構成する前に、ホスト・エージェント構成ファイルに管理者 ユーザーが含まれていることを確認してください。「管理者ユー ザーの追加」(36ページ)に説明があります。

ホスト・エージェント構成ファイルのパス名は/etc/Navisphere/agent.config です。

従来のストレージ・システムを構成している場合は、このガイド のA10のリビジョンを参照してください。

「従来のシステム」とは、ストレージ・マネジメント・サーバ・ソフトウェ アを実行していないFCシリーズのストレージ・システムのことです。

管理者ユーザーの追加

Navisphere Manager CLIを使用してストレージ・システムを構成す る場合、管理者ユーザーとしてCLIコマンドを発行するユーザー を定義するエントリーが、ホスト・エージェント構成ファイルに 含まれている必要があります。

管理者ユーザーを定義するには、以下のうち該当するエントリーを追 加して、ローカルまたはリモートの管理者ユーザーを追加します。

ローカル・ユーザーの場合:

user名前

リモート・ユーザーの場合:

user名前@ホスト名

この場合、名前はユーザーのアカウント名、ホスト名はユーザー が使用するリモート・サーバの名前です。

デフォルトのホスト・エージェント構成ファイルには「user root」

エントリーが含まれています。

ホスト・エージェント構成ファイルの保存

1. ホスト・エージェント構成ファイルを保存します。

2. ホスト・エージェント構成ファイルへの情報の追加が終了した ら、次のコマンドを入力して、ホスト・エージェントを停止 および再起動します。

/etc/init.d/naviagent stop /etc/init.d/naviagent start

イベント・モニター構成ファイルの使用

Navisphereホスト・エージェントにより、ストレージ・システムの イベントを監視し、指定されたイベントが発生した場合にはメール を送信したりポケットベルで通知したりするアクションを実行でき ます。Navisphere Managerに付属のイベント・モニターでは、これ らのイベントとアクションを対話型で定義できます。イベント・

モニターを使用しない場合でも、イベント・モニター構成ファイ ルを編集することによって、それらのイベントやアクションを定 義することが可能です。

/etc/Navisphere/Navimon.cfg

このファイルは自己記述型です。つまり、このファイル内のテキスト では、イベントや、イベント発生時に実行するアクションの定義方 法を記述します。「Navisphere Command Line Interface Reference」

で説明されているように、ファイルの編集後、Navisphere CLIの responsetestコマンドを使用してファイルをテストできます。

Navisphere ホスト・エージェントの実行

このセクションでは、ホスト・エージェントの接続テストと、開始 および停止について説明します。

Navisphere

ホスト・エージェントの起動と停止

サーバをレベル3にすると、ホスト・エージェントは自動的に起動し ます。ホスト・エージェントを最初に起動するときは、サーバのオペ レーティング・システムのシステム・ログを参照して、ホスト・エー ジェントが正しく起動しデバイス・エラーが発生しなかったことを 確認してください。システム・ログの場所は/var/log/messagesです。

ストレージ・システムが大量の入出力トラフィックを扱う(アプリケーショ ンがストレージ・システムを使用している)とき、情報がホスト・エージェ ントに適切なタイミングで報告されず、結果として、ホスト・エージェント によるストレージ・システム管理タスクの実行に数分間かかる場合があり ます。この動作は、1つのホスト・エージェントが複数のストレージ・シ ステムを管理しているときに最も顕著です。また、SPのイベント・ログの サイズが大きく、ホスト・エージェント構成ファイルがすべてのイベント を読み込むように設定されている場合、ホスト・エージェントの起動に数 分かかる場合があります。

ホスト・エージェントを起動

rootとしてログインし、次のコマンドを入力します。

/etc/init.d/naviagent start ホスト・エージェントの停止

rootとしてログインし、次のコマンドを入力します。

/etc/init.d/naviagent stop

ホスト・エージェントの接続テスト

次の作業に進む前に、以下のようにしてホスト・エージェントの接 続をテストすることを推奨します。

1. 「Navisphereホスト・エージェントの起動と停止」(39ペー ジ)の説明に従って、ホスト・エージェントを起動します。

2. コンソール上、およびオペレーティング・システムのログにエ ラーが報告されていないかを調べ、エージェントが正常に起動し てデバイス・エラーが発生しなかったことを確認します。

3. 以下の手順に従って、サーバ上のホスト・エージェントがスト レージ・システムを認識できることを確認します。

a. 次 のCLIコ マ ン ド を 入 力 し ま す 。

naviseccli |navicli [-d <デバイス名>]| -h <ホス ト名> port -list -hba

-dスイッチと-hスイッチの両方を指定することはできません。

ここで、各スイッチと値の意味は次のとおりです。

[-d <デバイス名>]は、ストレージ・システムのデバイス名 です(従来型システムでのみサポート)。

-h<ホスト名>は、SPのIPアドレスです。

サーバ内の各HBAに対して、以下のような出力が表示され ます。SAN(共有ストレージ)環境内のストレージ・シス テムの場合、接続されたすべてのホスト内のHBAが出力に 含まれます。

Information about each HBA:

HBA UID: 10:00:00:60:B0:3E:46:AC:10:00:00:60:B0:3E:46:AC Server Name: siux134

Server IP Address: 128.221.208.134 HBA Model Description:

HBA Vendor Description:

HBA Device Driver Name:

Information about each port of this HBA:

SP Name: spa

HBA Devicename: sp0 Trusted: NO

Logged In: YES Source ID: 1 Defined: YES Initiator Type: 0 Storage Group Name:

Storage Group 134

b. 出力の中で、ホストに装着された各HBAの情報を検証して、

HBAからSPへのパスを確認します。

ホスト・エージェントのステータスとエラーのログ

システムの稼働中、オペレーティング・システムはホスト・エー ジェントのイベントおよびエラーについての情報を履歴管理し、こ の情報をサーバ上のログ・ファイルに記録します。

ホスト・エージェントのエラー・ログは、ホスト・エージェントの 起動、シャットダウン、発生したエラー(構成ファイルに定義され たデバイスにホスト・エージェントがアクセスできないなど)につ いての情報を記録します。問題が発生した場合、ログ・ファイルの 情報がトラブルシューティングを開始するために役立ちます。

ホスト・エージェントのイベントおよびエラーのログは /var/log/agent.logに記録されます。システム・イベントのログは /var/log/messagesに記録されます。

Navisphere Server Utility のインストールと削除

このセクションでは、Navisphere Server Utilityをインストールする 方法について説明します。

重要

Linux仮想マシンを使用している場合は、「EMC CLARiX VMware ESXサーバおよび仮想マシン用サーバ・サポート製品インストール・

ガイド」(P/N 300-004-281)を参照してください。システムが仮 想マシンかどうかわからない場合は、システム管理者にお問い合 わせください。Microsoft iSCSI Initiatorを使用する場合、Microsoft iSCSI Software Initiatorをインストールする必要があります。これ は、iSCSI接続を構成する際にNavisphere Server Utilityでこのイニ シエータを使用するためです。

Linux

サーバへの

Navisphere Server Utility

のインストール

EMCでは、ご使用の構成に適した、最新版のNavisphere Server Utilityソフトウェアをインストールすることを推奨します。

PowerlinkのWebサイト(CX4シリーズ、CX3シリーズ、CXシリー ズ、AX4-5シリーズ)またはストレージ・システム・サポートWebサ イト(AXシリーズ)にあるソフトウェアのダウンロード・ページか ら最新版をダウンロードできます。サーバ・サポートCD(任意のス トレージ・システム)からソフトウェアをインストールすることも できますが、このCDには、ご使用の構成に対応する最新版のソフト ウェアが収録されていない可能性があります。

1. Linuxサーバにrootアカウントでログインします。

2. コマンド・ライン・プロンプトで、既存のServer Utilityを検 索します。

rpm -qi naviserverutil

AX100シリーズのストレージ・システムを使用しており、前のバージョ ンが前述のコマンドで見つからない場合は、次を入力します。rpm -qi axnaviserverutil

3. 以前のバージョンがインストールされている場合は、処理を続け る前にそのバージョンを削除する必要があります。

rpm -e naviserverutil

4. CX4シリーズ、CX3シリーズ、CXシリーズ、AX4-5シリーズのス トレージ・システムに対応したソフトウェアをダウンロードする には、次の手順を実行します。

a. PowerlinkWebサイトの右上にある[Navigator]ドロップ ダウン・メニューから、[ソフトウェアのダウンロード とパッチ]を選択します。

b. ダウンロードするNavisphere Server Utilityのバージョンを選 択し、このユーティリティの圧縮ファイルをサーバに保存す るオプションを選択します。

c. コマンド・ライン・プロンプトで、圧縮ファイルを保存した ディレクトリに移動し、ファイルを解凍します。

unzip Linux_HOSTUTIL-<バージョン>.zip

ここで<バージョン>は、ファイル名で一覧表示されたバー ジョンとなります。

d. Navisphere Server Utilityをサーバにインストールします。

rpm -ivh naviserverutil.<プラットフォーム>.rpm

SuSE ia64システムの場合は、次のコマンドを使用します。

rpm -i naviserverutil_suse<バージョン>-<ビルド>.<プラッ トフォーム>.rpm

ここで、<バージョン>と<ビルド>は、Server Utilityのバー ジョン番号とビルド番号です。<プラットフォーム>は、使 用しているLinuxプラットフォーム番号です(たとえば、

i386、ia64、x86-64)。

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