EMCでは、ご使用の構成に適した、最新版のAdmsnap Utilityソフト ウェアをインストールすることを推奨します。PowerlinkのWebサイ ト(CX4シリーズ、CX3シリーズ、CXシリーズ、AX4-5シリーズ)ま たはストレージ・システム・サポートWebサイト(AXシリーズ)
にあるソフトウェアのダウンロード・ページから最新版をダウン ロードできます。サーバ・サポートCD(任意のストレージ・システ ム)からソフトウェアをインストールすることもできますが、この CDには、ご使用の構成に対応する最新版のソフトウェアが収録さ れていない可能性があります。
1. Linuxサーバに、rootまたは管理者権限のあるグループのメン バーとしてログインします。
2. ターミナル・ウィンドウを開き、次のコマンドを入力して現在イ ンストールされているadmsnapパッケージをリスト表示します。
rpm -qi admsnap
3. 前のバージョンのadmsnapが含まれていないか、リストをチェッ クします。
前のリビジョンがインストールされている場合は、「Linuxサー バからのAdmsnap Utilityの削除」(57ページ)説明に従って 削除します。
4. Navisphere Managerを使用するCX4シリーズ、CX3シリーズ、CX シリーズ、AX4-5シリーズのストレージ・システムに対応したソ フトウェアをダウンロードするには、次の手順を実行します。
a. PowerlinkWebサイトの右上にある[Navigator]ドロップ ダウン・メニューから、[ソフトウェアのダウンロード とパッチ]を選択します。
b. ダウンロードする該当のバージョンのAdmsnap Utilityを選択 し、このユーティリティの圧縮ファイルをサーバに保存する オプションを選択します。
c. コマンド・ライン・プロンプトで、圧縮ファイルを保存した ディレクトリに移動し、ファイルを解凍します。
unzip admsnap_<バージョン>.zip
ここで<バージョン>は、ファイル名で一覧表示されたバー ジョンとなります。
d. rpm -ivhコマンド(Red Hat)またはyastコマンド(SuSe)を 使用して、admsnapをインストールします。
Red Hat Linuxユーザー:次のコマンドを使用します。
rpm -ivh admsnap-バージョン-ビルド.プラットフォー ム.rpm
この場合、バージョンとビルドはAdmsnap Utilityのバー ジョン番号とビルド番号、プラットフォームはご使用の Linuxプラットフォーム番号です(上記のRed Hatの例を 参照)。
SuSe Linuxユーザー:次のコマンドを使用します。
yast -l SuSe_admsnap-バージョン-ビルド.プラットフォー ム.rpm
この場合、バージョンとビルドはAdmsnap Utilityのバー ジョン番号とビルド番号、プラットフォームはご使用の Linuxプラットフォーム番号です(上記のRed Hatの例を 参照)。
以下のファイルとともに、ソフトウェアが/usr/admsnapディ レクトリにインストールされます。
/usr/admsnap/admsnap
/usr/admsnap/man/man1/admsnap.1 /usr/admsnap/readme
5. Navisphere Managerを使用するAXシリーズ・ストレージ・シス テムに対応したソフトウェアをインストールするには、次の手 順を実行します。
a. ストレージ・システムのサポートWebサイトで、ソフトウェ アをダウンロードするリンクを選択します。
b. ダウンロードする該当のバージョンのAdmsnap Utilityを選 択し、圧縮ファイルをサーバに保存するオプションを選択 します。
c. コマンド・ライン・プロンプトで、圧縮ファイルを保存した ディレクトリに移動し、ファイルを解凍します。
unzip admsnap_<バージョン>.zip
ここで<バージョン>は、ファイル名で一覧表示されたバー ジョンとなります。
d. rpm -ivhコマンド(Red Hat)またはyastコマンド(SuSe)を 使用して、admsnapをインストールします。
Red Hat Linuxユーザー:次のコマンドを使用します。
rpm -ivh admsnap-バージョン-ビルド.プラットフォー ム.rpm
この場合、バージョンとビルドはAdmsnap Utilityのバー ジョン番号とビルド番号、プラットフォームはご使用の Linuxプラットフォーム番号です(上記のRed Hatの例を 参照)。
SuSe Linuxユーザー:次のコマンドを使用します。
yast -i SuSe_admsnap-バージョン-ビルド.プラットフォー ム.rpm
この場合、バージョンとビルドはAdmsnap Utilityのバー ジョン番号とビルド番号、プラットフォームはご使用の Linuxプラットフォーム番号です(上記のRed Hatの例を 参照)。
以下のファイルとともに、ソフトウェアが/usr/admsnapディ レクトリにインストールされます。
/usr/admsnap/admsnap
/usr/admsnap/man/man1/admsnap.1 /usr/admsnap/readme
6. サーバ・サポートCD(任意のストレージ・システム)からソフ トウェアをインストールするには、以下を実行します。
a. サーバのドライブに、ストレージ・システムまたはアップグ レード・キット(AX4-5シリーズまたはAXシリーズのシステ ムをNavisphere Managerにアップグレードする場合に使用)
に付属のサーバ・サポートCDを挿入します。
b. コンソール・ウィンドウから、使用しているオペレーティ ング・システム・バージョンのマウント・コマンドを入力 してCDをマウントします。
c. CDディレクトリから、次のコマンドを入力して、Linuxディ レクトリに移動します。
cd linux
Linuxインストール・パッケージはこのディレクトリにあ ります。
d. CD上のファイル名を一覧表示します。
ls
異なるプラットフォームに対応する、4種類のadmsnapの rpmパッケージが表示されます。ia64はIntel 64ビット・プ ラットフォーム用、x86_64はAMDプロセッサ・ベースまたは
Intel XeonベースのLinuxプラットフォーム用、i386はIntel 32 ビットLinuxプラットフォーム用、ia64はSuSE Linuxプラット フォーム用です。
e. rpm -ivhコマンド(Red Hat)またはyastコマンド(SuSe)を 使用して、admsnapをインストールします。
Red Hat Linuxユーザー:次のコマンドを使用します。
rpm -ivh admsnap.プラットフォーム.rpm
プラットフォームはお使いのLinuxプラットフォーム番 号です。
例:
rpm -ivh admsnap.i386rpm rpm -ivh admsnap.ia64.rpm rpm -ivh admsnap.x86_64.rpm
SuSe Linuxユーザー:次のコマンドを使用します。
yast -i admsnap.プラットフォーム.rpm
プラットフォームは、お使いのLinuxプラットフォーム番 号です(前述のRed Hatの例を参照してください)。
以下のファイルとともに、ソフトウェアが/usr/admsnapディ レクトリにインストールされます。
/usr/admsnap/admsnap
/usr/admsnap/man/man1/admsnap.1 /usr/admsnap/readme
f. 次のように入力して、CDファイル・システムを ア ン マ ウ ン ト (umount) し ま す 。
cd
umount /dev/cdrom
g. CDをドライブから取り出します。
これで、admsnapがLinuxサーバにインストールされました。
7. 次のコマンドを入力して、admsnapの正しいバージョンがイン ストールされていることを確認します。
/usr/admsnap/admsnap help
このコマンドにより、インストールされているadmsnapソフト ウェアのリビジョン番号を含む、helpコマンドについてのメッ セージが表示されます。
8. Linux manページにアクセスするためのMANPATHを構成しま す。次の行を追加して、/etc/man.configファイルを編集します。
MANPATH /usr/admsnap/man
9. MAKEDEV utilityを使用して、sgデバイスを構成します。
MAKEDEV utilityの使用方法については、MAKEDEVのmanペー ジを参照してください。