表 8 Data Protector の Microsoft Office SharePoint Server 2007 用バックアップソリューション (続き)
Granular Recovery Extension
SharePoint Server 2007/2010 統合 SharePoint Server
2007/2010 の VSS ベースソリュー ション
復元機能
単一の項目 (ドキュ メント)
コンポーネント データベース
詳細レベル 詳細
可 可
検索コンポーネントの復元
可 SSO(シングルサインオン) データベース 可
の復元
可 可
ファーム全体の復元
可 不可
個々のクライアントの復元
可 不可
個々のサービスの復元
可 可
構成データベースの復元
可 可
個々のコンテンツデータベースの復元
バックアップに使用 したソリューション によって異なる 可
不可 特定の時点への復元
可 不可
最新の状態への復元
可 不可
別のファームへの復元 新しいディレクト
リに復元 新しいサービスとして復元 不可 可
可 可
復元先を指定して復元...
なし あり
インスタントリカバリのサポート
1 Web アプリケーション、個々のコンテンツデータベース、検索コンポーネント、構成データベース、サーバーの全体管理デー
タベース、シングルサインオンデータベースです。
表 9 Data Protector の Microsoft SharePoint Server 2010 用バックアップソリューション
Granular Recovery Extension
SharePoint Server 2007/2010 統合 SharePoint Server
2007/2010 の VSS ベースソリュー ション
バックアップ機能
該当なし コンポーネント1
データベース 詳細レベル
詳細
(復元専用ソリュー ション、バックアッ プ不可)
不可 可
検索コンポーネントのバックアップ
可 Secure Store Service のバックアップ 可
可 可
フルバックアップ バックアップの種
類 増分バックアップ (トランザクションログ) 不可 可 可 不可
差分バックアップ
不可 可
ゼロダウンタイムバックアップ (ZDB) のサポート 復元機能
単一の項目 (ドキュ メント)
コンポーネント データベース
詳細レベル 詳細
該当なし 可
検索コンポーネントの復元
可 Secure Store Service の復元 可
不可 可
ファーム全体の復元
54
表 9 Data Protector の Microsoft SharePoint Server 2010 用バックアップソリューション (続き)
Granular Recovery Extension
SharePoint Server 2007/2010 統合 SharePoint Server
2007/2010 の VSS ベースソリュー ション
可 不可
個々のクライアントの復元
該当なし なし
個々のサービスの復元
可 可
構成データベースの復元
可 可
個々のコンテンツデータベースの復元
バックアップに使用 したソリューション によって異なる 可
不可 特定の時点への復元
可 不可
最新の状態への復元
可 不可
別のファームへの復元 新しいディレクト
リに復元 新しいサービスとして復元 不可 可
可 可
復元先を指定して復元...
不可 可
インスタントリカバリのサポート SharePoint Server 2010 固有の機能
該当なし 不可
FAST Search のサポート 可
1 Web アプリケーション、個々のコンテンツデータベース、構成データベース、サーバーの全体管理データベース、Secure Store
Service です。
各種統合ソフトウェアを使用した Microsoft SharePoint Server 2010 のバックアップおよび復元 Data Protector Microsoft SharePoint Server 2007/2010 用統合ソフトウェア (VDI ベースの統合ソフト ウェア) および Data Protector Microsoft SharePoint Server 2007/2010 VSS ベースのソリューション (VSS ベースのソリューション) を以下のように使用します。
バックアップ
• Web アプリケーションと関連するコンテンツデータベースを VDI ベース統合でバックアップしま す。
• これ以外のすべてのコンポーネントは、VSS ベースソリューションでバックアップします。
VSS ベースソリューションのバックアップ仕様を Data Protector PowerShell コマンドで作成し ます。
1.
2. 作成した VSS ベースソリューションのバックアップ仕様を開き、VDI ベース統合でバックアッ
プする Web アプリケーションコンテンツデータベースをすべて除外します。
注記: コンテンツデータベースの名前は、VDI ベース統合ソフトウェアのバックアップ仕様 で指定されている名前と同じです。
3. Data Protector Microsoft SharePoint Server 2007/2010 統合エージェントがインストールされ ているクライアントで Data Protector PowerShell コマンドを実行し、バックアップ仕様を開始 します。
ヒント: VSS ベースソリューションのバックアップセッションを開始するには、VDI ベース統合のバッ クアップ仕様で [実行後] オプションを指定します。
重要: 新しい Web アプリケーションや新しい Microsoft SQL Server システムの追加、コンテンツデー
タベースの削除などの操作は、該当するバックアップ仕様を更新してください。
55
復元
• ディザスタリカバリの実行には、VSS ベースソリューションを使用します。新しい構成と元の構成 が一致することを確認してください。
• Web アプリケーションの復元には、VDI ベース統合を使用します。新しい場所への復元がサポート されています。
56
2 Data Protector の Microsoft SharePoint Server 2007/2010 用統合ソフトウェア
概要
この章では、Data Protector の Microsoft Office SharePoint Server 2007 統合および Microsoft
SharePoint Server 2010 統合の構成方法と使用方法を説明します (これ以降は、相違が示されて
いる場合を除き、この統合を合わせて「Microsoft SharePoint Server 2007/2010 統合」と呼び ます)。また、Microsoft SharePoint Server 2007/2010 の以下のオブジェクト (オブジェクト) のバックアップや復元を行うために理解しておく必要がある概念と方法を説明します。
• 構成データベース
• サーバーの全体管理コンテンツデータベース
• Web アプリケーション
• 以下の検索コンポーネント (Microsoft Office SharePoint Server 2007 のみ) 共有サービスプロバイダー (SSP)
◦
◦
Windows SharePoint Service(WSS) ヘルプの検索注記: Microsoft SharePoint Server 2010 の検索コンポーネント、SharePoint サービスア プリケーション (SSA)、SharePoint Foundation ヘルプ検索のバックアップと復元は、Microsoft SharePoint Server 2007/2010 統合ではサポートされていません。
• シングルサインオン (SSO) データベース (Microsoft Office SharePoint Server 2007 のみ)
注記: Microsoft SharePoint Server 2010 シングルサインオンデータベースのバックアッ
プと復元は、Microsoft SharePoint Server 2007/2010 統合ではサポートされていません。
シングルシステムからマルチシステムまでの任意のサイズのファームがサポートされていま す。
バックアップ
Data Protector は Microsoft SharePoint Server 2007/2010 と統合して、オブジェクトをオンラ インでバックアップします。バックアップ中は、Microsoft SharePoint Server 2007/2010 と
Microsoft SQL Server の各インスタンスが頻繁に使用されることがあります (オンラインバック
アップ)。
以下の種類の対話型バックアップとスケジュール設定によるバックアップを行うことができま す。
• フル
• 差分
• 増分
バックアップの種類の詳細については、「バックアップの種類」 (63 ページ) を参照してくだ さい。
復元
復元では、各オブジェクトは以下のように復元できます。
• 最新の状態または特定の時点の状態に復元する。
• 元の場所または新しい場所に復元する。
概要 57
さらに以下の復元が可能です。
• Web アプリケーションを以下のように復元できます。
別の名前を使用する。
◦
◦
別の URL に復元する。• コンテンツデータベース (Web アプリケーションデータベース、SSP データベース、SSO データベース) を次のように復元できます。1:
◦
別の Microsoft SQL Server クライアントに復元する。◦
別の Microsoft SQL Server インスタンスに復元する。◦
別の名前を使用する。◦
別のディレクトリに復元する。• SSP サイトは次のように復元できます。
別の名前を使用する。
◦
◦
別の Web アプリケーションの URL に復元する。◦
別の My site Web アプリケーションの URL に復元する。• SSP のインデックスファイルは次のように復元できます。
別の Microsoft SharePoint Server クライアントに復元する。
◦
◦
別のディレクトリに復元する。この章で説明されているのは、Microsoft SharePoint Server 2007/2010 統合に固有の情報で す。制限事項については、『HP Data Protector 製品案内、ソフトウェアノートおよびリファレ ンス』を参照してください。一般的な Data Protector の操作手順やオプションについては、
『HP Data Protector ヘルプ』を参照してください。
統合ソフトウェアの概念
Data Protector は、Microsoft SharePoint Server 2007/2010 用統合エージェント
(sharepoint_bar.exe) を介して Microsoft SharePoint Server 2007/2010 と統合します。統 合エージェントは、Data Protector セッションマネージャーと Microsoft SharePoint Server
2007/2010 環境のクライアントとの間の通信チャネルを開くほか、Data Protector の Microsoft
SQL Server 用統合エージェントを Microsoft SQL Server データベースのバックアップに使用
し、データ移動エージェント (DMA) をインデックスファイルのバックアップに使用します。
Microsoft SharePoint Server 2007/2010 環境が 1 つのシステムから構成されるか、複数のシス
テム (小規模、中規模、大規模のファーム) から構成されるかに関係なく、統合のアーキテク チャーは基本的に同じです。
「Microsoft SharePoint Server 2007/2010 統合」 (59 ページ) は、Data Protector が中規模の ファームにどのように統合されるかを示しています。
1. 構成データベースおよびサーバーの全体管理コンテンツデータベースは、同じ名前で元の場所に復元することだけ が可能です。
58 Data Protector の Microsoft SharePoint Server 2007/2010 用統合ソフトウェア
図 23 Microsoft SharePoint Server 2007/2010 統合
表 10 凡例
Microsoft SharePoint Server 2007/2010 と Data Protector メディア間のデータ転送を 可能にする Data Protector 実行可能ファイルのセット
MS SharePoint Server 2007/2010 統合ソフト ウェア
Microsoft SQL Server と Data Protector メディア間のデータ転送を可能にする Data Protector 実行可能ファイルのセット
MS SQL 用統合ソフトウェ ア
Microsoft SQL Server と Data Protector 間で制御およびデータをやり取りするための Microsoft SQL Server の仮想デバイスインタフェース
SQL VDI
ローカルエリアネットワーク LAN
表 11 「Microsoft SharePoint Server 2007/2010 のオブジェクト」には、Data Protector の
Microsoft SharePoint Server 2007/2010 統合でバックアップおよび復元することができる
Microsoft SharePoint Server 2007/2010 のオブジェクトの概要が説明されています。
統合ソフトウェアの概念 59
表 11 Microsoft SharePoint Server 2007/2010 のオブジェクト
Microsoft SharePoint Server 説明 2007/2010 のオブジェクト
構成データベースは、ファーム全体の構成が格納されている Microsoft SQL Server データベースですが、データベース自体はファームの 1 つの Microsoft SQL Server シ ステムに存在します。
構成データベースおよび サーバーの全体管理コンテ ンツデータベース
サーバーの全体管理コンテンツデータベースは、サーバーの全体管理 Web アプリ ケーションのコンテンツが格納されている Microsoft SQL Server データベースであ り、ファームの 1 つの Microsoft SQL Server システムに存在します。
Web アプリケーションのコンテンツが格納されている Microsoft SQL Server です。
各 Web アプリケーションに 1 つまたは複数のコンテンツデータベースを割り当てる
コンテンツデータベース
(Web アプリケーション
ことができます。コンテンツデータベースに格納されるのは、サイトコレクションお よびサイト/Web に関連付けられたコンテンツとメタデータです。
データベース、SSP データ ベース)
ユーザーのコンテンツをホストする、個々のサイトのエントリポイントです。1 つの ファームに多数の Web アプリケーションを割り当てることができます。
Web アプリケーション
Web アプリケーションのユーザーのコンテンツを対象とする検索サービスやインデッ クスサービスを使用できるようにする検索コンポーネントです。
SSP(Microsoft Office SharePoint Server 2007 の
み) 共有サービスプロバイダー (SSP) は、Web アプリケーション全体や Web サイト全体 で使用できるようにするすべてのサービスが格納される論理環境または階層です。
SSP によって使用可能になるサービスは、ユーザープロファイルの検索、サイト検 索、Excel サービス、対象ユーザーなどです。SSP は固有の Microsoft SQL データベー スを使用してすべての構成データを格納します。
ファイルが格納されるフォルダーです。各ファイルは、ユーザーの定義した情報に関 連付けられています。
SSP のインデックスファイ ル
SharePoint のヘルプシステムを検索できるようにする検索コンポーネントです。
Windows SharePoint Service ヘルプ検索 (Microsoft Office SharePoint Server 2007 の み)
アカウント資格情報が格納される SQL Server データベースです。シングルサインオ ン機能により、ユーザーは、サインオンの操作を新たに行わずにサードパーティアプ リケーション情報を取得できます。
シングルサインオンデータ ベース (Microsoft Office SharePoint Server 2007 の み)
統合ソフトウェアの構成
前提条件
• Microsoft SharePoint Server 2007/2010 環境が正しくインストールおよび構成されてい
る。
◦
サポートされているバージョン、プラットフォーム、デバイスなどの情報について は、最新のサポート一覧 (http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals ) を参照 してください。◦
Microsoft SharePoint Server 2007/2010 のインストール、構成、使用については、Microsoft SharePoint Server 2007/2010 のマニュアルを参照してください。
• Data Protector が正しくインストールされていることを確認します。Data Protector を各種
アーキテクチャーにインストールする方法については、『HP Data Protector インストール およびライセンスガイド』を参照してください。
以下の Data Protector コンポーネントは必ずインストールしてください。
◦
MS SharePoint Server 2007/2010 統合 (Microsoft SharePoint Server 2007/2010 システムにインストールします。Microsoft SQL Server システムは除外されます)◦
MS SQL 用統合ソフトウェア – (Microsoft SQL Server システムにインストールします)60 Data Protector の Microsoft SharePoint Server 2007/2010 用統合ソフトウェア