この問題はメディアエラーが原因で発生します。
対処方法
デバイスの同時処理数を 1 に設定するか、故障したメディアを交換します。
問題
オブジェクトコピーを使用した復元に失敗する
オブジェクトコピーセッションから SQL Server データベースを復元しようとすると、復元に 失敗します。
複数のストリームを使用して ([同時ストリーム数] オプションを 2 以上に設定) バックアップさ
れた SQL Server データベースは、ストリームにより作成されたバックアップオブジェクトが
別個のメディアに存在する場合のみ復元できます。Data Protector Microsoft SQL Server のバッ クアップ時、各ストリームは必ず別個のメディアにバックアップされます。ただし、オブジェ クトのコピー機能を使用してこれらのバックアップオブジェクトを同じメディアにコピーし、
オブジェクトコピーセッションからの復元を開始した場合、復元に失敗します。
対処方法
復元を再開する前に以下を実行します。
1. デバイスの Disk Agent バッファーの数を増やします。
2. [内部データベース] コンテキストで、同じバックアップに属する (同じバックアップ ID を 持つ) オブジェクトを検索します。
3. オブジェクトコピーセッションごとに、各オブジェクトを別のデバイス (たとえばファイ ルライブラリ) にコピーします。各オブジェクトについて、追加不可能メディアポリシー を備えた別々のメディアを使用します。
4. 新しく作成したコピーを最も優先度の高いメディア収容場所に設定します。
問題
“Invalid value specified for STOPAT parameter” というエラーが出力され、データベースが復旧 不可能な状態になる。
RESTORE LOG操作をデータベースを Leave the database non-operational で実行したときのよ うに、データベースが復旧不可能な状態になります。
対処方法
SQL Query Analyzer を使用して、データベースを最新の時点に復旧します。
RESTORE DATABASE database_name WITH RECOVERY
復旧後は、さらなるトランザクションログを適用することはできません。
50 Data Protector Microsoft SQL Server 用統合ソフトウェア
問題
Data Protector セル内の別のクライアントに復元しようとしたが、SQL Server といっしょに使 用するように構成されていないため、復元に失敗する
対処方法
当該クライアントで SQL 用統合ソフトウェアを構成します (「統合ソフトウェアの構成」
(21 ページ) を参照)。
問題
復元が正常に終了したにもかかわず、データベースが復旧不可能な状態になる
[指定時刻で停止] に RESTORE LOG 操作の終了よりも後の時点を指定すると、データベース は復旧不可能な状態になります (Leave the database non-operational を指定して RESTORE LOGを実行したような状態になります)。
対処方法
SQL Query Analyzer を使用して、データベースを最新の時点に復旧します。
RESTORE DATABASE database_name WITH RECOVERY
復旧後は、さらなるトランザクションログを適用することはできません。
問題
フルテキストインデクシングが有効になっているとき、Microsoft SQL Server 2005 インスタン スを別の場所に復元できない
Microsoft SQL Server 2005 インスタンスで特定のデータベースのフルテキストインデクシング
が有効になっている場合は、SQL データベースのフルテキストカタログの復元に失敗するた め、復元セッションは正常に終了しません。セッションレポートには、復元対象データベース によって使用されているフルテキストカタログファイルに関する警告メッセージが出力されま す。
対処方法
問題を解決するには、以下の手順を実行します。
1. [HP Data Protector Manager] で [復元] コンテキストを選択します。
2. Scoping ペインで、[復元オブジェクト]、[MS SQL Server] の順に展開します。復元対象の
Microsoft SQL Server の名前を選択します。
3. 結果エリアで、特定の Microsoft SQL Server インスタンスに対応する bar 名をダブルクリッ クします。バックアップ済みオブジェクトの一覧が表示されます。
4. 目的の Microsoft SQL Server データベースを選択し、右クリックして、[プロパティ] をク
リックします。
5. [プロパティ] ウィンドウで、[拡張] タブをクリックします。
6. [データベースを別名で復元] オプションを選択して、テキストボックスに新しいデータ ベース名を入力します。
7. リストにすでに存在するすべての論理ファイル名については、それに従って [あて先ファ イル名] の内容を更新します。
8. フルテキストカタログをリストに追加します。
論理ファイル名テキストボックスに、文字列「sysft_Full-Text_Catalog_Name」を 入力します。復元先ファイル名テキストボックスに、対応する物理的な場所を入力しま す。
注記: フルテキストカタログは、指定された物理位置に関係なく、必ず元の位置に報告 されます。
9. [追加/設定] をクリックします。
トラブルシューティング 51
10. [バージョン] および [オプション] プロパティページで、適切なオプションを指定します。
詳細は、「Data Protector GUIを使用する」 (37 ページ) を参照してください。
11. [OK] をクリックして、[プロパティ] ウィンドウを閉じます。
12. [オプション]、[デバイス]、および [メディア] プロパティページで、適切なオプションを
指定します。詳細は、「Data Protector GUIを使用する」 (37 ページ) を参照してくださ い。
13. [復元] をクリックした後、[次へ] をクリックし、レポートレベルとネットワーク負荷を選
択します。
14. [完了] をクリックすると、復元セッションを開始します。
問題
データベースの復元に失敗する
次のような重大なエラーが発生して、復元セッションが中止されます。
SQL ステートメントの実行中にエラーが発生しました。エラーメッセー
ジ:'SQLSTATE:[42000] CODE:(3159) MESSAGE:[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server] データベース"test2"のログの末尾がバックアップされませんでし た。この部分の作業を保存しておく場合は BACKUP LOG WITH NORECOVERY を使用してロ グをバックアップしてください。ログのコンテンツを上書きするだけの場合は、RESTORE ス テートメントで WITH REPLACE 句または WITH STOPAT 句を使用してください。
SQLSTATE:[42000] CODE:(3013) MESSAGE:[Microsoft][ODBC SQL Server Driver][SQL Server]RESTORE DATABASE が異常終了しています。
対処方法
問題を解決するには、復元セッションを再度開始する前に、以下のいずれかを実行します。
• 復元オプション [ログ末尾のバックアップを使用可能にする] を選択します (推奨)。
• トランザクションログバックアップを実行して、最新のトランザクションログを取得しま す。
問題
ログ末尾のバックアップを使用可能にしてログ配布構成でデータベースを復元したときに、復 元が失敗する
Microsoft SQL Server のログ配布構成で、トランザクションログバックアップを実行したとき
に、Data Protector はトランザクションログバックアップの代わりに差分データベースバック
アップを実行します。また、ログ末尾のバックアップでも、自動バックアップの種類の切り替 えが行われます。このような状況では、データベースバックアップチェーンにログの末尾の最 新のトランザクションは含まれません。ターゲットデータベースのログの末尾がまだバック アップされていない場合、Microsoft SQL Server でこのデータベースに対する復元を行うこと はできません。
対処方法
以下のいずれかの手順を実行して、復元セッションを再開します。
• Microsoft SQL Server のログ配布を無効にします。
• 関連するすべてのデータベースに対して [既存のデータベース全体を強制的に復元] オプ ションを有効にします。
注意: 関連するすべてのデータベースのログの末尾は失われます。
52 Data Protector Microsoft SQL Server 用統合ソフトウェア