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Microsoft Exchange Server

Data Protector には、Microsoft Exchange Server データをオンラインでバックアップするさまざまな方法

があります。ご使用の Microsoft Exchange Server のバージョンや目的の機能に応じて適切なバックアッ プと復元のソリューションを選んでください。

Microsoft Exchange Server 2003

• Data Protector Microsoft ボリュームシャドウコピーサービス用統合ソフトウェア

これは、VSS ライターを使用して Microsoft Exchange Server 2003 データをバックアップするため の統合です。すべての Microsoft Exchange Server データをバックアップしたり、ストレージグルー プを個別にバックアップしたりすることができます。

ゼロダウンタイムバックアップ (ZDB) セッションやインスタントリカバリ (IR) セッションを実行し たりすることができます。

『HP Data Protector Integration Guide for Microsoft Volume Shadow Copy Service』を参照してくだ さい。

Microsoft Exchange Server 2007

• Data Protector Microsoft Exchange Server 2007 用統合ソフトウェアこの統合は、Exchange Server データベースのレベルで機能します。すべての Microsoft Exchange Server データのバックアップ や、インフォメーションストア、キーマネジメントサービス、サイト複製サービスといった特定の データベースのみのバックアップが可能です。ローカル連続レプリケーション (LCR) やクラスター 連続レプリケーション (CCR) などの固有の機能はサポートされていません。

詳細は、「Data Protector Microsoft Exchange Server 2007 用統合ソフトウェア」 (111 ページ) を参 照してください。

• Data Protector Microsoft ボリュームシャドウコピーサービス用統合ソフトウェア

これは、VSS ライターを使用して Microsoft Exchange Server 2007 データをバックアップするため の統合です。すべての Microsoft Exchange Server データをバックアップしたり、ストレージグルー プを個別にバックアップしたりすることができます。この統合は、ローカル連続レプリケーション

(LCR) コピーまたはクラスター連続レプリケーション (CCR) コピーなど、Exchange Server 2007 固

有の要素をバックアップするために使用します。

この統合では、ディスクアレイ上のMicrosoft Exchange Server 2007 データをバックアップします。

ゼロダウンタイムバックアップ (ZDB) セッションやインスタントリカバリ (IR) セッションを実行し たりすることができます。

『HP Data Protector Integration Guide for Microsoft Volume Shadow Copy Service』を参照してくだ さい。

• Data Protector Microsoft Exchange Single Mailbox 用統合ソフトウェア

この統合は、Microsoft Exchange Server の論理オブジェクトのレベルで機能します。バックアップ や復元が可能な最小のオブジェクトは、Microsoft Exchange Server のメールボックスまたはパブ リックフォルダーの要素です。1 回のセッションでバックアップできるのは、1 つの Microsoft

Exchange Server システムのデータだけです。

詳細は、「Data Protector Microsoft Exchange Single Mailbox 用統合ソフトウェア」 (165 ページ) を 参照してください。

Microsoft Exchange Server 2010 および Microsoft Exchange Server 2013 の場合

• Data Protector Microsoft Exchange Server 2010 用統合ソフトウェア

この統合は、Microsoft Exchange Server の論理オブジェクトのレベルで機能します。バックアップ や復元が可能な最小のオブジェクトは、Microsoft Exchange Server データベースです。また、この

統合では DAG 環境がサポートされているので、同一セッションで別々の Microsoft Exchange Server

システムからデータベースコピーをバックアップすることができます。「Data Protector Microsoft

Exchange Server 2010 用統合ソフトウェア」 (128 ページ) を参照してください。

の Microsoft Exchange Server 2010 用 ZDB 統合この統合は、Microsoft Exchange Server データがディ スクアレイ上にある場合に使用します。この統合では、Data Protector Microsoft Exchange Server

2010 用統合ソフトウェアの機能に加え、ゼロダウンタイムバックアップ (ZDB) セッションやイン

スタントリカバリ (IR) セッションを実行したりすることができます。

『HP Data Protector ゼロダウンタイムバックアップインテグレーションガイド』を参照してくださ

い。

• Data Protector Microsoft ボリュームシャドウコピーサービス用統合ソフトウェア

この統合ソフトウェアは、Microsoft ボリュームシャドウコピーサービスライター単位の操作が行え

ます。Microsoft Exchange Server ライターはボリュームシャドウコピーサービスライターの 1 つに

すぎないため、Microsoft Exchange Server データの識別性はトップレベルではありません。バック アップや復元が可能な最小のオブジェクトは、Microsoft Exchange Server データベースファイル (.edb) のオブジェクトまたはログファイルのオブジェクトです。1 回のセッションでバックアップ できるのは、1 つの Microsoft Exchange Server システムのデータだけです。Microsoft Exchange

Server がディスクアレイ上にある場合は、ゼロダウンタイムバックアップ (ZDB) セッションやイン

スタントリカバリ (IR) セッションを実行することも可能です。

『HP Data Protector Integration Guide for Microsoft Volume Shadow Copy Service』を参照してくだ さい。

• Data Protector Microsoft Exchange Single Mailbox 用統合ソフトウェア

この統合は、Microsoft Exchange Server の論理オブジェクトのレベルで機能します。バックアップ や復元が可能な最小のオブジェクトは、Microsoft Exchange Server のメールボックスまたはパブ リックフォルダーの要素です。1 回のセッションでバックアップできるのは、1 つの Microsoft

Exchange Server システムのデータだけです。

詳細は、「Data Protector Microsoft Exchange Single Mailbox 用統合ソフトウェア」 (165 ページ) を 参照してください。

• Microsoft Exchange Server 向け Data Protector Granular Recovery Extension メールボックスの個々の アイテム (電子メールフォルダー、予定表、連絡先、メモ) を復元する場合は、この拡張機能を使用 してください。Data Protector Granular Recovery Extension for Microsoft Exchange Server は、さま ざまな Exchange Server 環境の Microsoft Exchange Server 2010、または Microsoft Exchange Server

2013 と連携する専用の拡張機能で、復旧対象を詳細に管理することができます。この拡張機能は

バックアップソリューションを備えておらず、Data Protector Microsoft Exchange Server 2010 用統 合ソフトウェアをバックアップと復元に利用します。

『HP Data Protector Granular Recovery Extension User Guide for Microsoft Exchange Server』を参 照してください。

注記: Microsoft Exchange Server データのバックアップは、ファイルレベルで機能する Data Protector

の一般的なファイルシステムバックアップ機能を使用して行うことも可能です。この場合、バックアッ プや復元が可能な最小のオブジェクトはデータベースファイルです。データの整合性を確保するため に、バックアップセッションを開始する前に Microsoft Exchange Server をオフラインにする必要があり ます。

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表 23 Microsoft Exchange Server 2010 および Microsoft Exchange Server 2013 用 Data Protector バック アップソリューション

Granular Recovery Extension Exchange

Single Mailbox 用統 Exchange

Server 2010 統

ボリューム シャドウコ ピーサービス Disk

Agent(ファイ ルシステム バックアップ) 機能

合ソフトウェ 1

統合ソフト ウェア

該当なし 不可

不可 不可

ドライブの一 部と VSS の選 択時

クラッシュコンシステントなバックアップ

(復元専用ソ リューショ

ドライブ全体 VSS の選択

アプリケーションコンシステントなバック アップ

ン、バック アップ不可)

メールボック スの個別アイ 不可

不可

不可 データベースの種類別の選択 (アクティブ/パッシブ) 詳細

テム (電子メー

不可 不可

不可 メールボックスのフルバック

アップと増分バックアップ ルフォル

ダー、予定 表、連絡先な 不可 ど)

不可

不可 データベースビュー

システムビュー

不可

不可 DAG ビュー 不可

Microsoft ツー ル使用 Microsoft

ツール使用 Microsoft ツー

ル使用 単一のメールボックスまたは

メールの復旧

該当なし 不可

不可 フル (ログ切り捨てを含む)

バックアップ

の種類 (復元専用ソ

リューショ 不可

コピー

不可

アクティブ/ パッシブのス 不可

増分 (ログ切り捨てを含む) ン、バック

アップ不可) テータスが変

化しなかった 場合のみ

不可

不可

差分

バックアップ に使用したソ 不可

あり あり

オフライン (ファイルシス ゼロダウンタイムバックアップおよびインス

タントリカバリのサポート

リューション テム) ZDB

と IR によって異な

不可

特定時点へのデータベース復元

不可

手動

最新の状態へのデータベース復元

なし

追加ライセンス オンライン

バックアッ プ使用権

オンライ

ンバック アップ使 用権

Granular Recovery Extension オンライ

ンバック アップ使

ゼロダウン 用権 タイムバッ

ゼロダウ

ンタイム クアップ (オプショ ) バック

アップ (

プション) インスタン トリカバリ

インスタ

ントリカ (オプショ ン) バリ (オプ ション)

1 これは MAPI ベースの統合です。

110

4 Data Protector Microsoft Exchange Server 2007 用統合 ソフトウェア

概要

この章では、Data Protector Microsoft Exchange Server 2007 用統合ソフトウェアの構成方法お よび使用方法を説明します。また、Microsoft Exchange Server (Exchange Server) データベース オブジェクトのバックアップと復元を行う場合に、理解しておく必要のある概念と手法を説明 します。

Data Protector で提供される対話型バックアップとスケジュール設定によるオンラインバック アップには、以下の種類があります。

表 24 Exchange Server のオンラインバックアップの種類

前回のバックアップ後に行った変更に関係なく、すべてのデータ (データベースとす べてのログファイル) をバックアップします。

フルデータベースバック アップ

ログファイルのみをバックアップします。前回のフルバックアップまたは増分バック アップ (どちらか最新のバックアップ) を基準とします。バックアップ後、ログファ イルは削除されます。

増分バックアップ

増分バックアップを実行する前に、フルデータベースバックアップが存在しているこ とを確認してください。存在しない場合、その増分バックアップデータからの復元は 失敗します。

Exchange Server 用統合ソフトウェアを使用すると、以下に示すサーバー全体または特定のデー

タベースをバックアップまたは復元できます。

• Microsoft Exchange Server (Microsoft Information Store)

• Microsoft Exchange Server (Microsoft Key Management Service)

• Microsoft Exchange Server (Microsoft Site Replication Service)

• シングルメールボックス (「Data Protector Microsoft Exchange Single Mailbox 用統合ソフ トウェア」 (165 ページ) を参照)。

この章では、SQL Server 統合ソフトウェアに固有の内容を説明します。一般的な Data Protector の操作手順やオプションについては、『HP Data Protector ヘルプ』を参照してください。

統合ソフトウェアの概念

Data Protector は、Exchange Server にインストールされた Data Protector ese_bar.exe実行 可能ファイルによって、Exchange Server との統合を実現します。この実行可能ファイルは、

Exchange Server と Data Protector のバックアッププロセスと復元プロセスの間の動作を制御し

ます。

実行可能なバックアップの種類として、対話型およびスケジュール設定型のフルバックアップ と増分バックアップがあります。前回のフルバックアップと増分バックアップを組み合わせる ことで、ディスク障害発生時のデータの損失を防げます。トランザクションログは、ロール フォワード復旧を実行するためにバックアップされます。

Exchange Server データベースは、ストレージグループにグループ化されます。Exchange Server

2007 では、最大 50 のストレージグループと最大 50 のデータベースをサポートしています

(ただし、ストレージグループごとのデータベース数は 5 つまでです)。ストレージグループ内 の各データベースは、逐次的にバックアップされます。各ストレージグループは並行してバッ クアップされます。1 つのセッションで使うデバイスの最大数は、バックアップするストレー ジグループの数と同じになります。

Data Protector のユーザーインタフェースを使用して、復元するオブジェクトとオブジェクト

のバージョンを定義します。定義したオブジェクトとバックアップバージョンに関する情報 は、Data Protector によってバックアップ API に渡されます。そして、General Media Agent が

概要 111

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