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MSDP クライアント側の重複排除の構成

このトピックでは、NetBackup でクライアント重複排除を構成する方法について説明しま す。クライアント側の重複排除を構成できるようにするには、メディアサーバー重複排除を 構成する必要があります。

p.51 の 「MSDP サーバー側の重複排除の構成」 を参照してください。

表 5-2 クライアント重複排除の構成作業 手順

作業 手順

p.51 の 「MSDP サーバー側の重複排除の構成」 を参照してください。

メディアサーバー重複排除の構 成

手順 1

p.27 の 「NetBackup Client Direct の重複排除について」 を参照してください。

クライアント重複排除について の理解

手順 2

耐性が高い接続は任意です。

p.30 の 「MSDP リモートオフィスのクライアントの重複排除について」 を参照して ください。

p.196 の 「耐性ネットワークのプロパティ」 を参照してください。

p.200 の 「耐性のある接続の指定」 を参照してください。

リモートオフィスクライアント用の 耐性が高い接続の構成 手順 3

p.125 の 「MSDP クライアント側重複排除のクライアント属性の構成」 を参照してく

ださい。

クライアント側の重複排除の有 効化

手順 4

第 5 章 重複排除の構成 54 MSDP クライアント側の重複排除の構成

手順 作業

手順

リモートクライアントのフィンガープリントキャッシュのシードの構成は省略可能で す。

p.69 の 「クライアントでの MSDP フィンガープリントキャッシュのシードの構成」

を参照してください。

p.66 の 「リモートクライアント重複排除の MSDP フィンガープリントキャッシュの シードについて」 を参照してください。

p.70 の 「ストレージサーバーでの MSDP フィンガープリントキャッシュのシードの 構成」 を参照してください。

リモートクライアントのフィンガー プリントキャッシュのシードの構 成

手順 5

クライアント主導リストアの構成は任意です。構成しない場合、リストアは NetBackup メディアサーバーのコンポーネントを経由します。

p.322 の 「MSDP のクライアントへの直接リストアの構成」 を参照してください。

クライアント主導リストアの構成 手順 6

MSDP 重複排除マルチスレッドエージェントについて

MSDP 重複排除処理では、ほとんどのデータソースでマルチスレッドエージェントを使う ことができます。マルチスレッドエージェントは、クライアントサーバーとメディアサーバー の両方で重複排除プラグインとともに動作します。エージェントは、非同期ネットワーク I/O と CPU コア計算に複数のスレッドを使います。バックアップ中に、このエージェントは重 複排除プラグインから共有メモリを介してデータを受信し、複数のスレッドを使って処理す ることでスループットパフォーマンスを改善します。無効な場合、エージェントは最小限の リソースを使います。

NetBackup 重複排除マルチスレッドエージェントは、データの重複排除を行うすべての ホスト、独自のデータの重複排除を行うストレージサーバー、負荷分散サーバー、クライ アントのバックアップのパフォーマンスを改善します。マルチスレッドエージェントを使用 するホストごとに、重複排除プラグインをマルチスレッドエージェントを使用するように構成 する必要があります。

重複排除マルチスレッドエージェントは、デフォルトの構成値を使って動作を制御します。

必要に応じてそれらの値を変更できます。 次の表はマルチスレッドエージェントの動作を 説明したものです。 それはまたそれらの動作の設定方法について説明したトピックへの リンクを提供します。

表 5-3 通信と動作

手順 通信

p.57 の 「重複排除マルチスレッドエージェント の動作の構成」 を参照してください。

マルチスレッドエージェントの動作とリソース使用 量。

第 5 章 重複排除の構成 55 MSDP 重複排除マルチスレッドエージェントについて

手順 通信

p.62 の 「マルチスレッドエージェントによる重複 排除プラグイン通信の構成」 を参照してくださ い。

重複排除プラグインがマルチスレッドエージェン トにバックアップを送信するかどうか

p.62 の 「マルチスレッドエージェントによる重複 排除プラグイン通信の構成」 を参照してくださ い。

バックアップに重複排除マルチスレッドエージェ ントを使う必要があるクライアント

p.62 の 「マルチスレッドエージェントによる重複 排除プラグイン通信の構成」 を参照してくださ い。

重複排除マルチスレッドエージェントを使う必要 があるバックアップポリシー

表 5-4は、MSDP マルチスレッドの操作上の注意事項を示します。 マルチスレッドエー ジェントを使用しない場合、NetBackup は単一スレッドモードを使います。

表 5-4 マルチスレッドエージェントの要件と制限事項 説明

項目

NetBackup は、Linux、Solaris および Windows のオペレーティング システム上でマルチスレッドエージェントをサポートします。

サポートされているシステ ム

NetBackup は、以下のユースケースではマルチスレッドエージェント を使用しません。

仮想合成バックアップ

NetBackup アクセラレータ

SEGKSIZE が 128 超(pd.confファイル)

DONT_SEGMENT_TYPES が有効(pd.conf ファイル)

MATCH_PDRO = 1(pd.conf ファイル)

p.206 の 「MSDP pd.conf ファイルのパラメータ」 を参照してください。

サポート外のユースケース

NetBackup のポリシーベースの圧縮または暗号化がバックアップポリ シーで有効になっている場合、NetBackup は重複排除マルチスレッ ドエージェントを使いません。

ベリタス社では、NetBackup のポリシーベースの圧縮および暗号化よ りも、MSDP の圧縮および暗号化を使用することをお勧めします。

p.127 の 「MSDP の圧縮について」 を参照してください。

p.128 の 「MSDP の暗号化について」 を参照してください。

ポリシーベースの圧縮また は暗号化

第 5 章 重複排除の構成 56 MSDP 重複排除マルチスレッドエージェントについて

重複排除マルチスレッドエージェントの動作の構成

mtstrm.conf 構成ファイルは、NetBackup 重複排除マルチスレッドエージェントの動作 を制御します。

p.55 の 「MSDP 重複排除マルチスレッドエージェントについて」 を参照してください。

ホストの mtstrm.conf ファイルを変更すると、そのホストのみの設定が変更されます。

データを重複排除するすべてのホストで同じ設定にするには、すべてのホストの mtstrm.conf ファイルを変更する必要があります。

マルチスレッドエージェントの動作を構成する方法

1 テキストエディタを使用して mtstrm.conf ファイルを開きます。

mtstrm.conf ファイルは、次のディレクトリに存在します。

UNIX の場合: /usr/openv/lib/ost-plugins/

Windows の場合: install_path¥Veritas¥NetBackup¥bin¥ost-plugins

2 動作を変更するには、新しい値を指定します。

p.57 の 「MSDP mtstrm.conf ファイルパラメータ」 を参照してください。

3 ファイルを保存して閉じます。

4 次のようにホストのマルチスレッドエージェントを再起動します。

UNIX の場合:

/usr/openv/pdde/pdag/bin/mtstrmd –terminate /usr/openv/pdde/pdag/bin/mtstrmd

Windows の場合、Windows サービスマネージャを使用します。サービス名は

NetBackup 重複排除マルチスレッドエージェントです。

MSDP mtstrm.conf ファイルパラメータ

mtstrm.conf 構成ファイルは、重複排除マルチスレッドエージェントの動作を制御しま す。デフォルト値は、リソース使用量を用いてパフォーマンスを分散します。

これらのパラメータの構成方法を説明する手順があります。

pd.conf ファイルは、次のディレクトリに存在します。

(UNIX)/usr/openv/lib/ost-plugins/

(Windows)install_path¥Veritas¥NetBackup¥bin¥ost-plugins p.57 の 「重複排除マルチスレッドエージェントの動作の構成」 を参照してください。

第 5 章 重複排除の構成 57 重複排除マルチスレッドエージェントの動作の構成

mtstrm.conf ファイルは 3 つのセクションで構成されています。パラメータはセクション 内にとどまる必要があります。パラメータの説明は、以降のセクションを参照してください。

「ログパラメータ」

「プロセスパラメータ」

「スレッドパラメータ」

mtstrm.conf ファイルは、次のディレクトリに存在します。

UNIX の場合: /usr/openv/lib/ost-plugins/

Windows の場合: install_path¥Veritas¥NetBackup¥bin¥ost-plugins

ログパラメータ

次の表は mtstrm.conf の設定ファイルのログパラメータを記述したものです。

表 5-5 ログパラメータ (mtstrm.conf ファイル) 説明

ログパラメータ

mtstrmd.log ファイルがその中に作成されるディレクトリ。

デフォルト値:

Windows の場合: LogPath=install_pathVeritas¥pdde¥¥..¥netbackup¥logs¥pdde

UNIX の場合: LogPath=/var/log/puredisk LogPath

何をログ記録するかを指定します。

デフォルト値: Logging=short,thread。

指定可能な値:

minimal: Critical, Error, Authentication, Bug short : all of the above plus Warning

long : all of the above plus Info verbose: all of the above plus Notice

full : all of the above plus Trace messages (everything) none : disable logging

他のログ情報の有効と無効を切り替えるには、ログ値に次のいずれかをスペースを使わずに追加しま す。

,thread : enable thread ID logging.

,date : enable date logging.

,timing : enable high-resolution timestamps ,silent : disable logging to console Logging

第 5 章 重複排除の構成 58 重複排除マルチスレッドエージェントの動作の構成

説明 ログパラメータ

NetBackup がログファイルを何日間保持してから削除するかを指定します。

デフォルト値: Retention=7。

有効値: 0~9。ログを永久に保持するときは 0 を使用します。

Retention

NetBackup が新しいログファイルを作成するまでの最大ログサイズ(MB)。ロールオーバーされる既 存のログファイルは、mtstrmd.log.<date/time stamp> と名前を変更されます。

デフォルト値: LogMaxSize=500。

有効値: 1~オペレーティングシステムの最大ファイルサイズ(MB)。

LogMaxSize

プロセスパラメータ

次の表は mtstrm.conf の設定ファイルのプロセスパラメータを記述したものです。

第 5 章 重複排除の構成 59 重複排除マルチスレッドエージェントの動作の構成