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MQC クライアント機能の環境変数のオペランド

ドキュメント内 TP1/Message Queue - Access 使用の手引 (ページ 50-58)

2   MQC クライアント機能

2.2  MQC クライアント機能の環境設定

2.2.2  MQC クライアント機能の環境変数のオペランド

MQCクライアント機能を使用するための環境を定義します。

(1) 環境変数のオペランド(共通)

ここでは,UNIXでボーンシェルを使用する場合,またはWindowsで使用する場合の形 式で表記しています。

●DCMQCSRVHOSTNAME = 窓口となるMQCリスナサーバのホスト名  〜<1〜255バイトの文字列>

窓口となるMQCリスナサーバのホスト名を指定します。

このホスト名は,ドメインネームサーバ(DNS)またはホスト名ファイルに登録され ている必要があります。この環境変数には途中に空白文字を含んだ文字列を指定しな いでください。途中に空白文字を含んだ文字列を指定した場合,システムログに KFCA30951-Eメッセージが出力され,MQCリスナサーバへの接続に失敗します。

DCMQCSRVHOSTIPで窓口となるMQCリスナサーバのIPアドレスを指定した場 合は,この指定は省略できます。DCMQCSRVHOSTNAMEとDCMQCSRVHOSTIP の両方を指定した場合は,DCMQCSRVHOSTIPの指定が優先されます。

●DCMQCSRVHOSTIP = 窓口となるMQCリスナサーバのIPアドレス  〜(nnn.nnn.nnn.nnn)((0〜255))

窓口となるMQCリスナサーバのIPアドレスを指定します。

指定形式は,nnn.nnn.nnn.nnnです。nnnの値をピリオド(.)で区切って指定しま す。nnnの値は,10進数で0から255まで指定できます。また,先頭に0を指定し た場合は,8進数値として扱われます。例えば,10を010と指定するとシステムは8 が指定されたと認識するので注意してください。

DCMQCSRVHOSTNAMEで窓口となるMQCリスナサーバのホスト名を指定した場 合,この指定は省略できます。DCMQCSRVHOSTNAMEとDCMQCSRVHOSTIP の両方を指定した場合は,DCMQCSRVHOSTIPの指定が優先されます。

●DCMQCSRVSERVNAME = 窓口となるMQCリスナサーバのサービス名  〜<1〜32バイトの文字列>

窓口となるMQCリスナサーバのサービス名を指定します。

このサービス名は,サービス名ファイルに登録されている必要があります。この環境 変数には途中に空白文字を含んだ文字列を指定しないでください。途中に空白文字を 含んだ文字列を指定した場合,システムログにKFCA30951-Eメッセージが出力さ れ,MQCリスナサーバへの接続に失敗します。DCMQCSRVPORTで窓口となる MQCリスナサーバのポート番号を指定した場合は,この指定は省略できます。

DCMQCSRVPORTとDCMQCSRVSERVNAMEの両方を指定した場合は,

DCMQCSRVPORTの指定が優先されます。

サービス名は,サービス名ファイルに次の形式で指定します。

サービス名       ポート番号/TCP

●DCMQCSRVPORT = 窓口となるMQCリスナサーバのポート番号  〜<符号なし整数>((5001〜65535))

窓口となるMQCリスナサーバのポート番号を指定します。

DCMQCSRVSERVNAMEで窓口となるMQCリスナサーバのサービス名を指定した 場合は,この指定は省略できます。DCMQCSRVPORTとDCMQCSRVSERVNAME の両方を指定した場合は,DCMQCSRVPORTの指定が優先されます。

●DCMQCCLTHOSTIP = 自システムのIPアドレス  〜(nnn.nnn.nnn.nnn)((0〜255))

自システムのIPアドレスを指定します。

指定形式は,nnn.nnn.nnn.nnnです。nnnの値を".(ピリオド)"で区切って指定し ます。nnnの値は,10進数で0から255まで指定できます。また,先頭に0を指定 した場合は,8進数値として扱われます。例えば,10を010と指定するとシステムは 8が指定されたと認識するので注意してください。

この指定は省略できます。省略した場合は,自システムから自動的に検出されたIPア ドレスでMQCリスナサーバおよびMQCゲートウェイサーバに接続します。

●DCMQCCLTPORT = 自システムのポート番号  〜<符号なし整数>((5001〜65535)) 自システムのポート番号を指定します。

OSが自動割り当てするポート番号の範囲外で,かつほかのプログラムが使用しない 番号を指定してください。OSが自動割り当てするポート番号は,OSの種別やOSの バージョンなどによって異なります。詳細は,OSのマニュアルを参照してください。

●DCMQCTIMEREQ = MQCリスナサーバまたはMQCゲートウェイサーバからの結果 応答受信監視タイマ値

 〜<符号なし整数>((10〜65535))《180》(単位:秒)

MQCクライアント機能からMQCリスナサーバ,またはMQCゲートウェイサーバへ 要求を送ってから応答が返るまでの待ち時間を指定します。

MQGMO_WAITオプションを指定したMQGET命令の場合には,次に示すどちらか 小さい方の値が指定時間に加算されます。

DCMQCTIMEGETで指定した時間

•(MQGET命令のオプションであるWaitIntervalフィールドの値)

−(MQGET命令発行からの経過時間)

指定時間を過ぎても応答が返らない場合は,API実行またはXAインタフェースがエ ラーリターンします。

●DCMQCTIMEGET = MQCゲートウェイサーバでのMQGET命令の待ち合わせ最大時 間

 〜<符号なし整数>((1〜60))《1》(単位:秒)

メッセージを取り出す場合に,MQCゲートウェイサーバで発行するMQGET命令の 待ち合わせ最大時間を指定します。

MQGET命令のオプションであるWaitIntervalフィールドの値が,

DCMQCTIMEGETで指定した値より小さい場合,MQCゲートウェイサーバは WaitIntervalフィールドの値でMQGET命令を発行します。

MQGET命令のオプションであるWaitIntervalフィールドの値が,

DCMQCTIMEGETで指定した値より大きい場合,MQCゲートウェイサーバは DCMQCTIMEGETで指定した値でMQGET命令を発行します。

時間内にメッセージが取り出せない場合,MQCゲートウェイサーバは次に示すどち らか小さい方の値で再度,MQGET命令を発行します。

DCMQCTIMEGETで指定した時間

•(MQGET命令のオプションであるWaitIntervalフィールドの値)−(MQGET命

令発行からの経過時間)

このオペランドは,MQGET命令でMQGMO_WAITオプションを指定した場合だけ 有効です。

●DCMQCTIMESEG = MQCリスナサーバまたはMQCゲートウェイサーバからの継続 セグメント受信監視タイマ値

 〜<符号なし整数>((10〜65535))《30》(単位:秒)

MQCリスナサーバからの応答がセグメント分割される場合に,継続セグメントを受 信する時間を指定します。

●DCMQCTIMECON = MQCリスナサーバまたはMQCゲートウェイサーバへの最大接 続試行時間

 〜<符号なし整数>((10〜180))《10》(単位:秒)

MQCクライアントがMQCリスナサーバまたはMQCゲートウェイサーバとの間に TCP/IPコネクションを確立する際に,接続を試行する最大時間を指定します。

MQCクライアントは,TCP/IPコネクションの確立を試行したあと,次に試行するま での間隔を,1ミリ秒から始めて順に2倍ずつ増やし,最大1秒間隔となるまで延ば します。つまり,1ミリ秒,2ミリ秒,4ミリ秒,8ミリ秒,…,512ミリ秒,1秒と 間隔を延ばし,以降は1秒間隔で試行を続けます。

DCMQCTIMECONに指定する時間は,このTCP/IPコネクションの再試行間隔の合 計時間を意味します。TCP/IPコネクションの確立を試行し始めてから,この時間分 の再試行を繰り返してもコネクションを確立できなかったときAPIはエラーリターン します。

この指定を省略すると,最小値10が設定されます。10未満の値を指定した場合は,

設定値は最小値10に変更され,180より大きな値を指定した場合は,設定値は最大値 180に変更されます。

●DCMQCSEGSIZE = 転送時のセグメントサイズ

 〜<符号なし整数>((1024〜131071))《16384》(単位:バイト)

要求または応答をセグメント分割で送受信する場合の転送セグメントサイズを指定し ます。TCP/IPウィンドサイズは,転送時のセグメントサイズの2倍のサイズで指定 されます。

TCP/IPウィンドウサイズは,このオペランドで指定する転送セグメントサイズを2 倍した値で取得されます。また,TCP/IPのsetsockopt関数で取得されるウィンドウ サイズをサポートしていないシステムでは,APIの実行時にエラーリターンする場合 があります。この場合は,システムで指定できるウィンドウサイズの範囲を調査の上,

このオペランドで指定する転送セグメントサイズを変更してください。

●DCMQCAPITRCOUT = APIトレースディスク出力要否  〜{ON | OFF}《OFF》

APIトレース情報の取得を指定します。

ON:APIトレース情報が取得されます。

OFF:APIトレース情報は取得されません。

この指定は省略できます。省略した場合はAPIトレース情報は取得されません。

APIトレース情報を取得するとカレントディレクトリにAPIトレースファイルが作成 されます。ファイル名は次のようになります。

mpc.api.ppp.n ppp:プロセスID

n:0 〜(指定ファイル数-1)

●DCMQCAPITRCFILNUM = APIトレースファイル数  〜<符号なし整数>((5〜65536))《5》

APIトレース情報を取得する場合のAPIトレースファイルの数を指定します。この指 定は,DCMQCAPITRCOUTの指定がONの場合にだけ有効です。

この指定は省略できます。省略した場合は5が設定されます。

●DCMQCAPITRCSIZE = APIトレース容量(エントリ数)

 〜<符号なし整数>((1024〜65536))《1024》

APIトレース情報を取得する場合のAPIトレースファイルの最大エントリ数を指定し ます。1エントリは232バイトです。このエントリ数を超えるAPIトレース情報の書 き込みが発生すると,APIトレース情報は折り返します。この指定は,

DCMQCAPITRCOUTの指定がONの場合にだけ有効です。

この指定は省略できます。省略した場合は1024が設定されます。

●DCMQCAPITRCWRITE = APIトレース出力単位(エントリ数)

 〜<符号なし整数>((0〜1024))  UNIXの場合《0》Windowsの場合《1》

APIトレース情報を取得する場合のAPIトレースの出力単位を指定します。このエン トリ数のAPIトレース情報の取得,最大エントリ数分のAPIトレース情報の取得,

またはMQDISC命令の発行を契機に,APIトレース情報の書き込みが発生します。

この指定は,DCMQCAPITRCOUTの指定がONの場合にだけ有効です。

APIトレースは,MQCONN命令からMQDISC命令までが取得されます。また,同 一プロセス内で複数回MQCONN命令を発行し,それぞれのコネクションハンドルに 対して,MQDISC命令を発行した場合,コネクションハンドルに関係なく,最初に発

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