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接続先情報定義ファイルの設定項目

ドキュメント内 TP1/Message Queue - Access 使用の手引 (ページ 60-65)

2   MQC クライアント機能

2.2  MQC クライアント機能の環境設定

2.2.5  接続先情報定義ファイルの設定項目

接続先情報定義ファイルには,MQCクライアント機能を使用するための環境を定義しま す。

(1) 環境変数のオペランド(接続先情報定義ファイル)

接続先情報定義ファイル独自のオペランドを次に示します。そのほかのオペランドにつ いては,「2.2.2 MQCクライアント機能の環境変数のオペランド」を参照してくださ い。有効になる環境変数の設定場所については,「表2-6 接続先情報定義ファイルの読 み込みの有無による環境変数の設定場所の有効性」を参照してください。

●DCMQCMGRNAME = 接続先のMQサーバのキューマネジャ名  〜<1〜48バイトのMQ文字列>

接続先のMQサーバのキューマネジャ名を指定します。

このキューマネジャ名は,接続先のMQAサービス定義のmqaquemgr -nオプション で指定されているキューマネジャ名を指定してください。同一キューマネジャ名を指 定し,IPアドレスやポート番号が異なる場合は,定義ファイルで最初に設定した キューマネジャの値が有効になります。

(2) 接続先情報定義ファイルの記述形式

MGR

DCMQCMGRNAME=キューマネジャ名※1

DCMQCSRVHOSTIP=窓口となるMQCリスナサーバのIPアドレス※2 DCMQCSRVHOSTNAME=窓口となるMQCリスナサーバのホスト名※2 DCMQCSRVPORT=窓口となるMQCリスナサーバのポート番号※3 DCMQCSRVSERVNAME=窓口となるMQCリスナサーバのサービス名※3 DCMQCCLTHOSTIP=自システムのIPアドレス

DCMQCCLTPORT=自システムのポート番号

DCMQCTIMEREQ=MQCリスナサーバまたはMQCゲートウェイサーバからの結果応答 受信監視タイマ値

DCMQCTIMEGET=MQCゲートウェイサーバでのMQGET命令の待ち合わせ最大時間 DCMQCTIMESEG=MQCリスナサーバまたはMQCゲートウェイサーバからの継続 セグメント受信監視タイマ値

DCMQCTIMECON=MQCリスナサーバまたはMQCゲートウェイサーバへの最大接続試行 時間

DCMQCSEGSIZE=転送時のセグメントサイズ MGREND

注※1

必須環境変数です。定義値に空白を指定しないでください。

注※2

必須環境変数です。どちらか一つを指定してください。両方指定した場合は DCMQCSRVHOSTIPが有効になります。

注※3

必須環境変数です。どちらか一つを指定してください。両方指定した場合は DCMQCSRVPORTが有効になります。

(3) 接続先情報定義ファイルの作成規則

1.「MGR」から「MGREND」まで(以降,キューマネジャ構成定義と呼びます)が一 つの接続先の情報となるため,この間に各環境変数を設定してください。それ以外の 場所に環境変数を設定した場合,その行は無効になります。また,「MGR」を設定し たあと,「MGREND」を設定しないで,再び「MGR」を設定した場合は,その

「MGR」行は無効になります。

2. 接続先情報定義ファイルに設定しているキューマネジャ構成定義は,最大16個まで 読み込まれます。

3. 1行に301バイト以上の文字列を指定したとき,301バイト以降は無効になります

(改行は文字としてカウントされません)。

4. コメントを入れる場合は,コメントの先頭に「#」を指定してください。

5. 接続先情報定義ファイルに指定する文字は,半角で記述してください。全角で記述し た場合,次のどれかになります。

無効な行になります。

変数名が指定されていないと判断されます。

定義値に不正な値が設定されていると判断されます。

ただし,ホスト名,サービス名の定義値,または「#」以降のコメント文字は,全角 で記述できます。

6. キューマネジャ構成定義内で,同じ環境変数を指定した場合,あとから指定した値が 有効となります。

7. 複数のキューマネジャ構成定義が設定されているとき,環境変数

DCMQCMGRNAMEに同一キューマネジャ名を指定し,ほかの環境変数

(DCMQCSRVHOSTIPなど)が異なる場合は,最初に設定されているキューマネ ジャ構成定義だけが有効になります。

8. 環境変数は1行に一つだけ指定できます。複数指定した場合,二つ目以降の環境変数 は無効となります。

9. 接続先情報定義ファイルのオペランドにない環境変数を指定した場合は,その行は無 効になります。

10.「=」より前を環境変数,「=」より後ろを定義値として扱います。「=」を同じ行に二つ 以上指定しても二つ目以降の「=」は無効となります。

11.環境変数の後ろに,空白文字,またはタブを指定した場合は,そこから「=」または 改行の前までが無効となります。また,定義値の後ろに空白文字,タブ,「=」,また は「#」を指定した場合,該当する行の,空白文字,タブ,「=」,または「#」以降が

無効になります。

12.「MGR」,および「MGREND」の前に設定できるのは,空白文字とタブだけです。後 ろに設定できるのは空白文字とタブ,またはコメントです。それ以外の文字を指定し た場合,その行は無効になります。

13.キューマネジャ構成定義内で必須環境変数を省略した場合,または,環境変数の定義 値に何も指定していない場合は,該当するキューマネジャ構成定義は無効になりま す。

14.接続先情報定義ファイルに設定できる最大行数は720です。それ以上は設定しても無 効になります。

15.接続先情報定義ファイルで,次のような設定をした場合,フォーマット不正として,

MQCONNでMQRC_UNEXPECTED_ERROR(2195)のエラーとなります。

キューマネジャ構成定義を一つも定義していない場合

接続先情報定義ファイルに設定している,すべてのキューマネジャ構成定義が無効 な場合

(4) 接続先情報定義ファイルの記述例

接続先情報定義ファイルの設定と解析結果を次の図に示します。

図2-1 接続先情報定義ファイルの設定と解析結果

注※1

デフォルト値であることを示します。

注※2

環境変数はすべて正しく設定されているため,すべて有効な定義値として読み込ま れます。ただし,環境変数DCMQCSRVHOSTNAMEおよび

DCMQCSRVSERVNAMEは,それぞれDCMQCSRVHOSTIPおよび

DCMQCSRVPORTが設定されて有効になっているため,無効な値となります。

注※3

20行目で環境変数DCMQCMGRNAMEを設定していますが,25行目でも DCMQCMGRNAMEを設定しているため,作成規則6.によって25行目の DCMQCMGRNAMEで設定した値が有効になります。

22行目は作成規則12.によって無効な行となります。そのため,作成規則1.によっ て24行目も無効な行となり,19行目から31行目までが一つのキューマネジャ構成 定義となります。

29行目は作成規則8.によって,先に設定されている環境変数 DCMQCTIMEGET=60が有効になり,あとに設定した環境変数 DCMQCTIMECON=120は無効となります。

30行目は作成規則11.によって,環境変数DCMQCSEGSIZEの後ろに空白文字が 指定されているため,環境変数DCMQCTIMEREQが無効になります。同様に定義 値の「2048」の後ろに空白文字が指定されているため,「20」は無効となります。

注※4

33行目から37行目のキューマネジャ構成定義は,34〜36行目の必須環境変数は 正しく設定されており,ほかの環境変数にデフォルトの値が設定されています。し かし,19行目からのキューマネジャ構成定義と同じキューマネジャ名を設定してい るため,作成規則7.によって,このキューマネジャ構成定義は無効となります。

注※5

43行目の「DCMQCMGRNAME=TESTMGR」で「=」は全角であるため,作成 規則5.および10.によって,この1行が環境変数として解析されます。そのため,

必須環境変数である,「DCMQCMGRNAME」は設定されていないと判断されます。

また,44行目で定義値を設定していないため,作成規則13.によって,このキュー マネジャ構成定義は無効になります。

注※6

39行目は,作成規則1.によって,キューマネジャ構成定義外に設定しているため,

この行は無効となります。

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