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【形態学的特徴】

正常赤血球よりも直径が小さく、中央の薄く染まる部分がないために濃く染まって見える。

典型的なものは、辺縁部よりも中央が濃く染まって見える

【主な出現疾患】

遺伝性球状赤血球症 (HS)

自己免疫性溶血性貧血 (AIHA)など

球状赤血球:spherocyte

赤血球全体の0.6%出現で報告

参考になります

・網状赤血球数

破砕赤血球:schizocyte

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赤血球全体の0.6%出現で報告

【形態学的特徴】

物理的な力によって壊れて 生じた断片状の赤血球。ヘ ルメット型、三角型、著しく 小型のものなどがある。

【主な出現疾患】

細小血管障害性溶血性貧血

・血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)

・溶血性尿毒症症候群(HUS)

・播種性血管内凝固症候群(DIC)

・心臓の弁膜異常 など

④赤血球封入体

Jolly小体:Jolly body

パッペンハイマー小体:pappenheimer body

【形態学的特徴】

直径1~2 μmの小体で、脱核の際に核

(染色体)の一部が残存したものとされる。

【主な出現疾患】

骨髄異形成症候群(MDS)

巨赤芽球性貧血 サラセミア

摘脾後 など

【形態学的特徴】

非ヘム鉄(フェリチン、ヘモジデリン)顆粒が普通染 色で染まったもので、濃青色の小顆粒が1~数個も られる。

【主な出現疾患】

鉄芽球性貧血

骨髄異形成症候群(MDS)

摘脾後 など on 血小板

Fe染色

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カボット環:cabot ring

塩基性斑点:basophilic stippling

【形態学的特徴】

赤紫色の細い線が染まるもので、紡錘糸の一 部が残存したものと言われている。

【主な出現疾患】

巨赤芽球性貧血

骨髄異形成症候群(MDS)

各種重症貧血 摘脾後 など

【形態学的特徴】

好塩基性(青灰色)に染色される微細な斑点

【主な出現疾患】

鉛中毒

巨赤芽球性貧血 サラセミア

不安定ヘモグロビン症

骨髄異形成症候群(MDS) など

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マラリア

マラリアの多発地域(分布図)

ギムザ染色によりマラリア原虫は赤血 球内に認められるので、それを顕微鏡 下で確認する。その際、バッファーの pHはアルカリに(7.2)

・スライド作成時には虫体を発見しやす いよう厚く作る(厚層塗抹標本)

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⑤その他の所見

有核赤血球(赤芽球)

赤芽球出現に伴う白血球数の補正

末梢血に有核赤血球(赤芽球)が出現するとこの細胞は、機器的に白血 球として数えこまれる。従って、白血球の偽高値の原因になるため、真の 白血球数を算出するために補正を行う必要がある。

【補正に必要な情報】

①機械法での白血球数(赤芽球を含んだ白血球数)

②白血球分画100~200カウント中に認めた赤芽球数

【補正方法】

例えば・・・

白血球数:8,000/μl

赤芽球数:白血球100分類中20個出現 100

8,000 × = 6666.666 真の白血球数:6700/μlとなる 120

(100+20)

*あくまで概数なので100位未満四捨五入 57

連銭形成

寒冷凝集

【主な疾患】

多発性骨髄腫、マクログロブリン血症

感染症、膠原病、免疫疾患、妊婦さんなど

【主な疾患】

寒冷凝集素の高い症例 マイコプラズマ肺炎 悪性リンパ腫など

・冷式抗体という自己抗体が関与して溶血性貧 血を起こすため、寒冷暴露を避ける

・室温状態では赤血球が低く測定される 37度で 温めてから測定

37℃加温後

MCHC チェック

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血小板形態異常の判定基準と報告方法

異常の種類 基準となるもの(程度) 記載報告

大型血小板 赤血球の1/2~同等大

(約4~8 μm未満)

5%以上の出現で記載

+ 巨大血小板 赤血球より大になる場合

(8 μm以上)

塗抹標本観察中に認めれば記載

+ 微小血小板 2 μm以下

老化血小板比率の増加が起因

+ 顆粒異常 消失、色調変化、分布異常

5%以上の血小板に認められれば記載 + 血小板凝集 5個以上の血小板が凝集している場合に記載

採血不備とEDTA偽性凝集の区別が必要 +

正常血小板

大きさ:直径2~4μm

中心部に多数の赤紫色顆粒(アズール顆粒)

を有する(顆粒質:granulomere)

周囲には明るい均一な構造からなる (硝子質:hyalomere)

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ⅲ血小板形態観察

大型血小板

微小血小板

【形態学的特徴】

赤血球の1/2~同等大(約4~8 μm未満)

【主な出現疾患】

骨髄異形成症候群(MDS)

Bernard-Soulier症候群 メイヘグリン

骨髄線維症 原発性血小板血症 など

【形態学的特徴】

赤血球より大になる場合(8 μm以上)

平均血小板容積(MPV)の増加

【主な出現疾患】

大型血小板出現疾患に準ずる

【形態学的特徴】

微小な血小板(2 μm以下)

【主な出現疾患】

Wiskott-Aldrich症候群 原発性血小板血症

巨大血小板

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①試験管内で血小板が凝集する減少

②自動血球計数器では実際よりも血小板数が低く測定される.

③時間に依存して血小板凝集が進行する.

採血後 約 10

採血後 約1時間

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血小板凝集

EDTA依存性血小板減少症とは

EDTA塩による血小板の偽凝集

検体凝固による血小板凝集

フィブリンの析出がみられる

EDTA偽凝集との鑑別点 62

クエン酸加血

血小板数 PLT 22.1

①カナマイシン・コリマイシン等の抗生物質

②プレーン管

③過剰のEDTA塩

④硫酸マグネシウム

⑤クエン酸・ACD液

⑥GPⅡb/ⅢaやGPⅠbに対する抗体の添加

⑦ヘパリンリチウム

⑧血糖管(フッ化ナトリウム)

⑨ボルテックス攪拌

対処法の例

血小板数 PLT 3.0

その他血小板数に影響を及ぼすもの

粒子の大きさにより・・・

血小板、赤血球、白血球にカウントされる

各血球の偽高値の原因になる

血小板のサイズが大きく、赤血球にカウントされる可能性あり

血小板偽低値、赤血球偽高値の原因になる

白血球周囲に血小板が付着してみえる

血小板偽低値の原因になる

衛星現象

クリオグロブリン 巨大血小板 (8μm以上)

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