◆ タスク2:「VNXe iSCSI 仮想ディスクを使用するためのLinuxホストのセットアップ」
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タスク 1:Linux iSCSI イニシエータ ソフトウェアの構成
Linuxオペレーティング システムには、iSCSIイニシエータ ソフトウェア(iSCSI ドラ
イバopen-iscsi)が含まれており、Linuxカーネルに付属しています。このopen-iscsiド
ライバは、VNXeiSCSIストレージに接続する各イニシエータのネットワーク パラメー タを使用して構成する必要があります。
通 知
Linux iSCSIドライバは、ホスト内のすべてのNIC(ネットワーク インタフェース カー
ド)に同じ名前を付けます。この名前は、個々のNICではなくホストを示すものです。
これは、同じホストから複数のNICが同じサブネット上のVNXeiSCSIサーバに接続さ れている場合、1つのNICだけが実際に使用されることを意味します。その他のNICは スタンバイ モードです。ホストは最初のNICが故障した場合のみ、他のNICの1つを 使用します。
iSCSIストレージ システムに接続されている各ホストのイニシエータ(NIC)は、固有
のiSCSIイニシエータ名を持つ必要があります。ホストNICのiSCSIイニシエータ名を
確認するには、open-iscsiドライバに対して/etc/iscsi/initiatorname.iscsiを使用しま
す。 VNXeiSCSIサーバに接続されている複数のホストで同じiSCSIイニシエータ名が使
用されている場合は、イニシエータ名を固有の名前にする方法についてLinuxプロバ イダにお問い合わせください。
Linux open-iscsiドライバを構成するには、次の手順に従います。
重要
EMCオンライン サポートのWebサイト(http://www.emc.com/vnxesupport)にある
「EMC Host Connectivity Guide for Linux」には、open-iscsiドライバの構成に関する最新 情報が記載されています。
1. Unisphereの[iSCSIサーバ設定]ページ([設定]>[iSCSIサーバ設定])で、ホ
スト イニシエータが接続するVNXe iSCSIサーバ(ターゲット)のIPアドレスを確 認します。
2. CHAP認証が有効になっているVNXeiSCSIサーバに接続しているLinuxイニシエー タについては、LinuxホストのiSCSIサービスを停止します。
3. viなどのテキスト エディタを使用して、/etc/iscsi/iscsi.confファイルを開きます。
4. 62ページの表3に一覧表示されているように、iSCSIドライバ構成ファイルで推奨 される変数設定の前のコメントを解除(#記号を削除)します。
5. 再起動時および電源投入時にiSCSIサービスを自動的に開始するには、iSCSIサー ビスの実行レベルを345に設定します。
6. Red Hat 5以降についてはiscsiadmコマンドを、SuSE 10以降についてはYaSTを使 用して、接続するホストを検出しログインします。
検出を実行する必要があるのは1つのIPアドレスだけです。VNXeシステムでは、
他方のiSCSIターゲット(2番目のiSCSIサーバに構成されている場合)も返され
るからです。
7. open-iscsiドライバのイニシエータで、オプションのCHAP認証を構成します。
Red Hat 5以降の場合:
iscsiadmコマンドを使用して次の処理を実行します。
オプションのイニシエータCHAPの場合:
a. CHAPを認証方法として有効化します。
b. イニシエータのユーザー名をイニシエータのIQNに設定します。これは
iscsiadm -m nodeコマンドで確認できます。
c. イニシエータのシークレット(パスワード)を、VNXeシステムのホスト イニ シエータに入力したものと同じシークレットに設定します。
オプションの双方向CHAPの場合:
a. ユーザー名(username_in)をイニシエータのIQNに設定します。これはiscsiadm
-m nodeコマンドで確認できます。
b. ターゲットのシークレット(password_in)を、VNXe iSCSI サーバに入力したも のと同じシークレットに設定します。
表3 Open-iscsiドライバの推奨設定
変数名 デフォルト設定 推奨設定
node.startup manual auto
node.session.iscsi.InitialR2T いいえ はい
node.session.iscsi.ImmediateData はい いいえ
node.session.timeo.replacment_timeout 120 1201
node.conn[0].timeo.timeo.noop_out_interval 10 輻輳したネットワークではより
低い値を設定2
node.conn[0].timeo.timeo.noop_out_timeout 15 輻輳したネットワークではより
低い値を設定2
1. 輻輳したネットワークでは、この値を600に増やすことができる場合があります。ただし、この時間は、
node.conn[0].timeo.timeo.noop_out_intervalの時間とnode.conn[0].timeo.timeo.noop_out_timeの時間を合算した 時間よりも大きくする必要があります。
2. この値は、node.session.timeeo.replacement_timeoutの値を超えることはできません。
SuSE 10以降の場合:
YaSTを使用して、open-iscsiドライバのイニシエータに以下の処理を実行します。
オプションのイニシエータCHAPの場合:
a. 着信認証を有効にします。
b. イニシエータのCHAPユーザー名をイニシエータのIQNに設定します。これは
iscsiadm -m nodeコマンドで確認できます。
c. イニシエータのCHAP パスワード(シークレット)を、VNXeシステムのホス ト イニシエータに入力したものと同じシークレットに設定します。
双方向CHAPの場合:
a. 送信認証(双方向CHAP)を有効にします。
b. 双方向CHAPのユーザー名をイニシエータのIQNに設定します。これはiscsiadm
-m nodeコマンドで確認できます。
c. ターゲットのイニシエータのパスワード(シークレット)を、VNXe iSCSIサー バに入力したものと同じシークレットに設定します。
8. 使用するドライバ パラメータ モデルを見つけ、構成ファイルの例に示されている ように構成します。
9. iSCSIサービスを再開します。
タスク 2:VNXe iSCSI 仮想ディスクを使用するための Linux ホストのセットアップ
Linuxオペレーティング システムのドキュメントの説明に従って、次のタスクを実行
します。
1. 仮想ディスクのLUN番号を確認します:
a. Unisphereで、[ストレージ]>[汎用iSCSIストレージ]を選択します。
b. 仮想ディスクが実装されている汎用ストレージを選択して、[詳細]をクリッ クし、[仮想ディスク]タブをクリックします。
2. ホスト上で仮想ディスクのパーティションを作成します。
ホストで仮想ディスクが認識されていない場合は、ホストとiSCSIターゲット
(VNXe iSCSIサーバ)間のiSCSIセッションで問題が発生することがあります。こ の問題をトラブルシューティングするには、66ページの「iSCSIセッションのトラ ブルシューティング」を参照してください。
3. パーティションにファイル システムを作成します。
4. ファイル システムのマウント ディレクトリを作成します。
5. ファイル システムをマウントします。
これで、Linuxホストと仮想ディスクのファイル システム間でリードやライトを実行 できます。
Solaris ホスト:汎用 iSCSI ストレージ向けのセットアップ
VNXe汎用iSCSIストレージを使用するようにSolarisホストをセットアップする場合
は、次のタスクを実行します。